【終了しました】ダンス公演「だんだんたんぼに夜明かしカエル」

web_banner

あたらしいダンスをうみだしつづける佐久間新と、14年にわたり身体によるコミュニケーションのありかたを模索しているたんぽぽの家がダンス公演を実施します!

【当日券のお知らせ「だんだんたんぼに夜明かしカエル」】

開演90分前より整理券配布を配布します。
・3/9(土)公演 20枚程度、 3/10(日)公演 5枚程度
・開演10分前より、整理番号順にお席にご案内します
・一般当日3000円、学生当日2000円
なお、舞台からやや遠かったり、視界が限られることがあります。予めご了承ください。

 

★ご来場予定のみなさまへ
時間に余裕を持って会場にお越しください。
・開演前後は会場2Fにある待合スペースをご利用いただけます。(飲み物販売=12:00-17:00のみ)
・お手洗いは会場2Fに2つのみございます

 

 

◎兵庫公演:2019年2月17日(日)13:00~ ジーベックホール 終了しました
*兵庫公演トーク:1時間程度(無料・申し込み不要) 終演後、舞台芸術や福祉をテーマにしたトークイベントを開催します。

◎東京公演:2019年3月9日(土)19:00~ ・ 10日(日)14:00~ 北千住BUoY(アクセス)
*東京公演について、車椅子でご来場のお客様は、チケットご購入の際にたんぽぽの家(TEL 0742-43-7055)までお知らせください。車椅子の幅によってはご入場いただけない場合がございます。
*劇場にはエレベーターが備わっておりません。

上演時間約90分 受付は開演の1時間前、開場は30 分前 全席自由席
料金:前売 一般2500円/学生1500円 ・当日は500円増 ・未就学児無料 ・障害者介助者1名まで無料

 

夜明けから夜明けまでのカエルの物語 【チラシのPDFを見る

ぐるり山なみ棚田にそそぐ陽。 真昼の泥の中でくっつき息をするカエル達。陽が傾くたそがれ時、うたがはじまる。 祈っているのかもしれない。つぶやいているのかもしれない。闇が深まっていく、賑やかになっていく、夜が明けていく。棚田には、水が巡っている。多様な生き物が響きあい共生している。障害のある人、ケアする人、ダンサーや音楽家が、ユーモアを交えて舞台をうみだします。

 

演出・振付:佐久間 新
企画:一般財団法人たんぽぽの家

出演: 中川雅仁/水田篤紀/山口広子(たんぽぽの家アートセンターHANAメンバー)
是永ゆうこ/佐久間 新/佐藤拓道/古川友紀
音楽:野村誠/ほんまなほ
ゲスト出演:たんぽぽの家アートセンターHANAメンバー(兵庫公演)だじゃれ音楽研究会(東京公演) ほか

音楽:野村 誠 
照明:岩村原太/川島玲子
美術:池上恵一
IoT監修:筧 康明
衣装:清川敦子
音響:sonihouse
舞台監督:浜村修司
アドバイザー:砂連尾 理
宣伝写真:草本利枝
宣伝美術:岡田将充(OMD)
制作進行:那木萌美

主催:文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
制作:一般財団法人たんぽぽの家
協賛:TOA株式会社
協力:アートアクセスあだち 音まち千住の縁「 野村誠 だじゃれ音楽祭」/社会福祉法人わたぼうしの会/奈良たんぽぽの会/ジャングルようちえん/社会福祉法人 起生会 ほほえみの園/一般社団法人北和福祉振興一道会 みんなの広場 らんまん/株式会社ジーベック/NPO法人エイブル・アート・ジャパン

 

 

共創の舞踊劇について

この舞踊劇は、障害のある人、ない人、社会的課題をかかえた人たちがダンサーとともに既存の身体表現の枠組みを超えた舞台をつくることで、多様な表現のあり方を社会に問うことを目指す取り組みです。この作品をとおして人間の存在の幅広さ、奥深さ、そして人間を含むあらゆる自然と生命の声に耳を澄ませる機会をつくります。

ダンスには、異なる価値観を許容し、言葉を超えて交信する力があります。日頃聞き取れない微弱なサインが、その声の主たちと共に創りあげるダンスによって増幅され、これまでより多くの人たちに届き響きあうことでしょう。

この作品には、インドネシアの文化や芸能のエッセンスが取り入れられています。人と自然、人とおおいなる存在が行き交う世界観を持った芸能のあり方は、人間が培ってきた「共創」のかたちそのものと言えます。今日の私たちの 文化と、異なる文化がぶつかることから、いま、ここでこそ共感する表現をうみだすことを探ります。

この「共創の舞踊劇」で見つけた手法や過程を応用、共有することで、さまざまな背景を持つ人や芸術文化活動への参加が難しかった人たちの表現手段をさらにひろげ、共に生きる社会づくりにつなげること を目指します。

 

 

共創のためのワークショップをこの夏に実施しました

2018年夏から冬にかけ、関西の3つの異なるコミュニティ(子どもと親、高齢者とインドネシア人介護者、障害のある人とケアする人)でダンスワークショップを3回ずつ開催しました。 自分たちがしてきた表現の有効性が確かめられ、勇気を得ました。より多くの人とシェアするための手法を学びました。 ここでの経験も舞台に活かされています。

