「こどものてつがく美術館」プロジェクト 【大阪】

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 ワークショップに参加したい人を、大ぼしゅうしています! 

 

 

ワークショップ参加無料

 

「これっておもしろい」「どんな気持(きも)ちでかいたのかな?」「わたしには○○にみえるよ!」

絵(え)の世界(せかい)は不思議(ふしぎ)がいっぱい。

みんなで一緒(いっしょ)に、ことばやからだをつかって、(え)の中(なか)を探検(たんけん)する

美術鑑賞(びじゅつかんしょう)ワークショップをします。

哲学者(てつがくしゃ)の高橋 綾(たかはし あや)さんと作品(さくひん)をみてはなしたり、

 

ダンサーの佐久間 新(さくま しん)さんと一緒(いっしょ)にからだを動(うご)かし

て作品(さくひん)を表現(ひょうげん)してみましょう。

 

 

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 ◎日程:2013年126日(土)10時30分~12時30分

会場:国立国際美術館大阪市北区中之島4-2-55 アクセスはこちら )

対象:小学生1?6年生 10名 先着順 

参加費:無料(要申込) ※保護者が展示室をご覧の際は、入館料が必要です。

締切:2013年119日(土) ※締切後も定員に達するまで受付けます。お問い合わせください。

 

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☆スケジュール

   絵を見て、それぞれに考え、感じたことを、ことばにしたり、みんなで話を聞いたりします。

絵から受けた印象を、からだを自由に動かして表現します。

 10時15分 うけつけ 

 10時30分 あいさつ

 10時40分 てつがくの時間(絵をみてはなそう) 50分

 11時30分 ダンスの時間(からだ全体をつかって表現しよう) 50分

 12時20分 おしゃべりの時間(感想をはなそう) 10分

 ※当日は10:15? 地下一階講堂前で受付を致します。

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☆講師の紹介

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 高橋 綾(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘教員) 

 「普段使う言葉で哲学を」を合い言葉に各地で哲学カフェを開催する団体「カフェフィロ」代表。

 こどもと哲学対話を行う「こどものための哲学」の実践に関心を持ち、

 海外の教室を訪問するとともに、小学校や美術館でこどもたちと対話を行っている。

 →http://www.cafephilo.jp/index.html

 

sakuma[1].jpg 佐久間新(ジャワ舞踏家) 

二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家のベン・スハルト氏に出会い、

自分のご先祖さまに会ったと直感する。

その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は山里に暮らしながら、

伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から、からだの可能性を問い直している。

「コラボ、即興、コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。

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☆お申し込み・お問い合わせ   

次の事項を添えて、下記まで電話・FAXまたはe-mailにてお申し込みください。

メールでのお申し込みの際は、件名に「こどものてつがく美術館【国立国際美術館】」と

明記してください。

 1.お名前(ふりがな) 2.ご住所 3.電話番号 4.学年 5.今回の情報を何で得られたか

 

 財団法人たんぽぽの家(担当:阿部/森下) 

 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 TEL:0742-43-7055    FAX:0742-49-5501  

  E-mail:ableart@popo.or.jp  http://tanpoponoye.org/ 

 

◆国立国際美術館へのアクセス

○ 地下鉄四ツ橋線『肥後橋』駅(3番出口)より西へ 徒歩約10分

○ 地下鉄御堂筋線『淀屋橋』駅、京阪電車『淀屋橋』駅より西へ 徒歩約15分

○ JR大阪環状線『福島』駅、東西線『新福島』駅(2番出口)より南へ 徒歩約10分

○ 阪神電車『福島駅』より南へ 徒歩約10分

○ 市バス53号・73号系統『田蓑橋』バス停より南西へ 徒歩約3分

○ 京阪電車中之島線『渡辺橋』駅(2番出口)より南西へ 徒歩約5分 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 

◎「こどものてつがく美術館」とは  

「こどものてつがく美術館」は、こどもたちが哲学者やアーティストと対話しながら、美術作品を鑑賞し、考えること・表現することを深めるワークショップです。こどもが自分の気づきを他者と共有し、豊かな人生のための生きる力を身につけることをめざしています。             財団法人たんぽぽの家は、市民の立場から、より多くの人に開かれた新しい美術館のあり方を提案していきます。

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  ◎関連フォーラム「こどものてつがく美術館」

  2013年3月10日(日)国立国際美術館

   プロジェクトの報告と「対話と美術鑑賞」「こどもと美術館」「市民社会と美術館」をテーマに  開催します。 

 ※詳細はお問い合わせください。

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

主催:財団法人たんぽぽの家  

協力:国立国際美術館、カフェフィロ

   子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動

 

 

12/22京都 「こどものてつがく美術館」報告

こどものてつがく美術館

2012年12月22日(土)9時30分~12時30分
会場:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)

美術館に、小学生~こどもたち11名が集まりました。
講師、ハカセ・哲学者の高橋綾さん、ヒゲ先生・全盲の美術家・光島貴之さんを迎え
まずは自己紹介。

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ヒゲ先生は、声、言葉、感覚など、視覚以外の情報を頼りに相手に出会います。
こどもたちは、ちょっと緊張、質問に導かれ、ひとりひとり自分を語ります。
「私はおしゃれ大好き!じゃがいも好き」

1、てつがくの時間(絵をみて話そう)です。
一枚の絵(「しるべⅡ」竹内浩一)をじっくり鑑賞します。

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        ハカセ:どんな感じ?
こどもたち:「馬の色薄い、眼がかなしんでる、うつむいている」
                        「毛並きれい」表情、色、カタチ、感じること等、それぞれ言葉にしていきます。

ヒゲ先生(光島さん)との対話も生まれています。

    ヒゲ先生:「どこにいる?」
こどもたち:「どこかへ運ばれている、檻?」
    ヒゲ先生:どんな感じ?
こどもたち:元気なさそう、泣きそう。下にこどもがいて眺めている。
                        食べてお腹出てる、体重が増えた悲しみ?

