東大寺にBIG幡がはためきます!!

  財団法人たんぽぽの家が事務局をしている、奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARAの新しいプロジェクト「BIG幡in東大寺」のご紹介をします。

たんぽぽの家の震災支援のつながりで、東北の障害のある方たちからも多数参加いただきました。

ぜひ芸術祭とあわせてご覧ください。

 

 ・奈良と東北をつなぐ、「花鳥風月」

「幡(ばん)」とは、東大寺の重要な法要のときに使われる「旗」で、大仏殿前の芝生に立てられます。
人々の平和を祈ったり、魔除けの意味があるといわれています。

今回の芸術祭の新しいチャレンジが「BIG幡」です。
奈良県内および東日本大震災の被災地域である岩手県、宮城県、福島県の障害のある人たちから
「花鳥風月」をテーマに作品をよせていただきました。
集まった作品は136点。
それぞれの思いをこめた作品が現代の「幡」になり、奈良の空にはためきます。

 

・作品にこめた祈り
岩手県、宮城県、福島県から応募いただいた方々の様子です。

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 東日本大震災の影響により、建物が壊滅したり、大切な人を亡くしたりと被災され、
仮設で活動を続ける団体や、仮設住宅に暮らしながらも、毎日施設に通い活動している人もいます。
奈良県に行ったことがない人も多いなか、
東大寺に飾られることを思い浮かべながら絵を描いてくれました。
そして絵を描くことにより、本人やまわりの人も自然と笑顔になっていきました。

 

・8本のユニークな幡たち
幡は全部で8本。それぞれは幅1m、全長約7mあります。
これだけのサイズでも、大仏さまの前では小さく見えるかも???
デザインは大阪を拠点に活躍されている有佐祐樹さん、
胴体のプリントについては奈良地元企業のナテック株式会社さま、
そして幡頭は株式会社GROUND ZEROさまに製作していただきました。
現代版「幡」がどんなはためきを見せるかは、見てのお楽しみです。
デザインイメージはこちらをご覧ください

    東北の幡 ?ban_tohoku.pdf 
    奈良の幡 ?ban_nara.pdf

 

みなさまのご来場を心よりお待ちしております!

 会期:2013年2月7日(木)~17日(日)8:00~16:00
 会場:東大寺大仏殿前芝生周辺(入堂は16:00まで)

    ※BIG幡のある東大寺大仏殿内は入堂料が必要になります。
      大人・高校生・中学生 : 500円 / 小学生:300円 
     障害者手帳所持者 大人 : 300円 / 小学生:150円
                      (介護者は1人に限り障害者手帳所持者と同額)

 

・速報!奈良県内、そして東北から作者が来場!「幡」が大仏様へ奉納されます!
2月6日(水)には、ご協力いただいている東大寺のご厚意により、
大仏様に「BIG幡」を奉納することになりました。
この日は奈良と東北から作者たちが来場し、
8本の幡のうちの1本をみんなで立てる予定になっています。

BIG幡についてのお問い合わせ:

奈良県障害者アート創出事業実行委員会 事務局
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 
財団法人たんぽぽの家 内
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
E-mail happyspot★popo.or.jp(★を@に替えて送信してください)

 

奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA2011-2012 開催中!

 奈良県文化会館、東大寺、奈良町界隈で開催中の奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA、おかげさまで毎日盛況のうちにご覧いただいています。

 

東大寺の幡は、こんなに綺麗に舞っています。(消音してみるのがおすすめです)

 

鹿の劇場も2日間、満員御礼でした!ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!

 

展覧会の最新情報は、こちらで随時更新しています。ぜひご覧ください!

福祉をかえる「アート化」セミナー@奈良 【一般版】

MENU 開催趣旨 1日目
プログラム
2日目
プログラム
申込方法 送迎案内
☆定員となりましたので、お申込の受付を終了させていただきます。ありがとうございました。
会期
2013年2月16日[土]・17日[日]
会場
たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市六条西3-25-4)[地図を開く]
定員
各日100名 申込先着順
参加費
一般15,000円 学生/メンター会員10,000円(部分参加/一般8,000円 学生/メンター5,000円)
 
奈良県在住・在勤・在学の方はこちらをご覧ください。
主催
財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会
共催
特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン
協力
特定非営利活動法人まる、株式会社ダブディビ・デザイン、エイブルアート・カンパニー

?はたらきかたをデザインする?

私たちは誰でも、仕事を通じて誰かの役にたちたい、自分の価値や存在を実感したいと願っています。はたらくことは社会とつながる、生きている喜びを実感できる、とても大切な行為です。

今、所得を保障し、労働の尊厳を獲得するという考えのもと、障害のある人が就労し、高い所得を得ることが奨励され、制度としても支援されています。しかし、障害のある人の仕事というと、製造業やサービス業を中心に限定されているという現状があります。

このようななかで、私たちはアートやデザインを通して、障害のある人の個性や表現、一人ひとりの可能性をいかす新しい仕事づくりにチャレンジしてきました。なぜなら、「アートはクリエイティブ・インダストリー」といわれるように、アートのような創造的な活動こそ、厳しい現状を打破する可能性があると信じているからです。

今回は、「はたらきかたをデザインする」という視点から、あらためて「障害のある人とともにどのような新しい仕事をつくっていくか」を議論します。そして、社会そのものをも豊かにするような仕事について考えてみたいと思います。みなさんにご参加をおまちしています。

1日目プログラム

2月16日[土]13:30-17:00

12:30-
受付
13:30-13:45
あいさつ・オリエンテーション
13:50-14:50

講演1「社会をかえるものづくり」

自分をいかし、関わる人をいかし、そして社会にとっても意味のある仕事とは。地域、産業、商店、町並み、そして暮らし方を良い方向に進展する流れをつくることをめざすスタイルジャパン研究所。「ビジネス」にとどまらない、生活や価値観、そして社会をかえるものづくりを考えます。

川野正彦(スタイルジャパン研究所代表/東京)ー「想いこそモノづくりの革新」をテーマに、ジャンルやスタンスにこだわらないブランディングやデザイン活動を行う。2006年から地方自治体の地域ブランド創りに関わる。[地産地消の活性化の為のブランディングTEIBAN展](奈良県)が、「2012年度グッドデザイン賞」を受賞。

