家族と共に楽しんで食べられる 高齢者のためのレシピ募集

食はいのちをつなぐものであり、また楽しみのひとつでもあります。
高齢になったり、介護が必要になってもそれは同じことです。
高齢者や介護をしている家庭でも食を楽しむことができること、それは生活の質を高めることになります。
そんなレシピのアイデアを今年も介護の日に合わせて募集します!!

 

募集要項

内容
食事1品分のレシピ(主食・汁物・主菜・副菜・デザートの中から1品)
オリジナルのレシピに限る
材料費
指定しないが、家庭で普段作っている料理程度
調理時間
1時間を目安とする
応募方法
応募用紙に記入後、郵送かFAX(宛先は下記参照)
icon_word応募用紙はこちら(印刷してください)
締切
2010年8月31日(火)必着

審査委員

委員長
米田悦子(学校法人若羽学園 副校長)
委員
杵島昌子(特別養護老人ホーム平城園 副園長・管理栄養士)
宮本貴子(男性料理教室 講師・栄養士)
土屋敏子(生涯学習インストラクター 栄養と料理分野)

選考方法

以下の9つの点に着目して審査を行います。

  1. 見た目
  2. 家族で楽しめる
  3. 食べやすさ(噛みやすい・飲み込みやすい)
  4. 材料の手に入りやすさ
  5. 調理の簡便さ
  6. 保存性
  7. 応用性
  8. 栄養面

大賞、アイデア賞、彩り賞など。
受賞者には賞品の進呈と介護の日に表彰、料理紹介を行います!

なら介護の日とは→http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-14261.htm

 

お問い合わせ・お申し込みは

たんぽぽ楽食サービス 担当:家令(カレイ)・諏訪(スワ)
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
Tel:0742-40-1040 Fax:0742-49-5501
e-mail:food●popo.or.jp(●を@に変換して送信してください)

「エイブル・アート・アワード」 2010年度支援先募集!

エイブル・アート・ジャパンでは、障害のある人たちの芸術活動を支援するため、作家の発掘、作品発表機会の提供、サポーターの育成、著作権や所有権 に関する整備、そして多様な表現が受容される社会の仕組み作りなどに、さまざまな角度からアプローチしています。

その活動の一環として、1998年から美術の創作現場に対する資金的なバックアップと、東京・銀座での展覧会の開催を支援をする「エイブル・アー ト・アワード」を実施してきました。

今年度は「制作支援の部」を休止し、「展覧会支援の部」のみの募集となりますが、展示会場を2ヶ所に増やし、より多くの方々に作品を鑑賞してもらう機会を 設けることになりました。
多くの方々のご応募をお待ちしています!

締切は2010年8月31日(火)(必着)です。

 

【展覧会支援の部】
会場:1)ガレリア・グラフィカbis    東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1階
        2)A/A gallery    東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 #208 エイブル・アート・ジャパン内

会期:1)2010年12月下旬(6日間) 
        2)2011年1月初旬(2週間程度)※予定(会期は延長される可能性があります)

 

■展覧会開催に関する以下の資金を負担します。
・ギャラリーの借り上げ費用
・展覧会の企画全般(作品の選定、額装、展示などのご提案)を行うコーディネーターの派遣費用
・案内ハガキの作成費用、エイブル・アート・ジャパン関係者へのPR、マスコミへのPR
・展覧会開催に関する人的支援(展示・撤去作業、会期中のスタッフの配置)

上記以外の費用は作家側に負担していただきます。
額装費用、作品の搬送費用、作家や関係者の交通費など 

—————————————————————-


●詳しくは、こちらのページをご覧ください。応募用紙をダウンロードできます。
 http://www.ableart.org/award/boshuyoukou2010.html
応募用紙は郵送でもお送りできます。


■お問い合わせ、資料のご請求は下記までどうぞ!

