視覚に障害のある方を対象とした絵画説明の手引

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編集:名古屋YMCA美術ガイドボランティアグループ
発行:名古屋YMCA美術ガイドボランティアグループ
発行年:1998

視覚障害者のための、美術館における美術鑑賞の手引き書。視覚障害のある人とともに美術館を訪れ、絵画を一緒に楽しむためのガイド方法を紹介。

障害者芸術祭の開催研究事業報告

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発行:財団法人日本障害者リハビリテーション協会、障害者芸術祭(仮称)開催準備企画委員会
発行年:1991

障害をもつ人々の活動への参加をすすめることを目的とすると同時に、障害をもつ人とない人が一緒になってつくる新しい可能性について研究した報告書。

精神薄弱児(者)の芸術祭の開催の可能性と展開

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発行:社会福祉法人全日本精神薄弱者育成会
発行年:1991

知的障害者の芸術祭開催について、その可能性を探り、先駆的、先進的に行われている文化、芸術活動の実態調査に基づき、具体的な参加プログラム、手だて、方法等についての検討、考察し、芸術祭開催にむけての準備を行うことを目的とした。

第1回国際障害者のための手織教育研究会記録

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著者:城英二、城研三、喜田真砂子(編集)
発行:さをりひろば、ベリー・スペシャル・アーツ・ジャパン
発行年:1990

「第1回国際障害者のための手織教育研究会」の記録、実践報告等。

ユニバーサルアートへの招待~障害者レクリエーション・サポートマニュアル~

著者:財団法人日本障害者リハビリステーション協会 全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)
発行:財団法人日本障害者リハビリステーション協会 全国身体障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)
発行年:2010

障害者の芸術活動を支援するさまざまな取り組みの紹介。アートスペースやレクリエーション関連学会の情報等。DVD付き。

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

 img_book_03_henridaga.jpg著者:ジョン・M. マグレガー (著)、John M. MacGregor (原著)、小出由紀子(訳)
発行:作品社
発行年:2000

・(「BOOK」データベースより)子供を奴隷にする残虐な大人たち、グランデリニア軍との死闘を繰り広げる七人の少女戦士、ヴィヴィアン・ガールズの物語。
・(「MARC」データベースより)身寄りのない老人が遺した「非現実の王国で」と題された奇妙な絵物語。93年「パラレル・ヴィジョン」展で世界に衝撃を与えたダーガーの、天真爛漫と残酷邪悪が並置する物語の抄録と挿絵、マグレガーによる作品分析を収録。

彩葉サロン「ひとりで抱えない!在宅介護」開催のお知らせ

地域やご近所とのつながりが希薄になって、虐待を防ぐことができなかったり、亡くなっていることすら気付かなかったり、痛ましい事件が次々と起こっています。特に家族の問題は言いにくく、そもそも誰に相談したらいいのかわからないということも…。
地域で在宅介護を支えつづける岩井さんに「看取りまでの在宅介護」をテーマとしたお話をしていただきます。そこで感じたことや、ケアについて普段思うことなどを一緒にお話ししませんか。ひとりで悩んでいることも、つながりの中では客観的に見られますし、支え合うことで気持が軽くなることもあるかもしれません。
お互いにケアしケアされながら、いきいきと生きる。そんな将来を語り合いましょう。

 

第11回彩葉サロン 「一人で抱えない!在宅介護~地域で生きる絆~」 

日時
2010年10月2日(土)14:00?16:00
会場
生駒市コミュニティセンター(生駒市元町1丁目6番12号)[地図を開く]
ゲストスピーチ
岩井香奈子さん(梅寿荘地域包括支援センター長)
 
参加費(資料、お茶代等)500円、要申し込み
主催
彩葉サロン(財団法人たんぽぽの家内)
助成
ユニベール財団

岩井さんのお話の後、休憩をはさんで、グループでお茶を飲みながら話し合いとなります。楽しくて、楽になる、学びもある…そんな集まりです。ぜひぜひご参加ください!