15:00-16:00

講演2「はたらくこと・あそぶこと・いきること」

誰もが支え合い、働き、楽しみあう場として生まれたスウィングの理念、活動を紹介します。ゴミ拾いも、イベントの参加も、地域の人との交流も、もしかしたら仕事になるかもしれないし、アートになるかもしれない。働きながら遊ぶ、遊びながら働く。私たちの仕事の概念さえも変えていく取り組みについて考えます。

木ノ戸昌幸(NPO法人スウィング施設長/京都)ーNPO、演劇、祇園のスナック、遺跡発掘等々の活動・職業を経て「毎日笑える」をいう理由で知的障害のある人に関わる仕事につく。2006年にNPO法人スウィングを立ち上げる。趣味は映画・マンガ・読書・和太鼓など。

16:00-16:45

質疑応答、ディスカッション

16:50-17:50

たんぽぽの家アートセンターHANA見学(オプション)

18:00-20:00

交流会(オプション/3,000円)

2日目プログラム

2月17日[日]10:00-16:30

*選択A1~4はリレー形式の連続講座です。 

*選択Bは、午前(10:00~11:40)は5・6、午後(13:10~14:50)は7・8のどちらかを選択してください。いずれも100分のプログラムです。

選択プログラムA
これから「アート化」に取り組む人のためのコース(リレー形式・連続講座) 

選択プログラムB
アートを仕事にするための人の実践プログラム(選択プログラム)

10:00-11:00

A-1
なぜアートに取り組むのか

・新川修平(NPO法人100年福祉会理事長 片山工房代表/兵庫)
一人ひとりの能力を最大限に活用できる方法を模索し、アート活動に取り組んできた片山工房。福祉の現場になぜアートが必要なのか。障害のある人がアートする意味とは何かを考えます。

B-5
魅力を伝えるブランディング

・鬼塚淳子(たいせつプロダクト オーガナイザー/福岡)

・田中万理(たいせつプロダクトデザイナー/福岡)
毎日の暮らしの中で「たいせつなもの」にこだわり、たいせつなものに包まれた生活を提案する「たいせつプロダクト」。クライエントも、ユーザーも、クリエイターもみんながしあわせになれる仕事をつくるブランディングについて考えます。

10:50-11:40

A-2
創造的なアートスペースをつくる

・中川直美(社会福祉法人ふたかみ福祉会 アトリエハピバールスタッフ/大阪)
魅力的な環境があることで、魅力的な作品がうまれます。モノづくりや場所づくりを大切にし、みんなが「Happy」になるようにとつくられたハピバール。障害のある人の個性や表現をいかす環境づくりを考えます。

B-6
楽しく働き、楽しく暮らそう?理念を伝える商品プロデュース?

・本多佳子(NPO法人あおぞら あおぞらポコレーション・ソラシード施設長/新潟)

・暮部達夫(株式会社クレコス 取締役副社長/奈良)

「障害のある人もない人も一緒に働き稼ぎ、楽しく暮らすこと」をめざすポコレーション。企業やデザイナーとの共働からうまれた、あおぞらリネンウォーターを通して、商品のプロデュース、販路開拓について学びます。

11:40-13:10 昼食
HANAランチをご利用いただけます(オプション/500円)
13:10-14:00

A-3
多様な表現をアウトプットする展覧会

・高橋法子(アトリエコーナス スタッフ/大阪)

美術館やギャラリーでの展覧会、町家やカフェなどのコミュニティスペースでの展覧会。一人ひとりの多様な表現、作品をいかす展示方法、空間の作り方、そして社会へ伝える考え方を学びます。

B-7
ものづくりと売る力

・里見喜久夫(株式会社はたらくよろこびデザイン室 コトノネ編集長/東京)
「いいもの」をつくるだけではなく、かってもらってはじめてその価値が伝わります。喜んでもらえる、また買いたいと思ってもらえるものづくりとは。東日本大震災を機に被災地の障害のある人、施設の復興を支援したいとの想いから創刊された『コトノネ』編集長をむかえ、生活者に伝わるものづくりと売る力について考えます。

14:00-14:50

A-4
商品づくりと販売へつなげる力

・井上 愛(NPO法人ひょうたんカフェ 副理事長/愛知)

障害のある人の特技や能力をいかして魅力的な商品をつくるにはどうしたらいいか。また販売してくれる店舗や顧客とどのような関係を築いていくか。対話から生まれる商品づくりについて考えます。

B-8
企業発!CSRの新しいかたち

・森 豊(株式会社西山ケミックス代表取締役/京都)

・柴崎由美子(エイブルアート・カンパニー本部事務局)

・一坂正和(株式会社ソフィア 代表取締役/大阪)

・藤井克英(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)

企業が利益を追求するだけではなく、社会に与える影響に責任をもつCSR(企業の社会的責任)は、企業にとって大切なテーマになっています。企業とNPOや社会福祉施設がそれぞれの強みをいかしながらアートを通して、社会に新しい価値を提案する事例を紹介します。

15:00-16:30

全体プログラム
全体ディスカッション

障害のある人の仕事をつくることは決して特殊な仕事をつくることではありません。2日間を振り返り、社会の多くの人と共有できる、社会にとって必要な仕事を考えます。

進行:樋口龍二(NPO法人まる代表)、柊 伸江(株式会社ダブディビ・デザイン代表取締役)他

対象

障害のある人のアート活動に関心のある人。また、アートによるプログラム開発、仕事の開発、アートスペースづくりに関心のある人。

参加申込方法(定員となりましたので、受付は終了しました)

  1. 申込フォームに必要事項を入力してお申し込みください。
    ※ご希望のプログラムに添えない場合は連絡させていただきます。
  2. 参加費(オプション費用を含む)をお近くの金融機関からお振込みください。
    ※振込み手数料はご負担願います。
    銀行から
    南都銀行 西ノ京支店(普通)0297183 財団法人たんぽぽの家
    ゆうちょ銀行 一◯九(イチゼロキュウ)店(当座)0007812
    郵便局から
    01080-6-7812 財団法人たんぽぽの家
    ※通信欄に「セミナー参加費」とお書き添えください。

