作品
プロフィール
1970年生まれ 奈良県在住
1991年よりたんぽぽの家で活動をはじめる
出会いとつながりを大切に、いつも持ち前のあかるさで人と話をする。自らをとりまく人々への感謝の想いが、色・形・模様となり表れる。微妙な色彩にとことんこだわるのがスタイル。好きなインテリアの本をモチーフに描いてきたが、やがて自分の内なる世界観を他者へむけて発信したいと考えるようになる。現在は絵画制作にとどまらず、詩や物語をつくるなどさまざまな表現に取り組んでいる。
1970年生まれ 奈良県在住
1991年よりたんぽぽの家で活動をはじめる
出会いとつながりを大切に、いつも持ち前のあかるさで人と話をする。自らをとりまく人々への感謝の想いが、色・形・模様となり表れる。微妙な色彩にとことんこだわるのがスタイル。好きなインテリアの本をモチーフに描いてきたが、やがて自分の内なる世界観を他者へむけて発信したいと考えるようになる。現在は絵画制作にとどまらず、詩や物語をつくるなどさまざまな表現に取り組んでいる。
【定員】 90名
会期:2014年11月22日(土)?30日(日)10:00~18:00
会場:姫路市内の各所
主催:近畿労働金庫 企画:一般財団法人たんぽぽの家
2014年から近畿2府4県を毎年巡回している「ひと・アート・まち」、今年は姫路で開催です。播州地域の障害のある人の作品や、まちの人、はたらく人たちとのコラボプロジェクトが満載。 リニュアルした姫路城や個性的な商店街など、まちなみとともにお楽しみください!
☆プロジェクトの詳細は、以下をご覧ください。→「ひと・アート・まち兵庫 姫路」
第37回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞 「一歩ずつ…」作詩・作曲:菅田利佳 |
第36回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞 「空からのキャスティング」
|
今回の音楽祭には、作詩の部に307作品、作詩・作曲の部に228作品が寄せられ、
選考の結果、入選8作品が決定しました。
タイトル | 作詞者 | 作曲者 |
---|---|---|
アイム コージー | 西塚孝二(青森県八戸市・13歳) | 塩田明子(秋田県横手市・50歳) |
赤目四十八滝 | 竹内信人(奈良市・33歳) | 河野由実(奈良市・47歳) |
則本泰雄(島根県松江市・61歳) | 坂本歩美(東京都調布市・27歳) | |
周回遅れ | 中里見富康(群馬県高崎市・55歳) | 笠木敦志(千葉県柏市・41歳) |
空からの言伝(ことづて) | 甲斐聖二(東京都・49歳) | |
Drop of Hope ~ 一滴の希望 ~ |
西村健二(福岡市・28歳) | 高須翔太(福岡市・25歳) |
半分ごっこ | 久保博揮(東京都西東京市・34歳) | |
我が子へ | 団野明日香(京都府城陽市・39歳) | 池田公生(東京都町田市・49歳) |
アイム コージー
アイム サーティーン イアーズ オールド
アイ ライク イングリッシュ
得意な訳ではないんだけれど
アイム コージー
嫌いなものは 片仮名で言ってみる
カレッジポテト ライスケイク
少しだけ美味しそうな気がする
アイム コージー
ブラインド スクール スチューデント
アイム ア トランスファー
片仮名にすればオールライト
アイム コージー
片仮名語の意味が分かった
ドンマイ ラッキー チャンス
知らなくても使える不思議な言葉
アイム コージー
家 お母さん 家族
ホーム マザー ファミリー
片仮名にしたくない言葉もある
アイム コージー
ぼくの名前は孝二
サンキュー
もう何年ぶりだろう 家族で旅するのは
赤目四十八滝を歩いた
岩道や坂道が入り混じり とっても
一人では歩けない
急斜面や岩場は 父のごつごつした手に
握られ岩と岩 飛び超え
なんとか歩いた四十八滝
久しぶりに握った父の手
力強かった父は息があがり
もう若くないんだよ 無理しないで
普段は照れくさくて なかなか言えないけど
歩けてよかった お父さんありがとう
信じられなかった 母の手を握った時
その手が とてもとても小さく
驚いてもう一度 握り返してみたけど
やはりその手は小さかった
苦労をかけ続けて 心配をかけ続けて
その小さな手に守られ
不自由はあるけど僕はこれまで
案外 幸せに生きてきた
父は前で 母は後ろで こけないようにと
手をつないで歩いた 四十八滝
普段は照れくさくて なかなか言えないけど
歩けて良かった お母さんありがとう
今の僕は少しは大人に 大人になれましたか?
手に入れた仕事 がんばります
これからも 心配かけるけど
容姿が違おうと
肌の色が違おうと
なかよくみんな生きていけ
ぶつかり合い
はげまし合い
力強くみんな生きていけ
風に吹かれ
雨に叩かれ
幸福求めみんな生きていけ
わたしとあなた
立場の違いが
わかり合える日を信じ
めぐり来る季節が
素晴らしい明日を
約束してくれる
ぼく達 きみ達
みんな みんな
流されずに生きていけ
ひとり一人は弱いけど
手と手をつなぎ
みんなが助け合えば
不可能も可能に変わる
その時の為に
苦しみながら
楽しみながら
ゆっくり早く 歩くんだ!
わたし達 あなた達
だれも だれも
信じ合って生きていけ
ひとり一人は弱いけど
一つの糸で
みんながつながった時
素晴らしい明日が来る
その日の為に
泣きながら
笑いながら
ゆっくり早く 歩くんだ!