たんぽぽ通信vol.77

01 「花ひらく生命、分かちあう万博」

上海で展覧会と国際会議を開催しました

光島貴之さんの公開制作作品「生命の樹」.jpg生命陽光館 中外障害者芸術作品展

たんぽぽの家では、上海万博に万博史上初の障害者パビリオン「生命陽光館」がオープンしたことを記念して、上海市障害者連合会と障害のある人のアートイベントを共同で実施しています。
6月に開催したパフォーマンスイベント「共同の万博・共有の歓び」に続き、8月に展覧会と国際会議を開催しました。
展覧会のテーマは「花ひらく生命、分かちあう万博」。中国本土から絵画や刺繍、陶芸などの作品約75点が展示され、香港、タイ、マレーシア、日本からも17点が出展されました。
水墨画のような伝統的なスタイルの多い中国の作品と、国外から出展された個性の強い作品群が、対照的でもあり調和しているようでもあり、興味深い展示になりました。
また日本からは、造形作家の光島貴之さんが訪中し、現地で公開制作を実施しました。制作の過程を大事にしたい光島さんと、やや"結果オーライ"的なニオイのする現地の空気との間には、考え方の違いも見え隠れ。しかし、そこは光島さんの感性です。「光」という漢字をモチーフに"生命"を表現した作品は、中国の人々にも伝わりやすく、完成後には制作を見ていた来場者からマッサージのサービスも(笑)
そして、同日に開かれた「Art for All会議」では、香港、バンコク、ジョホールバル、奈良およびブリスベンにおいて障害のある人たちの芸術文化活動を推進する団体の活動理念や展望について情報交換をしました。各団体は、それぞれ異なった社会的背景のもとで異なった活動に取り組んでいますが、障害のある人たちが「文化的に生きる」、「対等に参加できる社会をつくる」という共通の目標を掲げていることを嬉しく心強く思いました。
訪問中の最高気温は39度。まさに、熱気あふれるイベントでした。(北田)

光島貴之さんの公開制作日本からは山野将志さん(たんぽぽの家)と柳田烈伸さん(工房まる)が出展.jpgArt for All 財団(バンコク)のチャナロンさん.JPG

 

02 「アンバサダーズ・オブ・ライト」ジャパンツアー報告

会場前で.jpg
「ジャパンツアー」中でも笑顔.jpg
オールメンバー.jpg
アンバサダーオブライトのみなさん.jpg

35回記念わたぼうし音楽祭にゲストパフォーマーとして出演して下さった、フィリピン・マニラの視覚障害を持った若者たちのコーラスグループ「The Ambassadors of Light(AOL)」の、超ハードだった「ジャパンツアー」についてレポートします!夜遅くに奈良に到着した一行は、翌日の7月30日に県庁と市役所を表敬訪問(夜はたんぽぽで歓迎会)、31日には唐招提寺にて献歌と遷都祭・まほろばステージに出演!そして8月1日は音楽祭出演!!

休む間もなく翌2日には福井県小浜市に向かい、市役所表敬訪問。3日は小浜ふれあい音楽祭出演。翌日奈良に戻り5日には京都の高齢者福祉施設「故郷の家・京都」にて合唱披露。そして6日早朝、無事日本を発ちました。
メンバーは12歳から27歳までの若者15名。ほとんどの方が全盲です。文化が全く違いますし、何より奈良はマニラより暑くて湿度も高い!みんなの体力がもつか心配でしたが、彼らは底抜けに明るく、なんとか乗り切ってくれました。メンバーは心からの歌好きで、誰かがちょっと鼻歌を歌ったら最後、いつの間にか合唱になってしまいます。メンバーは帰国してからも時々メールで、日本の様子を訊ねてくれたり現状を教えてくれます。Ireeve(重度の弱視の少年)が、カレッジに行きたいと夢を語ってくれたり、Czarinah(全盲の少女)は、ジャパンツアーは一生忘れられない体験だと言っています。見えないけれど、たくさん日本を感じ取っていたのですね!
現在AOLは、貧困と視覚障害というハンディを持った才能ある若者たちに奨学金を支給し、音楽活動を支援しているのですが、将来の目標は視覚障害のある人の音楽学校を設立することです。そこで、今後もAOLの活動を応援していくため、The Ambassadors of Light Japan(AOLJ)を設立しました。AOLJは彼らをサポートして下さる会員を募集しており、ご寄付も受け付けています。またCD「あなたの心に希望の光を灯したい」(1000円/全7曲)を発売中です(CDの売り上げはAOL支援のための基金に充てられます)。
貧苦にありながらも明るく、才能を開花させようと努力を惜しまないフィリピンの若者に、音楽活動による社会参加のチャンスが与えられるよう、どうぞご支援下さい!
*AOLJについてくわしくは佐賀までお問い合わせください。(佐賀)