申し込み締切

2013年2月8日[金]
定員(各日100名)になり次第締め切らせていただきますので お早めにお申し込みください。

おことわり(キャンセル料について)

キャンセルには下記の通りキャンセル料を申し受けますのでご注意ください。

◎2月9日[土]?15日[金]…参加費の50%
◎2月16日[土]…参加費の100%

※やむを得ない事情により、プログラムの一部を変更させていただく場合があります。
※お預かりした個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用させていただきます。

送迎のご案内

近鉄奈良線「学園前」駅南口と、セミナー会場「たんぽぽの家アートセンターHANA」の間を結ぶ無料シャトルバスの運行を予定しております。いずれも、セミナー開催時間/終了時間にあわせた運行になります。

2月16日(土)

 [近鉄奈良線・学園前駅南口 12:00発 → たんぽぽの家]

 [たんぽぽの家 17:30発 → 近鉄奈良線・学園前駅南口]

 [たんぽぽの家 交流会終了後、随時 → 近鉄奈良線・学園前駅南口]

2月17日(日)

 [近鉄奈良線・学園前駅南口 9:30発 → たんぽぽの家]

 [たんぽぽの家 17:00発 → 近鉄奈良線・学園前駅南口]

関連情報

情報交流コーナー

会場に「情報交流コーナー」を設置します。全国から集まった皆さんと情報交換できるチャンスです。閲覧用のパンフレットや資料をお持ちください。
※掲示物は1団体につきA3サイズ以内でお願いします。

同時期開催

奈良県障害者芸術祭 HANPPY SPOT NARA2012-2013
「生きることは表現すること、表現することは生きること」を合い言葉に、奈良で2回目となる芸術祭を開催します。展覧会では多様な場での出会いから生まれた表現とその軌跡を紹介します。ぜひ、あわせてご参加ください。
■会期:2013年2月7日(木)~2月17日(日)
■会場:奈良県文化会館、東大寺、ならまち周辺ほか

 

ケアする人のケアセミナー(和歌山県)開催のお知らせ

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超高齢社会に入り、一人ひとりの生き方をどう支えるかが社会全体の課題です。しかしながら、医療や福祉の制度が整えられサービスが多様化する一方で、ケアをになう人の心身の負担は大きく、疲れやストレスをため込み苦悩することも少なくありません。苦悩は孤立することによってますます深くなり、ケアする人もケアされる人も大きな痛みを抱えることにつながります。 それを防ぐためには、人々がおたがいに関心を持ち、支えあう仕組みをつくることが必要です。また、ケアの重要性や、奥深さを社会全体で共有することで、ケアする人が希望をもち、よりよいケアへの原動力にしていくことも大切です。 このセミナーではいろいろな学びや体験を通して、ケアのあり方や、ケアする人のサポートについて考えます。さまざまな実践に触れ、新しい考え方に出会うことで、おたがいを尊重し、支えあう文化の土壌づくりへの契機としたいと思います。

 

日時
2013年2月16日(土)10:20?15:30 (受付 10:00~)
会場
和歌山県勤労福祉会館 プラザホープ(和歌山市北出島1-5-47)[地図を開く]
 
参加無料、要申し込み
主催
財団法人 住友生命社会福祉事業団、財団法人たんぽぽの家
企画
ケアする人のケアセミナー和歌山実行委員会
後援
和歌山県、和歌山市、和歌山県社会福祉協議会、和歌山市社会福祉協議会、(特活)わかやまNPOセンター、和歌山県平和フォーラム

プログラム

10:20-10:30
開会あいさつ
10:30-10:40
オープニングアトラクション
10:40-11:30
基調講演「関わりあいと生きる力」

大きな生命観に立ったとき、お互いの存在や関係が全く違って見えてきます。自然農の実践を通して人と人、人と自然、人と社会の関わり、そしていのちを慈しみお互いを尊重する心のあり方について考えます。

【講師】
中井弘和(社会福祉法人静岡いのちの電話理事長、清沢塾主宰)
静岡大学名誉教授。NPO法人「自然農法文化事業団」技術顧問。「清沢塾」主宰。自然農法を通して農業の可能性を追求するとともに、稲や人のいのちのありようを探る。
11:30-12:20
スピーチ「ケアリング・ソサエティ」

ケアされる人がケアし、ケアする人がケアされる。強いものが一方的に助けるのではなく、相互的な関係性の中でケアは成り立っています。支えあいの地域づくりをめざし、ケアの文化を創造する視点を提案します。

【講師】
播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開し、アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント」を提唱。「アートとケア」「ケアする人のケア」の研究を通して、ケアの文化の創造に取り組む。平成21年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。
12:20-13:30
休憩
13:30-15:30
分科会
 
分科会1 「ケアする人が元気になる環境作り」

ケアする人の心身が健康であってこそ、質の高いケアを提供することができます。家庭や職場でケアする人がひとりで問題を抱え込まず、生き生きと生活できるような、おたがいに支えあう環境作りについて考えます。

【話し手】
大竹美知世(特定非営利活動法人生活支援センターもちつもたれつ理事長)
ながたかずこ(NPO法人コミュニケーションサポート かるっちゃアカデミー代表)
岩橋秀樹(社会福祉法人つわぶき会本部長)
コーディネータ:森口弘美(財団法人たんぽぽの家)
 
分科会2 「人として人を世話する」

ケアとは本来、おたがいを大切に思う関わり合いのことです。ところが、制度化・サービス化がすすむにつれて、人間らしい関わり合いがそぎ落とされてしまうことがあります。それはケアに関わるあらゆる人に、無力感やストレスを生じさせることにつながります。人が人として生きるためのケアのあり方を、家族および専門職の立場から考えます。

【話し手】
大畠信雄(和歌山県精神保健福祉家族会連合会会長)
古梅智己(特別養護老人ホームみどりヶ丘ホーム施設長)
コーディネータ:鳥海直美(四天王寺大学人文社会学部人間福祉学科准教授)
 