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言葉が飛び交います。

    ヒゲ先生:ちょっとわかってきたよ
        ハカセ:タイトルは?
こどもたち:暗い馬、悲しんでる馬・・・地味だから、好きじゃない、落ち着く絵

 

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次の絵、「ボイス(マンハッタン)」猪熊弦一郎
こどもたち:大きい!明るい、楽しい、自由な感じ
    ヒゲ先生:何がある?どんな色?
こどもたち:10円玉とか、パイプがいっぱい。海、豪華客船。巨大な迷路。レール。
                       赤が印象的、絵が4等分。遠くからみると、全部つながっているみたい。
                       パソコンの部品、左上は工業地帯。空の上からみてるみたい

まだまだ続きます。

    ヒゲ先生:触ったら?
こどもたち:でこぼこ、つるっとした感じ
                        橋がたくさん。10円玉が高く積んである。本屋さんみたい。

こどもたち:絵の中に動きがある、作者の気まぐれ。
        ハカセ:タイトルは?
こどもたち:自由の国、10円玉製造工場、大都会・・・

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絵には不思議がいっぱいです。
みんなで、ことばやからだをつかって、探検すると、お友達の表現に導かれ
新しい想像、発想、言葉がポンポン飛び出してきます。
大人のスタッフさんも、興味深々。

 

2、つくる時間です。
先ほどの絵(「ボイス(マンハッタン)」)がわかるように、触って見える絵の制作にチャレンジ。
たくさんの面白い素材を前に、こどもたちは、テンションが上がります。

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女の子「10円玉の手触りがロープに似ているよ~」
男の子、いろんな素材を立体的に並べ、グラデーション。想い想い、手が動きます。
テーブルでは、刺激を受けあい、素材や表現方法がまじりあっていきます。
「触り心地を考えて、紙をシートで包み、上にパーツをつけてみた」
「○○ちゃんらしい!かわいい」
こどもたちどうしも、会話が弾みます。

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最後に、仕上がったこどもたちの作品を全部並べて、完成!!
感じたことを誰かに伝える手段、手法はさまざまです。
いろんなカタチがあることの楽しさ、伝えあう歓び、
それぞれ何かを持ち帰ることができたと思います。

NPO法人こどもアート
加藤ゆみ

 

東北ドキュメントプロジェクト レポートその1

 東日本大震災で自身も被災しながら医療や福祉などの分野で支援活動をされた方々へインタビューし、記録を残す「東北ドキュメントプロジェクト」(財団法人JKA助成)。担当スタッフが事業や取材の概要、エピソードなどをご紹介します。

「工房地球村」~山元町1日目~

山元町共同作業所「工房地球村」(宮城県亘理郡山元町)で相談支援専門員である小泉大輔さんと施設長の田口ひろみさんにインタビューさせていただきました。
山元町は宮城県の最南端にある、人口約1,600人の町です。震災当時、工房地球村は町の福祉を担う存在として様々な業務を抱えていました。施設再開に向けて動く田口さん、町の社会福祉協議会としての業務に追われる小泉さん。同じ施設の中ですが、立場の違うお二人からインタビューさせていただき、いろんな方向からの体験や考えなどを聞くことができました。

[映像はこちらにupしました]

「テラセン」~山元町2日目~

おてら災害ボランティアセンター(宮城県亘理郡山元町)、センター長の藤本さんにお話を伺いました。
始めはお一人で山元町の普門寺のお墓を直すことから手伝い、ボランティアが入ることができなかった線路より海側の立ち入り制限地域に住宅がある人々の生の声を聞き、寄り添いながらの行動をされてきました。お話を伺って、ひとつひとつの細かいところをコツコツと行なってきたこと、苦労や喜び、暖かさなどが伝わりました。お金には変えられない心のこもった活動だと感じました。

[映像はこちらにupしました]

「ささえ愛山元」~山元町2日目~

ささえ愛山元(宮城県亘理郡山元町)居宅、訪問介護、通所の介護保険事業と、宅老、移送、雑用代行の介護保険事業外の6つの事業を行っているNPO法人です。理事長の中村さん、 副理事長の佐々木さん、管理者の瀬戸さんにお話をお伺いしました。事業所自体も被災し、震災当時働いていたスタッフも被災しました。そんな中、「ささえ愛のジャージが残ったから」とそれを着てできることから活動したということ、ケアをする人の使命感、一緒に働く仲間の存在の大切さをお話をしながら実感しました。

[映像はこちらにupしました]

 

 

東北ドキュメントプロジェクト
ケアラーズジャパンにて3月配信
http://care-jp.tv/

(担当/文責:武田和恵)

 

この事業は、競輪の補助を受けて実施します。
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【会期延長!!】高島屋大阪店にて迎春グッズを販売します

 アートセンターHANAの新春ラッキーアイテムが登場!

☆ご好評につき、会期延長いたしました!

催名: 招福や

日時: 2012年12月26日(水)~2013年1月15日(火) 10:00~20:00

会場: 高島屋大阪店 1F グットショックプレイス

 

 ☆新春にぴったりの厄除鬼に新色が登場! 

