作品
























プロフィール

1979年生まれ 奈良県在住
2007年よりたんぽぽの家で活動を始める
趣味はレターセット集めと古本屋めぐり。江戸の暮らし、昭和レトロ、ピカソ、ミュシャ、大阪のおばちゃんなどなど、彼女のアンテナにひっかかったものが、たちまち作品に反映されていく。本が好きで、よく行く図書館では、食べ物が載っている料理本のほか、ヘビ図鑑、昆虫図鑑、きのこ図鑑、民族図鑑などをかりて、モチーフや色づかいを参考にしているという。このほか、生活のなかの場面から、空想のキャラクターを生み出し描く。
1979年生まれ 奈良県在住
2007年よりたんぽぽの家で活動を始める
趣味はレターセット集めと古本屋めぐり。江戸の暮らし、昭和レトロ、ピカソ、ミュシャ、大阪のおばちゃんなどなど、彼女のアンテナにひっかかったものが、たちまち作品に反映されていく。本が好きで、よく行く図書館では、食べ物が載っている料理本のほか、ヘビ図鑑、昆虫図鑑、きのこ図鑑、民族図鑑などをかりて、モチーフや色づかいを参考にしているという。このほか、生活のなかの場面から、空想のキャラクターを生み出し描く。
1970年生まれ 奈良県在住
1991年よりたんぽぽの家で活動をはじめる
出会いとつながりを大切に、いつも持ち前のあかるさで人と話をする。自らをとりまく人々への感謝の想いが、色・形・模様となり表れる。微妙な色彩にとことんこだわるのがスタイル。好きなインテリアの本をモチーフに描いてきたが、やがて自分の内なる世界観を他者へむけて発信したいと考えるようになる。現在は絵画制作にとどまらず、詩や物語をつくるなどさまざまな表現に取り組んでいる。
【定員】 90名
会期:2014年11月22日(土)?30日(日)10:00~18:00
会場:姫路市内の各所
主催:近畿労働金庫 企画:一般財団法人たんぽぽの家
2014年から近畿2府4県を毎年巡回している「ひと・アート・まち」、今年は姫路で開催です。播州地域の障害のある人の作品や、まちの人、はたらく人たちとのコラボプロジェクトが満載。 リニュアルした姫路城や個性的な商店街など、まちなみとともにお楽しみください!
☆プロジェクトの詳細は、以下をご覧ください。→「ひと・アート・まち兵庫 姫路」
第37回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞 「一歩ずつ…」作詩・作曲:菅田利佳 |
第36回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞 「空からのキャスティング」
|
今回の音楽祭には、作詩の部に307作品、作詩・作曲の部に228作品が寄せられ、
選考の結果、入選8作品が決定しました。
タイトル | 作詞者 | 作曲者 |
---|---|---|
アイム コージー | 西塚孝二(青森県八戸市・13歳) | 塩田明子(秋田県横手市・50歳) |
赤目四十八滝 | 竹内信人(奈良市・33歳) | 河野由実(奈良市・47歳) |
則本泰雄(島根県松江市・61歳) | 坂本歩美(東京都調布市・27歳) | |
周回遅れ | 中里見富康(群馬県高崎市・55歳) | 笠木敦志(千葉県柏市・41歳) |
空からの言伝(ことづて) | 甲斐聖二(東京都・49歳) | |
Drop of Hope ~ 一滴の希望 ~ |
西村健二(福岡市・28歳) | 高須翔太(福岡市・25歳) |
半分ごっこ | 久保博揮(東京都西東京市・34歳) | |
我が子へ | 団野明日香(京都府城陽市・39歳) | 池田公生(東京都町田市・49歳) |
アイム コージー
アイム サーティーン イアーズ オールド
アイ ライク イングリッシュ
得意な訳ではないんだけれど
アイム コージー
嫌いなものは 片仮名で言ってみる
カレッジポテト ライスケイク
少しだけ美味しそうな気がする
アイム コージー
ブラインド スクール スチューデント
アイム ア トランスファー
片仮名にすればオールライト
アイム コージー
片仮名語の意味が分かった
ドンマイ ラッキー チャンス
知らなくても使える不思議な言葉
アイム コージー
家 お母さん 家族
ホーム マザー ファミリー
片仮名にしたくない言葉もある
アイム コージー
ぼくの名前は孝二
サンキュー
もう何年ぶりだろう 家族で旅するのは
赤目四十八滝を歩いた
岩道や坂道が入り混じり とっても
一人では歩けない
急斜面や岩場は 父のごつごつした手に
握られ岩と岩 飛び超え
なんとか歩いた四十八滝
久しぶりに握った父の手
力強かった父は息があがり
もう若くないんだよ 無理しないで
普段は照れくさくて なかなか言えないけど
歩けてよかった お父さんありがとう
信じられなかった 母の手を握った時
その手が とてもとても小さく
驚いてもう一度 握り返してみたけど
やはりその手は小さかった
苦労をかけ続けて 心配をかけ続けて
その小さな手に守られ
不自由はあるけど僕はこれまで
案外 幸せに生きてきた
父は前で 母は後ろで こけないようにと
手をつないで歩いた 四十八滝
普段は照れくさくて なかなか言えないけど
歩けて良かった お母さんありがとう
今の僕は少しは大人に 大人になれましたか?