人生は競争じゃ ないけれど
いつの間に 他の人 較べてる
草花は 自分の花を 咲かせるだけで
背伸びもせずに 健気に生きる
周回遅れと 思ってしまう
自分の弱さが 悲しいね
それでも君と 出会えた事で
歩いて行ける 勇気が湧くよ
道草を食っていた わけじゃなく
ふり返る 風景は 宝物
過ぎた道 曲がった道や 泥んこ道も
その時々に 誘(いざな)う声が
周回遅れの 人生だって
ゆっくり進めば 見えてくる
そこには君が いてくれるから
二人で 今日を 汗ふき歩む
行く道は 曇ったり 雨の日も
わかってる つもりでも 不安さえ
「一歩ずつ 進めば いい」と 自分に言えば
「一人じゃない」と 君から言われ
周回遅れの お陰で会えた
その事 教えて くれる君
ひけ目に思う 事などないね
手を取り歩む 千里の道
穏やかに 流れてゆく
日曜の昼下がり
生きる事に追われて
何も見えなくなってた
いつからか うつむいたまま
歩く癖がついてた
何気なく 見上げた
空の青さに 涙がこぼれた
苦しみに うずもれて
心 閉じていても
眩しい 陽射しは
私にも届いてた
この胸の奥の 痛みが叫んでた
もっと自分の事 信じてあげてほしいと
人は独り 生まれて来て
どこへ辿りつくの
そんな不安 抱いて
眠れない夜もあるわ
星の数 きっと あるのね
誰にも幸せが
支えられて来たように
すべてを 受け止められますように
悲しみを指折り
数えていたけれど
優しい風は
私にも吹いていた
昨日までの胸の 痛みが叫んでた
思い出したの あの日に誓った願いを
昨日までの胸の 痛みが叫んでた
思い出したの 生まれたかった願いを
あたりまえのことが できなくなってしまう
それまでに なにができるだろう?
こわれたものを もどすことができたら
なにも 不安はないのに
もしも 自由に歩くことができるなら
何度 考えたのだろう?
そんな 夢をみつづけるよりも
今をもっと つよく生きてゆきたい
この命が尽きる瞬間(とき)に
誰かが涙をこらえて 微笑みをくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?
ひとつ ひとつ
失って受け入れることなんて できるかわからない
衰えていく からだは誰のためにあるわけじゃない
憂うことのない運命は こんな僕のためにあるから
この命が尽きる瞬間(とき)に
誰かが涙をこらえて 微笑みをくれるのだろう?
抱きしめてくれるだろう?
大切な人の声が 生きていく力をくれる
増えていくキズも不安も 僕を強くするから
どこへ向かっていくのだろう?
その答えを手にするまで 心からの笑顔で
いま「ありがとう」云えるまで
「ありがとう」云えるまで
自信がなくて 涙が出て
孤独を感じてしまうとき
逃げてしまいそうになる わたし
でも そのままでいいんだよって
背伸びしちゃだめだって
優しく叱ってくれたあなた
気休めでもよかった
背中を押して欲しかった
この一歩を歩みだすために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかな気持ち
わたしも あなたに優しくなれたら
元気が出て ただうれしくて
あなたが愛しくなったとき
何もお返しできない自分に気が付く
でも そのままでいいんだよって
いてくれればいいって
優しく笑ってくれたあなた
支えてあげたかった
背中を押してあげたかった
その一歩を歩みだすために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
きっと 生まれてきたことに
感謝して 素敵な日々が送れるでしょう
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支えあう
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
それがきっとあなたへのお返しとなるでしょう
「おめでたですね」の一言に
嬉しさと不安が 心をよぎった
育てていけるのかな こんな私だけど
「我が子ができるなんて 奇跡だね」
「僕も弱さはあるけれどがんばって育てよう」
…時は過ぎ…
MY BABY 笑顔が光ってた
MY BABY やんちゃな元気ッ子
MY LADY 今は素敵なお嬢さん
おしゃれになって青春の中
もしわたしに障害がなくて
もし父にも弱さがなかったら
色々してあげられたのにって悔しいけど
わたしは壊れた心をもって
父も薬が離せない日々で
それでも心穏やかに触れてきてくれる 何も言わずに
YOUR MOTHER わたしでいいのですか?
YOUR MOTHER 涙ためてうなづいた
I’M MOTHER その涙忘れません 優しく包み込んだ
愛が溢れるあなたは 私が育て上げたのではなく
あなたが大きな力をくれたのです
言えなくていっぱい悩んできたでしょう
苦しくて一人泣き神様に祈ってたね
MANY THANKS こんな我が家だけど
MANY THANKS 楽しかったかい?
THANKS YOU あなたに生かされました
本当にありがとう
我が子よ
これからは自分の人生にいっぱい夢見て歩んで下さい
それが母の祈りです
賞名 | 作品名 | 作詩者 | 作曲者 |
---|---|---|---|
わたぼうし大賞 | 半分ごっこ | 久保博揮 | |
文部科学大臣奨励賞 | 我が子へ | 団野明日香 | 池田公生 |
奈良県知事賞 | 赤目四十八滝 | 竹内信人 | 河野由実 |
奈良市長賞 |
いつか |
則本泰雄 | 坂本歩美 |
日本障害者リハビリテーション協会賞 | アイム コージー | 西塚孝二 | 塩田明子 |
ナイスハート賞 | 空からの言伝(ことづて) | 甲斐聖二 | |
近鉄ケーブルネットワーク賞 | 赤目四十八滝 | 竹内信人 | 河野由実 |
日産労連ゆうらいふ賞 | 半分ごっこ | 久保博揮 | |
奈良パイロットクラブ賞 | 周回遅れ | 中里見富康 | 笠木敦志 |
国際ソロプチミスト奈良賞 | Drop of Hope ~ 一滴の希望 ~ |
西村健治 | 高須翔太 |
奈良YMCA賞 |
いつか |
則本泰雄 | 坂本歩美 |
NHK賞 | アイム コージー | 西塚孝二 | 塩田明子 |
毎日新聞社賞 | 我が子へ | 団野明日香 | 池田公生 |
第35回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞受賞 「半分ごっこ」作詩・作曲 久保博揮(くぼひろき)ピアノを弾いているのが、 映像提供 近鉄ケーブルネットワーク株式会社 |
※事前にチケットの郵送をご希望される方は、備考欄に「郵送希望」とご記入ください。