金/銀/白 【歌舞鬼】 (それぞれ大・1890円、小1575円) 

 

 

 

☆福助・お福をモチーフにした一点ものの手描き置き人形 (陶製、税込5250円)

※限定10体※ 

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☆人と差が付くHANAオリジナルぽち袋

(単体 税込105円、3枚セット税込315円) 

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ほかにも木工のお正月飾り、カレンダー、干支柄の染め手ぬぐいなど、

全国の施設からセレクトしたアイテムも販売いたします。

 

出展団体: たんぽぽの家アートセンターHANA、クラフト工房ラ・まの、

      工房まる、スウィング、エイブルアート・カンパニー、

      ピースプラント、コモネスト、守山作業所

 

 

 

 

 

東北ドキュメントプロジェクト プロローグ

 東日本大震災で自身も被災しながら医療や福祉などの分野で支援活動をされた方々へインタビューし、記録を残す「東北ドキュメントプロジェクト」(財団法人JKA助成)。担当スタッフが事業や取材の概要、エピソードなどをご紹介します。

ことの起こりは…

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被災地で殉職した公務員(警察官、消防士など)の遺族への補償が滞っている、という新聞記事がありました。
「福祉施設の職員だって利用者の方を放って逃げるわけにいかんし、一緒に避難する途中で亡くなったりしてはるやん。これも殉職やと思うけどな…」
私たちは福祉施設で働いています。普通の会社やったら、一人で逃げたらいいけれど、障害のあるメンバーさんを置いて逃げることなんてあり得ない。こういうケアラーはたくさんいると思うけど、あんまり新聞やテレビに出てきません。でも、このような事実こそ取り上げられるべきではないか…。震災直後のケアする人の状況はどうだったのか、どんなふうに乗り越えてきたのか、是非とも知りたいし記録を残していくべきだ、との思いからこのプロジェクトが企画されました。

取材に行ってみて

今回は宮城県内のケアする人を取材しましたが、内陸部(仙台市、大崎市)と沿岸部では全く状況が違います。復興の進み具合も全然違う。でも被災の程度は別として、それぞれ困難な状況に置かれたことは違いないですし、インタビューに応じてくださった方々一人ひとりの情報は本当に貴重なものでした。 そして伺ったお話は災害時における単なる体験談ではなく、人間が本来持っている生命力、勇気、愛、美しさについて示唆に富んだものでありました。

 

東北ドキュメントプロジェクト
ケアラーズジャパンにて3月配信予定
http://care-jp.tv/

(担当/文責:佐賀優里香)

 

この事業は、競輪の補助を受けて実施します。
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「GoodJob!センター」設計者選定プロポーザルについていただいた主な質問です。以下をご参考いただきますようお願いいたします。このほか、ご質問等ございましたら、tanpopo@popo.or.jpまでお寄せください。

ご質問の例 回答
・一級建築士の資格を持っていなくても応募できますか? 応募者は、応募の時点で一級建築士の資格を持つ方に限ります。
・チームでの応募はできますか? 可能です。ただし、責任の所在やチーム構成等を提出物に明記ください。
・会社規模や、実績の上で条件はありますか? 特にございません。
・他県からでも応募できますか?

他県からもご応募ください。事務所所在地は、考慮する要件にはなりますが、応募資格としての条件はございません。

・「外観イメージパース」は、模型写真を用いたものでも可能ですか? 可能です。
・測量図はありますか? ありません。今回のプロポーザルは、設計者の経歴や適性、人柄、熱意等を重視すると同時に、提案についてはコンセプトやビジョンを重視いたします。そのため、詳細な平面図の作成や現地の調査は提案者の任意としております。
・コンぺの最優秀案は必ず実現されますか? 今回は、競技設計ではなく、設計者を選定するためのプロポーザルです。設計者選定後、改めて基本設計を開始していただくので、初期設計案と違ってくることもあるものとしております。
・現地調査、見学は可能ですか? 可能です。ただし、敷地内での駐車はご遠慮ください。
・提示されている駐車台数は必須ですか? 敷地面積や建築面積との兼ね合いで、出されている数値よりも少なくなることもあるものとしております。
・15日の何時締め切りですか? 24時までといたします。ただし、送信ミスなどの心配があるので、21時ころまでには、お送りいただけると幸いです。
・審査はどのように行われますか? 審査については、社会福祉法人の理事会に最終的な決定権があります。また、アドバイザーとしてデザイン、建築、福祉の専門家も関わります。
・賞金はありますか? ございません。
・審査の過程や、講評はウェブに公表されますか? 採用者ならびに、採用者の提案、選定理由等の発表を以って、結果発表とさせていただきます。
・審屋外の活動スペース等も提案に盛り込んでいいですか? はい。
・募集要項に示されている諸室以外に必要と思われるものがあったら、盛り込んでいいですか?その際、総面積以内に収める必要がありますか?

示されている面積は延べ床面積です。記載されている諸室は、障害者施設の設備基準に基づき、作業や活動をするうえで必要な最小限のものです。あくまでも目安として柔軟に解釈いただき、ご提案いただければとおもいます。

・「活動室A・B」「作業スペースA・B」では、具体的にどのような活動を行いますか? 北側建物の「活動室A・B」では、18歳未満の障害(知的障害、自閉症、身体障害など)のある子供が運動や教育的な活動を行います。「活動室A」では、音楽、ダンス、体操など、「活動室B」では、創作活動やワークショップ的なものづくりを行う予定です。人数は、20名程度を定員とします。南側建物の「作業室A」では、成人の障害者が、アートを活用した製品の組立作業、梱包作業、仕分け作業等の軽作業を行います。また、「作業室B」では、創作活動や、デザイン的な作業も行うことを検討中です。
・「更衣室」は職員用でしょうか、利用者用でしょうか。いくつかに分けて設ける必要がありますか? 更衣室は、主に利用者用を想定しておりました。男女で分ける必要はあるかと思います。
・「浴室」は男女別に用意する必要はありますか? 男女別にする必要はありません。
・「カフェ」ではどのようなものを想定していますか? 「カフェ」の内容は、より集客力のあるもので、安定して運営できるものが望ましいですが、現時点では決まっておりません。こちらで利用者が就労するかどうかについても、検討中です。
・「物流倉庫」とはどのような場所ですか? 物流倉庫は、その殆どは製品ストックのための倉庫ですが、棚卸作業や、検品、梱包作業、車への荷詰めなどをする場所も必要と考えております。
・ 南側建物の「その他」は何を想定したものですか? 南側建物は北側より規模が大きく、倉庫的な大空間をイメージして話を進めておりましたので、空調やエレベーターの機械室などの予備面積として想定しておりました。
・全ての室にたいして車椅子によるアクセシビリティを確保する必要がありますか? 概ねあります。
・二つにまたがった敷地の間で、部屋を入れ替える、駐車場数を調整するといったことは可能ですか。 可能です。柔軟にご解釈ください。
・構造形式何ですか? 構造形式については、根拠を含めご提案いただけると幸いです。
・提出書類は匿名で審査されますか? 今回のプロポーザルでは、記名で審査いたします。
・提出書類については1月15日、水曜日中までに指定のメールアドレスにPDFで送付するということでよいですか? はい。
・工事費用はいくらですか? 現時点では、公表できません。ご了承ください。

