5月の六条山カフェ

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六条山カフェ 〒630-8044奈良市六条西3-23-15
tel 0742-52-2012 fax 0742-52-2013 e-mail uen@popo.or.jp

▲▽▲ 5月のサロン ▲▽▲

Vol.179 呼吸ストレッチ 呼動(バランス)操体 vol.2 日時:511日(土)

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動ける体、快適な体づくり。呼吸と合わせ、ゆっくり動きながらゆるめてほぐしていきます。足裏の重心や体を支えるための体幹深層筋をつけ、全身のバランスを整えます。老若男女、からだの硬い方も気持ちよく出来ます。
整えるー肩こり、腰痛、生理痛
アップー体温、免疫力、呼吸力


5月 11日(土)10:00~11:00
講師:岡本かよ(バランス操体運動指導士)
参加費:レッスン代500円+ワンオーダー代
持ち物:動きやすい服、ジャージなど。長めのタオル。

 

 

Vol.180 朝日を浴びて座ってできる気功をしよう 日時:518日(土)

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朝いちばんに身体をほぐして1日を気持ちよくはじめましょう!椅子に座って行う為、脚に痛みがある方もご参加いただけます!
日時: 5月18日(土)9:00~10:00 
定員:10名
参加費:ワンオーダー代
講師:川口景子(柔道整復師、健康運動指導士)

 

 

Vol.181 ゆったり椅子ヨガvol.25 日時:522日(水)

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椅子に座って行う椅子ヨガは、子どもからシニアまでどなたでも参加できます。椅子 が支えになるので無理なく安全に行うことができます。「運動したいけれど膝が痛くて 立ってする運動は無理。」「ヨガに興味はあるけれど、自分にできるか自信がない。」な どという人におすすめです。


日時:5月22日(水)10:00~11:00 
講師:茶谷 有香(マダムフキ認定講師)
参加費:受講料700円+ワンオーダー代
持ち物:ズボン、フェイスタオル、5本指ソックス(無ければ普通のソックス)

 

 

Vol.182 11回たんぽぽ哲学カフェ@六条山カフェ 日時:525日(土)

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哲学カフェは、わたしたちがひごろ出会うちいさな疑問や不思議について、 人といっしょにこたえを探してみるところです。 ほかの人に疑問を投げかけてみたり、自分の経験を思い出してみたり、 自分とは違う意見に耳を傾けたり、新しい考えをしゃべってみたり。
おしゃべりな人、無口な人、早口でしゃべる人、ゆっくりしゃべる人。 人の話を聴きたい人、座ってしゃべる人、立ってしゃべる人。 いろんな人がいっしょにおしゃべりできる時間にしたいと思っています。
「哲学」の知識は要りません。 毎月一つのテーマについて、たくさん脱線しながら、 おたがいの声に耳を傾けあってみませんか?

日時: 5月25日(土)13:30~15:00 
テーマ:あきらめること
※日時、テーマは変更になる場合もございます。ご了承ください。
企画・進行:菊竹ともゆき
参加費:300円(お茶付き)

菊竹ともゆき 自己紹介:訪問てつがく者。もともとあんまり人と喋るのが得意ではないけれど、哲学カフェや対話の 活動に出会って少しずつ自然に話すということがわかるようになってきました。その時間 は声が小さい私でも人に話を聴いてもらえるのが嬉しいです。今は学校で子どもや若い人 たちとおしゃべりの時間をやっています。

放課後等デイサービス 新規利用メンバー募集!!

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放課後等デイサービス 新規利用メンバー募集!

たんぽぽ生活支援センターでは、平成31年度の放課後等デイサービスの登録メンバーを大募集しています。
仲間と力を合わせて、様々なアートや活動体験を積み重ねながら、いきいきとした表現力、コミュニケーション力を身につけ、自分で楽しみを見つけにいける大人に成長していきます。みなさまのご参加をお待ちしています!

 

プログラムの内容は、こんな感じです!!