エイブル・アート・ジャパン 
〒101-0021
 東京都千代田区外神田6-11-14アーツ千代田3331#208
 tel:03-5812-4622  fax:03-5812-4630
office@ableart.org  http://www.ableart.org/

CHIRORI夏の企画展 be cool(びーくーる)vol.2

期間: 2010年8月7日(土)~8月22日(日)
お休み: 月火曜 11日(水)は休み
営業時間: 10:30~18:00

 

ただいま、夏の企画展開催中です。
暑い夏をのりきる、涼しげなものやエコなものが
CHIRORIに集まっています。
あおはにの家(奈良)の、ハーブの手づくり石けん&漢方茶
みっくすさいだー(兵庫)の、エコバッグ&風呂敷
すずかけ作業所(兵庫)の、一筆箋&レターセット
修光学園(京都)の、ちぎり絵ハガキ&レターセット
れもん吉野(徳島)の、新作の陶芸(きのこのマグカップ、りんご型のお皿、おうちの箸置き等)
などなど。

涼をもとめて、ぜひCHIRORIへお越しください。
いつもの、植村牧場のコーヒー牛乳やアイスモナカも冷えてますよ◎

「生きのびるためのアート 日韓展」およびフォーラム開催!

生きのびるためのアート 日韓展

「病」は、私たちに残された「人間らしさ」かもしれません。
 アジアでめざましい発展をとげる日本と韓国。その反面、社会のいたるところに歪みが生まれ、多くの人たちが生きづらさを感じています。
 それが時には病となり、病とともに生きることになります。その痛みは極めてプライベートな体験でありますが、その人が生を実感する瞬間でもあります。
 しかし、病にある人も自らの生を肯定し、その生を愛し、よりよく生きようとすることはできます。一人ひとりが自分の生を肯定し、無条件に愛することができるような社会をどうすればつくることができるのか。これが私たちの今日的な課題です。
 非情な現実と切実な自分の生のたたかい、それを描きつづけることによって生きのびている人たちがいます。その表現に私たちの心が打たれるのは、私たちに通底する孤独と痛みに響くからです。
 本展およびフォーラムでは、病と向き合うアートを通して、存在の揺らぎから生まれる表現と人間の文化について考えてみたいと思います。

日時
2010年8月7日(土)?8月29日(日)
日~木曜日12:00~19:00 金・土曜日12:00~20:00
休場日:月曜日、8月14日、15日
会場
アーツ千代田 3331 1階 ギャラリー
会場アクセスはこちら
入場料
無料
出展作家
韓国 キム・ドンギ/ジュ・ヨンエ/イム・ユナ/「精神健康祭」公募作品
日本 杉本たまえ/江中裕子/本木 健/名倉要造/奥村欣央/吾妻ひでお

杉本たまえ「カタルシス」
杉本たまえ「カタルシス」

キム・ドンギ「心の目」
キム・ドンギ「心の目」

「病と人間の文化」フォーラム

日時:2010年8月8日(日)13:00?16:30
会場:アーツ千代田 3331 コミュニティスペース1
参加費:一般=1,000円 高校生・大学生=500円 中学生以下、障がいのある人とその介助者1名=無料
定員:100人 要申込み

申し込み方法

参加者名、参加人数、連絡先(電話番号またはE-mailアドレス)を記入の上、下記の申し込み先にTel,FaxまたはE-mailにてご連絡ください。
ご連絡いただいた時点で受付となります。定員オーバーなど諸事情によりご参加頂けない場合に限り、事務局からご連絡いたします。
 

プログラム

13:00?13:05   はじめに/播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
13:05?13:15  挨拶/チャン・ビョンヨン(社団法人エイブルアート代表)
13:15?14:15 「病と向き合う魂」キム・ドンギ(本展出展作家)紹介/シン・ドングン(精神科医)
14:15?15:00 「心の杖として鏡として?平川病院造形教室の試み?」/安彦講平(平川病院 造形教室主宰)
15:15?16:00 ディスカッション・質疑応答
 ・ イ・ヨンムン(G-mind代表)
 ・ ユー・ミー(本プロジェクト韓国展キュレーター)
 ・ 安彦講平(平川病院 造形教室主宰)
 ・ 播磨靖夫(コーディネーター)
16:00?16:20 質疑応答
16:30 終了