 

TEIBAN展にたんぽぽの家のトレイが登場します!

アートセンターHANA 新ブランド「dart」

暮らしを彩るトレイの展示会

 

お気に入りのうつわをのせたり、お部屋にかざったり。

のせる・はこぶ・かざる-あなたの暮らしに彩りを

 

アートセンターHANAから新しいブランド「dart」が登場!

第一弾として、時間・空間を彩るトレイを東京でお披露目いたします。

 

 

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催名:TEIBAN Japan classico 奈良のものづくり展

会期:2012年12月13日(木)~16日(日)

時間:10:00~18:00(最終日は17:00まで ※最終入場 16:30)

場所:新宿パークタワー1F ギャラリー3 (東京都新宿区西新宿3-7-1

※新宿駅から直通シャトルバスも運行しています。詳しくは下記HPを

ご覧ください。

http://www.shinjukuparktower.com/access/

 

 

TEIBAN展とは?

「生産者が生活者との垣根を取り払う」をテーマにロングセラーを目指す

モノづくりへの取り組み。

気に入ったものを大切に使うことに大きな価値観が生まれる時代においては、

モノづくりの根底にある想いこそが使い手との信頼関係を成しえます。

本展は作り手自身が信じる価値のあるモノやコトの評価を得るための

舞台なのです。

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アートセンターHANA新ブランド「dart」とは?

障がいのある人のアートの魅力にデザインを通して、芸術性と実用性のある製品を

暮らしの中に提案するものです。

 

 

 

 

たんぽぽ通信vol.103

kokyu3.JPGフェルト作品展 ~こきゅう~ 大盛況のうちに終了しました
 

  11月2日(金)~11月17日(土)の期間、たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリーでフェルト作品展を開催しました。今回の作品展は、2008年からはじまったフェルトプログラムの活動の軌跡と、今、そして、これからの可能性を伝える展示になりました。
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  タイトルの~こきゅう~は、作品を作るうえで、無理のない姿勢や、呼吸を心がけることの意味が込められています。自分のからだにあった道具を使い、自分のからだと対話をしながら作品を作ること、その過程を大切に考えています。そんな中でうまれた帽子やがまぐち財布などは、たくさんの方に、手にとってもらえてほんとうに嬉しく思います。たんぽぽの家のほかに、全国6施設の個性的な作品もたくさん並び、暖かくて、楽しい空間になりました。
 

  また、11月3日に開催したワークショップでは、はじめてのフェルトづくりに参加してくださった皆さんは夢中になり、その魅力に引き込まれておられました。ものづくりのきっかけになればと思います。お手伝いしていただいた皆様、また、ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。(市川)

 

~ フェルトづくりをしているHANAメンバーの山口広子さんと、北川憲一さんからの感想です~

  たくさんの人がきてくれて、いろんな言葉をかけてもらい、嬉しかったです。ますますやる気が出ました。これからもっともっと幅広い表現をしていきたいと思います(山口広子)

  懐かしい人などたくさんの人が来てくれて、そしてたくさん売れて嬉しかったです。ありがとうございました。(北川憲一)

 

 

 

 

 

care2.jpgケアする人のケアセミナー開催報告

  さる11月17日(土)に富山県高岡市で財団法人住友生命社会福祉事業団、財団法人たんぽぽの家主催の「ケアする人のケアセミナー」を開催しました。事前の申込みが85名ほどでしたが、当日は102名の方々にご参加いただきました。
 

 

  午前中は財団法人たんぽぽの家、森口弘美のミニスピーチの後、ホームホスピス宮崎理事長の市原美穂さんに基調講演をいただき、終末期の暮らしを支える活動や、ケアの視点について学びました。午後は「地域の中の居場所づくり」「家族介護を支える仕組み」「グリーフケア」「アサーティブなコミュニケーション」の4つのテーマで分科会を行いました。
 

  大好評だった午前の講演とグリーフケアについての分科会は、ケアラーズジャパンで配信します。ぜひご覧くださいね!アクセスはこちら→http:care-jp.tv/ (佐賀)

 

 

 

 

ありがとう「親守唄・歌会」 無事終了しました

  ボクが親を亡くしてから何年経つだろうか。ともすれば忘れがちな親子のつながり、特にこの世を去った親を思い出すことはそうはない。しかし、毎年この時期が来ると思い出さずにはいられない。母親は64、父親は74でこの世を去った。母親にはよく叱られた。しかし父親は一切怒らなかった。聞くと、『歳がいってからの子なので、いっしょに暮らす日々が姉兄よりも短い。その分、可愛がろうと思った』そうだ。意味がよくわからない・・・。
 
 
  11月11日は「介護の日」である。この時期、毎年県内20を越える医療、福祉、介護に関わる団体と協働で「なら介護の日20○○」を行っている。ここで、言わずと知れた?「親守唄・歌会」を開催している。これは、子から親へうたを贈ることで、親子のつながりを紡ぎ直そうという、たぶん世界初の試みである。今年は、なら100年会館・中ホールで福島、栃木、大阪、東京、愛知から5人の入選者を迎え実施した。
 