手に入れた仕事 がんばります
これからも 心配かけるけど
容姿が違おうと
肌の色が違おうと
なかよくみんな生きていけ
ぶつかり合い
はげまし合い
力強くみんな生きていけ
風に吹かれ
雨に叩かれ
幸福求めみんな生きていけ
わたしとあなた
立場の違いが
わかり合える日を信じ
めぐり来る季節が
素晴らしい明日を
約束してくれる
ぼく達 きみ達
みんな みんな
流されずに生きていけ
ひとり一人は弱いけど
手と手をつなぎ
みんなが助け合えば
不可能も可能に変わる
その時の為に
苦しみながら
楽しみながら
ゆっくり早く 歩くんだ!
わたし達 あなた達
だれも だれも
信じ合って生きていけ
ひとり一人は弱いけど
一つの糸で
みんながつながった時
素晴らしい明日が来る
その日の為に
泣きながら
笑いながら
ゆっくり早く 歩くんだ!
人生は競争じゃ ないけれど
いつの間に 他の人 較べてる
草花は 自分の花を 咲かせるだけで
背伸びもせずに 健気に生きる
周回遅れと 思ってしまう
自分の弱さが 悲しいね
それでも君と 出会えた事で
歩いて行ける 勇気が湧くよ
道草を食っていた わけじゃなく
ふり返る 風景は 宝物
過ぎた道 曲がった道や 泥んこ道も
その時々に 誘(いざな)う声が
周回遅れの 人生だって
ゆっくり進めば 見えてくる
そこには君が いてくれるから
二人で 今日を 汗ふき歩む
行く道は 曇ったり 雨の日も
わかってる つもりでも 不安さえ
「一歩ずつ 進めば いい」と 自分に言えば
「一人じゃない」と 君から言われ
周回遅れの お陰で会えた
その事 教えて くれる君
ひけ目に思う 事などないね
手を取り歩む 千里の道
穏やかに 流れてゆく
日曜の昼下がり
生きる事に追われて
何も見えなくなってた
いつからか うつむいたまま
歩く癖がついてた
何気なく 見上げた
空の青さに 涙がこぼれた
苦しみに うずもれて
心 閉じていても
眩しい 陽射しは
私にも届いてた
この胸の奥の 痛みが叫んでた
もっと自分の事 信じてあげてほしいと
人は独り 生まれて来て
どこへ辿りつくの
そんな不安 抱いて
眠れない夜もあるわ
星の数 きっと あるのね
誰にも幸せが
支えられて来たように
すべてを 受け止められますように
悲しみを指折り
数えていたけれど
優しい風は
私にも吹いていた
昨日までの胸の 痛みが叫んでた
思い出したの あの日に誓った願いを
昨日までの胸の 痛みが叫んでた
思い出したの 生まれたかった願いを
あたりまえのことが できなくなってしまう
それまでに なにができるだろう?
こわれたものを もどすことができたら
なにも 不安はないのに
もしも 自由に歩くことができるなら
何度 考えたのだろう?
そんな 夢をみつづけるよりも
今をもっと つよく生きてゆきたい
この命が尽きる瞬間(とき)に
誰かが涙をこらえて 微笑みをくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?
ひとつ ひとつ
失って受け入れることなんて できるかわからない
衰えていく からだは誰のためにあるわけじゃない
憂うことのない運命は こんな僕のためにあるから
この命が尽きる瞬間(とき)に
誰かが涙をこらえて 微笑みをくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?
