障害とアートに関するメディアライブラリー

文献

「市民教育としてのサービス・ラーニング」論文

(日本福祉教育・ボランティア学習学会年報 第10号 2005年12月)
川上文雄(奈良教育大学教員)

授業としておこなった障害者アートに関わる二つの活動を考察。民間ギャラリーでの展覧会では、学生が作品を選び、感想を添えて展示した。みずから表現者となりながら障害のあるアーティストと交流し、ともに楽しむという活動を通じた大学生の障害者理解の深化、そして、ボランティアに関する意識の深化(変化)を論じた。身体介助とは異なる活動を可能にする障害者アートがボランティア学習にとってもつ意義を明らかにした。
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「障害者アート」と「共同性」―ある知的障害者施設の創作現場から―論文

(現代文明学研究:第6号(2004):372-387)
岸中聡子
外部リンク

『アール・ブリュット/アウトサイダー・アート』をこえて ――現代日本における障害のある人びとの芸術活動から論文

 (『文化人類学』、74巻2号(2009)215-237頁)
中谷和人(京都大学大学院博士課程)

本論文は、現代日本で障害のある人びとの芸術活動を展開する二つの施設をとりあげ、その対外的な取り組みと実践の状況を文化人類学的な視点から検討する。 一方の施設では、「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」といった美術界の言説を戦略的に利用することで通所者の収益確保が図られる。もう一方の施設では、こうした既存の枠組みに拠りきらず、自らのアートを自らで構築しようとする運動が進められる。 いずれの施設においても、作品=モノやその生産をめぐる相互行為そのもののなかに、固定的な関係をすり抜け、それを変容させるような契機が潜在することを認めたうえで、これら関わりあいの過程が当事者の生の文脈にいかに接合されているかを解明する。

アートする作業所から生まれた『雷バッグ』コラム・エッセイ

(『花ぎれ』、Vol.61(2009)12-15頁)
岸中聡子
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