44-DSC_4208 78-DSC_5992 313-DSC_4275

おとな達の背中を渡ってみたらどうなるかな。意外とすいすい進めて楽しい

障害のある人、ケアする人、まじりあって床で転がってみる

どうぞ、お注ぎします。
手のひらに掬われているのは、お水、お酒、土、…何でしょうか

*写真:仲川あい

 

sakuma-p

佐久間新(さくま・しん)
たんぽぽの家「ひるのダンス」「よるのダンス」ファシリテーター

二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家のベン・スハルト氏に出会い、自分のご先祖さまに会ったと直感する。その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は山里に暮らしながら、伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から、からだの可能性を問い直している。「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。まわりの環境とコミュニケーションする即興グループI-Picnic、街をからだで感じる大阪ピクニック・プロジェクト(船場アートカフェ)、からだで感じたことをことばで表現し直す「からだトーク」(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)、障がいある人とあたらしいダンスを創作する通所授産施設たんぽぽの家との取り組み等。音楽とダンスの境界を揺るがす作品「SANZUI」を発表している。日本、アジア、ヨーロッパで作品発表やワークショップを行っている。

 

ジャワの棚田とたんぼと /佐久間新

ジャワで舞踊を習っている時、熱病にうなされたかのようにどうしてもジャワの人たちのことが分からなくなることがあった。 ダンスの振りに始まりは無く、終わりだけがあるとか。音楽の裏拍だと思っていたものが、表も裏も無く両表だったとか。先生にアポイントとって会いにいくのが失礼で直接行った方がいいとか。価値観が反対だったり、違ったりすることがたくさんあった。ジャワ舞踊は、テクニックだけがうまくなっても仕方がない。ジャワの考え方、暮らし方、付き合い方を知らなければ意味がない、とよく言われた。舞踊がうまくなるにはとにかく真似るしかない。ジャワ人になりたいともがいていた。

帰国後、都会には住めないと、大阪と京都の境にある山間に暮らすことにした。家の倉庫を改造して無理やり住んだ我が家の周辺は、700メートル弱の山に囲まれたクレーターのような盆地になっていて、西の谷、東の谷といった地名がついていた。そこに広がる棚田には、何万ものカエルが住んでいる。 クレーターに響き渡るカエルの声は、全体としておおきなうねりを感じることがある。それでいて、ひとつひとつの音もクリアに聞こえる。夕方に始まるカエルのアンサンブルは、夜が更けるとともに盛り上がり、山の際がうっすらと色を変える頃、力の抜けたすべての音が、波にもまれた石のような丸みを帯びて響きはじめる。その響きの美しさに気づいたのが、暮らし始めて8年経った5月の早朝だった。

山間に暮らし続けていると、だんだんと聞こえる音や見える風景がある。 感覚の解像度が急激に増す時期がある。そのことは自分の踊りにも影響を与えた。 ちょうど、たんぽぽの家で始めた障がいある人たちとのダンスが深まってくる時期とも重なっていた。棚田の水が田から田へと流れ始めるように、いろんなものがつながり始めた。異文化の中にどっぷり浸かって、伝統舞踊を習う体験をしたことが、障がいある人とダンスをすることにつながっていると思う。 ある風土や文化が芸能を生み出す。芸能が人々の思想や体を作り出す。両者は剥がすことができないが、その素晴らしい体を伴った知恵を、もっといろんな文化のいろんな体の人と 吸収できないか思う。 伝統芸能が想定していなかったような今の 社会で、そのまま再現するだけでは足りない。 舞踊も多様な体を対象とはしていないことがほとんどだ。だから芸能の何が大切なのかを見極めて、自分たちに合うように工夫する必要がある。芸能から力をもらうために、私たちの芸能を作りたい。簡単なことではない。それでも、そのしっぽをしっぽの無いカエルに見つけつつあるような気がしている。棚田を舞台に、どんな舞踊劇が生まれるだろうか。

 

◆昨年度、「障害とアートの相談室」が発行した「パフォーミングアーツを体感しながら学ぶ2日間〜金言集」に掲載されている佐久間新さんのことばが、朝日新聞「折々のことば」で紹介されました!詳細はこちら。 

 

お問い合わせ:一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044奈良市六条西3-25-4 電話0742-43-7055 Fax0742-49-5501 E-mail ableart@popo.or.jp

logo-bunkaetc

 

[終了しました]福祉をかえる「アート化」セミナー2019@鳥取

tottori-artka19

【お知らせ】*3月3日(日)の時間変更しました。

Good Job! ~社会を変えるデザインの力~

これまで障がいのある人の表現活動と、それを支えるための学びの場を提供してきた「アート化」セミナー。
今回は初めて米子市で開催します。テーマは「デザインの力」。アート活動だけではなく、デザインをとおして障がいのある人とあたらしい仕事づくり、関係づくりをしている事例や考え方を紹介します。
近年、障がいのある人や支える人たちが社会のなかのさまざまな場面で役割をもつ機会が増えてきています。異なる分野の人たちと出会うことで自分たちの価値や可能性に気づいたり、お互いに尊厳のある仕事に取り組んだ結果、各地で活動する人たちが既成概念にとらわれない「あたらしいはたらきかた」を生み出しています。そのヒントとして、デザインの考え方や、物の見方を学びたいと思います。
2日間をとおして、全国各地で生まれているユニークな取り組みと出会い、創造的な福祉と社会の可能性を語り合います。みなさまのご参加をお待ちしております!