 

03 病と向きあう表現・・・『生きのびるためのアート 日韓展』終了しました

8月7日(土)から29日(日)まで、東京、秋葉原にあるアーツ千代田 3331にて日韓の精神障害のある人の作品展を開催しました。
6月まで韓国・京畿道の13か所を巡回していた作品を日本で紹介する試みで、日韓の作品の文化や表現方法から生まれる違いを発見する展覧会となりました。
日本の作品は、八王子の平川病院で造形教室を主宰する安彦講平さんが推薦しました。自らの中にある病を見つめ内へ向う作品もあれば、思い切り開放される作品もあり、シンプルながら各作品とじっくり向き合える空間になりました。
8月8日(日)には、日韓における精神障害と表現活動の取り組みを報告する「病と人間の文化フォーラム」を開催しました。日本側は安彦講平さん、韓国側は京畿道広域精神保健センター長、イ・ヨンムンさん、精神科医のシン・ドングンさん、キュレーターのユー・ミーさん、そして本展出展作家のキム・ドンギさんが登壇しました。心の病のある人が多く参加し、当事者が置かれた苦しい状況や韓国よりも立ち後れている日本の状況など、活発な議論が交わされました。(岡部)

04 鳥の劇場 演劇ワークショップ

8月11日に、職員研修として演劇ワークショップを行いました。講師は鳥取の劇団/劇場「鳥の劇場」主宰の中島諒人さんと俳優のみなさん。
WSでは、5、6人のグループに分かれ、絵本「泥棒学校」から一場面を選び、3分の作品をつくりました。そして最後は、グループごとの上演と鑑賞。参加者からは「スタッフの普段とは違う顔が見れてよかった」、「動いているうちに恥ずかしさもなくなってその場を楽しむ気持ちが生まれた」などの感想をいただきました。演劇は、人に身体を読ませることで成り立つ。演じ、「読ませる」ことを意識することで、「読まれる」ことも意識するようになる、という中島さん。また、一場面をつくり、演じるということは、相手の言葉や動きにどう応えるか、を考えること。これらは、私たちの日ごろの生活や仕事にもつながってくることなのだろうな、と思いました。(井尻)

どういう表現にするか考え中.JPG他のスタッフが見守る中上演中.JPG

 

中井さん、おかえりなさい!!

研修中のうれしい出会い.JPG

アートセンターHANAのアートアドバイザー、中井幸子さんが、4月から7月の約3ヶ月間、海外研修に行かれ、このほど無事帰国されました。中井さんからのメッセージが届いています!
 

 

第38回中央競馬馬主社会福祉財団の助成をうけ、海外研修へ行ってきました。アイスランド噴火の影響で出発が遅れるというアクシデントがありましたが、4月27日に出発し、7月18日に無事笑顔で帰国しました。デンマーク、イタリア、アメリカ、韓国という世界一周に近い移動でハードでしたが、とても充実した研修となりました。遠く離れた土地でたんぽぽの家を知る人たちにお世話になったときは、たんぽぽの家に守られているような気持ちになり心強かったです。貴重な機会をいただき感謝しています。また多くの人たちと共有できるよう努力したいと思います。(中井幸子)

05 たんぽぽ秋晴れバザール2010開催

今年も秋晴れバザールの季節がやってまいりました!
バザー当日は、目玉の日用雑貨やおいしい屋台が登場します♪
みなさんお誘い合わせの上ぜひお越しください!!(三輪た)

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日時
10月30日(土)10:00-15:00
10月31日(日)10:00-13:00
会場
たんぽぽの家 (六条西3-25-4)
お問合せ
たんぽぽの家 TEL0742-43―7055

 

≪商品寄贈のお願い≫
いつもたんぽぽの家にご協力いただきありがとうございます。ご家庭で眠っている商品がございましたらぜひご寄贈ください。ご連絡いただきましたらたんぽぽの家から車で1時間圏内に限り、日にちを調整させてもらい、ご自宅まで取りに伺います。また商品を直接持ち込んでいただいた方には、粗品当日引換券をプレゼントいたします。宅配便でのご送付も承っております。(送料はご負担ください)

