たんぽぽ通信vol.75

01 35回記念わたぼうし音楽祭への道Vol.6

入選者決定!&The Ambassadors of Light(光の大使)がやってきます!

今年の入選作品が以下のように決定しました!音楽祭当日、入選作品には各賞が贈られ、「わたぼうし大賞」および「文部科学大臣奨励賞」に選ばれた作品は、2011年にタイ・バンコクで開催予定の「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」の日本代表曲の選考にノミネートされます。

そしてこの夏、フィリピンから「アンバサダーズ・オブ・ライト(The Ambassadors of Light)」(以降AOLと略します。)がやってきます。AOLは、視覚障害のある若者たちのコーラスグループです。8月1日(日)に開催する「35回記念わたぼうし音楽祭」のゲストとして奈良県文化会館国際ホールの舞台に立つだけでなく、平城遷都1300年祭・まほろばステージなど各地で公演を行い、音楽をとおして日本とフィリピンのの友好を深めます。

開発途上にあるフィリピンにおいて、貧困によるしわよせを受けるのは、社会的に弱い立場にある人たちで、とりわけ障害のある人たちです。彼らは、貧困と障害、さらには人権、教育、環境といった、多くの問題をかかえながら生活しています。

これに対応しようと、2000年9月、AOLは設立されました。AOLは、視覚障害のある若者たちが、音楽をとおして可能性を開花・発展させることを目的とするフィリピン初の組織です。視覚障害のある若者たちにプロによる音楽トレーニングを提供し、彼らの未知なる可能性を開花させています。

今回の日本各地での公演をきっかけに、たんぽぽの家として継続した支援をしていこうと現在計画中です。フィリピンの視覚障害のある若者たちに夢と希望を与えるとともに、彼らの澄んだ歌声が世界中の人々の心を癒し、元気や勇気を届けてくれることを願います。(AOL支援の詳細は、決まり次第あらためてインフォメーションさせていただきます。)(酒井)

AOLの公演 AOLの公演2枚目

Infomation!

02 今年は「POP」がテーマです!?可児市エイブル・アート展? 

2010年7月23日(金)?31日(土)10:00?19:00(最終日は16:30まで)【27日(火)休館】

主催:可児市 実施:財団法人たんぽぽの家 企画:財団法人たんぽぽの家、エイブル・アート・ジャパン

協力:エイブルアート・カンパニー

可児市での展示の様子 昨年から始まった岐阜県の可児市文化創造センター(ala)でのエイブル・アート展。今年はエイブル・アート・カンパニーの作品を中心にカラフルで親しみのある作品を紹介します。会期中の25日(日)には多文化共生のフェスティバル、ala祭が開催されます。alaが1年で一番盛り上がる季節に、可児市に行ってみませんか?(岡部)

出展者:山野将志、柳田烈伸、大峯直幸、春日一志、奥野恵市、新見直子、高野裕子、尾崎文彦

詳しい情報はこちら!

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03 「ふるさと介護」テーマに情報交換 『奈良のケア2010』完成フォーラム「ふるさとの親、あなたは大丈夫?」開催

2010年6月19日(土)/生駒市コミュニティセンター

核家族化がすすむなか、とりわけベッドタウンである奈良に暮らす多くの人にとって「ふるさと介護」は他人事ではありません。フォーラム会場には介護体験者や支援者など80人を超える参加者が集まりました。この日の講演は「遠距離介護コミュニティ・パオッコ」を主宰する太田差惠子さん。10年以上も前に「遠距離介護」という言葉を編み出し、実態調査やサロン運営などを行ってこられた太田さんのお話はとても実践的で、終始うなずきながらお話に聞き入る参加者の姿も。その後、ふるさと介護の体験者の山本雅子さん、ケアマネージャーの土江仲美さん、地域包括支援センター長の柳川剛秀さんから実体験や支援の事例をもとにさまざまな問題提起やアイデアが出されました。情報誌『奈良のケア2010』では「ふるさと介護」の特集を組んでいますので、関心のある方はぜひご覧ください。(森口)

04 彩葉サロン 岡村光玉さん講演会開催「あしたに勇気をもって立ち向かう講演」

去る6月5日、たんぽぽの家にて声楽家・岡村光玉さんの講演会が開かれました。今回はたんぽぽの家のボランティアで彩葉サロンの実行委員でもある竹林久子さんに、この講演会について文章をよせていただきました。

「なんで、足の便のわるいたんぽぽの家で講演会をするの?」まずメンバーを最優先、そしてたんぽぽの家の活動を支援してくれている人たちが参加しやすいために――。「生きていることが楽しい 死線を超えて2度復帰」と題し、脳卒中による麻痺や失語症から復帰を果たす壮絶な半生を語っていただきました。

イタリアで学んだオペラの発声法「ベルカント唱法」のリハビリ効果は抜群!失語症を克服、奇跡的な回復を遂げられました。そのベルカント唱法による発声指導を受けて、約85名の参加者は「夕焼け小焼け」「ふるさと」「星影のワルツ」を歌いました。パワフルな岡村さんの困難に勇気をもって立ち向かう体験談は、会場を熱い雰囲気に。「息子が歌うのを初めて見た」という、言葉を発しない緘黙症(かんもくしょう)の子供と一緒に参加した両親の感動……。主催者冥利に尽きます。(竹林久子)

05 日本ボランティア学会 白金の『原っぱ』で、自分らしく過ごす

6月26日、27日、東京の明治学院大学で開催された、日本ボランティア学会の大会に参加してきました。こ今大会のテーマは『原っぱ』。目的や役割があらかじめ決められた場所ではなく、多様な人々が自然に寄り合って、自分たちの居場所としてルールや用途を決めていける自由な場のことです。

大会では、分科会や、セッション、基調講演などたくさんのプログラムがありましたが、私が一番印象に残ったのは、学生が中心に動いているプロジェクト「こころのたねとして白金」です。白金の町は、私たちのイメージにある、通称『シロガネーゼ』とは異なるもので、実は、町工場や商店街など下町人情溢れた町です。学生たちはそんな町の様子を住民から聞き取り、それを詩の朗読や身振りにして、私たちに伝えてくれました。世の中には実際の姿を知ることなく、誤解されていることがたくさんあるのではないでしょうか。