分科会3 「ケアにおけるアートの可能性」

アートには、ものごとのイメージや固定観念を揺さぶり、時には覆してしまう力があります。では、ケアにアートを持ち込んだら何が起きるでしょうか。あるいは、アートをとおしてケアを見直したら、どんな風景が見えてくるでしょうか。さまざまな表現活動の取り組みが、ケアのあり方やケアする人に与える影響と可能性を探ります。

【話し手】
鈴木悦子(社会福祉法人一麦会むぎピーススタッフ)
中野千世(地域生活支援センター櫻-さくら-)
コーディネータ:播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
 
分科会4 「癒やしと気づきのダンスワークショップ」定員 20人

コミュニケーションの90%は身振りなどの非言語的な方法によってなされています。言葉に依存しがちな日常から離れて、身体が本来もつ力を取り戻すためのワークショップです。

【講師】
佐久間新
ジャワ舞踊家。伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から、ダンスの可能性を問い直している。2004年より、障害のある人とのワークショップ、高齢者施設でのワークショップを展開。
15:30-16:30
交流会(希望者のみ・参加費500円)
お茶やジュース、お菓子などをご用意しています。セミナー登壇者、参加者がいっしょに感想や情報交換など自由に語らう場です。お気軽にご参加ください。

※諸事情によりプログラムの一部を変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。

申込方法

次の申込事項を添えてお申し込みください。(申込先着順)

  1. お名前(ふりがな)
  2. ご所属 ※勤務先、ボランティア活動先など。特になければ不要です。
  3. ご住所(□ご自宅/□勤務先等)
  4. 電話・FAX・Eメール
  5. 分科会の選択希望 ※分科会1?4から、第2希望まで
  6. 弁当注文 要/不要 ※ご参加の場合は当日精算700円
  7. 交流会 参加/不参加  ※ご参加の場合は当日精算500円
  8. 手話通訳希望   午前/午後

※お預かりした個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用させていただきます。

申込先

麦の郷 総合支援センター

(担当:島)

〒640-8331和歌山県和歌山市美園町5-5-3
TEL: 073-427-3313/FAX: 073-427-3307
Emailでお申込の場合はこちら→carecare★popo.or.jp(★を@に変換して送信してください)

※Eメールでお申し込みの際は、件名に必ず「ケアする人のケアセミナー申込」と明記してください。

 

   pdf=チラシをダウンロード

 

 

[おしらせ]
セミナーにあわせて、ケアに役立つヒントや和歌山県内の相談窓口情報を盛り込んだ『ケアする人のためのハンドブック』を発行・配布する予定です。

dartトレイ展示いたします!@TEIBAN展

 

アートセンターHANA 新ブランド「dart」

トレイ6種 新宿にて展示いたします

東京、大阪でたくさんの方にご覧いただき、

ふたたび東京でお披露目する機会をいただきました

 

6種のトレイにはそれぞれにストーリーがあります

今回は作品がひとつの製品になるまでの物語を

感じていただけるような展示を予定しています

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催名: TEIBAN Japan classico 奈良のものづくり展 vol. 11

日時: 2013年2月7日(木)~2月10日(日)

    11:00~19:00 ※最終日は17:00終了

会場: 新宿パークタワー1Fアトリウム (東京都新宿区西新宿3-7-1)

    ※新宿駅から直通シャトルバスも運行しています。詳しくは下記HPを

     ご覧ください。

     http://www.shinjukuparktower.com/access/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○●dart にかんするお問い合わせ●○

たんぽぽの家アートセンターHANA

〒630-8044   奈良市六条西3-25-4

tel: 0742-43-7055   fax: 0742-49-5501

E-mail: dart@popo.or.jp

 

 

9thチャリティ手づくり市HANAまつり お店と作品大募集!

 

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今年で9回目を迎えるチャリティー手作り市「HANAまつり」。個性溢れる手作り雑貨や、心のこもった食べ物のお店がいっぱい集って、毎年大にぎわい!出店する人、地域の人、みんなでつくるお祭りです!このたんぽぽの家の手づくり市で、あなたの手づくり作品を販売してみませんか。
体験コーナーで手づくりの面白さを一緒に体験してもらったり、ギャラリーに大切な自慢の作品を展示してみませんか。
あなたの心のこもった作品で出会いの輪を広げ、手づくりの魅力を地域の皆さんに是非伝えてください。

 

 

チャリティ手づくり市HANAまつり

日時
2013年4月21日(日)10:00~15:30
会場
たんぽぽの家(奈良市六条西3-25-4) [会場アクセスはこちら]

 

出店者募集

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手作りのもの:手芸、工芸、園芸、食べ物など。あっと驚くような珍しいお店も大歓迎です。

 

募集ブース数
屋内40ブース(間口約2m_奥行約1m)
屋外(テント)20ブース(間口約2m_奥行約2m)
参加費
(出店料)
1ブースあたり2,000円+手数料
・手数料=(売上金―2,000円)のうち10% 
・福祉団体には割引あり。お申し出ください。
・参加費はたんぽぽの家の運営資金に充てさせていただきます。
参加方法
割り当てられたブースに対して、個人またはグループにて、作品等の搬入、展示・販売・搬出をお願いします。
机や棚はご用意ください。机・イスは1セット300円で貸し出しもいたします(数に限りがあるため先着申し込み順)。 屋外出店の場合は、テント持込も歓迎です。
搬入出
搬入=前日(4月20日午後 会場設営終了後 または21日当日の朝)
搬出=イベント終了後1時間以内

手作り体験コーナー募集

 

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手づくりの楽しさを体験できるコーナーをつくりませんか。「アクセサリーをつくろう」「コケ玉つくりワークショップ」「竹細工体験」など内容は自由です。出店者が体験コーナーを併設する場合は、出店場所のとなりに追加スペース(机1個とイス3客)を準備します。

 

 

ギャラリー展示作品募集

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HANAギャラリーにて作品展を開催します。絵画や立体、工芸作品など、ジャンルを問わず募集します。
とっておきの作品を出展しませんか。

 

展示期間
4月21日(日)?29日(月・祝)
搬入出
搬入=4月6日(土)?18日(木)
※7日(日)、8日(月)、14日(日)、15日(月)は除く
搬出=4月29日(月・祝) 15:00?16:00