郵便振替用紙を同封のうえ、郵送させていただきます。お振込みの際、振込手数料はご負担ください。
ローソンチケットでもご購入いただけます。(Lコード:52806)
♪チケット料金のうち、500円はゲスト・フィリピン「アンバサダーズ・オブ・ライト」
の支援に充てさせていただきます。
全国各地から寄せられ、市民選考委員の選考を経た入選8作品を披露します。音楽祭当日、入選作品には各賞が贈られ、「わたぼうし大賞」および「文部科学大臣奨励賞」に選ばれた作品は、2011年にタイ・バンコクで開催予定の「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」の日本代表曲の選考にノミネートされます。
アンバサダーズ・オブ・ライトは、視覚障害のある若者たちが、音楽をとおして未知なる可能性を開花・発展させることを目的とするフィリピン初のNGOです。これまでフィリピン国内を中心に、数多くのコンサートを開催してきた彼らの澄んだ歌声をお届けします。
私たちは、企画・運営・広報・ポスター貼り・プログラム編集・チケット販売・舞台演出・楽器演奏など、知恵と経験を生かして、いっしょに楽しみながら音楽祭をつくってくれるボランティアを募集しています。
詳しいお問い合わせはこちらまで
→ wataboshi■popo.or.jp
(■を@に換えて送信してください)
35回記念わたぼうし音楽祭実行委員会
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 奈良たんぽぽの会内
Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501
E-mail wataboshi■popo.or.jp(■を@に換えて送信してください)
□ 主催 奈良たんぽぽの会
□ 主管 財団法人たんぽぽの家
□ 実施主体 35回記念わたぼうし音楽祭実行委員会
□ 特別助成 日本芸術文化振興会
□ 助成 三井住友海上文化財団
□ 後援(予定)厚生労働省/文部科学省/日本障害者リハビリテーション協会/奈良県/奈良県教育委員会/奈良市/奈良市教育委員会/全国社会福祉協議会/奈良県社会福祉協議会/奈良市社会福祉協議会/なら・シルクロード博記念国際交流財団/日本YMCA同盟/奈良YMCA/エイブル・アート・ジャパン/日産労連/国際障害者年記念ナイスハート基金/国際ソロプチミスト奈良/奈良パイロットクラブ/奈良県商工会議所連合会/奈良市医師会/奈良県ビジターズビューロー/奈良NPOセンター/奈良まちづくりセンター/奈良町座/パナソニック株式会社/関西電力株式会社/大阪ガス株式会社/奈良交通株式会社/毎日新聞社/毎日新聞社会事業団/NHK奈良放送局/NHK厚生文化事業団近畿支局/近鉄ケーブルネットワーク株式会社
猛暑が続く今年の夏、真夏日となった8月1日(日)に「35回記念わたぼうし音楽祭」が開かれました。会場となった奈良県文化会館には、全国各地から多くのわたぼうしファンが集まり、開演前のロビーでは一年に一度の同窓会のように、来場者どうしが各所で久しぶりの再会を喜び合う姿が見られました。
35回記念わたぼうし音楽祭のわたぼうし大賞に輝いたのは、 東京にお住まいの久保博揮さん作詩・作曲の「半分ごっこ」に決定しました。
35回記念わたぼうし大賞「半分ごっこ」再歌唱の様子
→映像を見る
ピアノを弾いているのが、作詩・作曲をした久保博揮(くぼひろき)さん。
オープニング
関西文化芸術学院舞台芸術専攻ミュージカルコースのみなさん
→その他、各賞の結果はこちら
フィリピン・マニラから来日した、視覚障害のある若者たちの合唱団「アンバサダーズオブライト」。素晴らしい歌声を響かせたのはもちろん、ダンスパフォーマンスも披露してくれました。
AOLの目的、ビジョンなど詳しくはこちら
AOLを応援するチャリティCDを作成しました。
2010年夏、日本各地で響き渡った癒しの歌声があなたの元に… 「あなたの心に希望の光を灯したい」(7曲入り/1,000円)このCDの売り上げはAOLを支援する基金にあてられます。
※ご入会いただいた方には、AOLの1stCDをプレゼント。また、年に1度、AOLの活動を伝える通信やAOLの新しいCDをお届けすることで、AOLの活動報告をします。 AOLに関するご質問やお問い合わせはこちらまで→wataboshi■@popo.or.jp(■を@に変えてください。)
入選者の方をはじめご協力いただいた多くのボランティアのみなさん、企業や団体のみなさん、助成いただいた芸術文化振興会、三井住友文化財団、奈良県中央善意銀行の各関係者のみなさん、多くの方たちのご協力のおかげで「35回記念わたぼうし音楽祭」を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
私たちは、来年2011年8月7日(日)に「第36回わたぼうし音楽祭」を開催します。今後ともどうぞよろしくお願いします。来年、わたぼうしでお会いしましょう!
第34回わたぼうし音楽祭 わたぼうし大賞受賞 「解放」作詩 貞弘治美 作曲 上田敬二郎映像提供 近鉄ケーブルネットワーク株式会社 |
Sorry,Daddy 甲斐性のない息子で ごめん
Sorry,Daddy いっぱい迷惑かけて ごめん
いったい僕は いくつあなたの夢を 壊してきたのだろう
いったい僕は いくつあなたの願いに 応えてきたのだろう
いつの間にか僕は あなたよりずっと大きくなり
でも 心は今も あなたに寄りかかったまま
Sorry,Daddy 酔っぱらってばかりいて ごめん
Sorry,Daddy いっぱい心配かけて ごめん
いったい僕は いくらあなたのお金を浪費したのだろう
いったい僕は いくらあなたの寿命を縮めてきたのだろう
いつの間にか僕は そんなに若くもなくなり
でも 心は今も 果てしない夢を抱えたまま
遅すぎるスタートかもしれない
でも僕は今 真剣に頑張ってるんだよ
欲張りすぎる夢かもしれない
だけど だからこそ 楽しく頑張れるんだ
今はまだ 幼く小さい存在の僕だけれど
あなたのように 立派な人間になってみせるよ
いつの日か 持ちきれないほどの 夢の花束を抱えて
あなたに最高の笑顔と 最高の人生が贈れるように
あなたがくれた 優しさと 自由と 大きな心に
最高の感謝を残せるように
最高の敬意を残せるように
だから今は もう少し
Wait For Me,Daddy
Sorry,Daddy・・・
果てしない時間の中で
たくさんの人に出会えた
今という日迎えられたことが
嬉しくて 少し寂しい
あの時 あの家を出て
歩き出すことになったから
涙あふれて切なかったけど