  都築由美さんの司会で一人ずつていねいにインタビューし、このうたを贈りたい人の写真を背景に、作詩の部は朗読で、作詩・作曲の部は本人に演奏・歌唱していただいた。どの作品もこころに染みた。そんななか、大賞という栄誉を手にしたのは、福島の松谷知子さんが作詩・作曲・歌唱した「ありがとね」といううただった。東日本大震災、そして原発の影響で福島の住民はさまざまな困難に見舞われている。住んでいた家を追われ、働く場所も失い、やっとの思いでつくった作物も海の幸も放射能との闘いが待っている。そんな東北のリアルな現状を奈良の人々に届けるとともに、認知症になった母親への葛藤と感謝の気持ちを高らかに歌いあげてくれた。「ありがとない」が亡くなる直前の母親の口癖だったそうだ。松谷さんの母親を思う気持ちがいつも自然に「ありがとね」と口に出ていたのだろう。「ありがとない」は母親から松谷さんへの最高の贈り言葉だったと思う。
 
  お分かりいただけただろうか。年に一度亡くなった親を思い出す理由を・・・。いつも怒ってばかりいた母親と怒ることのなかった父親、ついでながら喘息を患って煙草をやめた姉、肝臓をいわせて酒を止められた兄を想い、今夜あたりうまい酒でもあおるとしよう。(酒井)
 
 
 
 
 
 
 
 

手織り巡回展『秋さんぽ』、ご来場ありがとうございました!!

teori2.jpg  10月から12月にかけて、奈良町と京都の北白川を巡回した手織り展『秋さんぽ』が終了いたしました。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
 
   ちょうど観光シーズンだったこともあり、予想を上回る来場者で連日にぎわい、たんぽぽの家を知らない方にもメンバーの作品を通して活動を知っていただける機会となりました。HANAメンバー自身も「みんなに作品を見てもらえて嬉しかった」「ショールがたくさん売れたから、いつもよりお給料が良くてビックリした。これからも頑張りたい」と、制作への意欲がますます増したようです。
 
  準備や店番などにたくさんのボランティアの方が関わって下さいました。ボランティアの皆様のご協力がなければ、手織り展を開催することもできなかったと思います。本当にありがとうございました。(仲井)
 


 

 

 

 

福祉をかえるアート化セミナー 鳥取県版art.png

  11月17、18日の2日間、鳥取県の鹿野という美しい里山にあるNPO法人鳥の劇場で、アート化セミナーを開催しました。鳥取県での開催は初めてとなる今回は、会場が劇場というだけあり、アートと福祉が出会うにはうってつけの素敵な空間でのスタートとなりました。
 

  県内外からの福祉関係者、市民活動団体や学生さんの参加もあり、講師の方々の「福祉のアート化」の具体的な実践紹介を熱心に聞いておられました。講師の中には障害を持つ当事者として、パフォーミングアートについて登壇してくださった福角幸子さんが、即興で鳥の劇場の劇団員と短いパフォーマンスを演じるというエピソードもありました。台本にはないけれど感性の高まりによって生まれた即興のアートを目の当たりにし、会場に一体感が生まれました。実はとてもシャイである鳥取県の方々ですが、最後の質疑応答では熱のある意見が取り交わされていました。(浦)
 

 

 

 

 

 

レシピコンクール

  去る11月11日(日)に開催されました、なら介護の日2012の中でレシピコンクールの授賞式がおこなわれました。応募総数68のうち、各賞に選ばれた8レシピは以下のとおりです。今年の若羽大賞には、楽食サービスの管理栄養士の寺坂直子が選ばれました。プレーンヨーグルトに味噌を加えて魚や肉を漬け込みます。味噌のほかに塩や醤油でもOKです。簡単にでき、柔らかくなるだけでなく、魚や肉の臭みが消えてとてもまろやかな味に仕上がります。皆さんもぜひお試しあれ!!  

レシピ名
作成者
 
若羽大賞
味噌ヨーグルト漬け焼き魚
寺坂直子
たんぽぽ楽食サービス
アイデア賞
南瓜のケーキ
酒井菊子
生駒市健康推進員
白ゴーヤのピール・ゴーヤの佃煮
平田緋沙子
たんぽぽ楽食サービス
家族で楽しめるで賞
アボガド蒸しパン
佐賀優里香
たんぽぽの家
疲れたときに手軽にできるで賞
豚肉と茄子、トマトの煮込み
山口悦子
食生活改善推進員協議会(下北山保健センター)
カルシウムがいっぱいで賞
小海老と桜海老のお好み焼き
南阪本牧子
主婦
介護賞
すき焼き風豆腐オムレツ
清水真希
介護老人保健施設若草園

 
 
 
 
 
 

日光写真画ワークショップ~太陽の光で動物を描こう!~

  11月3、4日、うだ・アニマルパークで、奈良県障害者芸術祭HAPPY SPOT NARAのプレイベント、「日光写真画ワークショップ」が盛況のうちに終わりました。  
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  晴れないとできないワークショップ! 心配をよそに、両日ともおおむね晴れ。よかったです! 飛び入り参加も含め、約80人が参加してくれました。5メートルもある「魔法の布」に、太陽をあてて、葉っぱや物、自分自身がのって5~10分近くじっとしています。太陽が直接あたったところは青くなり、影を作ったところは白くなる技法で、「動物」をテーマに描きました。
 
  アーティストの林憲昭さんが丁寧に進めてくださり、合計10枚の絵ができました。大自然の中で、芝生の上に寝ころび、太陽をじっと感じるのは気持ちよかったです。子どもも大人も障害のある人もない人も、一緒になって楽しむことができました。(阿部)
 
