著者:相田祐次(編)
発行:川越市立美術館
発行年:2006
さまざまな知覚をもって作品を楽しむことを第一の目的とした2006年開催の展覧会の図録。出展作家6人の作品やコメント等を収録。
アウトサイダー・アート 現代美術が忘れた芸術
著者:服部正(著)
発行:光文社
発行年:2003
(「BOOK」データベースより)「アウトサイダー・アート」とは、精神病患者や幻視家など、正規の美術教育を受けていない独学自修の作り手たちによる作品を指す。20世紀初頭にヨーロッパの精神科医たちによって「発見」されたこの芸術は、パウル・クレー、マックス・エルンスト等の前衛芸術家たちにも多大な影響を与えた。戦後には、フランスの画家ジャン・デュビュッフェがヨーロッパ各地から作品を収集し、それを「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んで賞賛したことから「価値」が高まった。近年、日本でもそれらの作品への関心が急速に高まりつつある中、モダン・アートが置き忘れてきた「もうひとつのアート」の魅力に迫る。
見たことないもの作ろう! 視覚障害児の作品から学ぶ
著者:西村陽平(編)
発行:偕成社
発行年:1984
千葉県立千葉盲学校小学部の子どもたちの作品と授業の様子の記録写真集。
土に咲く 美のメッセージ、障害者施設から。
著者:井上隆雄(著・写真)
発行:ミネルヴァ書房
発行年:1985
障害者施設で創作された粘土による造形作品の写真集。彫刻家・堀内正和と美術評論家・木村重信の対談「造形の原点・生命のかたち」も収録。
土をうたう
著者:滋賀県精神薄弱者愛護協会
発行:滋賀県精神薄弱者愛護協会
発行年:1995
1991年に信楽で開催された世界陶芸祭(列車事故により中断)における「土をうたう―ちえおくれの人たちの世界展」で出品された作品の写真と評論、対談。
EKO・こだまするもの―スウェーデン知的障害者のロックグループ
著者:大滝昌之(著)、内山二郎(編)
発行:かど創房
発行年:1992
スウェーデンの知的障害者のロックグループ「EKO」の写真と現地で活躍する音楽セラピスト、大滝昌之のインタビュー。
HENRY DARGER’S ROOM
著者:小出 由紀子 (著), 都築 響一 (著)
発行:IMPERIAL PRESS
発行年:2007
1973年4月13日に没したヘンリー・ダーガー(1892-1973)が、人生後半の40年を過ごした部屋の写真集。身寄りのないダーガーが部屋を去った後、大家のネイサン・ラーナーがそこに発見した、『非現実の王国で』という題の付いた小説15巻と、その挿絵数百枚。それが後に、ダーガーの名を世に知らしめることになった。
アウトサイダー・アートの作家たち:世界が注目する日本のアウトサイダー・アートの作家たちの素顔
著者:NO-MA(編)、大西暢夫(写真)、代島治彦(監修)
発行:角川学芸出版
発行年:2010日本各地のアウトサイダー・アートの制作が、自室で、作陶場で、施設で行われている。優しく、清らかに、激しく。表現へのエネルギーが爆発する。作家たちの魂の輝きにふれる一冊。
芸術新潮 特集「現代美術をぶっ飛ばす! 病める天才たち」(1993年12月号)
発行:新潮社
発行年:1993
何の美術教育も受けておらず、描きたいという衝動によって絵を描くアウトサイダーを紹介。
POSI No.9 アートする無垢な魂 (雑誌)
著者:針生一郎(企画責任)、はりうたかし(編集)
発行:調布画廊
発行年:1999
知的障害者のアートの関する特集等。「みずのきアトリエ寸描」西垣籌一、「障害者をめぐる状況」高橋直裕、他。
教育と医学 2001年12月号
著者:教育と医学の会
発行:慶応義塾大学出版会
発行年:2001
特集・表現者として生きる―障害のある人の芸術活動とその支援 (金満里、安藤忠、太田好泰、原田泰治、柴崎由美子、宮﨑英憲、神田美栄子、加藤道行、遠山文吉、八木ありさ、伊地知裕子、伊藤伸二)
カタリコvol.1spring「ひとの時間とものがたり。」
発行:株式会社エルゴ
発行年:2010
特集「芸術とライフヒストリー」にて、知的障害のある人たちのポートレイトを写す姫崎由美さんへのインタビューと写真を紹介。また、2009年に大阪・南船場で開催された「プライベート美術館」を紹介。