 

出店・出展申込方法

申し込み用紙に必要事項を記入し、たんぽぽの家にFAX、メール、郵便でお送りいただくか、直接ご持参ください。
締め切り
2月15日(金)

それ以降のお申し込み分は、PR用チラシへの情報掲載が間に合わなくなりますのでご注意ください。
説明会
4月6日(土) 13:30?15:00

 

 

 申込フォームはこちらからダウンロード

 

 

ひと・アート・まち 未来の仕事

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ろうきん社会貢献・すまいるプロジェクト エイブル・アート近畿2013

会期
2012年1月22日(火)?2月2日(土)
会場
船場アートカフェ(辰野ひらのまちギャラリー)
中之島デザインミュージアム de sign de/北浜界隈の近代建築ビル群

 

チラシデータはこちらからダウンロードできます。

HAC_omoteol.pdf

HAC_uraol.pdf

今年は大阪が舞台です!

大阪/中之島・北浜界隈を舞台に、「違って、独特」なアーティストたちを紹介します。さらに、障がいのある人のあたらしい「しごと観」を提案する展覧会やシンポジウムを開催します。アートは生きていることが幸福でありたいと願う、人間の基本的な営みです。このプロジェクトをとおして、働くこと、暮らすこと、そして生きることの意味をいっしょに考えてみませんか?

 

展覧会①「存在と生活のアート」

会期:2013年1月22日(火)?2月2日(土)11:00?19:00(24日のみ18:00終了)
会場:船場アートカフェ(辰野ひらのまちギャリー/大阪市中央区平野町1-5-7 辰野平野町ビル地下1階)

表現された「モノ」だけではなく、そこからうまれる「コト」も含めて成立する世界。それが「存在と生活のアート」です。作品とともに、人と人との関係性や、アートそのものの可能性を提案します。
出展団体:アトリエコーナス/YELLOW/NPO法人スウィング

 

展覧会②「Good Job!」

会期:2013年1月22日(火)?2月2日(土)11:00?19:00
会場:中之島デザインミュージアム 
de sign de >
(大阪市北区中之島5-3-56 中之島バンクス センター棟)
Good Job!は、これからの社会の中であたらしい働き方を提案する仕組みです。「アート×デザイン」をキーワードに、暮らしを楽しくするデザインを生みだす新しいコラボレーションを紹介します。
協力:コクヨファニチャー株式会社/H TOKYO/タビオ株式会社/3RDWARE/ムーンバット株式会社/たんぽぽの家アートセンターHANA

 

まちプロジェクト「アート・ミーツ・ビルディング」

会期:2013年1月22日(火)?2月2日(土)
会場:北浜界隈の近代建築ビル群
大阪を代表する近代建築ビルに、障がいのある人たちのアートが展示されます。選んだのはビルのオーナーたち。それぞれのオーナーの想いと建築の歴史をお楽しみください。

会期中に「まちあるきMAP」を展示会場やろうきん各営業店に設置しております! 

 

 大阪市役所1階ロビーでもご覧いただけます。
会期:2013年2月4日(月)?8日(金)9:00?17:00
会場:大阪市役所正面玄関ロビー
展覧会①、展覧会②でご紹介した「存在と生活のアート」「Good Job!」を、
大阪市役所の玄関ロビーにて展示します。

 シンポジウム「コミュニティアートからうまれたGood Job!」

日時:2013年1月24日(木)18:00?20:30
会場:大阪市中央公会堂 中集会室
定員:150人(要申込み)

講演①   「障がいのある人の働きがい、生きがい、その未来」
講師:林 雅彦さん(ILO駐日事務所 次長)
障がいのある人が働くことについて、人権の視点 から世界の労働者をささえるILO (国際労働機関)の取り組みを軸にお話しします。

講演②   「コミュニティをつなぐアートプロジェクト」
講師:山出淳也さん(NPO法人BEPPU PROJECT 代表理事) 
コミュニティでアート活動をすることは、コミュニティとの関係をいかに豊かにするのか。      別府市を舞台に展開するアートプロジェクト「混浴温泉世界」の取り組みをお伝えします。


プレゼンテーション「Good Job!プロジェクト」
プレゼンテーター:播磨靖夫さん(財団法人たんぽぽの家 理事長)

アートを仕事にする!社会の中でのあたらしい働き方を提案する仕組みについて、
そのコンセプトと未来図をご提案します。

 ※15:00?17:00(予定)、同会場にて「ひと・アート・まち」リレートークを開催します。
12年間にわたり開催した「ひと・アート・まち」プロジェクトに協力いただいた方々が、その成果と現在を報告します。

シンポジウムの詳細はこちらをご覧ください。

rokinsympo.pdf

シンポジウムのお申込み

 下記のお問合せ/申し込み先にあるお問い合わせフォームにて必要事項に記入の上、本文に「ひと・アート・まちシンポジウム参加」と明記し、お申込みください。定員を超えた場合のみ事務局からご連絡いたします。

 

展覧会への会場アクセス

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■お問い合わせ・お申し込み

お問い合わせフォームへ

 

エイブル・アート近畿〈ひと・アート・まち〉は、人間の可能性に挑戦し、つながりをとりもどす市民芸術運動であるエイブル・アート・ムーブメントに共感した近畿ろうきんが2000年にスタートさせ、毎年近畿2府4県を巡回開催しています。本プロジェクトは、「メセナアワード2006」(企業メセナ協議会主催)において、文化庁長官賞を受賞しました。

■主催
近畿労働金庫
■企画
財団法人たんぽぽの家

 

dartトレイ全6種が登場します!

 アートセンターHANA新ブランド「dart」

第一弾のトレイ全6種類がついに大阪でお披露目されます!