  ×お断りしているもの
家具、寝具、電化製品、古本、汚れがひどい物、賞味期限の切れた食品など

 

06 今月のおすすめ

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今月のおすすめ アトリエやっほぅ!!(京都)の手ぬぐい 1300円

手ぬぐいブランドの「にじゆら」とのコラボ手ぬぐいは、注染という技法で染められています。ぼわぁ?んとした楕円の顔たちが、ゆらゆらと並んだデザインです。色は、モノトーンと、カラフルな色合いの、2種類。
さて、みなさんは手ぬぐい使ってますか?日常的にハンカチ代わりに使ったり、旅行の時も、2?3枚手ぬぐいを持って行ったら、何かと便利です◎かさばらず、じゃぶじゃぶと手洗いしやすく、短時間でカラッと乾きます。
この商品は、奈良町のCHIRORIの店舗でのみご購入できます。(島)

 

07 たんぽぽ人物図鑑

ボラさんを囲んで!.jpg

7月29日から8月11日まで韓国のエイブルアートセンターでボランティアをしている、ボラさんがたんぽぽの家に滞在されました。
ボラさんは韓国でボランティアとして障害のある方と関わられていて、たんぽぽの家では主にアートセンターHANAでメンバーとかかわり、HANAの日常を見学、参加されました。
とてもチャーミングで、人なつっこいすてきな方だったので、滞在中はいろんな方とふれあい楽しまれていたと思います。そんなボラさんに帰国される寸前に滞在中の感想をお聞きしましたので紹介します。
 

 

Q1.日本のどんなところが好きですか?
A."HANA アート センター"
日本に到着し、たんぽぽの家に来たばかりの時、私(ボラさん)は少し疲れていました。最初にHANAに行って、スタッフとメンバーの皆さんが歓迎してくれたのを思い出します。
とてもうれしかったです。ありがとうございました。
私はそれぞれのスタジオでプログラムに参加した時、メンバーさんがお仕事をしていたりスタッフが大変なお仕事をしていたのを見ました。
私は本当に感動して見ていました。笑顔とやさしさは決して忘れません。エイブルアートセンターが完成したら、たんぽぽの家のメンバーやスタッフ皆さんで韓国に来てもらいたいです。そしてエイブルアートをいっしょに愉しみたい。

 

Q2.たんぽぽの家で何が楽しかったですか?
A.ん~。いっぱいある~。
1、HANAのメンバーやスタッフの人といっしょに楽しい時間を過ごしたこと。
2、わたぼうし音楽祭に参加して新しい人たち(ボランティア)と出会えたこと。
3、お昼ごはんが美味しかったこと!メンバーのお母さんがボランティアでごはんを作っていたことに感激しました。毎日おいしいお昼をありがとうございました。

 

ボラさんに教えてもらった韓国語があったので、質問してみました。
Q3.nam ja tingu iso?(ナムジャ チング イッソ?)
A.iso(イッソ)
意味は"彼氏はいるんですか?"お返事は"います。"でした。ざんねーん。
みなさんもすてきな韓国の人がいたら質問してみてくださいね。ちなみに "opso(オプソ)" が"いません"です。

以上、たのしいインタビューでした!(北野)

Able Art Company 2011年 カレンダー予約受付中!

エイブルアート・カンパニー登録作家の作品を題材に、2011年のカレンダーを企画いたしました。
12ヶ月を彩る作品は、どれも眼を惹くものばかり。
今回は、カレンダー下部に社名や店名などをお入れすることもできます。
作品を使用した作家には、ロイヤリティ(作品使用料)が支払われ、障害のある人の就労支援にもつながります。
2011年のカレンダーは、ぜひ、エイブルアート・カンパニーカレンダーをご活用ください。

お問い合わせ/お申し込みは

エイブルアート・カンパニー カレンダー係

ca2011@popo.or.jp
Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501
までお願いします。

*メールでお申込みの場合は、1)お申込者名、2)ご担当者名(必要な場合)、3)ご住所、4)連絡先TEL、FAX、5)名入れあり/なしの有無(名入れの場合は、名入れする内容)、6)ご注文部数を明記のうえ、ca2011@popo.or.jpまでお申し込みください。

