NEW TRADITIONAL(ニュートラ)は、福祉と伝統工芸のあたらしいものづくりの可能性を探り、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。これまで、ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣根をこえて交流し、語り合う場をつくってきました。このたび、ニュートラの実験と実践を紹介する展覧会を京都で開催します。みなさまのご来場お待ちしております!
トーンチャイムやベルを使ったアンビエントミュージックの活動で注目を集めるWa No Waとダンサーの森田かずよさんによる初めてのコラボレーション。森田さんは2012年、ならまちセンターでソロ作品「アルクアシタ」を発表し、義足をはずすシーンも含めた公演はその後も反響を呼びました。今回の公演のために集まったWa No Waのメンバーと森田さんが出会い、音や身体で、やりとりを重ねた世界を一緒に体験しましょう。[上演時間 約40分]
奈良県山添村にある障がい者支援施設「大和高原太陽の家」のメンバーを中心に活動する【あるがまま】をコンセプトにした即興セッションユニット。ライブでは太陽の家のメンバーと、その場その時に在る人達がメンバーであり、チャイムやベル、自然素材で制作した楽器、民族打楽器、などを使いその瞬間だけの音世界を創り出す。2022年3月に即興アンビエント作品【Wa No Wa】を国内外に向けてリリースした。
森田かずよ
先天性の障害を持って生まれ、18歳より表現の世界へ。自らの身体の可能性を日々楽しく考えながら、ダンサー、俳優として活動。「Performance For All People. CONVEY」主宰。ヨコハマパラトリエンナーレ、国民文化祭、庭劇団ペニノ、アジア太平洋障害者芸術祭など国内外の多数の公演に出演し、メディア出演も多数。東京2020パラリンピック開会式出演。神戸大学人間発達環境学研究科博士前期課程修了。
HANA PLAY
(写真左)撮影:衣笠名津美 (写真右)撮影:草本利枝
『たんぽぽの家アートセンターHANAで週1回行っている演劇プログラム。2020年に大阪市の應典院本堂(コモンズフェスタ2019)にて、『僕がうまれた日』を上演。この作品は、現在(株)プリコグが運営しているバリアフリー配信サイトTheatre For Allにて配信中。2021年には近畿大学舞台芸術専攻生と創作した『贅沢な時間』を上演した。
THEATRE for ALL ディレクター、(株)precog 役員、(一社)DRIFTERS INTERNATIONAL 代表。リトルモアを経て、2001年ファッションブランド「シアタープロダクツ」を設立し、2017年まで取締役。2010年NPO法人DRIFTERS INTERNATIONALを設立し、芸術祭の企画運営・ファッションショー・出版企画などをプロデュースする。2019年日本財団主催「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 」のディレクターを担当。2020年にprecogに参画し、アクセシビリティや広報・PR、ブランディング事業等を担当。