今、横のつながりが少なくなっていますが、学生たちが自分の町のことを知り、それを伝えようとしているのを間近で感じ、心が熱くなりました。

今回の大会では、学生が学びに来る大学という場所に、関係なく様々な人が訪れ、自分らしく過ごすことによって、白金の地に『原っぱ』が生まれたのではないかと思います。(市川)

06 明治学院大学でダンボールシェルターを作りました

シェルター制作の様子2009年度のインクルーシブ・デザインプロジェクトにて好評だったダンボールのシェルター制作を、東京の明治学院大学白金キャンパスで開催しました。関西を拠点に活動するdot architectsの家成俊勝さん、京都造形大学の水野大二郎さんを招き、地域の子どもや学生、通りがかりの学校関係者などを巻き込みながら大きなシェルターをつくりあげました。予想以上の存在感に、参加者や周囲の人たちから驚きの声があがりました。

このプロジェクトは「日本ボランティア学会2010白金はらっぱ大会」プレイベントとして実施し、6月26、27日の大会当日もワークショップの様子が発表されました。(岡部)

07 あなたの色、わたしの色。?出会いのかたち 小松和子展?

2010年6月14日(月)~7月1日(木)/大阪市立大学文学部 文ギャラリー

大阪市立大学文学部棟内にギャラリーが出来ました。このスペースは、学生有志が集まりアートマネージメントを学び、展示企画や運営を行うものです。様々な作品の中に障害のある人の表現も紹介したいということで、今回は小松さんの作品展示がありました。

学生が注目したのは、小松さんの作品が「人と人とのつながりから生まれた作品」でもあるということ。6月24日には、小松さんの制作に関わっていたたんぽぽの家のアートサポーターである徳田奈穂子さんのギャラリートークが行われ、来場者から熱心な質問が飛び交いました。小松さん自身は、「描くことは命と一緒。徳田さんは、何かを感じた(私のイメージする色の世界を引き出してくれた)。」と語っており、小松さんと徳田さんが築いてきた信頼や、作品から溢れ出す愛情を改めて感じる展示になったと思います。(松田)

08 今月の楽食だより 「聞く」から「聴く」へ~コミュニケーションの質を深める~

研修会の様子ソーシャルワークの理論・方法・技術を専門とされ、講演や研修講師、執筆活動などで活動されている植田寿之さんを迎えて、「聴く」ということについての研修会を6月3日に行いました。

具体的な会話の事例を使いながら、日常的な会話の中にコミュニケーションを深めるちょっとしたポイントがあることを学びました。相手の感情を理解するためには、相手の言葉を「聴く」ことがとても重要です。また、コミュニケーションにおいてもっとも大切なことは、相手を大切にしようと思っているか、相手が会話をすることで大切にされていると感じることができるのか、とのお話が印象的でした

食事の時間やお弁当の配達の時間などはもちろん、日々の中でのコミュニケーションに活用していきたいと思います!(諏訪)

09 たんぽぽ人物図鑑アートセンターHANAに 突如 園芸部発足!!

毎週金曜日に、演劇的ワークショップを行なっている森永さんがアトリエにあった鉢物に目をつけ、植えかえた事がきっかけで園芸部が発足しました。部員はアートセンターHANAのスタッフ3名。たんぽぽの家のあちこちにある植物たちに愛を注ぎはじめ、みるみるうちに手織り部屋やカフェが、緑に色づきはじめています。

部長の森永さんに続いて、ショップスタッフ是永さんも参加。部長のアドバイスもうわの空で、多肉植物班を作り、増殖中です。そして、新人若手スタッフの平松くんも「何かをはじめたい」と参加。マイ観葉を自宅で購入。ビッグプランツに育てるぞ!と挑戦中です。

園芸部の3人↓森永部長より貴重なお言葉をいただいています。

「植物はモノを言いません。だからよく見てあげないといけません。一見同じように感じますが、ひとつひとつ驚くほどに性格が違うので、ちょっとしたことで生育が大きく変化します。それゆえに楽しく、感性を養うのにはとてもいい事です。」

…と部長が熱く語るその横で、部員がせっかくした挿し木をひっこ抜いていますが…大丈夫か園芸部?!それでも、乞うご期待!!&部員募集中?!(北野)

基本のスキンケア&メイク講座 参加者募集中!

あなたも、メイクに挑戦してみませんか?

あなたも、メイクに挑戦してみませんか?

身だしなみは社会人にとってとても大切なこと。でも、お化粧の方法はなかなか学ぶ機会がありません。現在就労をしている人、これから就労しようと思っている人を対象に、基本のスキンケアとメイクの講座を開催します。無添加の化粧品を開発・販売しているハーバー研究所の美容スタッフさんとともに、お肌をきれいにする〈スキンケア〉、お化粧〈メイク〉に挑戦してみませんか。きれいになると心が楽しくなって、ますます仕事や外出を楽しむことでできるはず!

日時
2010年7月25日(日)、8月21日(土)、9月18日(土)
それぞれ 14:00~16:00
会場
株式会社ハーバー研究所 ハーバーサロン(有楽町)
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1
新有楽町ビル1F(JR・地下鉄有楽町駅)
>>> ハーバーサロンのページを開く(地図があります)
対象
働いている、または働く準備をしている知的障害・発達障害のある女性
募集人数
各回 10名
参加費
1,050円(うれしいお土産つき)
*参加費は、当日受付にて申し受けます。
講師
ハーバーサロン主宰
ビューティープロデューサー 廣森知恵子さん

講座の流れ

  • 身だしなみってどんなこと?~廣森さんと一緒に考えましょう
  • お肌を健やかにきれいにしましょう~洗顔・潤い・保護
  • メイクに挑戦~ファンデーション、リップ
  • きれいになって記念撮影をしましょう

お申込み方法

参加を希望される方は、電話、FAX、E-mail、郵便にてお申し込み事項(1~6)をお知らせください。ウェブサイトからもお申し込みいただけます。なお、定員になりしだい締め切らせていただきます。

お申し込み事項

  1. 参加希望日
  2. お名前(ふりがな)
  3. ご所属(勤務先など)
  4. ご住所(所属先または自宅)*市町村まででも可
  5. 電話番号(所属先/自宅/携帯のいずれかを明記)
  6. 同伴者(介護者)の有無