 

日時:2019年3月2日(土)・3日(日) *申込フォームのダウンロード
会場:米子市立図書館 2階 多目的研修室[アクセス]

対象:鳥取県・近隣県の社会福祉施設職員、学生、アーティスト、デザイナー、そのほか関心のある人
定員:80名 
参加費:両日参加 3,000円(交流会費は別途3,000円) 1日参加 1,500円
*申込締切 2月28日(木)

 

プログラム

3月2日(土)13:00~13:30 受付

13:40-15:20[100min] 基調トーク&ディスカッション 「人や地域をつなげるデザインの魅力」
上田祐嗣(アートセンター画楽/高知)
川﨑富美(プロダクトデザイナー/鳥取)
社会のあり方が刻々と変化するなかで、福祉やデザインという概念も変わってきています。福祉サービスや福祉施設が創造的になるにはどのような考え方や方法が必要なのか。 日々の出来事をキャッチし、思いをかたちにしていくために必要なデザインの力とは。二人の実践者から具体的に聞きます。

 

15:20-15:30[10min] 休憩

 

15:30-16:20[50min] レクチャー 「Good Job!センターの取り組み」
藤井克英(Good Job!センター香芝/奈良)
障がいのある人と新しい仕事をつくる、という目的のもと、奈良県香芝市にオープンしたGoodJob!センター香芝。オープンして丸2 年、さまざまな分野との連携、クリエイターとの出会いにより、どんな仕事や表現や関わりが生まれたのか。具体的な事例を紹介します。

 

16:20-17:10[50min] レクチャー 「食をテーマに地域で仕事をつくる」
八渡和仁(レストラン&カフェ 白壁倶楽部/鳥取)
倉吉の街角にあるレストラン&カフェ「白壁倶楽部」。土蔵造りの銀行だった建物を活用し、まちのなかで障がいのある人もない人もともに働ける地域づくりを目指して誕生しました。プロフェッショナルな仕事として社会に貢献できる人づくり、空間づくりについて話します。

 

17:10-17:30[20min] 質疑応答

 

17:30-17:50[20min] オプションツアー「 創造のいろは」展
会場の隣にある米子市美術館で開催している「創造のいろは」展では障がいのある人の表現活動を支えるさまざまな工夫を、作品とともに展示しています。たんぽぽの家アートセンターHANAのスタッフが会場を案内します。
※セミナー終了後に行いますのでご自由にご参加ください。

 

18:30~ 交流会(会費:3,000円、会場:磯っこ組合)
交流会のご案内|18:30~|
2日(土)のプログラム終了後、講師との交流会を開催します。参加ご希望の方は、併せてお申込みください。
会場:磯っこ組合(鳥取県米子市明治町196)  会費:3,000円(当日、セミナー会場または交流会受付にてお支払いください)

 

 

3月3日(日)10:15~10:30 受付

10:40-12:30[110min] 事例報告
関西発!生活・表現・ものづくりを先駆的に取り組んでいる団体を紹介します。


事例1「 自然の声に耳をすませる」
森口 誠(一般社団法人 暮らしランプ/京都)
植物とコーヒーで生活を彩る「暮らしランプ」。暮らしに近い部分を豊かにしたいという思いと、障がいのある人の感性と植栽を組み合わせたあたらしい仕事づくりの園芸技法の秘密を学びます。

事例2「 既成概念を変える表現の力」
山﨑慎也(特定非営利活動法人ライフスペース・プロペラ/兵庫)
建築家とコラボし銭湯跡で開催した展覧会「風呂ペラ展」など、福祉の発想を超えて、地域で多様なネットワークをつくり、障がいのある人の可能性をさまざまな切り口で世に問う最新の取り組みを紹介します。

事例3「 時には笑いも大事です!」
西脇大祐(社会福祉法人豊中きらら福祉会 ワークセンターとよなか/大阪)
福祉施設で生まれた表現をどうやってプロダクトとして発信していくのか。施設職員に必要な感性は何か。ユーモアたっぷりの作品から陶器など、ものづくりを展開する、若き施設職員の話を聞きます。

12:30-13:30[60min] 昼食休憩

13:40-14:40[60min]「おりもんやの見学ツアー」(鳥取県米子市加茂町1-17)
※13:00 図書館集合、「おりもんや」へ移動。
ファシリテーター:山根大樹(NPO 法人おりもんや/鳥取)
地元米子で丁寧な布製品を生み出している「おりもんや」。昔ながらの道具をつかい、時間をかけてものづくりの価値を上げています。魅力溢れる創作の現場をご紹介します!