今前を向いて進んでいける
ありがとうだけじゃ全部 伝えきれない想い
今はこの姿だけが 唯一の恩返し
喜びや悲しみも これから先あるだろう
一人じゃ耐えきれないことも 仲間で助け合える
何が正しいか何て分からない 不安だってあるけど
今は 私たちの道を真っすぐに
立ち止まらずに進んでいく
言葉を探して 何かを伝えたくて
分からなくて 涙があふれてる
今はまだ弱い私だから 心配だってかけてしまう
ありがとうだけじゃ全部 伝えきれない想い
今はこの姿だけが 唯一の恩返し
ありがとうなんて 素直に言えないから
今はただ 私たちの姿を見て
これから時が経って 新しい希望が生まれ
私たちがもらった愛を
今度は与えてゆけるよう 強くなる
神さま ありがとう すてきな耳をありがとう
今日も 大好きな ピアノを弾いてます
神さま ありがとう すてきな声をありがとう
今日も 楽しく 歌ってます
ラララララ
神さま ありがとう すてきな杖をありがとう
今日も 一緒に 歩いてます
夢にむかって一歩 一歩ずつ
空から下りてきたシナリオで
与えられた役柄を 演じてきたけど
ここから先は 自分で物語を創ってく
運命は変えられると信じているから
自分を演じる 悲しさと喜び 繰り返しながら
誰かに生かされている喜びを感じる
自分を追い詰めて 眠れぬまま朝を迎え
絞り出した答えを信じて また演じ続ける
思い通りにいかないことを 他人のせいにして
楽な場所へ逃げようと 言い訳を並べてた
同じサイクルでやってくる 苦しいことは
ハッピーエンドに続く演出だと信じたい
同じ時代の中で 何十億の物語が流れ 交差している
空から下りてきたキャスティングを
僕は怨んではいない
この役は僕にしか出来ないからだ
生きることは 段取りよくはいかない
何かを始めれば 必ず壁にぶつかる
だからといって 何もしなければ何も変わらない
勇気を出して 叩き割れ
怖がりで臆病なことは 自分が一番知っている
だから少し背伸びして 強い自分を演じてみた
見慣れているはずの街並が
少し違った景色に見えた
すれ違う人の視線さえ 風に感じた
出会えた人たちに感謝しながら
与えられた命と時間を大切に生きてく
カーテンコールには まだ早い
同じ時代の中で 何十億の物語が流れ 交差している
空から下りてきたキャスティングを
僕は怨んでいない
この役は僕にしか出来ないからだ
自信がなくて 涙が出て
孤独を感じてしまうとき
逃げてしまいそうになる わたし
でも そのままでいいんだよって
背伸びしちゃだめだよって
優しく叱ってくれたあなた
気休めでもよかった
背中を押して欲しかった
この一歩を踏み出すために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支え合う
あなたがくれた あたたかな気持ち
わたしも あなたに優しくなれたら
元気が出て ただうれしくて
あなたが愛おしくなったとき
何もお返しできない自分に気が付く
でも そのままでいいんだよって
いてくれるだけでいいって
優しく笑ってくれたあなた
支えてあげたかった
背中を押してあげたかった
その一歩を歩みだすために
誰もが 完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支え合う
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
きっと 生まれてきたことに
感謝して 素敵な日々が送れるのでしょう
誰もが完璧には生きられない
半分ずつ分け合って 支え合う
あなたがくれた あたたかさのように
わたしも 誰かに優しくなれたら
それがきっとあなたへのお返しとなるでしょう
きづいたらびょういんだった
なぜ 病いんにいるの?
体 うごかせないの?
ろれつ まわらないの?
きけない気がした ははには
びょう院にとまる母には
「どうしてわたし 病いんにいるの?」
きいてみた ちち親
こたえは 交つうじこ
そして始まる リハビリせい活
あるけるように良くなろう
滑ぜつをよくはなしをしよう
周りには びょう気や怪がのひと
め生えてくる なか間意しき
たたかってるんだ いま共に
たたかってるんだ いま共に
3年経ち 杖で歩ける
夢見た 社会せい活
果たした 職場復帰
なんてすばらしいんだ
行くところがある 毎日
何かすることがある
日じょう生活に戻ったけれど
違ってる まえと何か
判だん力 頭の回てん
「高次脳機能障害」
覚えられない な前や日付
席から立つと また忘れる
脳の中 きずが付いたから
がむしゃらに メモを取る日々
ふ通生活への 切り札
ふ通生活への 切り札
怖かった 障害のない人達
事故の後 ずっと
バカにされてる そんな気がした
杖や記憶を
でも違う
今の自分を 見つめて
顔を上げたら
皆が手を 差し伸べてくれていた
笑いかけて くれていた
ありがとう ありがとう ありがとう
苦手なことが少し多いだけで
人はそれを障害と呼ぶ
自分は人とは違うけど
こんなにできると得意がる
がんばってるのはあなただけじゃないよ
悩んでいるのもあなただけじゃないよ
自分に思い上がるのも卑屈になるのもやめにして
どうせなら大きな夢を見ればいい
世界はあなたが思うより
ずっとずっと広いから
普通に笑顔で話しただけで
人はそれを前向きと呼ぶ
自分は人と違うから
なにもできないと涙ぐむ
がんばってるのはあなただけじゃないよ
悩んでいるのもあなただけじゃないよ
障害に甘えるのも跳ね返すのもやめて
どうせなら大きな夢をみればいい
世界はあなたが思うより
ずっとずっと広いから
傷ついたのはあなただけじゃないよ
苦しんだのもあなただけじゃないよ
障害を負担にするのも克服するのもやめて
どうせなら大きな夢をみればいい
世界はあなたが思うより
ずっとずっと広いから
世界を少し知ったなら
大きな夢が見られるはず
はじめて 知った 深い 悲しみ ことば 探して
へやの 片すみ ひとりぼっちで 下を向いてる
泣きたい時は 泣いてもいいよ
おとなになろうと 急がなくてもいいよ
あのね 涙はうつくしい
心の水
あれも できない これも できない 急に 気づいて
みんなと ちがう そんな自分の 居場所がなくて
でもね ほんとは だいじょうぶ
だって まるごと 君だから
できないことを 数えなくてもいいよ
できることを 探さなくてもいいよ
できないことを 数えなくてもいいよ
できることを 探さなくてもいいよ
ゼロとゼロを 重ねたら 君の光 無限大
心のつばさ 今 はばたいた
君は やっぱり 笑顔がすてきだよ
泣きたい時は 泣いてもいいよ
おとなになろうと急がなくてもいいよ
できないことを 数えなくてもいいよ
できることを 探さなくてもいいよ