*個人情報は、講座の受付事務においてのみ使用いたします。

お申込み・お問い合わせ先

エイブルアート・カンパニー東京事務局
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331♯208
エイブルアート・ジャパン内
TEL.03-5812-4622  FAX.03-5812-4630

主催:エイブルアート・カンパニー
共催:株式会社ハーバー研究所
協力:社団法人神奈川学習障害教育研究協会(神奈川LD協会)
企画:財団法人たんぽぽの家

ハーバー研究所は、毎月発行する『無添加通信』にエイブルアート・カンパニーの作品を採用しています。ハーバー研究所とエイブルアート・カンパニーは共同で、障害のある人たちの芸術活動と社会参加の機会をつくるプログラムに取り組んでいます。
『無添加通信』の表紙作品の紹介ページはこちらから

お知らせ

ハーバーサロンが一周年を迎えたのにあわせ、記念イベント「ミニトートバッグ人気コンテスト」が開催中です!エイブルアート・カンパニーのオリジナルバッグ9種類から、お好きなものを一点投票。お客さまから抽選で3名の方にプレゼントされるそうです。アーティストの関連商品もありますので、ぜひ足をお運びください。

公演「侵蝕するガムラン」@みんぱく

 

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インドネシア・ジャワ島中部のガムランをメディアとして、多様な活動を展開しているマルガサリの演奏により、ガムランの伝統曲、現代作品、そして障がいを個性としていかすたんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市)のアーティストとのコラボレーション作品をご紹介します。ゴングの深い響きを核とした合奏音楽であるガムランは、異なる感性をもつ人々を包摂し、響き合わせる力をもっています。
ガムランを媒体として異なる感性がぶつかり、侵蝕しながら、新たな響きが生みだされるスリリングなパフォーマンスをお楽しみください。

 

 

日時:2010年7月11日(日)13:30~16:00(開場13:15)
場所:国立民族学博物館特別展示館
参加費無料/申込不要

出演:マルガサリ、家高洋、ウェンヤンタリ、御中虫、河上春香、佐久間新、田淵ひかり、西田有里、
    中川真、西真奈美、本間直樹
    ゲストダンサー・・・Yangjan
    たんぽぽの家アートセンターHANA
           奥谷晴美、長田恵、木村昭江、中本吉彦、下津圭太郎、前田考美

司会:福岡正太(国立民族学博物館 准教授)
解説:中川真(大阪市立大学 教授)、岡部太郎(財団法人たんぽぽの家)

 

【プログラム】
第1部
マルガサリとたんぽぽの家アーティストによる、コラボレーション作品。ガムランの響きが私たちの感覚を、私たちの身体がガムランを侵蝕する。

第2部
ジャワ古典音楽 グンディン・ロンドン・アリッ
デヴィッド・コットロゥイ作曲 “For Gender”(2008年)
ジャワ舞踊 スカル・プディヤツトゥティ(舞踊 ウィヤンタリ)
マルガサリ・オリジナルパフォーマンス
“Sanzui”(監修 佐久間新)

 

お問い合わせ
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係 
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号 TEL:06-6878-8210(平日9時~17時)

インターンシッププログラム2010学生参加者募集!

あなたには、自分の知らない力がある。

社会福祉法人わたぼうしの会では、大学生、短大生、専門学校生、一般の方を対象とした「たんぽぽの家インターンシッププログラム2010」を実施します。障害のあるメンバーの日常生活全般のケアや、仕事のサポートなどの体験を通して、障害のある人たちの新しい可能性にふれ、自らの将来の可能性についても考えてみる機会をつくりませんか。プログラム終了後も継続した活動や就職につながっていくことを目指します。

活動実施までの流れ

1)説明会
説明会と施設見学を通して、どのような活動になるのかイメージしていただきます。
2)面接
面接をして、活動を希望する動機などを聞かせてください。また、個別の質問などにもお答えします。
3)契約
面接後に、参加者と施設双方の意思を再確認して、活動に関する簡単な契約書を取り交します。
4)活動実施
選択した活動形態にしたがってプログラムを実施します。

プログラム内容

障害のある人へのケア/日常生活全般の介助/仕事(プログラム)のサポート/余暇活動支援/イベント開催の支援等

活動場所

社会就労センターたんぽぽの家(アートセンターHANA)
障害のある人たちが表現活動(絵画、陶芸、織り、書など)を通して個性を発揮できる場を目指しています。
福祉ホームコットンハウス
15名の障害のある人たちが暮らす集合住宅。より豊かに自分らしく生きることができるようサポートしています。
たんぽぽ生活支援センター
地域の障害のある人たちの生活全般におけるニーズに対してサポートしています。障害のある学童期の子どもへの余暇活動支援にも取り組んでいます。

募集要件

対象者
大学生(男女問いません)/一般の方も歓迎!
※参加者は施設見学と面接を経て決定します。
活動期間
8月2日(月)~9月30日(木)
活動時間
基本的に1日6~8時間(活動場所によって時間帯は異なります)
交通費
自己負担でお願いします。
食費
自己負担でお願いします。
活動形態
a.通いタイプ・・・・自宅から通いながら活動するタイプ。
b.合宿タイプ・・・・たんぽぽの家の施設内に連続して泊まり込んで活動するタイプ。

*活動期間・活動日・活動時間および活動形態は、ご相談に応じます。

説明会の開催日程

どちらかご都合の良い日にちを選んでご参加ください。

  • 7月6日(火)13:00?15:00
  • 7月17日(土)13:00?15:00

お問い合わせ・説明会のお申し込み先

社会福祉法人わたぼうしの会 たんぽぽの家[担当:小林・内山・高鍋]
TEL.0742-43-7055 FAX.0742-49-5501
Email:cotton●popo.or.jp(●を@に変換して送信してください)

「カタリコとハリポテ」 展覧会・イベント開催のお知らせ

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手づくりによってうみだされる表現には、ひととすごした時間や出会いなど、ものがたりにみちあふれています。この企画展は、社会のなかのさまざまな人や生活に視点をおいた雑誌「カタリコ」の創刊記念イベントです。この雑誌で登場するエイブルアート・カンパニーの登録アーティスト・中村真由美さんの「ハリポテ」(動物をモチーフにしたオリジナル張り子作品)やオリジナルイラストなど、「ひとの時間とものがたり。」をテーマにした作品とアートグッズがならびます。