 

14:50-15:30[40min]「表現を発信するための仕組みと権利」
森下静香(Good Job!センター香芝/奈良)
表現をどのように社会に発信していくのか。障がいのある人のアートとクリエイター、デザイナーをつなげる「Able Art Company」の仕組みと、「表現を広めるために守る」という考え方のもと、クリエイターや施設職員も知っておきたい知的財産権の具体的事例について報告します。

 

15:30-15:45[15min] 質疑応答、まとめ

 

15:45 終了

 *プログラムはやむを得ない事情により予告なく変更する場合があります。

 

◎申込方法◎

ファクシミリ、Eメール、郵送にて、①お名前、②ご所属・ご職業等、③電話番号、④手話通訳・要約筆記希望の有無、⑤ご住所、⑥参加希望日、⑦交流会参加希望の 有無を申込みフォームにご記入のうえ、下記お申込み先までご連絡ください(お申込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。セミナーおよび交流会参加費は当日会場にてお支払いください。
*申込フォームをダウンロードする

 

主  催:あいサポート・アートセンター
企画協力:一般財団法人たんぽぽの家

[終了しました]文化庁メディア芸術祭 飛鳥・橿原かしはら展

2019年2月18日(月)~3月3日(日)まで大和八木駅から徒歩3分のミグランスで開催される「文化庁メディア芸術祭 飛鳥・橿原かしはら展」。
今回、Good Job!センターがサテライト会場となり、アニメーションやメディアアートの作品展示とワークショップを開催します!
今回の奈良での展示のテーマは「ことば・つながる・セカイ」。
GJ!センターで作った、あかりのキャプションも登場予定です。
ぜひ、ミグランス、そしてGJ!センターでの展示も合わせて、お楽しみください!

|メイン会場|
● 1 橿原市役所分庁舎「ミグランス」内(奈良県橿原市内膳町1丁目1-60)
● 屋内交流スペース(1F)、コンベンションルーム(4F)、展望施設(10F) 他
(奈良県橿原市内膳町1丁目1-60)

|サテライト会場|
 Good Job! Center KASHIBA(奈良県香芝市下田西2丁目8-1)

※月〜土(日、祝日休み)11:00~17:00

ウェブサイトからご覧いただけます 

|文化庁メディア芸術祭 GJ!センターでのワークショップのご案内|

-ワークショップ 1-
グリッチニットワークショップ

|開催日時|2019年2月23日(土)13:30-16:30

|内  容|

『グリッチ刺繍』を展示しているアーティストでありファッションデザイナーのヌケメ氏さんと一緒に、電子編み機をハックして作った『グリッチニット』をつくります。

パソコンを使ってそれぞれが選んだ画像を壊し作った”グリッチ”を編み物として出力します。自分だけの編み物をかたちにしてみましょう。
小学生以上であれば参加できます。

*2010年に家庭用電子編み機がパソコンから編み機へ柄データを読み込ませる改造(ハック)がアメリカで行われ、Youtubeで改造した動画が公開され、家庭用電子編み機の新しい可能性が注目されるようになりました。デジタルファブリケーションのツールとしての可能性が見出され、さまざまな国で改造が行われています。

http://knittingbird.com/2017/06/20/5517/

|定  員|9人(3人で1グループになって行います)

|参加対象|条件:パソコンを使ったことがある人。小学生以上、親子参加OK。

 

 

-ワークショップ 2-
はたらくロボットをつくろう

|開催日時|2019年2月28日(木)13:30-16:30

|内  容|

電子回路を楽しく学べるマグネット式電子工作キット『littleBits』と身の回りのものを使って、はたらくロボットを作ります!ハンダ付けや配線、プログラミング知識は不要です!こんなロボットがいたらいいな、という夢のロボットを発明し、動かしてみましょう。

https://www.littlebits-jp.com/droid-inventor-kit

|定  員|10人程度を想定(2人1組または3人1組での作業を想定しています)

|参加対象|8歳以上(それより小さい方はは保護者同伴でお願いします)

 

– お問い合わせ・申し込みについて –
お名前、人数、ご連絡先電話番号を電話またはメールにて
Good Job!センター香芝までご連絡ください。

| Tel.0745-44-8229 | E-mail.goodjob@popo.or.jp |
*定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。

[終了しました]小松和子個展・特別巡回展『創造のいろは」 @鳥取

iroha-1903-top

会期:2019年3月1日(金)ー5日(火) 10:00~18:00 *最終日15:00まで 
   *会期中無休 観覧無料
場所:米子市美術館 第3展示室(アクセス)

 

本巡回展では、障がいのある人と創作を支えるサポーターが、日々の活動の中で行っている工夫や 関わりを「独創的な創造物」として捉え直します。軽く握ってもしっかりと持てるよう加工された筆、 車椅子に座りながらでも描ける特製の車椅子テーブル、心とからだに寄り添った道具や環境づくり。 どれもがその人だけの唯一無二なものばかりです。人と人との関わりの中から見出せる、豊かな “いろは” をご覧ください。

*くらよしアートミュージアム無心で行われた「小松和子個展“紡ぐ絵画”」の特別巡回展として、重度の 身体障がいのある小松さんが活動を行う創作の現場を、他のたんぽぽの家の所属作家の作品と共に紹介します。

 

創造のいろは_A4

 