ゼロとゼロを 重ねたら 君の光 無限大
ゼロとゼロを 重ねたら 君の光 無限大
雪は冬の消しゴム
すべてをきれいに消してくれる
灰色の道路 車の騒音
忙しい人間の心を落ち着かせるように
雪は冬の消しゴム
すべてを優しく消してくれる
明日への不安 言えないイライラ
そっとぼくの心に入り込むように
雪よ もっと降れ
近くにも遠くにも
みんなに平等に
優しさが届くように
雪は冬の消しゴム
すべてをきれいに隠してしまう
道路の白線 点字ブロック
ぼくの生活に必要なものまでも
雪は冬の消しゴム
心の地図まで消してしまう
帰りたい 帰れない
家がますます遠く感じられる
雪よ もっと降れ
近くにも遠くにも
みんなに平等に
厳しさが届くように
キミが生まれた日 外は白い雪が降ってた
愛しくて 愛しくて 母の胸に眠るキミ
早産の小さなからだ 浅い呼吸 弱い泣き声
ガンバレと ガンバレと 細いキミを抱き締めた
二月過ぎて告げられた この子は死ぬかもしれない
医者の言葉に 桜並木 花びら 風の中に散った
手術の朝は家族4人で 記念の写真を何枚も
最後の写真・・・そんな予感に
涙でキミが にじんでは揺れた
二十歳過ぎた頃 笑顔も絶え 沈んだキミ
職場と家の往復 それだけのキミの日々
友もなく 満たされぬ心 静かに耐え ガンバッていたね
そばにいた母だけど 何もできず 切なさつのる
だけど今 キミはここにいる ステージの上で歌ってる
輝く瞳は自信にあふれ 確かにキミは今 生きている
みかんの花で居場所みつけたね もう弱い独りのキミじゃない
みんなとともに分かち合う喜び
いつまでもいつまでも続きますように
キミの歌声 母の喜び 生きてゆく希望をありがとう
歌を届けて歩くその夢が
いつまでもいつまでも続きますように
いつまでもいつまでも続きますように
ぼくは 女の子にもてたい もてたい とっても もてたい
夢の中でも もてたい
ぼくは ハンサムでかっこいい
世界中の女の子に
車椅子で スロープをおりている姿を 見てほしい
頑張って いす運びをしているぼくを 見てほしい
きっと世界中の女の子が
ぼくのことを すてきだと思うはず
世界中の女の子と 歌を歌いたい
バレンタインディーには たくさんのチョコレート
世界中の女の子に アイ ラブ ユー
ぼくは 女の子にもてたい もてたい とっても もてたい
夢の中でも もてたい
ぼくは ヘアースタイルがかっこいい
世界中の女の子に
ワープロで 日記をつけているところを 見てほしい
プレイルームで 車椅子を早く移動しているところも 見てほしい
きっと世界中の女の子が
ぼくのことを すてきだと思うはず
世界中の女の子に おかしをプレゼントしたい
ホワイトディーには たくさんのお返し
世界中の女の子に アイ ラブ ユー
君が生まれた日の
飛びあがるほどの喜びを
今も鮮やかに覚えてる
君は人を愛し愛されるため
生まれてきたんだね
この世ではつらいこと悲しいことも
一杯君を待っているでしょう
でも忘れないで
いつもどんな時でも
君は一人ではないことを
どんなに離れていても
いつも私の心には君がいることを
君が生まれた日の
嬉し涙の感動を
今も鮮やかに思い出すの
君は何かやりたいことがあって
生まれてきたんだね
自分の夢をかなえるためには
困難も君を待っているでしょう
でも忘れないで
夢は叶うものじゃない
夢は叶えるものだということを
どんなに大きな夢だって
虹の懸け橋は夢へと続くはず
決してあきらめないで 焦らないで
自分の夢にむかって 一歩ずつ
どんなに離れていても
いつも私の心には君が住んでいる
私は生まれた 音のない世界に
私は耳が聞こえない
幼稚部に入るまで ことばを知らなかった
でもそれから いろんなことばを覚えた
お父さん お母さん
クレヨン 日記帳
スキ キライ…
知っていくたびにドキドキした
ことばのある世界
今まで知らなかった世界
今もことばを覚えたい
もっと もっと
この気持ちをことばに変えて伝えたい
私のありのままの気持ちを
この気持ちをことばに変えて伝えたい
だけど まだうまく伝えられない
もっともっとことばを覚えて
君に伝えたい
そして 君と心をつなげたい
ふしぎだな 同じ空なのに
まるく ひろく 光る
ほら あそこの細長い雲は
きっと風の足音
生きる意味わからずに 泣いていた私の心
みんなの笑顔うれしくて とけてゆく
あぁ 生きてて よかったナ
心から おもった
初めての ガタゴト道は
細く 青く 光る
本屋さん レストラン 薬屋さんも
素敵に見える
たくさんの人の波が こわくて閉じてた心
出会えた瞳やさしくて とけてゆく
あぁ 生きてて よかったナ
心から おもった
やわらかな 夜の空気
静かな水の上に
ろうそくの光がゆれる
オレンジ色の街
あきらめそうになって「どうして車椅子なんだろう」
何度も思ったけれど こうして 今ここに
あぁ 生きてて よかったナ
オレンジ色の街
あぁ 心がとけてゆく
オレンジ色の街
何のため君は生まれてきたのか 教えてあげよう
それは悲しみいだくためではない
君の前にひろがる暗闇が
きっと君を強くするよ
何のため言葉を覚えてゆくのか 教えてあげよう
それは恨みを話すためではない
君が語り始める真心は
きっと君を輝かすよ
僕はここで 君を見つめているよ
僕の願いが 君に届いているか
You are the only one. 君は君しかいない
どんなことがあっても
You are the only one. 君は君しかいない
生きていてほしい
何のため君は生きてゆくのか 教えてあげよう
それは苦しみなめるためではない
君の耳に聞こえる歌声が
きっと君を導くよ
母さんがなぜに君を産んだか 教えてあげよう
それは涙を流すためではない
君の前のまだ見ぬ人たちは
きっと君を迎えてるよ
僕は遠く 君を見つめているよ
僕の祈りが 君に届いているか
You are the only one. 君は君しかいない
どんなことがあっても
You are the only one. 君は君しかいない
生きていてはしい
ほら 朝日が昇るよ
生まれたての光を感じてごらん
ほら 疾風が騒ぐよ
羽ばたいてる小鳥を感じてごらん
You are the only one. 君は君しかいない
どんなことがあっても
You are the only one. 君は君しかいない
生きていてほしい
ママ おでこどうしたの?
うん ちょっと看板にぶつかっちゃって…
おっきなたんこぶだね 痛い?
ちょっとね… でも心配いらないわ
ぼくが一緒だったらよかったね ごめんね
そうだ 一人で歩くときは
かみさまに電話して 子どもかしてもらえばいいよ
そしたらぼくも安心して遊べるもん
ママ 手を火傷したの?