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※週末には、スポーツ、、アトリエ、野外活動などのプログラムがあります。
※夏休み、春休みは「長期休暇プログラム」を行います。
※どの曜日も、トランポリンなどでからだを動かす時間、おやつの時間があります。
※奈良養護学校、奈良東養護学校、奈良西養護学校、六条小学校、京西中学校にお迎えにいきます。

 

お問い合わせ先:たんぽぽ生活支援センター[宮脇]
        電話 0742-40-1030

[終了しました]HANA×京芸「OPEN KITCHEN」展 4/23〜5/24

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「OPEN KITCHEN」 

会期:2019年4月23日(水)〜5月24日(金)11:00~17:00 
会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー *日・月・祝日休み *入場無料

 

『どこからともなく現れ、
互いに気配を感じ合いながら遊んでいます。
それはまるで霧の中のようであり
はっきり見えるのは自分の手元だけなのです。
たとえ言葉で話さなくても、
彼ら彼女らの会話は続いています。』(コンセプト文 抜粋)

 

オープンキッチンとは、たんぽぽの家のアーティストと京都市立芸術大学の学生が6つのペアを組み、作品を取り交わすプロジェクトです。作品は箱に入って届けられ、つくり足すのも、つくり変えるのも、別の作品を返すのも、自由です。こうしたやりとりは2016年夏より、現在まで続いており今年で3年目です。本展では、結果としての作品だけを提示するのではなく、コンテクストの記録を映像や写真、交換ノートなど様々なメディアと共に展示しています。

 

◎参加アーティスト
青木克考、鮎川奈央子、萩原宏一郎、平井和樹、平田万葉、福島周平
舟木 花、水田篤紀、毛利愛実子、ヤスダヒナ野、山口真琴、山村晃弘

◎キュレーション
河原雪花、小林奏子、寺岡波瑠

 

関連イベント

*5月18日(土)14:00~15:00「参加アーティストギャラリートーク」@アートセンターHANAギャラリー

 

 

問い合わせ等

主催:京都市立芸術大学
共催:一般財団法人たんぽぽの家
   社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家アートセンターHANA
お問い合わせ: 京都市立芸術大学 事務局 総務広報課 075-334-2200 (平日9:00-17:00)

45周年記念わたぼうし音楽祭 作詩の部入選作品

作詩の部 一覧

 

やさしい時間  作詩:太田純平(東京都町田市・29歳)

耳もとで「おはよう」「今日はいけるかな?」とやさしい声で起こされる
僕に問いかけながら窓を開けて僕の顔に朝の空気を詰め込んでくる
でも 僕はいつも起こされて不機嫌さ

そして僕は今日も元気に起きれたことを朝日に感謝する

やさしい手は僕に洋服を着せてくれる
後ろの方で母さんが通所の準備をしている

母さんのバタバタとヘルパーさんのやさしさが朝のエネルギーになる

夕方 僕は通所から帰ってきて寝落ちする
大きな声で玄関から「じゅんくーん!ひまわり隊だよ!お風呂だよー!」
とおばちゃんたちがドドッと入ってきます

ウルサイ時間の始まりです
おばちゃんの声は何であんなに大きいのだろう?

とにかくウルサイ…
そして面白い!
井戸端会議が始まります

でもね そんな時にも僕の調子を絶対に見逃さないのさ
「ママー 胃残(いざん)を引いて」
「今日はお腹が痛いから お風呂どうする?」
母さんに聞きます

いい加減な母さんは大抵 「お風呂入って良いよ」と言います

「おいおい…辛いのは僕だよ…」
と言いたいのに声が出ない

そんな時 おばちゃん達は抱っこで僕をお風呂に入れてくれます
リフトだとお風呂までの距離が長いから寒いんだよね

僕はひまわり隊にいつも感謝しています
若くてカワイイお姉さんは一人もいないけど
逞しいおばちゃん達も僕は好きだなぁ

僕の1日は寝ても覚めても「ひまわり」ばかり

ひまわり隊がやってくる
そんな時間が楽しくて やさしい時間になります

 

 

Keep On Smiling~笑顔の花を咲かせよう~ 作詩:御多福豆(三重県亀山市・63歳)

もしも私が 大空を飛ぶ鳥ならば
もう自由に 羽ばたけない
寝たきりになる 宿命
進行する 治せない
桜の花も グレーに見えた
鬱の世界をさまよい
生きる希望が 消えかけた
底なし沼を あがいてた
しぶとく生き抜いてみよう
クヨクヨしてたら もったいない
Stay Positive 
Keep On Smiling

もしも私が 海原を泳ぐ魚ならば
もうスイスイ 泳げない
出来たことが 出来なくなる
進行にブレーキをかけよう
リハビリが 仕事になった
ダブル杖で 動き回り
パラアスリート気分だった
病魔と闘い もがいてた
あっぱれに生きてみたい
笑顔は心の薬です
Stay Positive 
Keep On Smiling