・ フォーラム終了後、出展者によるアーティストトークあり

フォーラム申し込み先:お問い合わせ先

エイブル・アート・ジャパン
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-4アーツ千代田3331#208
Tel. 03-5812-4622  Fax. 03-5812-4630
E-mail:info@ableart.org

主催・共催・協力・後援・助成

主催:アーツ千代田3331
共催:エイブル・アート・ジャパン、財団法人たんぽぽの家
協力:社団法人エイブルアート(韓国)、京畿道広域精神保健センター、京畿道 地域精神保健センター、韓国Art Brut
後援:アートミーツケア学会
助成:平成22年度 財団法人日韓文化交流基金 人物交流助成/日韓共同未来プロジ ェクト

A/A gallery第3回企画展のお知らせ

A/A gallery 第3回企画展  『女子的ポップ X 感情のリズム』
大倉 史子 村山 太一 展 
 

会期 2010年7月10日(土)~   8月29日(日)  月曜休廊
時間 11:00~19:00
オープニング・パーティ 7月10日(土)17:00?19:00
 
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OKURA, Fumiko
1984年生まれ。埼玉県在住。2003年より「工房集」に所属。
MURAYAMA, Taichi
1977年生まれ。東京都在住。1996年より「アトリエ・ポレポレ」に参加。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大倉史子はお気に入りのものを画面に置くように、繰り返し繰り返し描く。村山太一は日常の断片を描きつらね、その上に感情の色を重ね尽くす。二人が生み出すエネルギーのリズムが、この夏はじめて出会い響き合います。 
 

お問い合わせ先:エイブル・アート・ジャパン
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331(旧練成中学校)#208
TEL. 03-5812-4622 FAX. 03-5812-4630 メール. info★ableart.org(★を@に変換して送信してください)
________________________________
*A/A galleryは、障害のある作家の作品を専門に扱う日本初のコマーシャルギャラリーです。

「アツアツTシャツ展」開催!

 

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たんぽぽの家のオリジナルTシャツの他、「クラフト工房ラ・まの(東京)」「ひょうたんカフェ(愛知)」「アトリエやっほぅ!!(京都)」「はたのさと(大阪)」「ワークセンターとよなか(大阪)」「アートセンター画楽(高知)」「葦の家(福岡)」から、動物や不思議なキャラクターがデザインされたTシャツが、大阪・南船場の「浜崎健立現代美術館」からは、インパクト大!なTシャツが10種類以上、HANAギャラリ-に集まります。
子ども用~Lサイズまで、幅広いサイズをご用意してます。わたぼうし音楽祭のレアものTシャツが、驚く価格で登場!
アツい夏にアツいTシャツを♪

 

会期
2010年7月15日(木)~8月28日(土)
※8月11日(水)~8月16日(月)は夏期休業いたします。
時間
11:00~17:00 日月曜休み
場所
たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリ-

作品募集! かんでん コラボ・アート21

作品募集! かんでん コラボ・アート21

作品募集チラシ

おどろき、よろこび、まってます。

コラボ・アートがはじまって10年になります。

今年度も、作品募集がはじまりました。

初めての方も、そうでない方も、ぜひご応募ください。お待ちしています!

応募資格

障がいのある方で関西圏にお住まいの方。個人、グループは問いません。

応募締切

2010年9月7日(火)必着

 

詳しくは、「かんでん コラボ・アート21」のHPをご覧ください
http://www.kepco.co.jp/kyousei/fukushi/art/index.html

 

主催:関西電力株式会社

特別協力:財団法人たんぽぽの家

作品募集! みその商店街”エイブルアート”壁画コンペティション

作品募集! みその商店街“エイブルアート”壁画コンペティション

優秀賞は壁画としてみその商店街を彩ります

 

可能性に出会う 可能性に触れる 可能性が集う

エイブルアートは可能性の芸術ともいわれ、未知なる可能性を大いに秘めた市民芸術運動です。

障がいのある人のすばらしい可能性を和歌山からも見いだし、発表する場になればと今回コンペティションを開催する運びとなりました。受賞作品はみその商店街の壁画となることでエイブルアートの可能性を広く知っていただくと共に、普及の場となればと考えています。