※出来上がった作品は、2月7日~17日まで奈良県障害者芸術祭にて展示します!
詳しくはこちら。http://popo.or.jp/happyspotnara/

 

 

 

東北だより ~カフェ地球村オープン~

 エイブルアート・カンパニーが実施する、東日本大震災の復興支援活動「タイヨウプロジェクト」では、宮城県の障害のある人の施設の支援を行っています。今年の5月から宮城に出向しています、スタッフの武田より、現地での活動を報告いたします。
 

●工房地球村(宮城県亘理郡山元町)
《カフェ地球村創世記》
 震災後、工房地球村にボランティアで来てくださっていた佐賀県の精神科医の先生が、全国の精神科関連の友人に現状を発信、たくさんの寄付金を集めてくださり、「地球村を震災前の状態に戻すだけではなく、さらにそれ以上に発展させるため」と、カフェプロジェクトが始まりました。 それに続き、全国からの支援が集まりました。難民を助ける会(スポンサー「アクセンチュア株式会社」)によるトレーラーハウスの寄贈、ライオンズクラブによるウッドデッキの寄贈、そして、たんぽぽの家/エイブル・アート・カンパニーでは、カフェの立ち上げのためのブランディング&ソフト支援(スポンサー「武田薬品×日本NPOセンター「タケダいのちとくらし」再生プログラム」)が今年度から始まり、プロジェクトスタッフとして現地で5月から活動を行ってきました。現地に入ってみて、被災地では昨年度の混乱の整理に追われている様子で、ハード面のスタートは遅れてしまいましたが、まずはコミュニティーづくりの為のワークショップの企画や、ニーズ調査、メンバー主体の運営委員会の発足をし、働くメンバー、スタッフに愛されるカフェになることを目指し、話し合いや勉強会を行ってきました。
 

 8月末にようやく建設をスタートすることが決まり、その後は支援者やあらゆる業者とのやり取りを行い、社協への伺い書作成、見積もり合わせ、予算書の作成、発注などに追われる日々でした。時間のない中でしたが、工房地球村の想いに賛同した、全国の支援者、山元町の方々、業者さんなど本当に多くの人と関わり、助けていただきました。また、カフェで使用するカップ&ソーサーやお皿は、たんぽぽの家の陶芸チームが制作したりと奈良からのバックアップも心強かったです。
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 そして11月15日にコミュニティースペース「カフェ地球村」が晴れてオープンしました。オープニングセレモニーには、地元山元町や全国から約100名の支援者の方々が来てくれて、工房地球村ではガチガチに緊張していましたが、たんぽぽの家 歌うボランティアわたぼうしのコンサート「ヤッホー山元町」で、関西のノリで会場を盛り上げました。また支援者の暖かい祝辞、メンバー代表の気持ちがこもった謝辞とお礼の歌とダンスなど和やかなムードで、涙する人も多く、感動的なセレモニーでした。同席した山元町町長や議員にもそれがよく伝わったと感じました。その後町長はカフェにコーヒーを飲みに来てくれました。美味しいコーヒーと手作りのお菓子で地域の方々がホッとできるカフェを目指しています。また、山元町はまだまだ障害のある人の理解が少ない場所ですが、カフェ地球村を通じて障害のある人の認識が変わると思います。障害のある人が生き生きと働く場所でもあり、地域のかたの集いの場所でもあり、いろんな人が交流する山元町の希望が詰まった場所が出来ました。 (武田)  
※8月にはホームページがリニューアル。ウェブショップもオープンし、ココロとカラダにやさしいお菓子と雑貨を販売しています。http://kobo-chikyumura.com

 

 

 

おすすめショップ~迎春ショップ@高島屋大阪店~

 2012年も年の瀬が近づいてまいりました。さて、今回の「おすすめショップ」のコーナーは「お正月」直前、笑福テーマのラッキーアイテムを集めた期間限定ショップ出店のご案内です!!!
 
 
 おなじみになって参りました大阪難波の高島屋で、12月26日~1月8日のお正月の時期に出店します。場所は高島屋1階 グッドショックプレイスです。HANAからは、毎年節分時期に奈良の寺社で販売されているtakashimaya.jpg「厄除鬼」の新色(白鬼・歌舞鬼)が登場!!
 
 これまでの、赤・青・黄・緑・黒の5色に、輝く新色が仲間入りします!また、HANAメンバー木村昭江さんの福助・お多福キャラクターもお目見え?!そのほか、新年を飾る木工の置物やカレンダーなど、関連施設からの「福」いっぱいのセレクト商品が並びます。
 
 2013年がみなさまにとって、笑いと幸福いっぱいの年になりますようにお祈りしております!(北野)

 
 
 
 
 
 

たんぽぽ人物図鑑
 

中谷(なかたに) 由美子(ゆみこ)さん  (ボランティア)
 

nakatani.jpg こんにちは!9月にインターンとして数日間たんぽぽに来ていました。人と話すのがすきで、笑いのツボが非常に浅いので簡単に笑います。一度ツボに入ると引きずるので、思い出し笑いしがちです(どうか怪しまずに声をかけてやってください)。よく食べよく寝て大きくなりました(身長最高測定値169.9cm)。絵を描いたりものをつくったりするのがすきです。呼び名は「ナカタン」もしくは「のびちゃん(のび太君)」など。気軽にお声がけくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします!