会期
2010年7月10日(土)?8月1日(日) 12:30?19:30(最終日17:00まで)会期中無休
★ワークショップ企画 「限定30枚!オリジナルしおりをつくろう!!」
(1)2010年7月17日(土) 13:30?15:30
(2)2010年7月24日(土) 13:30?15:30
会場
タピエスタイルギャラリー  →http://www5f.biglobe.ne.jp/~tapie/top/map.html
主催
タピエスタイル
企画
カタリコ編集部、たんぽぽの家アートセンターHANA/エイブルアートプロジェクト

出展内容

  • 雑誌「カタリコ」とオリジナルフレーム
  • 中村真由美 作品「ハリポテ」(動物をモチーフにしたオリジナル張り子)と「イラストパネル」
  • 中村真由美 作家関連グッズ「chikurumakuru」シリーズ(携帯ストラップ、クリアファイル、うつわシリーズなど)
  • 織り布などをつかった「手づくり」の雑貨など

ワークショップ 「限定30枚!オリジナルしおりをつくろう!!」

「カタリコ」と「ハリポテ」がより身近に楽しめる、オリジナルしおりをプレゼントします。お気に入りの「ハリポテ」を選んで、その場で中村さんがオリジナルしおりに「ハリポテ」イラストを描きます。

日時
(1)2010年7月17日(土) 13:30?15:30
(2)2010年7月24日(土) 13:30?15:30
会場
タピエスタイルギャラリー http://www5f.biglobe.ne.jp/~tapie/top/map.html
イラスト制作
中村真由美
参加費
無料 各回限定30枚

カタリコとハリポテいついて

http://www5f.biglobe.ne.jp/%257Etapie/event/new/index_2.html

カタリコについて

http://www.ergotherapie.co.jp/

15人の魂が造り出す書の世界「一期一字」 文字屋展

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Group文字屋による書の展覧会「一期一字」展が開催されます!

Group文字屋とは、書にとりくむ障害のある人たちのネットワークです。1996年の結成以来、国内外で多くの展覧会を開催してきました。現在、奈良県、および大阪府、滋賀県在住の障害のある人たち15人が登録し、活動しています。書家、南明容さんとともに「線の芸術」を通して、これまでの書道の文化にとらわれず、創造性豊かな世界を切り開いてきました。

迫力いっぱいにせまってくるような字、ユーモラスな字、おしゃべりな字。その一つ一つの書にはその人の精神が映し出されています。あるがままの魂がこめられた、躍動感あふれる独自の書の世界を是非ご覧ください。

 

会場

やまと郡山城ホール 1Fギャラリー

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会場住所:奈良県大和郡山市211番地3 会場電話番号:0743-54-8000

会期

2010年7月9日(金)~11日(日)
10:00~18:00(最終日16:00)

出品者

yuu.jpg植村笑芯 坂田三歩
荒川良子 伊藤愛子 伊藤樹里 長田恵 澤井玲衣子
下津圭太郎 辻富美子 萩原宏一郎 東応成
福岡左知子 仲上朝子 西ノ園有紀 山村晃弘

たんぽぽ通信vol.74

01 HANAに初お目見え!

ハナギャラリー展示風景HANAギャラリーでは、アートセンターHANAでうまれた作品を展示しています。奈良ではじめての展示となる、中村真由美さんの「ハリポテ」(動物シリーズの張り子作品)が一同に並んでいます!ひときわ大きな「ヒツジ」、立派な立髪をもつ「ライオン」、のっそりした出で立ちの「トカゲ」、カラフルな「トラネコ」などがご覧いただけます。

また、山野将志さんの動物シリーズ、木村昭江さんの「世界の民族」シリーズ、小松和子さんの「かっこいい男 夏編」など新緑の季節にぴったりの絵画をはじめとした、さまざまな作品を展示していますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。(藤井)

詳しい情報はこちら!

Infomation!

中村さんの「ハリポテ」とHANAの手づくりグッズが展示・販売されます!

「カタリコとハリポテ」

会期:2010年7月10日(土)?8月1日(日) 12:30?19:30 (最終日17:00まで) 会期中無休
会場:タピエスタイル
〒542-0081 大阪市中央区南船場4-4-17 B1
Tel.06-4963-7450 【地図を開く

02 35回記念わたぼうし音楽祭  音楽祭への道Vol.5

去る5月22・23日に35回記念わたぼうし音楽祭、作詩・作曲の部の選考会が行われました。

僕は、今回が選考会デビューで作詩の部の入選詩にどんな曲がついているのだろうか、良い曲に巡り会えるのか・・・そんな思いを持ちつつ、ドキドキしながら選考することができました。選ばれた8曲は全て素晴らしいものでしたが、入選することが出来なかった曲も素晴らしいものが本当に沢山ありました。いろんな人の思いのつまったこの名曲の数々!発表される日が今から待ち遠しいです!!(浅井)

詳しくはこちらのページ

03 たんぽぽ春咲きバザール2010開催!ありがとうございました♪

バザーのお店の様子天候にも恵まれ、心地よいそよ風に包まれながら、恒例の春咲きバザールを開催いたしました。両日とも大変多くのお客様にお越しいただきました。

そんな中、ひときわ目立っていたのは、やはりせんとくんでした。愛くるしい顔をしたせんとくんが、パワフルなダンスを披露してくれ、会場にいたみんなを、楽しさと幸せの渦に巻き込んでくれました♪せんとくん!遷都1300年祭で忙しい合間を縫い、たんぽぽにきてくれてありがとう!またどこかで会いたいものですね!!