出展作家

*たんぽぽの家アートセンターHANA所属
  青木克考 上野和子 小松和子
  下津圭太郎 武田佳子 長田恵

 

告知! 『福祉をかえる「アート化」セミナーin鳥取2019』

2019年3月2日(土)・3日(日)
 会場:米子市立図書館 2階多目的研修室
  事前申し込み(人数に空きがある場合は当日参加も可)
  参加費:両日参加3,000 円・1 日参加1,500 円・交流会参加3,000 円
  問い合わせ:あいサポート・アートセンター( 連絡先等は下記参照)

 

主催・問い合わせ先/あいサポート・アートセンター

〒682-0821鳥取県倉吉市魚町2563(土日祝休み)
TEL 0858-33-5151  FAX 0858-33-4114
E-mail info.artcenter@ncn-k.net    HP  art-infbrocenter.jimdo.com

*12月より「あいサポート・アートインフォメーションセンター」から名称が変わりました。
センターでは「無心」の運営のほか障がいのある人たちの創作活動を支援します。お気軽にお問い合わせください。

 

主  催:あいサポート・アートセンター 
企画協力:社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家アートセンターHANA

 

[終了しました]宋茜ひなまつりチャリティコンサート @たんぽぽの家・3/2

chari-con-image

童謡誕生100年記念 『宋茜(ソンチェン)ひなまつりチャリティコンサート」

日本の豊かな自然や文化のなかで童謡がうまれたのは、今から100年前のこと。
春の訪れを感じながら、ご家族やご友人と一緒に、
声を重ね、思いを重ね、童謡の世界に触れてみませんか。

日時:2019年3月2日(土)開場13:00 開演13:30
場所:たんぽぽの家シアターぽぽ
料金:一般1,500円 小中高校生1,000円 *乳幼児は無料です。ぜひご家族でお越しください。 
○チケット申込フォームへ→フォームはこちら

 

♪出演

song-chan

 

♪曲目(予定)

・さくらさくら
・朧月夜 
・みかんの花咲く丘

♪中国の童謡
・揺阿揺(上海の子守唄)
・南泥湾
・草原情歌

♪みんなで歌おう
・うれしいひなまつり
・早春賦 ほか

 

♪主催・問い合わせ先 奈良たんぽぽの会   ○チケット申込→フォームはこちら

電話0742-43-7055  FAX 0742-49-5501  E-mail tanpopo@popo.or.jp

[終了しました]報告セミナー「知財でポン!まもってひろげてアートを発信」

chizai-box_01

知財学習プログラム 報告セミナー
「知財でポン!守ってひろげてアートを発信」

個人のクリエイターやアート活動を行っている福祉施設などの取り組みの中で、商品を開発したり、創作物を活用した知的財産(以下、知財)を活用したビジネスが生まれています。また、デジタルファブリケーションが広まるなかで、新たな創作物の利用の方法も生まれ、知財に関するより柔軟な契約や処理が求められています。しかし、個人のクリエイターや福祉施設は知財やその権利に関する専門的な知識を持ち合わせていない場合が多く、契約に際してトラブルが生じることもあります。
そこで、今年度、たんぽぽの家では、知財の専門家ではない人も知財の運用や基礎知識について学ぶことができるアナログゲームやハンドブックを開発制作しました。本セミナーでは実際に制作したゲームを体験していただき、知財をどう学び広げていくかを考える機会をつくります。みなさんのご参加、お待ちしています。

日時:2019年2月27日(水) 18:00~20:00(受付17:30〜)
会場:マテリアル京都(アクセス)
定員:50名(参加費は無料。 1ドリンクを別途オーダーください。)

 

*プログラム[予定]

18:00 1 部|調査報告・テストプレイ
福祉施設、ファブスペース、教育機関、ゲーム会社などへの知財に関する実際の取り組みやニーズ、課題などをヒアリングした調査の報告。
報告:藤井克英、森下静香(Good Job!センター香芝)

アナログゲーム
「知財でポン! まもってひろげてアートを発信」テストプレイ
今年度開発したアナログゲーム「知財でポン!」を参加者に試していただく機会です。
ファシリテート:橋本高志(社会福祉法人ぷろぼの/ゲームデザイン) 他

 

19:00 2 部|ディスカッション
今回の事業実施にあたり設置した知財学習プログラム検討会の検討メンバーらとこれからの社会における知財学習の意味や可能性を考えます。
進行:塩瀬隆之(京都大学)
登壇:白石晃一(一般社団法人ファブソサエティエクスペリメンツ)
   高島雄一郎(登大路総合法律事務所)
   中根伸一(一般社団法人奈良県発明協会)
   渡瀬聡志(株式会社中川政七商店) 他
コメンテータ:辰巳明久(京都市立芸術大学)

20:00 終了

 

問い合わせ・申し込み (参加申込フォーム→フォームへ

お名前、参加人数、連絡先電話番号を添えて、メールまたはFAX、電話にてお申し込みください。
参加者には、今回の事業の成果物であるアナログゲームとハンドブックをお渡しします。

 