もしも私が 草原を駆ける動物ならば
もう風を切って 走れない
体は 壊れ続けていった
手足は でくの坊になった
ありのままを 受け入れたら
幸せなことに気がついた
主婦失格になっても
みんなに支えられている
ありがとうを伝えたい
笑顔の花を 咲かせよう
Stay Positive 
Keep On Smiling
笑う門には 福来たる
Stay Positive 
Keep On Smiling

 

 

Each life~それぞれのメロディ  作詩:呼都玻(愛媛県松山市)

弱さと不安が 心を廻(めぐ)る
寄せては返す まるで波に似て
立ち上がれないと 深い淵にいても
励ましてくれた そこに歌があった

風が そよぐ時
大地を 踏む時
鼓動と一緒に
響くメロディ

「そうだ 私は ここに生きている」
数々の場面 振り返る想い
変わる事がない 染まらない心は
後悔もあるけど 歩いて来た道のり

私と おんなじ 気持ちで もしも
いるなら君を 余計な事とは
分かってはいても 出来るだけの力
支えたい強く 思っている いつも

ダメと嘆く時
信じて それまで
努力を してきた
汗と涙を

「そうだ 私は ここに生きている」
諦めず前へ 立ち上がる勇気
持ち続ける事 終わらないストーリー
主人公は いつでも 君自身なんだと

「そうだ 私は ここに生きている」
授かった生(せい)に誇らしく居よう
全ての人達 意味がある存在
誰一人 欠けても 成る事が 出来ない

それぞれが奏でる それぞれの人生

 

 

My parents    作詩:小林聡(大阪市・54歳)

泣きながら生まれてくるはずだった
だけど泣いたのは周りの方だった
僕の人生は人を悲しませる事から始まった

自分を責め続ける母
何度も僕を抱いて踏切前に立った
現実を受け入れられない父
ただがむしゃらに働き続けた

絶望の暗闇 手繰りで探す微かな光
僕が歩き始め 家族も前を向きだした

だけど歩き始めた場所は
スタートラインさえ遥か遠い

いくつもの偶然が重なり
生まれてきた奇蹟の命
二人の汗と涙で色付けてくれた

命を包む身体の形は十人十色
身体が不自由でも心の自由は奪われない

救われた命 季節が進むたび
幸せコインが胸に落ちていく
できることなら周りを笑顔にして
僕の人生を終わらせたい 

「ありがとう」だけじゃ
この気持ち伝えきれない

 

 

ペチ  作詩:白毛由美子(埼玉県熊谷市・45歳)

父が死んだ
アルコール依存症だった
父は私を「ペチ」と呼んだ
「ペチ ごみを捨ててこい」
「ペチ 肩をもめ」
「ペチ おやすみ」
「ペチ どうもありがとう」
ペチ ペチ ペチ ペチ…
父の口ぐせは「ペチ」だった

父は私を心配していた
私が精神障がいだったから
彼の話になると決まって言った
「ペチ あんなのどこがいいんだ」
「ペチ 将来どうするんだ」
「ペチ 結婚はするのか」
「ペチ 孫の顔が見たい」
ペチ ペチ ペチ ペチ…
時には口うるさく言われた

私は父を愛していた
どんな父も大好きだった
「ペチ」と言ってくれることが嬉しかった
私 見ていてくれてる?
私 さびしいよ
私 結婚したんだよ
私 幸せになったんだよ
ペチ ペチ ペチ ペチ…
ねえ もう一回言ってよ

もう 何を言っても何の言葉も
返ってこないけれど
今は「ペチ」という声だけが
頭の中に響いているよ
ありがとう お父さん

 

 

待ち合わせの時間  作詩:フォルティッシモ(滋賀県甲賀市・39歳)

待ち合わせの時刻を待っている時
時間が経つのがゆっくりに感じる
ドキドキしながら待っていることも多い
待ち遠しいっていうことは
それだけ相手が好きっていうこと

約束の時間が延期になった
延びた分だけ 時間は濃密になる
なぜか 今やらないといけないことが目につく
掃除機をかけて待っていたよ
家計簿をつけていたよ
普段は なかなかスムーズにできないのに
待っている間 真面目に生きられて ちょっと嬉しい
だから 時間を区切ることも必要

今日も たくさんの待ち合わせをしている
給食の時間
デイケアが始まる時間
大好きなあなたに会う時間
友人と話す時間
就寝の時間
今を生きる私を支えている その時を待っている
待ち合わせの時間まで 何をしようか