また、コンペティションを通し多様性を理解し合える優しいまち、元気なみその商店街になることも私たちの願いです。

(作品募集 チラシより)

 

募集期間 8月1日(日)~9月30日(木)必着

詳しくはこちらをご覧ください http://www.wnc.jp/pdf/able.pdf

主催:特定非営利法人わかやまNPOセンター

協力:みその商店街店主有志、NPO和歌山芸術文化支援協会、財団法人たんぽぽの家

協賛:訪問理美容ハンズ

 

 

家族と共に楽しんで食べられる 高齢者のためのレシピ募集

 食はいのちをつなぐものであり、また楽しみのひとつでもあります。

高齢になったり、介護が必要になってもそれは同じことです。
高齢者や介護をしている家庭でも食を楽しむことができること、それは生活の質を高めることになります。
そんなレシピのアイデアを今年も介護の日に合わせて募集します!!

 

募集要項
内容    :食事1品分のレシピ(主食・汁物・主菜・副菜・デザートの中から1品) オリジナルのレシピに限る
材料費  :指定しないが、家庭で普段作っている料理程度
調理時間:1時間を目安とする
応募方法:応募用紙に記入後、郵送かfax(宛先は下記参照)
               応募用紙はこちら(印刷して下さい)→kaigo_recipe.doc
締切     :2010年8月31日(火)必着

 

 

審査委員
委員長 米田悦子(学校法人若羽学園 副校長)
委員   杵島昌子(特別養護老人ホーム平城園 副園長・管理栄養士)
            宮本貴子(男性料理教室 講師・栄養士)
            土屋敏子(生涯学習インストラクター 栄養と料理分野)

選考方法
以下の9つの点に着目して審査を行います。
①味 ②見た目 ③家族で楽しめる ④食べやすさ(噛みやすい・飲み込みやすい) ⑤材料の手に入りやすさ
⑥調理の簡便さ ⑦保存性 ⑧応用性 ⑨栄養面

 


大賞、アイデア賞、彩り賞など
受賞者には賞品の進呈と介護の日に表彰、料理紹介を行います!

なら介護の日とは→http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-14261.htm

 


お問い合わせ・お申し込みは
たんぽぽ楽食サービス 担当:家令(カレイ)・諏訪(スワ)
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
tel: 0742-40-1040 fax: 0742-49-5501
e-mail: food@popo.or.jp

CHIRORI夏の企画展 be cool(びーくーる)vol.2

期間: 2010年8月7日(土)~8月22日(日)
お休み: 月火曜 11日(水)は休み
営業時間: 10:30~18:00

ただいま、夏の企画展開催中です。
暑い夏をのりきる、涼しげなものやエコなものが
CHIRORIに集まっています。
あおはにの家(奈良)の、ハーブの手づくり石けん&漢方茶
みっくすさいだー(兵庫)の、エコバッグ&風呂敷
すずかけ作業所(兵庫)の、一筆箋&レターセット
修光学園(京都)の、ちぎり絵ハガキ&レターセット
れもん吉野(徳島)の、新作の陶芸(きのこのマグカップ、りんご型のお皿、おうちの箸置き等)
などなど。

涼をもとめて、ぜひCHIRORIへお越しください。
いつもの、植村牧場のコーヒー牛乳やアイスモナカも冷えてますよ◎

障害のある人のアートが、アジア太平洋地域から上海に集合!

夏休みを迎え、日本からも多くの観光客が訪れている上海国際博覧会(上海万博)。この万博のテーマパビリオン「都市人館」の一角に、万博史上はじめて障害のある人をテーマにした「生命陽光館」がオープンしました。

上海市障害者連合会と財団法人たんぽぽの家は、生命陽光館のオープンを記念し、下記のようなイベントを開催します。これらのイベントは、障害のある人たちの芸術文化活動のネットワークを積極的に広め、その意義を深めていこうというもので、中国、日本をはじめアジア太平洋の各都市から、趣旨に賛同する人たちが参加します。

