インクルーシブ・アーキテクチャー・ワークショップ 「ダンボールを使って、巨大な秘密基地をつくろう!」

2010年6月12日(土) 13:00~19:30

ワークショップ 13:00~17:00

トーク 18:00~19:30

会場 明治学院大学 白金キャンパス本館1101教室

 
 自分たちの居場所をつくろう!明治学院大学の中庭「ヴォーリズ広場」で、500個のダンボールピースを組み合わせて、巨大な秘密基地をつくります。
どんなカタチにしたいかは、みんなのアイデア次第です。ものづくりの経験がなくても大丈夫。実は、ダンボールピースに秘密があります。秘密は見てのお楽しみ!
力をあわせてすてきな基地を作りましょう!
 
 
ファシリテーター
家成俊勝(dot architects) 
水野大二郎(京都造形大学講師) 
岡部太郎(財団法人たんぽぽの家)
 
※このワークショップで制作された基地は、6月26日(土)、27日(日)に明治学院大学白金キャンバスにて開催される「日本ボランティア学会2010 白金 原っぱ大会」にて紹介される予定です。
 
http://popo.or.jp/vgakkai/news/20100626.html
 
*このWSのチラシはこちらからダウンロードしていただけます。
 
 
 
 
インクルーシブ・アーキテクチャーについて
建築は決して建築家個人に還元できるものではありません。にもかかわらず、建築が建つ場所やプロセスにおけるコミュニティを軽視するあまり、「箱物建築」と呼ばれる空虚な建築が多く存在します。 また、建築は多くの場合、高度な産業技術によって成り立っており、建築家と建築物を使う人(設計する人と設計される人)の二元化をもたらしています。私たちはインクルーシブデザイン*の手法を使ってだれもが「つくる」楽しさを共有でき、だれもが主体的に建築行為にかかわることができるような道具と建築素材のデザインにとりくんでいます。
今回の「おおきな秘密基地」は、2009年1月?3月にかけて奈良・大阪にて実施ししたワークショップをもとに開催します。障害のある人や建築の知識や経験のない人が道具や素材作りに関わり、誰も参加できるような建築手法を生み出しました。
 
インクルーシブデザイン
・・・英国王立芸術大学院大学にあるヘレンハムリン・センターが提唱した、魅力的で革新的なデザインをめざすデザインコンセプトです。これまでデザインのメインターゲットから除外されてきた高齢者や障害のある人などを積極的にデザインプロセスに参加してもらう手法です。日本では財団法人たんぽぽの家が大学やデザイナーと協力しながら普及活動をしています。