 

12月に東京で先行のトレイ4種を発表しました。

1月登場予定だった2種をくわえ、このたび全6種類が出そろいました。

暮らしのそばにあるアート、ぜひ目で、肌で感じてみてください。

 

会期: 2013年1月22日(火)~2月2日(土)11:00~19:00

会場: 中之島デザインミュージアム de sign de> 

    (大阪市北区中之島5-3-56 中之島バンクス センター棟)

    http://designde.jp/access_designde/  

催名: 「Good Job!」

     「アート×デザイン」をキーワードに、暮らしを楽しくするデザインを

      生み出す新しいコラボレーションを紹介する展覧会です。

 

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☆大阪市役所1階ロビーでもご覧いただけます☆

会期: 2013年2月4日(月)~8日(金) 9:00~17:00

会場: 大阪市役所正面玄関ロビー http://www.city.osaka.lg.jp/somu/page/0000004215.html

 

お問い合わせ

たんぽぽの家アートセンターHANA

Tel:             0742-43-7055          fax: 0742-49-5501

E-mail: dart@popo.or.jp

URL: http://popo.or.jp

 

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関連企画も目白押しです

こちらもぜひ!

 

☆シンポジウム☆

「コミュニティアートからうまれたGood Job!」

日時: 2013年1月24日(木) 18:00~20:30 

会場: 大阪市中央公会堂 中集会室

定員: 150人(要申し込み)

講師:   林 雅彦さん(ILO駐日事務所 次長)

    山出 淳也さん(NPO法人 BEPPU PROJECT 代表理事)

    播磨 靖夫 氏(財団法人たんぽぽの家 理事長)

 

☆展覧会☆

「存在と生活のアート」 

作品と共に人と人との関係性や、アートそのものの可能性を提案します。

会期: 2013年1月22日(火)~2月2日(土) 11:00~19:00 

    ※24日のみ18:00終了

会場: 船場アートカフェ 

    http://art-cafe.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/access.html

   

☆まちプロジェクト☆

「アート・ミーツ・ビルディング」

大阪を代表する近代建築ビルに障害のある人たちのアートが展示されます。

会期: 2013年1月22日(火)~2月2日(土)

会場: 北浜界隈の近代建築ビル群

 

詳細はこちらのページへ!!!!

 

 

 

奈良の手織りが大集合 ORIORI展!

  

奈良県下の福祉施設・事業所の手織り品が勢ぞろい!

ORIORI展

 

10回目の開催となる今回は11の団体が参加し、

選りすぐりの商品を展示販売いたします。

カラフルで手仕事の温かみが感じられる作品を手に取ってご覧ください。

 

10回目のORIORI展は、「ORIORI10」!!!

東北の施設の手織り品もお目見えします。

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会期: 2013年2月4日(月)~2月8日(金)

    10:00~19:00 ※2月8日(金)は17:00まで 

 

会場: イトーヨーカドー奈良店4階イベント広場

    奈良市二条大路南1丁目3-1

    ・近鉄奈良線新大宮駅下車、西へ徒歩約20分 

    ・奈良交通バス「宮跡庭園(イトーヨーカドー前)」下車

 

 

●参加団体●

NPO法人マーブル/生活介護みどりの家/社会福祉法人ならやま会/

NPO法人わかくさもえぎ/社会福祉法人ふれあいの会/

社会福祉法人いこま福祉会かざぐるま/社会福祉法人ひまわり ひまわりの家/

NPO法人大空の家/NPO法人リバティーほっかつ河合町福祉作業所/

NPO法人つくし野会/社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家

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お問い合わせ

NPO法人マーブル

〒631-0012 奈良市中山町1542-1

tel/fax: 0742-43-4657

E-mail: mugimugi@m5.kcn.ne.jp

 

 

 

たんぽぽ通信vol.104

法隆寺へ初詣に行ってきました!

 1月7日(月)、アートセンターHANAのメンバー、スタッフ、ボランティアの総勢55名で初詣に行ってきました。初詣は毎年恒例のイベントで、今年は法隆寺へお参りをしました。
 
 当日はそれまでの寒さとは打って変わり、小春日和のような晴天に恵まれた過ごしやすい一日でした。
一行を乗せた車が到着し、まずは法隆寺の玄関・南大門から入ります。中門を抜け五重塔を横目に廻廊をぐるりと回ると大講堂の仏像が見えてきます。お賽銭をし手を合わせる表情は真剣そのもの。「たんぽぽが有名になりますように」という願い事をした人もいたようです。つづいて向った大宝蔵院(だいほうぞういん)には日本を代表する多くの宝物が安置されており、仏像や壁画や剣など各々の興味のあるものをじっくり見ていました。その中でも百済(くだら)観音像(かんのんぞう)は「たんぽぽに似ているスタッフがいる!」と人気でした。最後に八角形の円堂で有名な夢(ゆめ)殿(どの)の中にある聖徳太子のために作られた五体の仏像を円hatumoude2.png堂の隙間から覗いて法隆寺を後にしました。
 
 飛鳥時代に建てられた法隆寺は世界最古の木造建築として有名ですが、その敷地は回りきれないくらい広大です。「小学生の時以来行った」「世界遺産はすごい!」「いい運動になった。もう筋肉痛!」などなど、あちこちから楽しい感想が聞こえてきました。
 
 大きな怪我もなく天気にも恵まれた初詣は、たんぽぽの家の2013年を照らしてくれているかのようでした!(渡邉)
 
 
 
 
 
 
 

クリスマス会開催

 毎年恒例、たんぽぽの家のクリスマス会。昨年はたくさんの日本人が各界で活躍しました。ロンドンオリンピックでは金メダルが過去最多。ノーベル賞、国民栄誉賞など、素晴らしい賞もありました。昨年の文字も『金』と、輝かしい一年でした。たんぽぽの家でも、様々な場面において、たくさんのボランティアさんたちが輝かしい活躍をしてくれました。そんなボランティアさんたちに感謝の気持ちを込めて、今年は「たんぽぽ♪クリスマスアワード」と題して開催しました!
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 ジ・エンジェリックボイスさんのステキなゴスペルから始まった今回のクリスマス会。メンバーもスタッフも大はりきりの出し物では、ノーベル賞受賞のあの教授にふんしたおちゃめなコントや、オリンピックの種目をイメージした、ボランティアさん参加型の楽しい出し物、流行語大賞受賞のスギちゃんにふんした一発ギャグ&ボランティアインタビューのコーナーなど…、『アワード』というちょっとお堅いテーマとは裏腹に、思わずクスッと笑え  