会場風景せんとくんと踊る来場者おかげさまで、今回もたくさんの商品をご寄贈いただき、約180万円の収入がありました。今回のバザーから初めて担当をさせていただきましたが、毎日値付けに来てくださる親の会の皆様やボランティアの方々を見て、改めてこの協力がなければ毎回のバザーは成功していな
いだろうなぁという事を実感しました。

当日のお客様、寄贈してくださった方、ご協力いただいたボランティアのみなさん、色んな人に支えられ、バザー当日2日間とも事故もなく大盛況に終わりました。みなさん、本当にありがとうございました。(三輪竜郎)

 

04 播磨靖夫芸術選奨受賞記念パーティー(奈良・東京)報告

奈良パーティー(ホテル日航奈良/10.5.16)

この日のパーティーは、ガムラン演奏と大阪大学総長の鷲田清一さんのお言葉で始まりました。みなさんのお祝いスピーチにあった「播磨さんがやっと国に認められた」というお言葉どおり、播磨さんの今までの仕事が認められたことを、喜び分かち合い、会場中が幸せに包まれたパーティとなりました。(吉永)

東京パーティー(座・高円寺/10.5.23)

播磨さんの芸術選奨受賞を、関西だけではなく関東でも祝いたい、という声がたかまり、東京でパーティーを開催していただくことにな りました。呼びかけ人代表の立教大学名誉教授・栗原彬さんの挨拶にはじまり、播磨さん、座・高円寺の芸術監督、佐藤信さん、立教大学大学院教授の中村陽一さんとの鼎談(写真 左)、平田オリザさんや松兼功さんをはじめとするリレートークなど、たんぽぽの歴史に語り継がれる人物たちがオールキャストで出演しました。あらためて、多くの人にささえられて活動をしていることを実感しました。パーティー開催にご尽力いただいたみなさん、ありがとうございました。(岡部)

東京パーティー鼎談の様子東京パーティー会場の様子

05 HAHAHA HA! Ah…. Creativity Tシャツ発売!!

オリジナルTシャツ前
オリジナルTシャツ後

「HAHAHAと笑い、HA!とひらめき、ah…. と感嘆する」クリエイティビティに必要な要素を凝縮したこのメッセージがプリントされたTシャツが播磨さんの芸術選奨受賞記念パーティーにあわせて制作されました。

これはフィリピン・AOL応援キャンペーンTシャツでもあります。今年のわたぼうし音楽祭にゲスト出演するThe Ambassadors of Light(AOL)は、視覚障害のある若者たちが、音楽をとおして可能性を開花・発展させることを目的とする、フィリピン初のNGOです。しかし、AOLのメンバーの生活は厳しいのが現状です。このTシャツの収 益はAOLメンバーに音楽教育を提供する奨学金制度の運営費となります。みなさまのご購入が支援につながります!<1枚2,500円 サイズS/M>お問い合わせ・ご注文はたんぽぽの家(酒井)まで! (井尻)

 

06 エイブルアート日韓展に参加しました

澤井さん自分の作品の前でパチリ韓国の、京畿道(キョンギド)広域精神保健センターからの呼びかけで、日韓障害者アート展に参加してきました。

4月1日?6月13日まで、京畿道内13カ所を巡回し、それ以降、日本を巡回する予定です。日本からは高知の「心に平和を委員会」より3名、長崎在住の谷本光隆さん、そしてアートセンターHANAからは澤井さん、山野さんの作品を出展。澤井さんは、日本からの出展者として、4月3日(土)に展覧会場の水原(スウォン)青少年文化センターにて開催されたアーティスト トークに出席しました。

日韓展アーティストトーク会場の様子繊細で伸びやかな大胆さを感じる澤井さんの作品は、来場者の方たち のハートをキャッチ!「澤井玲衣子です。油絵を描いてます。」としっかりと自己紹介をされました。来場者からの熱心な質問が飛び交う中、生活や経験から創作活動が生まれていることや、個展から自立生活に至るまで、さまざまな人との関わりを持つ事で、こころも強く変化し、作風も変化してきたことを伝えることができました。「(作品を描くとき)どんな思いでいつもいますか?」という質問に、澤井さんは「楽しんでやってるな」と答えてくれました。スタッフとして、とてもうれしい言葉でした。(松田)

07 インドネシアの学校に手織り機をプレゼントしました!

インドネシアの学生が手織りに挑戦
手織り機の使い方を伝える北野
手織り機贈呈式での記念写真

5月14日~19日にインドネシアのバタム島にある障害のある子どもたちの通う学校Sekolah Luar Biasa(SLB)Kartiniへ、手織り機をプレゼントしに行ってきました。

このプロジェクトのきっかけは、昨年のわたぼうし音楽祭でインドネシアの団体がジャワ舞踊を踊ってくれた際、バタム島内外で病院や学校などの施設を運営するスリ・ソエダルソノさんが同行され、HANA内を見学中に手織り機を見て、入手方法を尋ねられたことでした。その後、播磨さんが「それなら、手織機をプレゼントして、手織り機の使い方を伝えるためにバタム島にスタッフを派遣しよう!」と、カンパを呼び掛けられ、みなさんの気持ちがお金に変わり総額252,031円という大きなカンパを受取り、私が行かせていただくことになりました。滞在期間中、手織り機の使い方を熱心な先生や生徒の皆さんに伝え、最後日には、手織り機の贈呈セレモニーをしていただきました。生徒さんが、インドネシアの伝統的な舞踊や、オリジナルダンスを踊ってくれ、3日間で伝えた手織りを披露してくれました。一緒にいた期間中に先生方の間で織り機を使った新商品の開発の話も聞けたので、今後バタムの文化の中で生まれる手織りの作品が楽しみになりました。滞在中はスリさんのお宅でお世話になり、お手伝いさんや、スリさんの学校の方、病院の方々に親切にして頂き、バタムの食事や生活を満喫してました。

最後に、こういった経験が出来た事を感謝しております。今後もたんぽぽがバタムとの関わりを持っていける事を願っています。(北野)

08 ケアを言葉にするサロンVol.2

「ケアを言葉にするサロン」を5月20日に行いました。昨年に引き続き2回目の開催です。日常のケアの中で楽しかったこと、嬉しかったことを話すうちに、皆さんのケアに対する思いが尽きることなくわき出てきました。今回は参加者の一人の田村さん(福祉ホームスタッフ)に感想を聞いてみました。(小林)

年齢層や勤務年数の異なるコットンハウスのヘルパーさん7名が集まり、日頃のケアで感じたこと・面白かったこと・嬉しかったこと・実は…というような、日々のケアの現場をふと振り返り、ゆったり向き直る素敵な時間を共有させていただきました。話が進む中で印象深く残ったキーワードがありました。