主催:一般財団法人たんぽぽの家「知的財産活用にむけた人材育成のための調査と学習プログラムの開発」
平成30年度中小企業知的財産活動支援事業補助金

【終了しました】「めぐるアートをめぐる」展 @京都

unnamed
*メインビジュアル=松浦 愛夢(まつうらまなむ) 「シクラメン」(紙・アクリルガッシュ)2007年 <片山工房>

「めぐるアートをめぐる」展

2019年2月1日(金)〜2月11日(月/祝)12:00〜19:00 ※2月4日(月)休館
    ・2日(土)、7日(木)、9日(土)は、トーク実施のため18:00で閉館  入場無料
会場=京都場(きょうとば)(アクセス・京都市中京区西ノ京南聖町6-5
    ・JR二条駅より徒歩5分
    ・千本三条から三条商店街を入り一筋目を北に約80m右側

主催=一般財団法人たんぽぽの家[障害とアートの相談室]
共催=障害者芸術文化活動普及支援事業近畿ブロック合同展覧会実行委員会
*平成30年度厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業

障害のある人の日々の生活のなかから表現が生まれる背景には、作者の才能や努力だけではなく、環境、人、道具、仕組みなど、周囲のさまざまな関わりがあります。また作品と切り分けることができない日々の関わり合いや名付け得ない行為も、創造的な人間の営みとして、注目が集まっています。 この展覧会では近畿2府4県および鳥取、広島の障害のある人の表現の魅力と、その周辺にある関わりを紹介し、人間の表現が生まれる根源的な意味を問います。本展は、「障害者芸術文化活動普及支援事業」として開催します。障害者の芸術文化活動を支えるための各都道府県の支援事業や相談窓口の情報も紹介。みなさまのご来場をお待ちしております!

 

出展者

井村ももか(滋賀/やまなみ工房)、XL(京都/スウィング)、春日一志(広島)、中村和暉(大阪/アトリエコーナス)、中村真由美(奈良/たんぽぽの家アートセンターHANA)、ポズック楽団(和歌山/Po-zkk)、松浦愛夢(兵庫/片山工房)、山本康介(鳥取/アートスペースからふる)

 

イベント「めぐるアートをめぐるトーク」

会期中に会場内にてトークシリーズを実施いたします。参加ご希望の方は下記連絡先までお申し込みください。

*障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー 第3回:アートの評価を考える
2月7日(木)18:00〜19:30 *参加費1,000円

アートを評価するということは、作品の魅力や意義を言葉にし、人に伝えるということであり、 「なぜアートが人間や社会に必要なのか」ということを考えていく重要なプロセスです。 アートのプロセスや社会的コンテクストを含め、幅広い視点から評価や批評を行ってきた 評論家を招き、その価値を図るまなざしを学びます。

講 師:椹木野衣(美術評論家・多摩美術大学美術学部教授)
聞き手:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)

 

*トークシリーズ「表現と支援について考える」  *各回、共に参加費1,000円
福祉施設などでの支援の現場では、障害のある人が表現をすることをどう捉えているのでしょうか? また、障害のある人の日常の活動を支えるなかで、表現と支援がどう結びつくのでしょうか? 現場の実践者たちを招き、人が表現することの意味、多様な支援のあり方についてお話します。

2月2日(土)18:00〜19:30  木ノ戸昌幸(スウィング)、白岩高子(アトリエコーナス)
2月9日(土)18:00〜19:30  新川修平(片山工房)、山下完和(やまなみ工房)

 

[問合せ・トークのお申込先] 障害とアートの相談室
奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家 内  tel 0742-43-7055 FAX 0742-49-5501  
E-mail artsoudan@popo.or.jp http://artsoudan.tanpoponoye.org

◉トークのお申し込みは、タイトル、日時、参加人数を記載の上、上記連絡先までお送りください。参加費は、当日会場にて申し受けます。

 

協力:滋賀県健康医療部障害福祉課、京都府健康福祉部障害者支援課、大阪府福祉部障害福祉室自立支援課、兵庫県健康福祉部障害福祉局ユニバーサル推進課、奈良県福祉医療部障害福祉課、和歌山県福祉保健部福祉保健政策局障害福祉課、NPO法人アートピアとっとり、NPO法人コーナス、NPO法人コミュニティリーダーひゅーるぽん、NPO法人スウィング、NPO法人100年福祉会片山工房、国際障害者交流センター・ビッグ・アイ、社会福祉法人グロー、社会福祉法人和歌山県福祉事業団、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房、社会福祉法人わたぼうしの会

[終了しました]障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー

名称未設定-1

平成30年度 障害者の芸術文化活動普及支援事業近畿ブロック 研修事業
障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー
第4回:アートにまつわる知的財産権について考える

 

近頃、障害のある人のアート作品をグッズ化したり、デザイン化したりして販売していくような、知的財産(知財)の運用によるビジネスが少しずつ生まれてきています。知財には「著作権」、「意匠権」など、たくさんの権利や法律、契約などが関わっており、一見すると複雑で堅苦しいものに見えてしまうかもしれません。しかし本来、これらはクリエイターたちの表現を守りながら発信していくために整備された権利であり、上手に活用することで、より効果的にアートを世界に広めていくことができます。そこで、積極的な知財の運用を考え、実践してきた弁護士や福祉施設の職員を講師に招き、第1部では「クリエイティブ・コモンズ」と呼ばれる知財運用の考え方について学ぶためのトークを、第2部ではカードゲームを用いた、知財の基礎について学ぶための研修を行います。