ずっと 未来が怖かった
いつも これから起こることに対し びくびくしていた
人生の待ち合わせに
ドキドキ わくわくするなんて 考えられなかった

でも
生活習慣を整え 人から大切にされることで
絶望し あきらめていた未来という希望を取り戻せた
よく笑う友人ができた
今は 今日あった良かったことを数えている
今日飲んだお茶が おいしかった
今日出会えた人たちに 感謝したい
そんな風にしていれば 明日が来るのが 
待ち遠しくなるはず
しんどい日もあるけれど 明日という未来がある

最後の待ち合わせの時間は 人生を終える時
それまでの時間を 自分の夢やあこがれに向き合いながら
大事に過ごしたい

 

 

ろう学校から巣立つ私のはじめの言葉  作詩:森健司(大阪府茨木市・15歳)

なんて言ったらいいのかな
「実はさぁ」って言い始めようかな
それとも誰か気付いてくれるかな
「私には障がいがあるけど 
あなたたちとの障がいにはならないから」って
言えるのかな
でもそんなことないよね
絶対ないよね
どうしようかな 
自己紹介

1人の友だちとして受け入れてくれるかな
独りで過ごすなんてさみしいよね
誰かひとりでいいから
友だちになってくれないかな

「これからたくさんお世話になります」って
思いきって言おうかな
新しく迎える春だから
私のこと本当のこと
言わないといけないから
正直に伝えるから
聞いてほしい
私をさらけだす
自己紹介

「私 みんなの声をできるだけ聞きたいから
補聴器をつけてるよ」

それから
「本当はこれからの生活が
すごく楽しみだ」ってことも
伝えようかな
本当のことだから

 

 

あなたの心にそっと感謝して  作詩:山本弘樹(福井市・50歳)

今 あなたは臨床室で待っている
私のあんまを待っている
私はあなたの事を思いながら 今日もプランを考える
幾度となく話しているあなたとの会話が 頭の中を駆け巡る

さぁ あなたとご対面
表情は見えないけれど
あなたは陽だまりのようなあたたかさで やさしく語りかけてくれる
あなたは 「最近ね…」と話し出し
私はその言葉にぬくもりを感じながら
施術を始める

1つ1つゆっくりと 骨と筋肉を確かめながら
タオルごしに皮膚をさすって行き 親指で静かに押していく 
高まる緊張感
柔らかくなった所を丹念に揉んで行く
私のあんまはどうですか 
あなたはうなずいて 私のあんまに手を差し伸べてくれる
会話から時折出てくる指摘が 私の先生にもなってくれる
そして私のあんまの技術を 更に引き出してくれる
表情は見えないけれど 
お母さんのように やさしく教えてくれてありがとう
花のつぼみがパァッと開いたように 私のあんまの世界が広がった

社会復帰に夢のせて 
出来ると信じて
私はあきらめない
目が見えないと できないことが多いけど
私に出来るたった1つの優しいあんま
あなたを元気にできるあんま
未来もあなたを癒やせるあんま師になりたい

表情は見えないけれど
あなたの心にそっと感謝して
あなたにあんまを1つご注文頂けます様に

[終了しました]コミュニティ・アート2019 山下秀展「ふるさと福島を想う」

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コミュニティ・アート2019
山下秀展「ふるさと福島を想う 〜花びらは散っても 花は死なない〜」

会期:2019年5月14日(火)〜19日(日)11:00~18:00 *最終日は16時まで
会場:アートスペース上三条(奈良市上三条町4 アクセス
*オープニングパーティー 14日(火)17:00より展示会場にて開催します。

 

花には
華やぎがある
怪しさがある
濡れがある
熟れがある
棘がある
毒がある
迷いがある
狂いがある
生きとし生けるものの
いのちの悶えがそっくり映されている

・哲学者 鷲田清一「まなざしの記憶」から

 

・山下秀
福島県石川町生まれ。奈良在住の画家集団「鹿光曾」会員。2004年たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリーにて「メモリアル・アート〜いのちの絆〜」開催。

 

コミュニティ・アート2019
地域のすぐれたアートを紹介し、アートを介して人と人をつなぐ、たんぽぽの家が取り組む新しいアートプロジェクトです。

主催:一般財団法人たんぽぽの家

第46回わたぼうし音楽祭 作詩の部入選詩一覧

明日(あした)来るさ
作詩:坂下芽依(北海道札幌市・17歳)