「(私達がコットンハウスで)長く働き続けられるのはなぜなのだろう?」
「(ヘルパーの)専門性とはなんだろう?」

ふと立ち止まり、話をすればするほど、ケアする側とされる側という立場を越えた労いや感謝にもとづく気持ちのやりとりが日常に散らばっていること、それによってお互いが変化を受けてきたことに気づかされました。ケアに関わる人だけではなく、さまざまな職種に置きかえてみても、ふと振り返る意義のある言葉だと思いますが、皆さんにとってはどうですか?このサロンを終えて現場に戻ると、相手の話や指示をきちんと聞き、それにできるだけ誠実に応えていきたいなと自然に思え、モチベーションが上がり、なんとも新鮮な感覚でケアに取り組む事ができました。

次回は是非、地域でケアを実践されている方々の話からも学ばせていただきたいなあと感じています。(田村敦子)

今回も最後に五行歌を作りました。一部をご紹介します。

長年かけて
できる信頼関係
私にもいつかは
来るかな
五月晴れ
(川村佑子さん作)

次回のサロンは7月に行う予定です。たんぽぽの家の方に限らず、いろんな方に気軽に参加していただけたらと思っています。興味のある方は是非、森口(財団)・内山(支援センター)・小林(コットンハウス)までお声かけください。

09 今月の楽食だより アスペルガー症候群について理解を深めよう!

勉強会の様子4月26日(月)、NPO法人かかしの家理事長の向野幾世先生をお招きして、勉強会を開催しました。アスペルガー症候群は、社会適応にとって不利にも働くが、優れた特性を有利に活かせば、大きな成功をもたらすこともできる。対人関係の不器用さやこだわりの強さが、様々な摩擦を生んだり、生きづらさの原因となったりすることもあるが、それは、強力な武器にもなる。その不利をいかにカバーし、特性を活かすことができるかが勝負の分かれ目なのである。(幻冬舎新書「アスペルガー症候群」岡田尊司著 より) 先生は、「その特性を理解するために持つ知識は必要だが、あとは、いかに特性をわかりあい、一緒に歩めるか」が大切であると言われました。一人ひとりの同じ人間として、いかに理解しあえるかが、最初の一歩なんだと今更ながら思えた貴重な時間でした。(家令)

エイブル・アート・ジャパン スタジオプログラム開催中です

「アーツ千代田3331」に移転した、

エイブル・アート・ジャパンの常設スタジオのプログラム、好評開催中です。

障害のある人を対象にしたプログラムは3コース

たとえば、

毎月第2、第4土曜日 10:00~12:00に開催している「アトリエ ムトト」は、

障がいのあるこどもたちと、その家族が、安心して造形活動に参加したり、遊んだりできる造形あそびの場です。それぞれ異なるニーズを持つこどもたちの興味やペースに合わせ、さまざまな素材に触れ、感じ、楽しむ時間を大切にします。

一回あたり親子で2,000円 こども2人めから+1,000円 初回体験無料 です。

エイブル・アート・ジャパンのホームページに、「アトリエ ムトト」の写真も掲載しています。
http://www.ableart.org/

HPには随時最新情報も掲載していきますので、ぜひご覧下さい。

よろしくお願いします。

(井尻)

親子 de ダンス 参加者募集!

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楽しい夏休みの思い出に親子でダンスワークショップに参加しませんか?
「ダンス」といっても、音楽にあわせてみんなで同じ動きを練習するのではありません。からだ全体で走ったり、まわったり、とびはねたり。相手の動きをまねしたり、まねされたり……。
そして、ワークショップの後には家族でダンス対決!?
最後は家族みんなの楽しいすがたをプロのカメラマンに記念撮影してもらいます。
家族みんなで、夏の暑さを吹き飛ばすダンスを踊りませんか!

 

 

・ 日時: 2010年7月25日(日)10:00?12:00
・ 場所: たんぽぽの家ホール
奈良市六条西3-25-4
・ 対象:
3歳~小学校の子どもと家族。障害のある子もない子もOK。
                  定員20組。

        
親子でからだを動かすことに興味のある人、ダンスの経験はなくても大丈夫です。
・ 参加費: 200円(保険代など) 

 

◎ダンス・ナビゲーター: 北村成美(きたむら しげみ)
通称、なにわのコリオグラファー(振付師)しげやん。
生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンスをモットーに、バカおどり道を疾走中。
国内外で精力的な活動を展開。 

 

※お願い: 家族の目印となるようなおそろいのものを身につけてご参加ください。
(例: バンダナ、Tシャツ、帽子など)
※当日はやんちゃクラブの先生も参加します。

 

お問い合わせ・お申込みについて

申し込み締切: 7月15日(水)
申し込み先: たんぽぽの家(担当: 森下、佐賀)
    Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
    メールでのお問い合わせ、お申し込みはこちら
(電話番号と参加人数、お子さんの年齢を必ず入力して下さい。)

フォーラム ふるさとの親の世話、あなたは大丈夫?

『奈良のケア2010~ひとめでわかる医療・福祉情報』完成フォーラム

    生駒市コミュニティセンター地図
  • 6月19日(土)
    午後1時30分~3時40分(1時20分より受付開始)
  • 生駒市コミュニティセンター
    近鉄生駒駅南口を出て徒歩3分(生駒セイセイビル内)
  • 参加無料・要申込

プログラム

1:30-1:40

「ふるさと介護」とは ~奈良で集めた体験談から~

平尾隆(彩葉サロン実行委員)
1:40-2:30

「遠距離介護」の現在

都会で親と離れて暮らす人が増え、親に介護が必要になったとき「誰がどのように介護をするか」は切実な問題となっています。2001年に行った「遠距離介護の実態調査」から現在に至るまで、離れて暮らす親の介護の問題はどう変化してきたのか、現状や展望についてお話いただきます。

太田差惠子さん(離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ 代表)

太田差惠子さん

「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点から新聞・雑誌などでコラム執筆などを行う。96年に 親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、01年に「遠距離介護の実態調査」を実施、05年5月、NPO法人パオッコを設立。著書に「老親介護とお金」(アスキー新書)、「すぐに役立つ 離れて暮らす親のケア」(七つ森書館)など。

2:40-3:40

「離れていても大丈夫」と思える地域づくり

介護をする人にとって、ふるさとの親の暮らしを支えるサービスや地域の支えあいは欠かせません。“離れていても大丈夫”と思える地域にしていくために何ができるのか、家族や支援者、地域住民の役割を考えます。