 

◯講 師:橋本高志(社会福祉法人ぷろぼの職員、ゲームデザイナー)
     水野祐(弁護士、シティライツ法律事務所)
 聞き手:藤井克英(GoodJob!センター香芝)

◯日 時:2019年2月13日(水)18:00~20:00
◯会 場:GoodJob!センター香芝(奈良県香芝市下田西2-8-1) *アクセス
◯参加費:1,000円
◯お申込み方法:メールの件名に「2月13日セミナー申し込み」と明記のうえ、「お名前・参加人数」をご記入いただき「artsoudan@popo.or.jp」までお送りください。

 

 

[講師プロフィール]

橋本高志
社会福祉法人ぷろぼの職員。遊びと教育を主軸とした青少年育成活動に30年間従事。現在は職場にて障がい者の就労支援プログラム「plus GAME」を主宰。訓練としてアナログゲームの制作や、専門家と連携してアナログゲームによる職業適性の見極め等を行っている。「知的財産活用にむけた人材育成のための調査と学習プログラムの開発」(主催:一般財団法人たんぽぽの家/平成30年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金事業)においては、知財学習のツールとしてのアナログゲームの開発に、ゲームデザインとして関わった。

水野祐
弁護士(シティライツ法律事務所)。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(リーガルデザイン・ラボ)。グッドデザイン賞審査員。著作に『法のデザイン−創造性とイノベーションは法によって加速する』など。Twitter : @TasukuMizuno

[終了しました]障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー

sawaragi02

平成30年度 障害者の芸術文化活動普及支援事業近畿ブロック研修事業
障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー
第3回:アートの評価を考える

※こちらのセミナーは満席につき、事前受け付けを終了いたしました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

アートを評価するということは、作品の魅力や意義を言葉にし、人に伝えるということであり、「なぜアートが人間や社会に必要なのか」ということを考えていく重要なプロセスです。特に、障害のある人のアート活動は、その作品の芸術的な良し悪しだけでなく、アーティストが歩んできた人生や、その制作の中で生まれた他者との関係性など、作品にまつわるプロセスや生活などの背景も評価の対象となることが多く、多様な価値のはかり方が求められます。そこで、アートのプロセスや社会的コンテクストを含め、幅広い視点から評価や批評を行ってきた評論家を招き、その価値を図るまなざしを学びます。みなさまのご来場をお待ちしております!

 

講 師:椹木野衣(美術評論家、多摩美術大学教授)
聞き手:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)
実施時期:2019年2月7日(木)18:00~19:30
会 場:京都場(アクセス:京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5)
参加費:1,000円
お申込み方法:メールの件名に「2月7日セミナー申し込み」と明記のうえ、「お名前・参加人数」をご記入いただき「artsoudan@popo.or.jp」までお送りください。

 

※本セミナーは、同会場で2月1日(金)〜11日(月・祝)障害者芸術文化活動普及支援事業 近畿ブロック合同展覧会「めぐるアートをめぐる」展と合わせて実施いたします。近畿二府四県および鳥取、広島の障害のある人の表現と周辺も会場内でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。展覧会の情報は決まり次第お知らせいたします。

 

講師プロフィール:椹木野衣(さわらぎのい)
名称未設定-11962年埼玉県秩父市生まれ。同志社大学で哲学を学び、東京で美術批評を始める。主な著作に『増補シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『戦争と万博』、『後美術論』(吉田秀和賞)、『震美術論』(芸術選奨文部科学大臣賞、いずれも美術出版社)他。現在、多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。

[終了しました]フォーラム「ケアとテクノロジー」2月2日(土)

ケアの現場は、テクノロジーに
新たな生命をあたえる場所かもしれない。

「生と死の現場が見つめる技術のありよう」をテーマに、これからのケアとテクノロジーの関係性を深めて語りあうフォーラムを開催します。

main

 

お申込みはこちら

 

チラシのダウンロードをご希望の方は、
下記画像をクリックください。
leaflet


住友生命福祉文化財団 PRESENTS FORUM

ケアとテクノロジー

~生と死の現場が見つめる技術のありよう~

【日時】

2019年2月2日(土)

11:30~13:30 最新機器の展示会(デモ体験)
14:00~17:30 フォーラム

【受付会場】

国立オリンピック記念青少年総合センター
「センター棟」3階 309
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1

map

 

【参加費】

無料 要申込み 先着200名
※定員になり次第、申込み受付を終了させていただきます。

Print

【タイムテーブル】

11:30~13:30 最新機器の展示会(デモ体験)
14:00~17:30 フォーラム
 ■基調講演「人の生き死にとテクノロジー」
 ■事例報告
  ①香りから考えるケアのあり方
  ②生のありたい姿と科学的介護
  ③つくるでつながる作業療法