うん ちよっと油が飛んできちやって…
水ぶくれになってるよ 痛い?
ちょっとね… でもそれほどでもないわ
ぼくが早く大きくなればいいんだね ごめんね
そうだ 一人でてんぷら作るときは
かみさまに電話して 見える目かしてもらえばいいよ
そしたらもっとてんぷら作ってもらえるね
ママ ぼくの顔見たい?
うん とってもとっても見たいわ…
だったら早く
かみさまに電話して
かみさまに電話して
あかねいろの空を
ぼんやりとみつめていたら
幼い頃のことを思い出した
あの頃は本当に泣いてばかりいたね
あなたもそっと涙をふいていたよね
だけど優しく強く いつも抱きしめてくれた
時を刻んだ今
夢を抱き 希望を決して忘れずに
前だけをみつめて 人生を歩んでいる
あなたからもらった
かけがえのないものをみつめながら
大切なものをみつけるために……
この世に生まれた ひとつの生命(いのち)
この時代に生まれた生命(いのち)
この季節に生きる ひとつの生命(いのち)
生まれてきて良かったと思う自分がいとおしい
夜空の星屑を
ひろい集めていたら
遠い昔のことを思い出した
あの頃は本当につらかったね
眠れない夜 そばにいてくれたよね
そしていつも笑顔で話を聞いてくれた
時を重ねた今
みんなに負けない勇気を抱きしめ
前だけをみつめて 未来へと築いている
あなたからもらった
かけがえのないものをみつめながら
大切なものをさがすために……
優しさの中で育った 小さな生命(いのち)
ぬくもりの中で育った生命(いのち)
愛の中で育つ 小さな生命(いのち)
育んでくれたあなた
あふれる愛をそそいでくれたあなたに
精一杯感謝したい
輝く生命(いのち)をくれて ありがとう
本当に ありがとう
空気が澄んできたら 海辺へと船をこぎだそう
どこまでも蒼く広い この地球という星で
また新しい夜明けがやってくるから
たとえ霧に包まれても
たとえまわりが暗闇になっても
どう進んでいったらいいのか
きっと答えを見つけていくはず
My dear child あなたはとても美しい
生命(いのち)の輝きをきらめかせながら
揺るがない強さを瞳にひめている
あぁ 生きることは難しいことだけど
今という時はもう二度とこないから
自分を愛する気持ちを持ち続けていて
夢 素直さ そして人を信じる気持ちを
忘れてしまった大人たちが
この星の中で争って 傷つけあっている
あかね色の夕焼けも 満天の星空の美しさも
本当はきっと 感じられるはずなのに
ただ心を閉ざしているだけ
My dear child あなたは今これから
あぁ 希望を胸にいっぱいためて
未来をつくっていく
人とわかり合うことは難しいことだけど
そのつながりはかけがえのないものだから
強く優しく生きて欲しい
描くことで巡り合えたあなた
やわらかな筆づかいは
みんなの心の扉に語りかける
ひとつひとつは弱くても
キャンパスに生きる喜び託してる
オープン ハート
明日にむかう時はいま
あなたのとうとい絵筆が道しるべ
五線紙で巡り合えたあなた
星のようなメロディーは
みんなの心の扉をてらしてる
ひとつひとつは空想と
メロディーに生きるすべてを託してる
オープン ハート
明日にむかう時はいま
あなたのとうとい音色が道しるべ
オープン ハート
明日にむかう時はいま
あなたのやさしい光が道しるべ
人生の春をみんなみんな迎えようと
時という名の川を進んでゆくのさ
悲しみがきみをのみ込もうとしても
迷わないで信じた道だけをみつめて
青空をいつも胸にいだいて
誰もみたことのない夢で未来を飾って
一度限りのこの人生を
きみらしくきみらしく生きてゆこう
成功よりも失敗の数
嫌になるくらい多いけど
くじけないきみのその姿に
声援を送ってくれる人
きっといるから
生まれてきてよかったと思えるように
太陽に負けない情熱と
緑を揺らす風のように
いついつまでも素直な気持ち
心に抱き締めて生きてゆこう
時折 訪れる人生の冬にみんなみんな
身も心も凍えてしまいそうになるけど
そのやりきれなさを熱い思いに変えて
何もためらわずに叶えたい夢だけを胸に
一輪の花にもいつも美しさを感じて
誰にもマネのできない夢の花をさかせて
二度とないこの人生を
きみらしくきみらしく生きてゆこう
涙流すよりも笑顔で
昨日より今日 今日より明日へと
あきらめないきみのその姿に
あたたかな手さしのべてくれる人
きっといるから
生まれてきてよかったと言えるように
星のまばたきに負けないきらめきと
すべてを優しくつつむ風のように
いついつまでも人を愛する気持ち
心に抱き締めて忘れずにいよう
生まれてきてよかったと思えるように
太陽に負けない情熱と
緑を揺らす風のように
いついつまでも素直な気持ち
心に抱き締めて生きてゆこう
臆病だけど 走り出すと止まらないこの性格
何がきっかけか分からないけど
無謀にも一人旅をしようと思う
電車に乗らないと 旅が始まらない
電車バックドロップ
後ろ向き お尻から倒れ込めば 電車に乗れてる
小さな冒険 大きな迷惑
街の皆様に迷惑かけるけれど
小さな冒険 大きな迷惑
心優しい人たちのおかげで 僕も一人旅ができた
みんなが心配するからと思って 誰にも言わずに
家からは 知り合いに頼み込んで
近くの駅まで乗せていってもらう
苦手な階段 どうしようと考えた
階段ヒップドロップ
座り込んで お尻で一段ずつ登り降りた
小さな冒険 大きな迷惑
駅でも街でも迷惑かけるけど
小さな冒険 大きな迷惑
障害者(みんな)が出てくれば
これが普通の世の中となるはずだから
春風に誘われて
娘と二人で旅に出ました
電車に揺られて 足の向くまま並んで歩く
わが子の背たけ 今気がつきました
僅かに私を越えていることに
二十歳になったあなたが眩しい
泣き声が聞こえないから
父さんと二人で代りばんこに
寝ずの番して育てたことや
片時も離さず肌で声を聴いていた私を
笑う人がいたことも今は懐かしい
二十歳になったあなたが嬉しい
二十歳になったあなたに乾杯
おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました
ぼくが 百まで 生きたら
二百まで 生きたるといいました
ぼくが 二百まで 生きたら
三百まで 生きたるといいました
おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました
おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました
おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました
街に出よう キュリー
そよ風のように
あの子がくれた タンポポの花
ハーネスに飾って
だまって通り過ぎる人
あなたは誰?