柳川剛秀さん(奈良市二名地域包括支援センター・センター長)
土江 仲美さん(ケアプランセンターひまわり奈良・ケアマネージャー)

お申し込み方法

  1. お名前
  2. ご所属(特になければ記入不要です)
  3. ご連絡先住所 〒
  4. お電話番号

を添えて、お電話・ファックス・メール等でお申し込みください。

彩葉サロン実行委員会(財団法人たんぽぽの家 内)
Tel 0742-43-7055 Fax 0742-49-5501
Email carecare●popo.or.jp(●を@に変換して送信してください)

※お申し込み時にお預かりした個人情報は、フォーラム受付事務にのみ使用します。

助成 ユニベール財団

たんぽぽ通信vol.73

01 情報誌「奈良のケア2010」完成フォーラム開催【6月19日】

ふるさとの親の世話、あなたは大丈夫?

毎年好評の「奈良のケア/ひとめでわかる医療・福祉情報」が、今年も間もなく完成します。完成記念のフォーラムのテーマは「ふるさと介護」。"そろそろ親の介護が気になってきた""将来に備えてどんな準備をしたらいいんだろう"と思っている方は必見!「家族と離れていても大丈夫」と思える地域づくりを一緒に考えましょう。(森口)

日時:6月19日(土)13:30~15:40

場所:生駒市コミュニティセンター(生駒セイセイビル内)にて

参加無料・要申し込み

詳しくはこちらのページ

02 手作り市HANAまつり開催!ありがとうございました

寒い雨天続きだった中、4月18日は全く幸運にもおだやかな晴天に恵まれて、HANAまつりがにぎやかに開催されました。

75のブースにはあたたかい手づくりの品が所狭しと並べられ、出店者との会話を楽しんだり体験コーナーでじっくりと手作りに挑戦したり、美味しいものに舌鼓をうったりする大勢のお客さんで賑わいました。

ハナまつりの様子

今年はステージを設けて、もりながまことさんとメンバーによる演劇を上演したり語り部の公演を行なったり、ギャラリーでアート作品を展示したり、ショップの売上げを伸ばしたり、と日頃のアートセンターHANAでの活動の一端を地域の皆さんに見てもらう場がぐんと増えたHANAまつりでもありました。

親子連れが多く来られ、また初めてたんぽぽを訪れたという方を含め来場者数も年々増加。

HANAまつりがきっかけとなってたんぽぽに来る人が増え、出店者としてあるいはボランティアとしてたんぽぽに関わってくれる人が増え、たんぽぽのファンが増えてくれる、こんな楽しいHANAまつりの実行委員を、来年はあなたも一緒にしませんか? ご参加ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。(伊藤洋子)

03 HANAアートフェアvol.2 クッキーワークショップ開催しました

ワークショップの様子

3月末から始まったHANAアートフェアvol.2の関連企画として、最終日の4月11日に、クッキーワークショップ(WS)を開催しました。今回のアートフェア出展作家の西ノ園有紀さんをより身近に感じていただくことと西ノ園さんの描く絵の魅力を肌で感じていただけたらという思いで、西ノ園さんの絵を見てクッキーを作りました。

WS参加者は西ノ園さんを入れて17名。WSが始まった時は、それぞれがよそよそしい雰囲気でしたが、みんなで一緒にお菓子を作って、出来あがったお菓子を囲みながらのTea Timeでは、仲よくお喋りができました。

クッキーを作る西ノ園さん

参加者の方々の感想は・・・「久しぶりにクッキーを作って楽しかったです」、「西ノ園さんの絵があったから、楽しくて素晴らしいクッキーが作れました。有り難うございました」などなど。

また、たんぽぽメンバー参加者からも「外部の方と一緒にお菓子作りをしたのが新鮮で楽しくて、すごく良かったです」という声がありました。西ノ園さんも始終笑顔で楽しんでWSに参加している様子でした。

知らない人達を繋ぐアートの素晴らしさを、彼女の絵と彼女自身が示してくれたWSだったと思いました。またWSは参加者みんなで作っていくものなんだと実感しました。これからもアートを通して、人が繋がる場所作りをチャレンジしていきたいです。(天野)

04 上海プロジェクト報告

ダンスワークショップの様子

5月1日に華々しく開会した上海万博。実は長い万博史上はじめて障害者パビリオン(陽光館)が設置された歴史的な大会でもあります。財団法人たんぽぽの家は、30年前から上海を含めたアジア太平洋の交流を続けてきました。

上海万博を機に財団法人地球産業文化研究所「愛・地球博成果継承発展助成事業」から助成を受け、昨年より上海市障害者連合会と共同で日中の障害者芸術の発展に向けてさまざまなプロジェクトを開催しています。

昨年12月に上海市で日中の障害者アートの状況を報告する「ART FOR ALLフォーラム」を開催し、福岡の工房まるより施設長の吉田修一さん、アートセンターHANAの藤井が取り組みを報告しました。

翌日、たんぽぽの家のメンバー、山野将志さん、伊藤愛子さん、福岡の「工房まる」メンバーの柳田烈伸さんが講師となり五感を通した創作を行うワークショプ「アートワークショップin上海」を開催しました。

そして今年3月には上海市障害者連合会スタッフおよび聴覚、視覚に障害のあるアーティストが来日し、日本の障害者アートの状況を学び、実際にワークショップに参加し創作体験をしました。

文化を超えた人と人との交流をとおして、表現の多様さや創作のための環境づくり、家族やサポーター、施設職員など周囲の関わりの大切さをお互いに共有することができました。

今年は万博の開催にあわせ「アジア太平洋障害者アートフェスティバル」を開催します。 万博開催年とあわせ日中およびアジア太平洋の障害者アート関係者にとって飛躍の年となるよう、応援のほどよろしくお願いいたします。(岡部)

05 わたぼうし語り部公演 ON まほろばステージ(平城遷都1300年祭)出演しました

いよいよ平城遷都1300年祭が始まりましたね!