臨床するアート 2012ー2013(全6回)

rinsyo-1.jpgのサムネール画像のサムネール画像社会の大きな変化のなかで、私たちは生きていくことの困難さと同時に、生きていることの尊さをあらためて感じています。そして、これまで気にかかっていたけれども目をそらしてきたこと、本当は大切にしたいと思っていたけれどもあきらめてきたこと、忙しく流れる日常のなかで深く考えてこなかった生き方、生活のありようを見直したいと願っています。

「臨床するアート」トークセッションは、なぜその人はその現場に向かうのか、そのときアートはどうあるのかをじっくりと聴くこと、そして他者と語り合う対話の場です。アートによって生まれる個人へのまなざし、関係性の本質について語り合い、これからの私たちが生きる社会について考えていきたいと思います。

[東京セッション/全6回]

場 所:A/A gallery(アーツ千代田3331内・東京都千代田区→アクセス

時 間:いずれの回も*19:00?21:00講師より話題提供、コーディネータ・参加者ともにディスカッション(*18:45?19:00受付)

参加費 :一般 6回連続/6,000円 1回/1,500円  

     ユース(25歳以下)6回連続/4,000円 1回/1,000円

     ※たんぽぽの家のメンター会員、エイブル・アート・ジャパン会員は、ユース価格と同額。

     ※参加費は、当日受付にて申し受けます。

*お申し込みはこちら→ 申込フォーム   

申込フォームから申込みができない際は、rinsyosuruart@popo.or.jp もしくはtanpopo@popo.or.jpにメールにてお申し込みください。(その際、1.お名前 2.所属機関、または肩書 3.連絡先/電話もしくはE-mail 4.ご参加を希望の回 をご記入ください。)

定員:30名(定員に達し次第、締切となります)

 

◎お問い合わせ先:エイブルアートジャパン財団法人たんぽぽの家

 

◯第1回 2012年11月1日(木)【いのちを育む時間ー京大病院小児科での活動から】 ※終了しました

子どもが子どもらしくいられる時間によって、その子の入院する「今」という時間を肯定することができる。治療という目的を最優先しなければならない病院という場にあって、どのように子どもとその家族を支えてきたかを報告する。

神田美子ー京都大学医学部付属病院小児科ボランティアグループ「にこにこトマト」代表。娘の入院にともない付き添い生活を経験したことをきっかけに、1995年に「にこにこトマト」を発足し、「楽しく豊かな時間」を病棟に運ぶ。共著に『きょうは何しよ、何して遊ぼ?』、著書に『egao』(にこトマ通信100号記念誌)

 

 ◯第2回 2012年11月22日(木)【生きるための知恵としてのアート】  ※終了しました

多様な価値観がせめぎあい、情報があふれる社会のなかで、私たちは何を基準にものごとを選び、表現していくのか。自分とは異なる世界観をもつ人とも交通し、ともに新しい世界を切り開いていくために必要な力とは。生きるための知恵としてのアートについて考える。

津田広志ーフィルムアート社編集長•amuディレクター。大野一雄『稽古の言葉』、川俣正『アートレス』、Practica『アートリテラシー入門』、エイブルアート・ジャパン『生きるための試行』などの芸術書を企画編集。またクリエイティヴスペースamuで生活者のための編集デザイン普及イベントを行う。著書に『リ・クリエイティブ表現術』『生のアート』。

 

  ◯第3回 2012年12月6日(木)【アート=自己表現の意味を問う】   ※終了しました

アートというと、つい、「自己表現」と思いがちだが、実際は自己表現に辿り着くずっと前の「自己表出」を扱っていくべきなのではないか。自分では作品をつくらない重度心身障害者たちと、つくることに苦手意識を抱いている看護師や介護士たちと共に続けている、約2年間のアートアクティビティを通じて見えてきた自己表出の可能性について考える。

鈴木理恵子ー女子美術大学准教授。公共建築物のデザイナーを経て05年?07年渡英。バーミンガム・シティ大学大学院修了。社会問題をゆるやかに改善に導くことを目的とした、<アートすること>によるソーシャル・インクルージョンに関心がある。専門はイギリスや日本における病院での子どもたちへのアートによる支援。近年は、地域コミュニティー、重度心身障害者施設や被災地へと活動の場が広がっている。

 

  ◯第4回 2012年12月20日(木)【表現としての社会学】   ※終了しました

現実の社会制度、さまざまなものをわける「境界」に対し、私たちはどう対峙するのか。学生とのアートプロジェクトや、制度的に構築された「僕」「岡原正幸」「社会学者」の脱•再構築をめざすところからみえてきたものを探る。

岡原正幸ー慶応義塾大学教授。専門は、感情社会学、障害学、映像社会学、社会彫刻•文化実践。<感情><記憶><物語><不平等><差別><混沌><反理性><身体><言語><革命><セクシャリティ>等をキーワードに社会学を問い直す。

 

 ※第5回の参加申込は締め切りました。 

  ◯第5回 2013年1月10日(木)【21世紀の現在における‘芸術’と私たちの営みと】 

‘人類の根源的な心の構造と芸術表現の関係を探ることを基軸として、多彩な活動と情報発信を行う場’を営もうとしている多摩美術大学芸術人類学研究所。この研究所の扱う「芸術」とは、‘従来の芸術学や芸術史が扱う範囲をはるかに超えて、現生人類が誕生した旧石器時代以来、数万年単位のスケールにおいて人間が生き抜くために切実に行われ、表現されてきた幅広い営みを対象’としている。東日本大震災は、私たちの生や営みの時間軸が大きなスケールのなかにあることを発見させ、また日々の営みの意味を問う機会をもたらした。私たちの‘芸術’と生の営みを問う。

鶴岡真弓ー多摩美術大学芸術人類学研究所所長。美術文明史家。ヨーロッパの基層に横たわるケルト文化、さらに日本にいたるユーロ=アジア世界のデザイン交流史を研究。著書に『ケルト/装飾的思考』、『装飾する魂』、『ケルトの歴史』(共著)、『阿修羅のジュエリー』ほか。NHK「人間大学」、「ウィークエンド・ジャパノロジー」、「極上美の饗宴」、「ユーミンのSUPER WOMAN」出演。映画『地球交響曲第1番』でアイルランドの歌姫エンヤと共演。

 