足音が聞こえたら 私から言える
こんにちは (こんにちは)
ご機嫌いかが (ご機嫌いかが)
一緒に行きましょう そこまで
私とあなたの生きる街
私とあなたのつくる街
街に出よう キュリー
そよ風のように
みどりの香り ポケットに歌
ハーネスもはずんで
遠くで見つめてる人
あなたは誰?
手のぬくみ感じたら 心から言える
ありがとう (ありがとう)
会えてよかった(会えてよかった)
一緒に行きましょう ここから
私とあなたの生きる街
私とあなたのつくる街
私とあなたの生きる街
私とあなたのつくる街
この広い宇宙の片隅に
ポツンとひとつ星がある
青く輝くその星に
命に輝くその星に
ぼくらはみんな住んでいる
ひしめきあって生きている
膚が違う 顔が違う 瞳が違う
国が違う 夢が違う 言葉が違う
ライララララ ライララララ ライララララ
ライララララ ライララララ ライララララ
もしも世界の 果てに住もうと
人を愛する 心は変わらない
もしもあなたに いつか会えたら
こんな気持ちで つつんで歌おうか この歌
世代を超えて 人種を超えて すべてを超えて
わかりあえる日まで……
わかち合うたび 溶ける悲しみ
生きる喜び 心によみがえる
人と人との 熱いつながり
確かめあうため 命のあるかぎり 歌おう
時代を超えて 文化を超えて 歴史を超えて
わかりあえる日まで
風は同じ 雲は同じ 光は同じ
空は同じ 海は同じ 大地は同じ
ライララララ ライララララ ライララララ
ライララララ ライララララ ライララララ
戦を超えて 砦を超えて はざまを超えて
わかりあえる日まで
地球を超えて 銀河を超えて 宇宙を超えて
わかりあえる日まで 愛しあえる日まで
あなたと あなたと あなたと
そっと耳を澄してごらん
みんなの歌が 聞こえるかい
ハンディをもって
すべてをあきらめてしまった 君のために
今日も誰かが 歌っている
トライ アゲイン
失敗なんか恐れないで もう一度頑張れ
メイク ア ハッピー
幸せは自分の手でつかむんだ
ハンド イン ハンド
一人じゃできないことも みんなでならできる
スマイル アゲイン
誰にも負けない 最高の笑顔で
今を一生懸命 生きるんだ
その澄んだ瞳の輝きを なくさないで
もう君は一人じゃない
目を閉じれば いつでも会える
くじけそうになったら
目を閉じてみんなで歌おう 心の歌を
弱い心にはもうさようなら
何処かで 泣いている君のために
みんなで歌おう 心の歌を
マコト お父さんと歩こう
菜の花の咲く この道を歩こう
歩きはじめたばかりの お前だから
石ころ道は 苦手だね
転びそうになったら
お父さんにおとまり
そして ずっと ずっと
菜の花の咲く道を
お父さんと 歩いていこう
マコト お父さんと歩こう
若葉の薫る この並木道を
車いすのお父さんでは 恥ずかしい
でも顔を上げ お父さんと
五月の心洗う 風の中
ふたりで胸を張ろう
そして もっと もっと
若葉の道を
お父さんと 歩いていこう
マコト お父さんの前を
高い青空に 歩いていっておくれ
お父さんはゆっくりと お母さんと
歩いていくから 大丈夫さ
マコトはマコトの道を
歩いていけばいい
振り向かないで ずっと
青空の果てをめざし
歩いていっておくれ
幸せなのに 涙が頬を伝わり
ひとつふたつと私の瞳から
流れ落ちる
白いウェディングドレス
いつのまにか
幸せ色にかわりはじめる
あなたの好きな色に
色に染めてくださいと
お父さん 私のわがまま
聞いてくださってありがとう
彼とふたりで
幸せな家庭を作ります
*愛のウェディングドレス
いつのまにか
幸せ色にかわりはじめる
私の好きなあなたに
あなたに愛を伝えるため
お母さん 私をここまで
育ててくださってありがとう
うれしさのあまり
母の顔がゆがんで
愛のウェディングドレス
いつのまにか
幸せ歌にかわりはじめる
父や母の心の中に
伝わっていくため
私はいつまでも彼とふたりで
ウェディングラブを
ウェディングラブを
ウェディングラブを
忘れずに
*くりかえし
幸せな家庭に
愛の鐘が鳴りつづける
大きな荷物を 肩に背負い
たったひとつの 幸せがあれば
たったひとつの 夢があれば
輝きながら 生きていける
与えられたものに 満足できないで
不安いっぱいに 思ってた
あの頃に 僕の求めたものは
何不自由ない 手足と口だった
当り前のことが できない悔しさが
僕をしめつけた
そしてその苦しさの中で
僕は自分の 真の姿を見た
精神(こころ)の弱さを思い知らされて
自分のもろさを知った時
僕はひとりで ひとりで泣いた
転げても 転げても 立ちあがれ
重荷を背負った この道程こそ
僕を強く もっとたくましく
僕は今 僕なりの幸せと
夢に向って 生きている
僕は今 僕なりの幸せと
夢に向って 生きている
昨日あった悲しい出来事が なかったように
新しい一日がはじまる
それが とても淋しくてならない
心に流した涙は 心の中にしまっておいて
いつまでも忘れずにいよう
みんな 力の限り生きているのか
口先だけじゃいけない 今は
みんな 力の限り生きているのか
野に咲く花なら
短い命の花を咲かそう
昨日あった悲しい出来事が なかったように
時は流れ 人は動く
それが とてもむなしくてならない
今の自分に満足している者はいないか
できなくなった時 後悔する
みんな 力の限り生きているのか
口先だけじゃない
みんな 力の限り生きているのか
小さな石なら
そこでじっとしてないで転がれば……
すれちがいざま僕をみつめて
泣きだしたあの人は
揺らめく心押さえきれずに
知らぬ間にあふれたのだろう
そこにぼくらを見てる
ひとつのいまがある
弱い人だと決めて 哀れむいまがある
三日逢っていない君に逢いたくて
ただガラガラとさまよっていたと知ったら
彼女は時代遅れの涙を笑うだろうね
テレビに映る人のいきざま
眺めてはほほぬらす
揺らめく心かくしきれずに