障害のある人たちが示す新しい文化は、少しずつではありますが着実に、周囲の人たちの心を動かし、行動をうながし、多様な価値観や多様な生き方を互いに尊重できる社会の素地をつくりつつあります。このような機運を、アジア太平洋地域の同志の人たちと共に高め、これからの展望を共有する機会にしたいと思います。たんぽぽの家/エイブル・アート・ムーブメントをご支援くださっている皆様にも、その成果を還元してゆきたいと思います。

よりよい社会の実現をめざすエイブル・アート・ムーブメントを、今後ともよろしくお願いします。

 

共同の万博

日程
6月29日(火)
会場
上海戯劇院
内容
上海市障害者連合会、弦月の美(台北)、福袋プロジェクト(松山)の障害のある人の舞台作品、音楽作品を紹介するフェスティバル。上海、台北からは聴覚障害のある人たちの一糸乱れぬ集団舞踊や、視覚障害のある人たちの歌唱が披露され、松山からは障害のある人たち同士の関係性を即興的に見せる実験的な舞台を紹介しました。

生命の美を満喫・太陽の光を共有-中外障害者芸術作品展

日程
8月3日(火)−7日(土)
会場
上海図書館
内容
中国本土から障害のある人のアート約75点が展示される他、中国香港、タイ、マレーシア、オーストラリア、日本からも21点の出展が予定されています。日本からは、造形作家の光島貴之さんが訪中し、現地で公開制作を実施します。

 

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アジア太平洋Art for All会議

日程
8月3日(火)
会場
ノーブルセンター上海
内容
展覧会のオープニングセレモニーにあわせて、香港、バンコク、ジョホールバル、上海および奈良から、障害のある人たちの芸術文化活動を推進する団体の代表者が出席し、それぞれの現状や課題、展望について情報交換をします。
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愛・地球博成果継承発展助成事業

たんぽぽ通信vol.75

01 35回記念わたぼうし音楽祭への道Vol.6

入選者決定!&The Ambassadors of Light(光の大使)がやってきます!

今年の入選作品が以下のように決定しました!音楽祭当日、入選作品には各賞が贈られ、「わたぼうし大賞」および「文部科学大臣奨励賞」に選ばれた作品は、2011年にタイ・バンコクで開催予定の「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」の日本代表曲の選考にノミネートされます。

そしてこの夏、フィリピンから「アンバサダーズ・オブ・ライト(The Ambassadors of Light)」(以降AOLと略します。)がやってきます。AOLは、視覚障害のある若者たちのコーラスグループです。8月1日(日)に開催する「35回記念わたぼうし音楽祭」のゲストとして奈良県文化会館国際ホールの舞台に立つだけでなく、平城遷都1300年祭・まほろばステージなど各地で公演を行い、音楽をとおして日本とフィリピンのの友好を深めます。

開発途上にあるフィリピンにおいて、貧困によるしわよせを受けるのは、社会的に弱い立場にある人たちで、とりわけ障害のある人たちです。彼らは、貧困と障害、さらには人権、教育、環境といった、多くの問題をかかえながら生活しています。

これに対応しようと、2000年9月、AOLは設立されました。AOLは、視覚障害のある若者たちが、音楽をとおして可能性を開花・発展させることを目的とするフィリピン初の組織です。視覚障害のある若者たちにプロによる音楽トレーニングを提供し、彼らの未知なる可能性を開花させています。

今回の日本各地での公演をきっかけに、たんぽぽの家として継続した支援をしていこうと現在計画中です。フィリピンの視覚障害のある若者たちに夢と希望を与えるとともに、彼らの澄んだ歌声が世界中の人々の心を癒し、元気や勇気を届けてくれることを願います。(AOL支援の詳細は、決まり次第あらためてインフォメーションさせていただきます。)(酒井)

AOLの公演 AOLの公演2枚目

Infomation!

02 今年は「POP」がテーマです!?可児市エイブル・アート展? 