不安あっても 明日来るさ
世界変わっても 未来来るさ
失敗しても 一生懸命やる
ゆっくり一歩ずつ歩こう

今日はいっぱい考えても わからない
明日は考えてわかる
今日は悔しくても 明日は負けないって
転んでも進む 明日活かす
一人じゃない 二人で乗り切ろう
キミできるさ

不安あっても 明日来るさ
世界変わっても 未来来るさ
失敗しても 一生懸命やる
ゆっくり一歩ずつ歩こう

何を頑張れば良いか わからない
不安あったら話してみよう
苦しいときあっても 乗り切ろう
今日は泣いていいよ
でも 明日は笑えばいいよ
キミできるさ

不安あっても 明日来るさ
世界変わっても 未来来るさ
日々前向く 一生懸命やる
ゆっくり一歩ずつ歩こう

キミは無理に決めないでできるから
ゆっくり考えよう わかるまで
昨日はケンカしたけど 明日は謝れば良い
落ち込まないで 昨日あったことを蹴って 
明日へ向かおう
日々前(まえ)進(すす)もう

不安あっても 明日来るさ
世界変わっても 未来来るさ
失敗しても 一生懸命やる
ゆっくり一歩ずつ歩こう

夢を一歩ずつ 明日へ

 

 

変わったもの 変えていくもの
作詩:斎藤絆広(福井市・13歳)

コロナで日本が変化した
休校 行事中止などあったけど
でも自分は嬉しいんだ
中一になって未来の一歩を踏み出したから

嬉しいをいっぱいにして 
日本を元気にしよう
ワクワクドキドキいっぱいにして
自分もあなたも元気になろう

コロナで暗くなってしまった
検温 外出自粛などあったけど
でも自分は楽しいんだ
中一になってワクワクが止まらないから

嬉しい 楽しいをいっぱいにして
日本を元気にしよう
ワクワクドキドキいっぱいにして
自分もあなたも元気になろう

コロナで家族と話すようになった
未来の予定をいっぱい立てたから
だから自分は明るいんだ
中二に向かって
未来の希望でいっぱいだから

嬉しい 楽しい 明るいをいっぱいにして
自分もあなたも元気になろう

世の中暗くしないようにしよう
明るい未来に進んで行こう

 

 

限られた力
作詩:小林聡(大阪市・55歳)

こわばる身体 無意識に動く両手
乱れ文字しか書けない

できる事から できない事を引き算する
無意味な計算だと分かっていても
何度も繰り返す

砂時計の残りはどれくらい?
落ちていく砂を思い浮かべ
焦りと不安が沁み込んでくる

残された力を信じ続ければ
欠けた力を補える
限られた力は与えられた力
可能な限り 突き進め

高まる緊張 振り絞る声
伝えたいのに言葉が出ない

やりたい事とできる事の最大公約数
導き出すたび ため息が出てしまう
だけど諦めない

カウントダウンは始まった?
タイムリミットに近づいていくけど
目指すゴールは揺るぎはしない

衰え行く力を庇(かば)い続ければ
見えない荷物が少しずつ
限られた力が現在(いま)の自分
心はいつも 前のめり

 

 

自由
作詩:蔦澄夫(千葉県四街道市・65歳)

見えなくても 生きていられる
見えなくても 生かされている
見えなくても 歩いて行ける
見えなくても 歌って行ける
不自由だけど
心は自由

見えなくなって 君と出会った
見えなくなって 君と出会えた
見えなくなって 見つめてくれる
見えなくなって 歌ってくれる
不自由だけど
ステキな出会い

見えないから 耳を澄ませる
見えないから じっと聞き入る
見えないから 風を感じる
見えないから 花を感じる
不自由だけど
私は自由

 

 

14歳の決心
作詩:中井美佑(大阪市・14歳)

中学二年生 最初の面談
「高校はどこに行くつもり?」
初めて聞かれたこの言葉
そうか わたし ついに
高校のこと 考える年になったんだ

聴こえる学校って どんなところかな
どこが同じなのかな どこがちがうのかな
友だちたくさん作りたいな
毎日 笑っていたいな
心の中で わくわくしてた

でも やっぱり不安もあるよね
手話のない 音だけの世界に
わたしひとりで入っていけるかな
友だちたくさん作れるかな
勉強 追いついていけるかな
不安なこと たくさんあるけれど

一回挑戦したいな
知らない世界 新しい世界に
思いきって踏み込んでみたくて
自分の進む道 見つけたくて
少しでも 今の自分を
変えることができるのなら
いろいろなこと 挑戦してみようって
思い始めた

聴こえる世界に入っていくなら
覚悟しないといけないよね
だから自分の「耳」に 向き合って
「できないこと」を探すんじゃなくて
「できること」を探していってみようって
決めた

 

 

また来たね 幻聴さん
作詩:利光康子(大分市・45歳)

また世間が私を押し込める
ぎゅ ぎゅ ぎゅうってさ

世間の常識から少し外れた私を
みんなの常識の世界へと押し込める

そんなに「常識」が大事なの?
どれだけ「ジョーシキ」に惑わされているの?