大切な人の声が 生きていく力をくれる
増えていくキズも不安も 僕を強くするから
どこへ向かっていくのだろう?
その答えを手にするまで 心からの笑顔で
いま「ありがとう」云えるまで
「ありがとう」云えるまで
自信がなくて 涙が出て
孤独を感じてしまうとき
逃げてしまいそうになる わたし
でも そのままでいいんだよって
背伸びしちゃだめだって
優しく叱ってくれたあなた
気休めでもよかった
背中を押して欲しかった
この一歩を歩みだすために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかな気持ち
わたしも あなたに優しくなれたら
元気が出て ただうれしくて
あなたが愛しくなったとき
何もお返しできない自分に気が付く
でも そのままでいいんだよって
いてくれればいいって
優しく笑ってくれたあなた
支えてあげたかった
背中を押してあげたかった
その一歩を歩みだすために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
きっと 生まれてきたことに
感謝して 素敵な日々が送れるでしょう
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
それがきっとあなたへのお返しとなるでしょう
「おめでたですね」の一言に
嬉しさと不安が 心をよぎった
育てていけるのかな こんな私だけど
「我が子ができるなんて 奇跡だね」
「僕も弱さはあるけれどがんばって育てよう」
…時は過ぎ…
MY BABY 笑顔が光ってた
MY BABY やんちゃな元気ッ子
MY LADY 今は素敵なお嬢さん
おしゃれになって青春の中
もしわたしに障害がなくて
もし父にも弱さがなかったら
色々してあげられたのにって悔しいけど
わたしは壊れた心をもって
父も薬が離せない日々で
それでも心穏やかに触れてきてくれる 何も言わずに
YOUR MOTHER わたしでいいのですか?
YOUR MOTHER 涙ためてうなづいた
I’M MOTHER その涙忘れません 優しく包み込んだ
愛が溢れるあなたは 私が育て上げたのではなく
あなたが大きな力をくれたのです
言えなくていっぱい悩んできたでしょう
苦しくて一人泣き神様に祈ってたね
MANY THANKS こんな我が家だけど
MANY THANKS 楽しかったかい?
THANKS YOU あなたに生かされました
本当にありがとう
我が子よ
これからは自分の人生にいっぱい夢見て歩んで下さい
それが母の祈りです
賞名 | 作品名 | 作詩者 | 作曲者 |
---|---|---|---|
わたぼうし大賞 | 半分ごっこ | 久保博揮 | |
文部科学大臣奨励賞 | 我が子へ | 団野明日香 | 池田公生 |
奈良県知事賞 | 赤目四十八滝 | 竹内信人 | 河野由実 |
奈良市長賞 |
いつか |
則本泰雄 | 坂本歩美 |
日本障害者リハビリテーション協会賞 | アイム コージー | 西塚孝二 | 塩田明子 |
ナイスハート賞 | 空からの言伝(ことづて) | 甲斐聖二 | |
近鉄ケーブルネットワーク賞 | 赤目四十八滝 | 竹内信人 | 河野由実 |
日産労連ゆうらいふ賞 | 半分ごっこ | 久保博揮 | |
奈良パイロットクラブ賞 | 周回遅れ | 中里見富康 | 笠木敦志 |
国際ソロプチミスト奈良賞 | Drop of Hope ~ 一滴の希望 ~ |
西村健治 | 高須翔太 |
奈良YMCA賞 |
いつか |
則本泰雄 | 坂本歩美 |
NHK賞 | アイム コージー | 西塚孝二 | 塩田明子 |
毎日新聞社賞 | 我が子へ | 団野明日香 | 池田公生 |
第35回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞受賞 「半分ごっこ」作詩・作曲 久保博揮(くぼひろき)ピアノを弾いているのが、 映像提供 近鉄ケーブルネットワーク株式会社 |
※事前にチケットの郵送をご希望される方は、備考欄に「郵送希望」とご記入ください。
郵便振替用紙を同封のうえ、郵送させていただきます。お振込みの際、振込手数料はご負担ください。
ローソンチケットでもご購入いただけます。(Lコード:52806)
♪チケット料金のうち、500円はゲスト・フィリピン「アンバサダーズ・オブ・ライト」
の支援に充てさせていただきます。
全国各地から寄せられ、市民選考委員の選考を経た入選8作品を披露します。音楽祭当日、入選作品には各賞が贈られ、「わたぼうし大賞」および「文部科学大臣奨励賞」に選ばれた作品は、2011年にタイ・バンコクで開催予定の「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」の日本代表曲の選考にノミネートされます。