              る出し物がたくさんありました。christmas2.png

  出し物の他には、HANAメンバーの笑顔と感謝の気持ちがつまったスライドショーを上映。いろんな形でありがとうを伝えました。たんぽぽのみんなの気持が、ボランティアの皆さんに届いているとうれしいです。最後にもう一度、ボランティアの皆さん、1年間ありがとうございました!2013年もどうぞよろしくお願いします。(千葉)

 

 

 

 

クリスマスギャラリー

cokeshi2.png 12月11日~25日にわたって開催した、クリスマスギャラリー企画「すごして・わたして・つながって~旅するこけサンタ~」おかげさまで終了いたしました。
 宮城の工房地球村からやってきたこけしのサンタ、その名も「こけサンタ」の旅の軌跡を写真で展示し、ギャラリーの中央にはこけサンタのお家を設置。家の中のこたつではHANAのメンバーや、やんちゃクラブの方が
くつろぐ姿も見られました。 クリスマスイブの12月24日にはワークショップを開催し、こけサンタのおともだちづくりと称して思い思いのこけしを制作しました。また、それぞれのこけしをコマにすごろくをしたり、工房地球村特製のパウンドケーキを食べたりと、しばし東北に思いを馳せながらク

リスマス気kokeshi.png分を味わいました。
 本展の開催にいたるまで多くのボランティア、スタッフの方々にご協力いただきました。早朝から深夜にいたるまで快く手伝っていただいたみなさん、こけサンタを手渡しでつないでいってくださった方々、そしてご来場いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました!(中島)

 

 

 

愛媛大学にてアートミーツケア学会「浴欲情場」開催しました!yokuyoku.png

 12月14日~16日にかけて愛媛県松山市にてアートミーツケア学会2012年度総会・大会を開催しました。松山市といえば道後温泉!温泉地らしい「浴欲情場」という大会名のもと全国各地からたくさんの方にご参加いただきました。
 14日は、「四国こどもとおとなの医療センター」の見学を中心としたスタディツアーを実施。医療センターは春の開院にむけて現在建設中ですが特別に内部も見学させていただき、壁紙やフロアごとのテーマカラー、大きな仕掛け時計など想像しただけで完成が待ち遠しくなるようなものでした。こどもたちが描いたハートのイラストがデザインされた外壁も、温かみのある雰囲気をつくっていました。
 応募者によるプレゼンテーションでは医療にかかわる人やアート関係者等、おたがいにとって刺激を受けるような発表が多くみられました。ほかにも、袴姿の愛媛大学学生による道後案内や交流会での一芸など、温泉地のおもてなしの心が随所に感じられる学会となりました。(中島)
 

 

 

 

「Good job!展」大阪中之島で開催します

会期:2013年1月22日(火)~2月2日(土) 11:00~19:00
会場:中之島デザインミュージアム de sign de>
(大阪市北区中の島5-3-56 中之島バンクス センター棟)

 障害のある人たちの個性豊かな表現と、ものづくりに真摯に向き合うデザイナーや企業が出会い、魅力的なデザインプロダクトに生まれ変わる。Good Job!は、これからの社会の中であたらしい働き方を提案する仕組みです。
 「アート×デザイン」をキーワードに、暮らしを楽しくするデザインを生み出す新しいコラボレーションを紹介します。みなさん是非足をお運びください。(岡部)goodjob.png
 

 

奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2012-2013
 

 
2月7日(木)~17日(日)
奈良県文化会館、東大寺、奈良町界隈、奈良市ならまちセンター他happyspot.png
 
 今年のみどころをご紹介します!昨年大好評だった、障害のある人とアーティストが創作活動に取り組む「アートリンク・プロジェクト」。今年は9組のペアが、展覧会に向けて活動しています。そして、文化会館の外ではさまざまなコミュニティプロジェクトが。「Big 幡in東大寺」では、東大寺大仏殿に掲げる大きな幡(ばん:旗)が登場。奈良県内、そして東日本大震災被災地の障害のある人たちから「花鳥風月」をテーマに募集をした作品がデザイン化され、青空にはためきます。
 
 「プライベート美術館」では、アート作品が近鉄奈良駅界隈の店舗や町家に飾られます。
さらに、県内の病院や学校、大自然や障害のある人の自宅にアーティストが「来る」プロジェクト、「アートクル・ドキュメント」では、障害のあるなしに関わらず、誰もがアートを楽しめる機会をつくりました。作品とともにその過程をご紹介します。
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 2月10日(日)、11日(月・祝)は「鹿の劇場」です。音楽やダンスなど、奈良では見る機会の少ない舞台をぜひ堪能してください!ほかにも関連企画として、会期中のワークショップが盛りだくさんです。みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。(岡部)
 

 

 

 

 

 

今年のORIORI展はORIORI10!!

 毎年、奈良県下の福祉施設・事業所の手織り品が一堂に会する『ORIORI』が、今年もイトーヨーカドー奈良店で開催されます。
 10回目を迎える今年は、11の団体が参加し、えりすぐりの商品を展示販売いたします。事業所ごと、織り手ごとに特色のある商品は、いずれもカラフルで個性にあふれ、手仕事ならではの温かみが感じられるものばかりです。
 ぜひ会場に足を運び、手織りの世界に触れてみてください。東北でがんばっている施設の手織り品もお目見えします。(仲井)

 《ORIORI10》
   ☆会場:イトーヨーカドー奈良店4階イベント広場
      (奈良市二条大路南1丁目3-1)

   ☆会期:2013年2月4日(月)から2月8日(金)
         10:00~19:00(※2月8日は17:00まで)

 

 

 今月のおすすめ商品

あおぞらポコレーション(新潟)の、リネンウォーター「熊と森の水」 1,575円poko.png

 天然スギを水蒸気蒸留したスギ水に、天然緑茶と天然ヒバをブレンドした リネンウォーターです。スギの香りには、リフレッシュ・リラックス・抗菌・防虫・消臭といろいろな働きがあると言われています。ご家庭のソファーやカーテン、寝具、車のシートなどのリフレッシャ―としてご利用いただけます。生活に天然の香りをとりいれて、お楽しみください。(webより)