ふたりともあふれてきたよ
そこにひそかにおそう
ひとつのわながある
涙流しただけで すべてを終らせる
そうさいつのまにか とても大切なことも
傍らに流してしまっているなら
ぼくらは時代遅れの涙にさよならしよう
ぼくらは時代遅れの涙にさよならしよう
姉さんのウエディングドレス姿
きれいだった
しあわせそうに 私の前を通りすぎ
みんなに 祝福された
上手へむかう 二人の後ろ姿を
見ていたら
知らず 知らずに 涙が出て
とまらなかった
うれしいわけじゃないんだよ
さみしくて にくたらしいんだよ
すてきに着れる姉さんが
うらやましい
となりの人が言っていた
「あと 妹がね」
そんなに きれいに着れないけど
わたしにも 着れるよね
いつになれば 着れるのかと
考えたら また涙が
考えたら また涙が
止まらなかった
ああ 走れ獅子のように
ああ 叫べ勝利の雄たけびを
車イスの戦士 クール・マイス
かわいいベイビー守るため
クールなスカーフ Very Good
愛の剣をうちたてろ
すてき しびれる バトウェルチャー
愛の変身ウイリー・ハリケーン
ウェルチャー・ヒーロー ギンギラ・ヒーロー
Viva Viva Viva
愛のナイト・クール・マイス
ああ 飛べ鳥のように
ああ 倒せ悪のデビル・スキン
車イスの戦士クール・マイス
チャームなあの子 救うため
クールなマスク Wonderful
真の愛を見せつけろ
胸がトキメク バトバット
愛の制裁 ウイリー・キック
チャリティー・ヒーロー ジェントル・ヒーロー
Viva Viva Viva
愛のナイト クール・マイス
愛のナイト クール・マイス
そこに光が輝いている
心にひびく鐘が鳴っている
ほらごらん
君のそばを きらめきながら
時が流れている
指でたどる文字に
瞳で受ける言葉に
人は愛を感じ
ほほえみに包まれてゆく
今 すばらしい歴史の中へ
小さな一歩を踏み出そう
そこに風が吹いている
心にしみる歌が聞こえている
ほらごらん
燃える命が きらめきながら
時を刻んでいる
君のひたいの汗に
君の生きる姿に
人はいのちを感じ
やさしさに目覚めてゆく
今 ひらかれた大地の上に
小さな一歩を踏み出そう
今 すばらしい歴史の中へ
小さな一歩を踏み出そう
1.愛は星は夜空を飾ります
海は生命を育てます
夢は未来を築きます
愛は愛から生まれます
2.教えてください
鳥みれば鳥になりたいわたしです
魚みれば魚になりたいわたしです
花みれば花になりたいわたしです
天よ 地よ 教えてください
わたしは何をするために
この世に生をうけたのですか
3.夢のあとに
走ったんだよ
ぼく 走ったんだよ
仔犬をつれて
野原を風をきって
走ったんだよ
とうさんが両手を広げて
待っていてくれたっけ
そのとなりで かあさんが
笑いながら立っていたっけ
小さな白い花が咲いていたよ
夢だったんだね
だって枕がぬれているもの
ベッドの横で
車椅子が光っているもの
もう夜が明けたんだね
4.愛
息をいっぱいすいこんで
愛という字を書きました
墨をいっぱいふくませた
筆を握って書きました
すべての音が消えました
すべての事を忘れました
ふるえてゆがんだひと文字は
精一杯のわたしです
今 あることのしるしです
いちにちのおわりに
今日が昨日になろうとしている
今 わたしは疲れた体を
ふとんになげだして
何をやってきたんだろう
自分に問い返して
やってないじゃないか 何にも
そうためいきをついてつぶやく
明日という日ほど恐いものはない
何が待っているのか 誰にもわからない
でも わたしは おののきながら生きるの
自分に与えられた
このときを
いちにちのおわりに
今日も疲れだけが残った
だけど それを振りはらうことはできない
あーあ 重いよう 体が
悲鳴をあげて涙し
これでも青春なのか
そうひとり苦笑いし 目を閉じる
昨日という日ほど重いものはない
過去となって背にのしかかってくるから
でも わたしは あえぎながら生きるの
自分に与えられた
このときを
でも わたしは 精一杯に生きるの
自分に与えられた
このときを
でも わたしは 精一杯に生きるの
自分に与えられた
このときを
秋の陽差しのように 時が光る 季節は急いでいる
心はなまぬるい水 恋はいつも淡い夕映えの川面
行動(うごき)はいつも ゆるやかな川の流れ
ぼくの後の道は忘れよう 前の道は夕もや
心にたそがれの紅葉を持ちたい
闇夜がおとずれる前だから
秋の陽差しのように 時が光る 季節は急いでいる
心は秋の昼下り 恋はいつも淡い陽差しの枯れ野
行動(うごき)はいつも 初秋のそよ風
ぼくの後の道は忘れよう 前の道は夕もや
心に秋空の夕映えも持ちたい
川面が凍てつく前だから
時が光る 時が光る……
さあ これから旅に出よう
過去という名の荷物を置き去りにして……
背負って旅に出たのでは
未来が見えなくなってしまうから
夢と希望を手にかざして
これから続く長い旅を
人生は やり直しは効かないけれど
まだ時間はあるさ
前を向いて ひたすら ひたすら
小さくならずに
力強く生きぬく為に
前を向いて ひたすら ひたすら
小さくならずに
力強く生きぬく為に
かあちゃん つくしがもう出てる
隣のユキちゃんもサッちゃんも
一年生なんやて ピカピカ光るランドセル
買(こ)うてもろて 明日から学校へ行くんやて
かあちゃん つくしがもう出てる
かあちゃん もう泣かんといて
また駄目やったんやね かあちゃん
入学拒否なんて難しい言葉なんか
あたいは知らへん ええのや
あたいはお家で遊ぶ
かあちゃん もう泣かんといて
かあちゃん 桜がきれいやね
なんで悲しそう かあちゃん
あたい学校行きたいのや
どうしてあたいだけ行ったらいけへんの
手が動かんだけなのに
かあちゃん 桜がきれいやね
学校って意地悪や 大人は意地悪や
何にも何にも あたい悪い事してへんのに
かあちゃん つくしがもう出てる……