【内容詳細】

基調講演 

「人の生き死にとテクノロジー」

テクノロジーは、効率や利便性が問われ、それがどんな効果をもたらすかという経済的価値を求められます。一方でケアの現場は、人の生や死と深く向きあい、他者を気づかうことを求められます。

これまでテクノロジーは経済・産業とともに発展し、医療や福祉とともに挑戦してきました。ここではケアと経済の関係に目をそむけず、これからのケアとテクノロジーの弾力的な関係について考えます。

wakabayashi

若林 恵 / わかばやし けい
黒鳥社 代表
『WIRED』日本版 元・編集長

世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』日本版の元・編集長。現在は、いまの当たり前を疑いあらゆる物事について「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」黒鳥社を設立。音楽ジャーナリストとしても活動し、音楽や映画、生活や宇宙、生と死といった人文知の視点からテクノロジーを見つめている。歴史家イヴァン・イリイチの概念「コンヴィヴィアリティ(自立自存)」に影響をうけ、新しいテクノロジーは果たして「自立自存の道具」となるのかを追究。著書『さよなら未来― ― エディターズ・クロニクル2 0 1 0 -2017』

 

事例報告

① 香りから考えるケアのあり方

持ち運びができるパーソナルなアロマディフューザー「A R O M A S T I C ( アロマスティック) 」。パニックになりやすい人が楽になるからとお守り代わりに持ち歩き、がんサバイバーが放射線治療に行くたびに使用されています。医療と香りの連携が進んでいるなかで、介護や看護などケアする人のケアにも注目されています。

先端的な側面とアナログな側面の両面から考えながら、新しい薬局の在りかた、これからの地域ケアの在りようを模索している現場でA R O M A S T I C が活用されています。なぜ活用しているのか。単に負担軽減や効率化だけではな
く、その先にある「人にとってケアとは何か」「ケアにとって大切なことは何か」など、その先に見据えている実践と哲学を学び考えます。

Fuita-Tada_yoko

藤田 修二 / ふじた しゅうじ
ソニー株式会社 Startup Acceleration部OE事業室

多田 耕三 / ただ こうぞう
株式会社グリーンメディック 代表取締役
管理薬剤師

 

②生のありたい姿と科学的介護

結婚を機に、特別養護老人ホームの仕事に転身した物理学者。介護、医療、保育なども含め、はたらく現場と情報工学の間をつなげようとしています。食事や入浴など利用者のケアの記録を、職員が携帯端末を使って簡単に入力できるシステムを開発。

全国の福祉関係者の間でも注目を集める新しい“ 科学的介護” 。省力化だけでなく、介護のあるべき姿をイメージしながら技術・知識を活かした仕組みづくりを考えます。

Yoshioka

吉岡 由宇 / よしおか ゆう
社会福祉法人福智会 特別顧問
Abstract合同会社 代表社員

 

③つくるでつながる作業療法

3 D プリンタなどのデジタル工作機械を備えた「ファブラボ」は世界に1 5 0 0 箇所以上のネットワークをもつ市民に開かれた工房です。なかでも、品川区にある「ファブラボ品川」は、作業療法に特化したユニークな場所です。

「つくる」を楽しみ、「つくる」でつながり、「つくる」で元気になる。現場にとって1 つの大切な道具となり得るデジタルファブリケーションとケアの実践について学びます。

Hayashi
林 園子 / はやし そのこ
ファブラボ品川 ディレクター
一般社団法人 ICTリハビリテーション研究会 代表理事
作業療法士

 

フォーラム・コーディネーター
Nishikawa

西川 勝 / にしかわ まさる
臨床哲学者

看護師として精神病院や認知症介護の現場で働きながら哲学を志す。看護実践を臨床哲学によって振り返ることで、ケアの現場を言葉で紡ぐ。著書『ためらいの看護 ̶ 臨床日誌から̶』は、看護師としての20年以上の経験を踏まえて、当事者として生の危機と終末期にためらいつつ「人に寄り添う」「人間の尊厳」「愛」とは何かを綴っている。


 

[主催]

一般財団法人住友生命福祉文化財団
一般財団法人たんぽぽの家

[後援]

渋谷区

[協力]

公益財団法人テクノエイド協会
川崎市経済労働局 ウェルフェアイノベーション推進事業
ファブラボ品川
NPO法人エイブル・アート・ジャパン


 

企業のみなさまへ

貴社製品・デモ機の出展ご協力願い

この度、「生と死の現場が見つめる技術のありよう」をテーマに、これからのケアとテクノロジーの関係性を深めて語りあうフォーラムを開催します。

そこで、フォーラムにご参加いただく方々が現代の技術・アイデアを知って体験する機会をつくるため、みなさまが開発・製造されている、ケア(介護・介助・子育て・教育など)の現場における機器を展示していただきたくご協力を依頼申しあげます。

下記の条件をご一読いただき、ご出展いただける場合は添付の申込書に記入し、メール・FAX・電話いずれかにてお申込みください。ご検討のほどよろしくお願い申しあげます。

展示概要・申込書

word-button pdf-button

お問合せ先

一般財団法人たんぽぽの家 ケアする人のケアプロジェクト事務局(小林・後安)
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501 MAIL carecare@popo.or.jp