問いかけても
問いかけても

だれもが知らんぷりだった あのころ
そして みんながいうの
「あいつは カワリモノ だから関わるな」

私だって知りたいのに
私だって生きているのに

みんな みーんな 知らんぷり
みんな みーんな 目をそらす

「あいつは変わり者だから」

ああ また聞こえるよ
ねえ また聞こえるよ

幻聴さん こんにちは
幻聴さん また来たね

みんながいなくなっても聞こえるよ
みんながいないのに聞こえてくるの

また世間のジョーシキに押し込める
みーんなの常識へと押しやられる

ぎゅ ぎゅ ぎゅう
ぎゅ ぎゅ ぎゅう

またもや聞こえてくるよ 幻聴さん
あなたもしつこいねー 幻聴さん

ぎゅ ぎゅ ぎゅう
ぎゅ ぎゅ ぎゅう

みんながいなくなっても聞こえるよ
みんながいないのに聞こえてくるのさ

 

 

目にうつるものだけがほんとではないよ
作詩:小林浩太朗(山梨県都留市・23歳)

ぼくはこんなふうだけど
いっぱいこころがあるのをしってほしいから
山のすがたではなくて
みずにうつる山をかきたいの

かおりはことば
だってぼくは自分でうごけないのに
かおりはぼくのところまで来てくれて
色んなことをおしえてくれる
季節のこととか あと
お母さんの気もちもおしえるよ
かなしんでいる時はあんましないけど
すっぱいかおり
それから なんかすっとするかおりの時は
うれしいとき

ねむったようないのちでも
こころのうみは
うたをうたい
みんなのえがおで
ひかりかがやく
ぼくはねむったくにのおうさまだ

人生には地図などない
未来に向ってあゆむのみ
まっかにそまる空
光かがやく
ぼくのたましい

 

 

轍と足跡
作詩:太田純平(東京都町田市・30歳)

自分の足跡を君は振り返り見たことがあるか?
僕の足跡は何て朧(おぼろ)げで弱々しいのかと
自分で見つめた
青空の下 生きてきた自分の足跡をなぞる
僕の足跡は涙でぬかるみ 
その下からは踏みつけられた花が倒れていた
もう後ろを見まいと心に誓う

静かな満月の日は公園のブランコに乗り
思いっきり高く漕いでみた
そして幼い時にブランコが大好きだったと 
ふと思い出した
高く上がると自分が夜空の一部になり 
当たり前のように月に手が届くと思った
何回漕いでも僕の手は月を触ることがなかった

落ち葉をわざと踏みしめて
ガサガサという音が楽しくて
飛び跳ねながら通ったイチョウ並木
そんな思い出の足跡を振り返る
何て自由に動けるということは楽しいのだろう

僕自身の足跡は2本の車輪と共に今がある
しっかりとした轍を作り今がある
作られてきた轍には
涙と悔しさと羨望ばかりが色濃く残る
でも君も思うだろう 
そんな弱さは人に見せずに生きてきたよな
そんな足跡は淡くなってしまえ

僕の今は沢山の足跡と轍が交差して賑やかで
必ず轍の後から様々な足跡がついて来る
僕は今 沢山の仲間たちと夢を語らい
空を押し上げて月をも手に取ろうと頑張っている
交差する足跡 そして轍
それは思いやりと共感と友情の足跡
僕はこれからも空を押し上げるほど飛び跳ねて
仲間達と轍を作り続ける
きっと後からも沢山の仲間がそうやって生きていくと思う

山野将志・中村真由美が選出!「ART GUSH  IZUMI CITY」

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ART GUSH  IZUMI CITY 

約11,000点のコレクションを誇る大阪府和泉市久保惣記念美術館。その所蔵品を、関西所縁のクリエイター30組が再描画して、和泉のまちにパブリック・クリエイションが誕生しました。
そのクリエイターとして、たんぽぽの家アートセンターHANAの山野将志さん・中村真由美さんのお二方が選出されました。山野さんは「富嶽三十六景 凱風快晴」を、中村さんは長崎版画「駱駝」をそれぞれ再描画しました。お二人の作品が和泉のまちの公園や建物、大学などの壁画となって現れます。2019年3月21日からは、いつでもどなたでもご覧いただけますので、お散歩がてらお待ちしております!