 

 あおぞらコーポレーションではなく、「あおぞらポコレーション」というその名前にも遊び心を感じます。ポコポコという語感がかわいらしいですね。そしてこのリネンウォーターは、奈良市にある「株式会社クレコス」とのコラボレーションによって生まれたそうです。クレコスとたんぽぽの家とも実は繋がっていたりと、不思議な縁があるそうです。
 このリネンウォーターがどのように生まれ作られているのか、2月の「アート化セミナー@たんぽぽの家」でも聞くことができますので、今からわくわくしますね。HANAショップでも販売しますので、どうぞお楽しみに!(島)
 

 

 

ホーム便りcottonc2.png

コットンカフェ第2弾開催しました♪

 去年開催し、ご好評を頂いたコットンカフェですが第2弾を開催することが出来ました!今回も朗読ボランティアの「もっちいず」さんにご協力いただき、飲み物やお菓子をいただきながら、まったりとしたひと時をみんなで過ごしました。
 メンバーのリクエストの詩を朗読していただいたり、メンバーさんの語りが披露される一場面があったりと、今回も盛り沢山な内容だったようです。cottonc.png
 コットンハウスでは、今後も地域の方々と交流できる機会を設けていく予定です。2月は「長いものシリーズ」を開催予定!コットンハウスに関わってくださる全ての方に感謝と、これからも末永いお付き合いを・・・との思いをこめて、ささやかですがパーティを開催予定です♪2013年もコットンハウスをよろしくお願い致します!(山本)
 

「こどものてつがく美術館」プロジェクト 【大阪】

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 ワークショップに参加したい人を、大ぼしゅうしています! 

 

 

ワークショップ参加無料

 

「これっておもしろい」「どんな気持(きも)ちでかいたのかな?」「わたしには○○にみえるよ!」

絵(え)の世界(せかい)は不思議(ふしぎ)がいっぱい。

みんなで一緒(いっしょ)に、ことばやからだをつかって、(え)の中(なか)を探検(たんけん)する

美術鑑賞(びじゅつかんしょう)ワークショップをします。

哲学者(てつがくしゃ)の高橋 綾(たかはし あや)さんと作品(さくひん)をみてはなしたり、

 

ダンサーの佐久間 新(さくま しん)さんと一緒(いっしょ)にからだを動(うご)かし

て作品(さくひん)を表現(ひょうげん)してみましょう。

 

 

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 ◎日程:2013年126日(土)10時30分~12時30分

会場:国立国際美術館大阪市北区中之島4-2-55 アクセスはこちら )

対象:小学生1?6年生 10名 先着順 

参加費:無料(要申込) ※保護者が展示室をご覧の際は、入館料が必要です。

締切:2013年119日(土) ※締切後も定員に達するまで受付けます。お問い合わせください。

 

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☆スケジュール

   絵を見て、それぞれに考え、感じたことを、ことばにしたり、みんなで話を聞いたりします。

絵から受けた印象を、からだを自由に動かして表現します。

 10時15分 うけつけ 

 10時30分 あいさつ

 10時40分 てつがくの時間(絵をみてはなそう) 50分

 11時30分 ダンスの時間(からだ全体をつかって表現しよう) 50分

 12時20分 おしゃべりの時間(感想をはなそう) 10分

 ※当日は10:15? 地下一階講堂前で受付を致します。

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☆講師の紹介

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 高橋 綾(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘教員) 

 「普段使う言葉で哲学を」を合い言葉に各地で哲学カフェを開催する団体「カフェフィロ」代表。

 こどもと哲学対話を行う「こどものための哲学」の実践に関心を持ち、

 海外の教室を訪問するとともに、小学校や美術館でこどもたちと対話を行っている。

 →http://www.cafephilo.jp/index.html

 

sakuma[1].jpg 佐久間新(ジャワ舞踏家) 

二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家のベン・スハルト氏に出会い、

自分のご先祖さまに会ったと直感する。

その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は山里に暮らしながら、

伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から、からだの可能性を問い直している。

「コラボ、即興、コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。

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☆お申し込み・お問い合わせ   

次の事項を添えて、下記まで電話・FAXまたはe-mailにてお申し込みください。

メールでのお申し込みの際は、件名に「こどものてつがく美術館【国立国際美術館】」と

明記してください。

 1.お名前(ふりがな) 2.ご住所 3.電話番号 4.学年 5.今回の情報を何で得られたか

 

 財団法人たんぽぽの家(担当:阿部/森下) 

 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 TEL:0742-43-7055    FAX:0742-49-5501  

  E-mail:ableart@popo.or.jp  http://tanpoponoye.org/ 

 

◆国立国際美術館へのアクセス

○ 地下鉄四ツ橋線『肥後橋』駅(3番出口)より西へ 徒歩約10分

○ 地下鉄御堂筋線『淀屋橋』駅、京阪電車『淀屋橋』駅より西へ 徒歩約15分

○ JR大阪環状線『福島』駅、東西線『新福島』駅(2番出口)より南へ 徒歩約10分

○ 阪神電車『福島駅』より南へ 徒歩約10分

○ 市バス53号・73号系統『田蓑橋』バス停より南西へ 徒歩約3分

○ 京阪電車中之島線『渡辺橋』駅(2番出口)より南西へ 徒歩約5分 

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◎「こどものてつがく美術館」とは  

「こどものてつがく美術館」は、こどもたちが哲学者やアーティストと対話しながら、美術作品を鑑賞し、考えること・表現することを深めるワークショップです。こどもが自分の気づきを他者と共有し、豊かな人生のための生きる力を身につけることをめざしています。             財団法人たんぽぽの家は、市民の立場から、より多くの人に開かれた新しい美術館のあり方を提案していきます。

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  ◎関連フォーラム「こどものてつがく美術館」

  2013年3月10日(日)国立国際美術館

   プロジェクトの報告と「対話と美術鑑賞」「こどもと美術館」「市民社会と美術館」をテーマに  開催します。 

 ※詳細はお問い合わせください。

 

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主催:財団法人たんぽぽの家  

協力:国立国際美術館、カフェフィロ

   子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動