語り公演

4月30日、平城宮跡会場内のまほろばステージに、わたぼうし語り部のメンバーが出演しました。

伊藤愛子さん・伊藤樹里さん・上埜英世さん・十亀史子さんの4名がそれぞれの持ち味を活かした、素晴らしい語りを披露してくれました。直前までドキドキしていたメンバーでしたが、いざ舞台に立って語り始めると、お客さんはどんどん語りの世界に引き込まれていく様子でした。

語り部のみなさん本当にお疲れさまでした。語りはもちろんのこと、語り終えた後のみなさんの一筋の涙・ほっとした笑顔がすてきでしたよ♪(小松)

06 合宿の集大成!「わたぼうし語り部塾」発表会

桜の花吹雪が舞う4月9日から11日、たんぽぽの家にて「わたぼうし語り部塾」合宿をおこないました。今回の合宿にも、遠くは岩手や広島から、語りを学ぼうと障害のある語り部たちが元気にやってきました。

「わたぼうし語り部塾」は障害のある人たちが昔話や創作童話などのお話に、自分の思いを重ね合わせて語る、わたぼうしの語りの学び舎として開講しています。年3回の合宿と年4回のテープ添削が1年間のプログラムで、3回目の合宿だった今回は集大成の発表会となりました。

発表会の語り部たち

ならまちにある音声館にておこなった発表会の舞台には、5人の語り部たちが黒子たちとともに登場。舞台袖では震えるほどの緊張した面持ちの語り部たちでしたが、それぞれの語りにあわせた衣装をまといBGMにのせ、スポットライトを浴び、しっかりと自分たちの語りを披露しました。

語り終わった語り部たちの顔は、心地良い緊張感から解放されたほっとした表情にくわえ、やりきった満足感と自信にあふれていました。

また、ゲストパフォーマンスでは、YAMAHAのエレクトーン・インストラクターでもあり、わたぼうしコンサートで歌うボランティアとして活躍する宮崎伊代さんが見事なエレクトーンの演奏を披露してくれました。

わたぼうし語り部塾では、次回の塾生の募集も考えています。あなたも一緒に語りをやってみませんか。少しでも関心のある方はお気軽に、わたぼうし語り部事務局:酒井・竹谷までお問い合わせください。(竹谷)

07 好評!おしゃべり☆ちゃんねる 終了しました

4月4日(日)から30日(金)まで、大阪・南船場の浜崎健立現代美術館で企画展「おしゃべり☆チャンネル」を開催しました。

今回は、作品の販売をメインとしたコマーシャルギャラリーへの初めての出展です。 「作家本人に、作品を展示され、販売するということを体感してもらいたい」というギャラリーの想いをもとに、初日には4人の作家がお客さんに作品を紹介しました。

赤い壁一面にかけられた作品は、タイトルどおりにぎやか。
「個性的な作品をより多く観てもらいたい」というギャラリーの展示コーディネイトも新鮮でした。
飲食店やインテリアショップの店員など、作品を観る人はみなにこやかな表情。あたらしくレストランを開店されるのにあわせて、作品を購入される人など多くの出会いがうまれました。(藤井)

08 お花見に行きました!

お花見の様子

4月7日(水)はぽかぽか陽気で絶好の花見日和!とはいかず、風がびゅんびゅんと吹き、こごえるような一日でした・・・が、気分は小春日和!郡山にある「大和民俗公園」へ総勢70名で、お花見にでかけました。

大きな広場でサッカーをしたり、博物館に見学にいったり、散歩道をブラブラしたりと、それぞれ自由にすごしました。お昼は、桜満開の木の下で、楽食さんが作ってくれたお弁当を食べました。そのおいしさにみんな「花よりだんご」でした。食後のデザートに、新人スタッフによるかわいい(?)ミッキーマウスのダンスや、メンバーによる出し物を堪能して幕を閉じました。(三輪り)

09 今月の楽食だより  楽食の畑で・・・

楽食の畑では調理スタッフの原さんが赤じその種を蒔いて、育ててくださっています。去年は気候の影響で、3回も種を蒔いてくださったのですが全然ダメだったようです。

今年は・・・小さな芽が出ていました!!このまま元気に育ってくれて、楽食での梅干し作りに大活躍してくれることを期待しています!! 私も、原さんに手伝っていただきながら、畑の端にヤーコンを植えました。ヤーコンはキク科の根菜なのですが、触感・味は果物の梨に似ています。大切に育て、秋に収穫して楽食で出す予定です♪(柴田)

 

10 今月のおすすめ 「自然派手作りせっけん」

ねば塾の石鹸

◆植物油が原料の、体にも環境にもやさしい無添加石鹸を作り続けるねば塾(佐久福祉事業所)◆

今回紹介する「自然派手作りせっけん」は、純石鹸生地に和洋のハーブ粉末を練り込んだ、ねば塾の人気商品です。全部で8種類。これからの季節には、抗菌効果やデオドラント作用が期待できるペパーミントやラベンダーが特におすすめ◎ ならまちのコミュニティショップCHIRORI でお買い求めいただけます♪(仲井)

11 ご寄付をいただいた皆様

仲宇佐ゆり様 稲山博様 岩本眞人様
ご協力いただき、ありがとうございました!

インクルーシブ・アーキテクチャー・ワークショップ 「ダンボールを使って、巨大な秘密基地をつくろう!」

2010年6月12日(土) 13:00~19:30

ワークショップ 13:00~17:00

トーク 18:00~19:30

会場 明治学院大学 白金キャンパス本館1101教室

 
 自分たちの居場所をつくろう!明治学院大学の中庭「ヴォーリズ広場」で、500個のダンボールピースを組み合わせて、巨大な秘密基地をつくります。
どんなカタチにしたいかは、みんなのアイデア次第です。ものづくりの経験がなくても大丈夫。実は、ダンボールピースに秘密があります。秘密は見てのお楽しみ!
力をあわせてすてきな基地を作りましょう!
 
 
ファシリテーター
家成俊勝(dot architects) 
水野大二郎(京都造形大学講師) 
岡部太郎(財団法人たんぽぽの家)
 
※このワークショップで制作された基地は、6月26日(土)、27日(日)に明治学院大学白金キャンバスにて開催される「日本ボランティア学会2010 白金 原っぱ大会」にて紹介される予定です。
 
http://popo.or.jp/vgakkai/news/20100626.html
 
*このWSのチラシはこちらからダウンロードしていただけます。
 
 
 
 
(さらに…)