 

以下関連イベントのお知らせ

3月21日(祝・木) ART GUSH完成披露◎アートとほろ酔いフェスタ
□日時=3月21日(木・祝)10:30~15:00
□場所=エコール・いずみアムゼ広場
□詳しくはこちら=http://188.jp/artgush-izumicity/latest.php

[終了しました]フォーラム「IoTとFabと福祉」

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チラシはこちらからダウンロードできます



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IoT(Internet of Things)や3Dプリンターといったデジタル工作機械など、今だからこそ使いやすくなった技術を福祉に活用することが期待されています。本フォーラムは、国内6 ヵ所(長崎・福岡・山口・奈良・岐阜・東京)で行われている実践を紹介し、ゲストを迎えて技術と福祉のこれからの可能性を考えます。


2019年3月16日(土) 13:30~17:30(12:30~受付)

東京大学大学院 情報学環・福武ホール 地下2F 福武ラーニングシアター
https://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/

一般 2,000円 / 学生 1,000円


【ゲスト】

ShigeruKobayashi小林 茂  : 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授

博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。1993 年より電子楽器メーカーに勤務した後、2004 年よりIAMAS。Arduino Fioなどのツールキット開発に加えて、オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキルや視点、経験を持つ人々が協働でイノベーション創出に挑戦するための手法を探求。著書に『Prototyping Lab 第2 版』『アイデアスケッチ』など。

 

DaijirouMizuno水野 大二郎 : 慶應義塾大学環境情報学部 准教授

2008 年Royal College of Art 博士課程後期修了、芸術博士(ファッションデザイン)。2012 年から慶応義塾大学環境情報学部に着任、ファッションに限らずデザインと社会の関係性を批評的に考察し架橋する多様なプロジェクトの企画・運営に携わるデザイン研究者。2019 年4 月からは京都工芸繊維大学Kyoto Design Lab 特任教授として活動予定。

 

 

YasuakiKakehi筧 康明 : 東京大学大学院情報学環 准教授

インタラクティブメディア研究者、メディアアーティスト。博士(学際情報学)。慶應義塾大学SFC、株式会社プラプラックス、MITメディアラボ等での活動を経て、2018 年より東京大学大学院情報学環准教授として新たに研究室を立ち上げる。デジタル技術のもとで人間の感覚・知覚や物理素材の特性を拡張する物理的インタラクション表現の開拓を行う。
http://xlab.iii.u-tokyo.ac.jp

 

【タイムテーブル】

13:30~
■主催者あいさつ

■キーノート IoTとFabがめざしたい世界観
 小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)

14:30~
■セッションⅠ 自らつくること、仕事にすること
 赤嶺 寛徳(一般社団法人生き方のデザイン研究所/北九州)
 三野 晃一(一般社団法人障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー/東京)

■セッションⅡ デジタルファブリケーションで変わる福祉事業所のモノづくり
 武田 楽(NPO法人まる 工房まる/福岡)
 石丸 徹郎(MINATOMACHI FACTORY /長崎)

15:30~
■セッションⅢ 福祉と教育の現場における協働
 森 洋三(社会福祉法人いぶき福祉会/岐阜)
 冨本 浩一郎(山口大学国際総合科学部/山口)

■セッションⅣ IoTとアートとケア
 小林 大祐(社会福祉法人わたぼうしの会 Good Job!センター香芝/奈良)
■パネルディスカッション

17:30~18:30
■交流会

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IoT-Fab-Fukushi_logo
「IoTとFabと福祉」は、技術を活用して、新たなしごと・はたらき方をつくること、心地よい暮らしの環境をつくることを目的に、2017年から日本各地で進めている福祉×現代技術の実験的な取り組みです。フォーラム当日は各地の活動について展示もしますのでぜひご覧ください。

 

【主催】

一般財団法人たんぽぽの家

【助成】
NipponZaidan_Logo

 

【終了しました】青木優 個展

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会期:2019年2月5日(火)〜3月29日(金)11:00~17:00
場所:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー(アクセス)