2010年7月23日(金)?31日(土)10:00?19:00(最終日は16:30まで)【27日(火)休館】

主催:可児市 実施:財団法人たんぽぽの家 企画:財団法人たんぽぽの家、エイブル・アート・ジャパン

協力:エイブルアート・カンパニー

可児市での展示の様子 昨年から始まった岐阜県の可児市文化創造センター(ala)でのエイブル・アート展。今年はエイブル・アート・カンパニーの作品を中心にカラフルで親しみのある作品を紹介します。会期中の25日(日)には多文化共生のフェスティバル、ala祭が開催されます。alaが1年で一番盛り上がる季節に、可児市に行ってみませんか?(岡部)

出展者:山野将志、柳田烈伸、大峯直幸、春日一志、奥野恵市、新見直子、高野裕子、尾崎文彦

詳しい情報はこちら!

地図を開く

 

 

03 「ふるさと介護」テーマに情報交換 『奈良のケア2010』完成フォーラム「ふるさとの親、あなたは大丈夫?」開催

2010年6月19日(土)/生駒市コミュニティセンター

核家族化がすすむなか、とりわけベッドタウンである奈良に暮らす多くの人にとって「ふるさと介護」は他人事ではありません。フォーラム会場には介護体験者や支援者など80人を超える参加者が集まりました。この日の講演は「遠距離介護コミュニティ・パオッコ」を主宰する太田差惠子さん。10年以上も前に「遠距離介護」という言葉を編み出し、実態調査やサロン運営などを行ってこられた太田さんのお話はとても実践的で、終始うなずきながらお話に聞き入る参加者の姿も。その後、ふるさと介護の体験者の山本雅子さん、ケアマネージャーの土江仲美さん、地域包括支援センター長の柳川剛秀さんから実体験や支援の事例をもとにさまざまな問題提起やアイデアが出されました。情報誌『奈良のケア2010』では「ふるさと介護」の特集を組んでいますので、関心のある方はぜひご覧ください。(森口)

04 彩葉サロン 岡村光玉さん講演会開催「あしたに勇気をもって立ち向かう講演」

去る6月5日、たんぽぽの家にて声楽家・岡村光玉さんの講演会が開かれました。今回はたんぽぽの家のボランティアで彩葉サロンの実行委員でもある竹林久子さんに、この講演会について文章をよせていただきました。

「なんで、足の便のわるいたんぽぽの家で講演会をするの?」まずメンバーを最優先、そしてたんぽぽの家の活動を支援してくれている人たちが参加しやすいために――。「生きていることが楽しい 死線を超えて2度復帰」と題し、脳卒中による麻痺や失語症から復帰を果たす壮絶な半生を語っていただきました。

イタリアで学んだオペラの発声法「ベルカント唱法」のリハビリ効果は抜群!失語症を克服、奇跡的な回復を遂げられました。そのベルカント唱法による発声指導を受けて、約85名の参加者は「夕焼け小焼け」「ふるさと」「星影のワルツ」を歌いました。パワフルな岡村さんの困難に勇気をもって立ち向かう体験談は、会場を熱い雰囲気に。「息子が歌うのを初めて見た」という、言葉を発しない緘黙症(かんもくしょう)の子供と一緒に参加した両親の感動……。主催者冥利に尽きます。(竹林久子)

05 日本ボランティア学会 白金の『原っぱ』で、自分らしく過ごす

6月26日、27日、東京の明治学院大学で開催された、日本ボランティア学会の大会に参加してきました。こ今大会のテーマは『原っぱ』。目的や役割があらかじめ決められた場所ではなく、多様な人々が自然に寄り合って、自分たちの居場所としてルールや用途を決めていける自由な場のことです。

大会では、分科会や、セッション、基調講演などたくさんのプログラムがありましたが、私が一番印象に残ったのは、学生が中心に動いているプロジェクト「こころのたねとして白金」です。白金の町は、私たちのイメージにある、通称『シロガネーゼ』とは異なるもので、実は、町工場や商店街など下町人情溢れた町です。学生たちはそんな町の様子を住民から聞き取り、それを詩の朗読や身振りにして、私たちに伝えてくれました。世の中には実際の姿を知ることなく、誤解されていることがたくさんあるのではないでしょうか。