*FAXでお申し込みの場合は、こちらのお申し込み書をダウンロードし、ご記入のうえで、上記のFAX番号までお送りください。

*価格欄の金額はたんぽぽの家の販売価格です。

<商品見本>

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くらっぷが「鳥の演劇祭」に出演します

たんぽぽの家を拠点に活動する、知的障害のある俳優を主体にした演劇創作グループ「くらっぷ」が、このたび、鳥取県で開催される「鳥の演劇祭・ショーケース」に出演します。


(c)2009 clap

このショーケースには、東京や愛知、熊本など各地から11の劇団やダンスカンパニーが出演します。そして、一般の観客のほか、全国の公共ホールで自主事業のプロデュースを担当されている方々も見に来られる予定です。

くらっぷの活動のユニークさや可能性を、たくさんの人に紹介し、活動の幅を広げる機会にしたいと思います。くらっぷの活動はみんなのもの。ぜひ、皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。

 

募金受付中!

郵便振替
01080-6-7812
銀行振込
ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店 当座 000781
口座名義
財団法人たんぽぽの家(ザイ タンポポノイエ)

くらっぷへのご支援である旨を明記してお送りください。

公演「ゴドーを待ちながら」について

『ゴドーを待ちながら』は、1940年代後半にサミュエル・ベケットというフランスの劇作家によって書かれた戯曲です。

「何のドラマも起こらない」この作品は、不条理演劇の古典でありながら、現代においても「最も難解かつ新しい演劇」として、半世紀を越えた今も世界中のアーティストに強い影響を与え続けています。

障害のある人たちは、健常者がサジを投げるようなこの難解な作品にまったく新しい視点を与えてくれました。

私たち人間は、自分が自分であることを一歩も譲らないで、なおかつ他者をありのまま受け入れることができるのではないか。
「人間はいつまでも変らない」のではなく、私たち人類がこれからもこの星で生きていくための新しい方法を、机上の空論ではなく、もしかしたら本当に獲得できるのではないか。

そんな、とても小さいですが確かな視点を、皆さんと一緒に共有できればうれしく思います。

もりながまこと(構成・演出)

日時
2010年9月17日(金)16:00?/9月18日(土)12:00?
会場
鳥の演劇祭・議場劇場(詳細は演劇祭のウェブサイト参照
出演
岡本拓郎、河口省吾、木村由有里、竹島遥香、前田考美、十亀史子、八尾佑希子
構成・演出
もりながまこと
照明
魚森理恵
公開リハ
9月11日(土)14:00開場 たんぽぽの家シアターポポ
ご来場希望の方は制作担当までご一報ください。
制作担当:北田(kitada●popo.or.jp)●を@に変換して送信ください。

くらっぷ プロフィール

2004年5月
結成(社会福祉法人わたぼうしの会「デイサービスぶるーむ」のプログラムの一つとして:2006年より財団法人たんぽぽの家に移管)
2005年2月12・13日
公演「掟の門」(フランツ=カフカ原作)
計3ステージ
於・ウイングフィールド(大阪・心斎橋)
2006年4月8・9日
公演「ファウスト」(ゲーテ原作)
計3ステージ
於・ウイングフィールド(大阪・心斎橋)
明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート・オンステージ」参加事業
ウイングフィールド提携公演
2006年10月25・26日
公演「掟の門」
計2ステージ
於・タイニイアリス(東京・新宿)
2006年10月27日
公演「ファウスト」
計1ステージ
於・国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟小ホール
エイブルアート・オンステージ2006 コラボ・シアター・フェスティバル参加作品
2009年12月12日
公演「ゴドーを待ちながら」(サミュエル・ベケット原作)
計1ステージ
於・たんぽぽの家シアターポポ

もりながまこと(構成・演出)

1969年大阪府生まれ。現在は奈良県生駒市在住。
1990年、大阪で劇団「芽の気象(めぐみのきしょう)」を旗揚げ、主宰。戯曲の執筆、演出を担当。一貫して一人芝居の作品を発表し続ける。劇団解散後は活動拠点を奈良に移し、自作自演で作品を発表している。知的障害のある人のヘルパーとして福祉の現場にも従事。不良ヘルパーとのウワサもある。代表作に「二十歳の原点」「ナッツ」「真空の音色~石原純の疾走」「馬食やそ八」「宮木が塚」など。