アンバサダーズ・オブ・ライトは、視覚障害のある若者たちが、音楽をとおして未知なる可能性を開花・発展させることを目的とするフィリピン初のNGOです。これまでフィリピン国内を中心に、数多くのコンサートを開催してきた彼らの澄んだ歌声をお届けします。
私たちは、企画・運営・広報・ポスター貼り・プログラム編集・チケット販売・舞台演出・楽器演奏など、知恵と経験を生かして、いっしょに楽しみながら音楽祭をつくってくれるボランティアを募集しています。
詳しいお問い合わせはこちらまで
→ wataboshi■popo.or.jp
(■を@に換えて送信してください)
35回記念わたぼうし音楽祭実行委員会
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 奈良たんぽぽの会内
Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501
E-mail wataboshi■popo.or.jp(■を@に換えて送信してください)
□ 主催 奈良たんぽぽの会
□ 主管 財団法人たんぽぽの家
□ 実施主体 35回記念わたぼうし音楽祭実行委員会
□ 特別助成 日本芸術文化振興会
□ 助成 三井住友海上文化財団
□ 後援(予定)厚生労働省/文部科学省/日本障害者リハビリテーション協会/奈良県/奈良県教育委員会/奈良市/奈良市教育委員会/全国社会福祉協議会/奈良県社会福祉協議会/奈良市社会福祉協議会/なら・シルクロード博記念国際交流財団/日本YMCA同盟/奈良YMCA/エイブル・アート・ジャパン/日産労連/国際障害者年記念ナイスハート基金/国際ソロプチミスト奈良/奈良パイロットクラブ/奈良県商工会議所連合会/奈良市医師会/奈良県ビジターズビューロー/奈良NPOセンター/奈良まちづくりセンター/奈良町座/パナソニック株式会社/関西電力株式会社/大阪ガス株式会社/奈良交通株式会社/毎日新聞社/毎日新聞社会事業団/NHK奈良放送局/NHK厚生文化事業団近畿支局/近鉄ケーブルネットワーク株式会社
猛暑が続く今年の夏、真夏日となった8月1日(日)に「35回記念わたぼうし音楽祭」が開かれました。会場となった奈良県文化会館には、全国各地から多くのわたぼうしファンが集まり、開演前のロビーでは一年に一度の同窓会のように、来場者どうしが各所で久しぶりの再会を喜び合う姿が見られました。
35回記念わたぼうし音楽祭のわたぼうし大賞に輝いたのは、 東京にお住まいの久保博揮さん作詩・作曲の「半分ごっこ」に決定しました。
35回記念わたぼうし大賞「半分ごっこ」再歌唱の様子
→映像を見る
ピアノを弾いているのが、作詩・作曲をした久保博揮(くぼひろき)さん。
オープニング
関西文化芸術学院舞台芸術専攻ミュージカルコースのみなさん
→その他、各賞の結果はこちら
フィリピン・マニラから来日した、視覚障害のある若者たちの合唱団「アンバサダーズオブライト」。素晴らしい歌声を響かせたのはもちろん、ダンスパフォーマンスも披露してくれました。
AOLの目的、ビジョンなど詳しくはこちら
AOLを応援するチャリティCDを作成しました。
2010年夏、日本各地で響き渡った癒しの歌声があなたの元に… 「あなたの心に希望の光を灯したい」(7曲入り/1,000円)このCDの売り上げはAOLを支援する基金にあてられます。
※ご入会いただいた方には、AOLの1stCDをプレゼント。また、年に1度、AOLの活動を伝える通信やAOLの新しいCDをお届けすることで、AOLの活動報告をします。 AOLに関するご質問やお問い合わせはこちらまで→wataboshi■@popo.or.jp(■を@に変えてください。)
入選者の方をはじめご協力いただいた多くのボランティアのみなさん、企業や団体のみなさん、助成いただいた芸術文化振興会、三井住友文化財団、奈良県中央善意銀行の各関係者のみなさん、多くの方たちのご協力のおかげで「35回記念わたぼうし音楽祭」を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
私たちは、来年2011年8月7日(日)に「第36回わたぼうし音楽祭」を開催します。今後ともどうぞよろしくお願いします。来年、わたぼうしでお会いしましょう!
第34回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞受賞 「解放」作詩 貞弘治美 作曲 上田敬二郎映像提供 近鉄ケーブルネットワーク株式会社 |