  ◯第6回 2013年1月31日(木)【被災地における哲学カフェの取り組みから】   

震災以降、せんだいメディアテークにて行われてきた「考えるテーブル てつがくカフェ」。震災という<出来事>を市民とともに<対話>のなかで読み解き、語りなおす時間のなかで見えてきたことは。対話の場がもつ意味、可能性を探る。

西村高宏ー東北文化学園大学医療福祉学部准教授/てつがくカフェ@せんだい。専門は臨床哲学。<対話>という営みを通して哲学的な知の社会的接続の可能性を問い直すことが現在のテーマ。

 

※コーディネータ(全6回)

坂倉杏介ー慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所特任講師。三田の家LLP代表。芸術の共同制作過程の分析を通じて、コミュニティや個人の成長と「場」の関係について研究。またコモンスペース「三田の家」「芝の家」での活動を通して、新たな大学地域連携のモデルを提案している。

 

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主催:財団法人たんぽぽの家 協力:アートミーツケア学会、NPO法人エイブル•アート•ジャパン

 

「こどものてつがく美術館」プロジェクト 【京都】

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 ワークショップに参加したい人を、大ぼしゅうしています! 

 

 

ワークショップ参加無料

 

「これっておもしろい」「どんな気持(きも)ちでかいたのかな?」「わたしには○○にみえるよ!」

絵(え)の世界(せかい)は不思議(ふしぎ)がいっぱい。

みんなで一緒(いっしょ)に、ことばやからだをつかって、(え)の中(なか)を探検(たんけん)する

美術鑑賞(びじゅつかんしょう)ワークショップをします。

哲学者(てつがくしゃ)の高橋綾(たかはしあや)さん、

全盲(ぜんもう)の美術家(びじゅつか)の光島貴之(みつしまたかゆき)さんと、

一枚(いちまい)の絵(え)をじっくり言葉(ことば)をつかって鑑賞(かんしょう)します。

そのあと、さわって面白(おもしろ)い素材(そざい)で表現(ひょうげん)することに挑戦(ちょうせん)します。

 

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 ◎日程:2012年1222日(土)9時30分~12時30分

会場:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)

対象:小学生3?6年生 10名 先着順 

参加費:無料(要申込) ※保護者が展示室をご覧の際は、入館料が必要です。

締切:1215日(土)   ※締切後も定員に達するまで受付けます。お問い合わせください。

 

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☆スケジュール

   絵を見て、それぞれに考え、感じたことを、ことばにしたり、みんなで話を聞いたりします。

絵から受けた印象を、ことばや触って面白い素材をつかって表現します。

  9時15分 うけつけ (1階講堂前で受付をいたします)

  9時30分 あいさつ

10時00分 てつがくの時間(絵をみて話そう) 50分

11時00分 つくる時間(からだ全体をつかって表現しよう) 50分

11時50分 きゅうけい

12時00分 おしゃべりの時間(感想をはなそう)  30分

 ※当日は9:15? 1階講堂前で受付をいたします。

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☆講師の紹介

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 高橋 綾(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター招聘教員) 

 「普段使う言葉で哲学を」を合い言葉に各地で哲学カフェを開催する団体「カフェフィロ」代表。

 こどもと哲学対話を行う「こどものための哲学Philosophy for children」の実践に関心を持ち、

 海外の教室を訪問するとともに、自らも小学校や美術館でこどもたちと対話を行っている。

 →http://www.cafephilo.jp/index.html

 

0001.jpg 光島貴之(美術家・鍼灸師) 

 1995年、カッティングシートやラインテープを用いたスタイルで「触る絵画」の制作を開始。

  見えていた頃の記憶をたどりながら色を選び、何気ない日常の中から、さわる世界のおもしろさを表現してい る。

 触覚や音に注目することで、見ることを問い直す「タッチ・アート」ワークショップを企画

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☆お申し込み・お問い合わせ   

次の事項を添えて、下記まで電話・FAXまたはe-mailにてお申し込みください。

メールでのお申し込みの際は、件名に「こどものてつがく美術館【京都国立近代美術館】」と

明記してください。

 1.お名前(ふりがな) 2.ご住所 3.電話番号 4.学年 5.今回の情報を何で得られたか

 

 財団法人たんぽぽの家(担当:阿部/森下) 

 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 TEL:0742-43-7055    FAX:0742-49-5501  

  E-mail:ableart@popo.or.jp  http://tanpoponoye.org/ 

 

◆京都国立近代美術館へのアクセス

○ JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から市バス5番岩倉行「京都会館美術館前」下車すぐ             

○ 阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から市バス5番 岩倉行「京都会館美術館前」下車すぐ         

○ 阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から市バス46番 平安神宮行「京都会館美術館前」下車すぐ   

○ 地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10

 

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◎「こどものてつがく美術館」とは  

「こどものてつがく美術館」は、こどもたちが哲学者やアーティストと対話しながら、美術作品を鑑賞し、考えること・表現することを深めるワークショップです。こどもが自分の気づきを他者と共有し、豊かな人生のための生きる力を身につけることをめざしています。             財団法人たんぽぽの家は、市民の立場から、より多くの人に開かれた新しい美術館のあり方を提案していきます。

kodomo03.jpgのサムネール画像 ◎こどものてつがく美術館プロジェクトは、次のところでも開催します。

・2013年1月26日(土) 国立国際美術館 てつがくの時間+ダンスの時間(講師 高橋綾+佐久間新)

  ◎関連フォーラム

  2013年3月10日(日)国立国際美術館                                  プロジェクトの報告と「対話と美術鑑賞」「こどもと美術館」「市民社会と美術館」をテーマに  開催します。 

 ※詳細はお問い合わせください。

 

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主催:財団法人たんぽぽの家  

協力:京都国立近代美術館、NPO法人こどもアート、カフェフィロ

   子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動