今、横のつながりが少なくなっていますが、学生たちが自分の町のことを知り、それを伝えようとしているのを間近で感じ、心が熱くなりました。

今回の大会では、学生が学びに来る大学という場所に、関係なく様々な人が訪れ、自分らしく過ごすことによって、白金の地に『原っぱ』が生まれたのではないかと思います。(市川)

06 明治学院大学でダンボールシェルターを作りました

シェルター制作の様子2009年度のインクルーシブ・デザインプロジェクトにて好評だったダンボールのシェルター制作を、東京の明治学院大学白金キャンパスで開催しました。関西を拠点に活動するdot architectsの家成俊勝さん、京都造形大学の水野大二郎さんを招き、地域の子どもや学生、通りがかりの学校関係者などを巻き込みながら大きなシェルターをつくりあげました。予想以上の存在感に、参加者や周囲の人たちから驚きの声があがりました。

このプロジェクトは「日本ボランティア学会2010白金はらっぱ大会」プレイベントとして実施し、6月26、27日の大会当日もワークショップの様子が発表されました。(岡部)

07 あなたの色、わたしの色。?出会いのかたち 小松和子展?

2010年6月14日(月)~7月1日(木)/大阪市立大学文学部 文ギャラリー

大阪市立大学文学部棟内にギャラリーが出来ました。このスペースは、学生有志が集まりアートマネージメントを学び、展示企画や運営を行うものです。様々な作品の中に障害のある人の表現も紹介したいということで、今回は小松さんの作品展示がありました。

学生が注目したのは、小松さんの作品が「人と人とのつながりから生まれた作品」でもあるということ。6月24日には、小松さんの制作に関わっていたたんぽぽの家のアートサポーターである徳田奈穂子さんのギャラリートークが行われ、来場者から熱心な質問が飛び交いました。小松さん自身は、「描くことは命と一緒。徳田さんは、何かを感じた(私のイメージする色の世界を引き出してくれた)。」と語っており、小松さんと徳田さんが築いてきた信頼や、作品から溢れ出す愛情を改めて感じる展示になったと思います。(松田)

08 今月の楽食だより 「聞く」から「聴く」へ~コミュニケーションの質を深める~

研修会の様子ソーシャルワークの理論・方法・技術を専門とされ、講演や研修講師、執筆活動などで活動されている植田寿之さんを迎えて、「聴く」ということについての研修会を6月3日に行いました。

具体的な会話の事例を使いながら、日常的な会話の中にコミュニケーションを深めるちょっとしたポイントがあることを学びました。相手の感情を理解するためには、相手の言葉を「聴く」ことがとても重要です。また、コミュニケーションにおいてもっとも大切なことは、相手を大切にしようと思っているか、相手が会話をすることで大切にされていると感じることができるのか、とのお話が印象的でした

食事の時間やお弁当の配達の時間などはもちろん、日々の中でのコミュニケーションに活用していきたいと思います!(諏訪)

09 たんぽぽ人物図鑑アートセンターHANAに 突如 園芸部発足!!

毎週金曜日に、演劇的ワークショップを行なっている森永さんがアトリエにあった鉢物に目をつけ、植えかえた事がきっかけで園芸部が発足しました。部員はアートセンターHANAのスタッフ3名。たんぽぽの家のあちこちにある植物たちに愛を注ぎはじめ、みるみるうちに手織り部屋やカフェが、緑に色づきはじめています。

部長の森永さんに続いて、ショップスタッフ是永さんも参加。部長のアドバイスもうわの空で、多肉植物班を作り、増殖中です。そして、新人若手スタッフの平松くんも「何かをはじめたい」と参加。マイ観葉を自宅で購入。ビッグプランツに育てるぞ!と挑戦中です。

園芸部の3人↓森永部長より貴重なお言葉をいただいています。

「植物はモノを言いません。だからよく見てあげないといけません。一見同じように感じますが、ひとつひとつ驚くほどに性格が違うので、ちょっとしたことで生育が大きく変化します。それゆえに楽しく、感性を養うのにはとてもいい事です。」

…と部長が熱く語るその横で、部員がせっかくした挿し木をひっこ抜いていますが…大丈夫か園芸部?!それでも、乞うご期待!!&部員募集中?!(北野)