記号的に簡略化された果物や植物…。青木優は、それらをシンプルな色彩と合わせて画面に構成し描き出していきます。リズム良く並べられた「もの」や「いろ」の豊かな世界をお楽しみください。

 

 

⭐︎特別企画    ダンス作品「Sign」

展示作品をモチーフにしたダンスパフォーマンスを行います。
2月23日(土)14:00〜 参加費無料/事前申込不要/上演時間 30分程度
・振付 藏元徹平   ・演出 小島和人ハモニズム
・出演 樋口花菜子、小島和人ハモニズム、藏元徹平

知財学習プログラム報告セミナー in 九州「障害者アートと知的財産権」

アート活動や商品開発の現場では、日々さまざまな表現や技術、手法が生み出されます。知的財産権はそれらを守る重要な権利であり、アーティストやクリエイター、企業、行政、プロデュースする中間支援者など、さまざまな立場の人にかかわるものです。しかし、その内容や保護方法は多様かつ複雑です。そこでたんぽぽの家はセミナーやアナログゲームなどをとおし知財について学び合う場をつくってきました。
 本セミナーでは、障害のある人のイラストのリピートデザインによる商品化やファブ機材を活用した商品開発などを行うMINATOMACHI FACTORYの最新事例のトークやゲーム体験をとおして、これからの知財のいかし方を学びあいます。今年度新しくまとめた知財学習ハンドブックも贈呈いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。

日時:2020年3月10日(火)18:00~20:30 (受付17:30~)  *申込フォームへ
会場:アクロス福岡 セミナー室1 (〒810-0001 福岡市中央区天神1丁目1-1 TEL 092-725-9113)

講師:石丸徹郎(株式会社フォーオールプロダクト 代表取締役/MINATOMACHI FACTORY)>
   森下静香(社会福祉法人わたぼうしの会 GoodJob!センター香芝 センター長
   大井卓也(一般財団法人たんぽぽの家 スタッフ)

主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
協力:NPO法人まる

知財学習プログラム報告セミナー in 関西「障害者アートと知的財産権」(3/31に変更)

アート活動や商品開発の現場では、日々さまざまな表現や技術、手法が生み出されます。知的財産権はそれらを守る重要な権利であり、アーティストやクリエイター、企業、行政、プロデュースする中間支援者など、さまざまな立場の人にかかわるものです。しかし、その内容や保護方法は多様かつ複雑です。そこでたんぽぽの家はセミナーやアナログゲームなどをとおし知財について学び合う場をつくってきました。
 本セミナーでは、ホスピタルアート、AIと知財、ファブラボなどの最新事例のトークやグループディスカッションをとおして、これからの知財のいかし方を学びあいます。今年度新しくまとめた知財学習ハンドブックも贈呈いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。

日 時:2020年3月31日(火)17:30~20:00 (受付17:00~)   *申込フォームへ
参加費:1,000円 (オンライン参加は無料)
会 場:Good Job!センター香芝(〒639-0231 香芝市下田西2-8-1 TEL 0745-44-8229)

講師
虎頭加奈(耳原総合病院 アートディレクター 教学・広報担当/NPO法人アーツプロジェクト)
白石晃一(ファブラボ北加賀屋 共同設立者/美術家/京都造形芸術大学 情報デザイン学科クロステックデザインコース 専任講師)
高島雄一郎(弁護士/登大路総合法律事務所)

主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
協力:社会福祉法人わたぼうしの会

知財学習プログラム報告セミナーin東北「障害者アートと知的財産権」(2/23)

日時:2020年2月23日(日)13:00-16:00(受付12:30~) *申込フォームへ
会場:せんだいメディアテーク 会議室a (〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 TEL 022-713-3171)
定員:20名(定員に達し次第締め切りいたします)

アート活動や商品開発の現場では、日々さまざまな表現や技術、手法が生み出されます。知的財産権はそれらを守る重要な権利であり、アーティストやクリエイター、企業、行政、プロデュースする中間支援者など、さまざまな立場の人にかかわるものです。しかし、その内容や保護方法は多様かつ複雑です。そこでたんぽぽの家はセミナーやアナログゲームなどをとおし知財について学び合う場をつくってきました。
 本セミナーでは、アナログゲーム体験や意見交換をとおして、これからの知財のいかし方を学びあいます。今年度新しくまとめた知財学習ハンドブックも贈呈いたします。みなさまのご参加をお待ちしています。

主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
協力:NPO法人エイブル・アート・ジャパン/エイブルアート・カンパニー東北事務局