「言葉のちから」プロジェクト、作品募集中!

東日本大震災で被災した人たちに贈る「言葉(=詩)」を募集します

応募用紙はこちらからダウンロードしてください→ WORD ICON kotoba-oubo-yoshi.doc

◯作品の応募はこちらまで→wataboshi■popo.or.jp ■を@に変えてご応募ください。

募集内容

被災した人たちを勇気づける言葉(=詩)
元気を取り戻す言葉(=詩)
夢や希望にあふれた言葉(=詩)
生きる力に満ちた言葉(=詩)

※応募数ーひとり3作品まで。
※作品の長さ-20行を目安にご応募ください。

応募資格

障害のある人に限ります

応募方法

応募用紙に必要事項を記入し、e-mailにてお送りください。郵送も受け付けます。

選考委員

もり・けん(詩人)
関口怜子(ハート&アート空間Be-I代表)
上田假奈代(こえとことばとこころの部屋 代表)ほか(予定)

結果発表

入選者には事務局より通知、選考された詩は詩集に掲載されます。
結果は、たんぽぽの家ホームページにて発表します。

締切

2011年7月15日(金) 必着

※注意事項

・応募作品は返却しません。
・選考結果に関する問い合わせにはお答えできません
・選考され、詩中に掲載される詩の著作権は主催者に帰属します。

 

◎「言葉のちから」プロジェクトとは?

「言葉のちから」プロジェクト、はじまります!

東日本大震災で被災した人たちへ贈る言葉(=詩)を募集します。

※くわしい募集内容はこちら→クリック!

※お問い合わせはこちら→wataboshi■popo.or.jp(■を@に替えてください)

 

今、活字離れ、日本語の乱れなどから、
「言葉のちから」が改めて注目されています。
「言葉」を学ぶこと、「言葉」をとおして思いを伝えること、
その繰り返しが人と人との絆を生み、豊かなコミュニケーションを図りながら
創造的に生きることにつながります。

私たちは、36年間にわたり、
障害のある人たちの言葉(=詩)を歌う「わたぼうし音楽祭」を行ってきました。
障害のある人たちの言葉(=詩)は、生きることの喜びや哀しみ、
人と人がつながることの大切さ、いのちの尊さなどがあふれています。
私たちは、こうした思いをメロディーにのせて歌うことで、
すべての人々が幸福を感じながら生きられる社会の実現をめざしてきました。
そして、わたぼうしは36年という長い歴史のなかで、
自らの「言葉のちから」によって社会参加していく多くの障害のある人たち、
また、彼らの「言葉のちから」によって励まされ、
元気づけられる多くの人たちと出会ってきました。

この度の東日本大震災の発生後、
こうした伝えるべきものをもつ言葉の達人たちから
「自分にもできることがあるか」
「被災者のために役に立ちたい」との声が数多く届きました。
そこで、私たちは、全国の障害のある人たちの言葉(=詩)とおして、
被災地に元気を贈る「言葉のちから」プロジェクトを実施します。
被災した人たちが、生きる希望や勇気を取り戻すきっかけとなることを願って、
皆さんから寄せられた言葉(=詩)を詩集にします。
そして、障害のある人たちだけでなく、
「何かしたい」と思いをもつすべての人たちとともに被災地に元気を贈ります。

「言葉のちから」プロジェクトの仕組み

「言葉のちから」プロジェクトの仕組み logo-L-color.jpg

■私たちは、東日本大震災で被災した人たちを応援するために、「笑ってプロジェクト」を実施します。

だれもが自分らしく暮らすことのできる社会の実現をめざして、みなさんのご参加とご支援をよろしくお願いいたします。

◎タイヨウプロジェクト

障害のある人のアートのちからで、被災地の障害のある人の“しごと”の復興を応援します。

◎言葉のちからプロジェクト

障害のある人の言葉(=詩)のちからで、被災した人たちの心のケアを目指します。

◎あそびの時間プロジェクト

被災地の障害のある子どもの遊びの支援活動をします。

インターネット放送局「ケアラーズジャパン」プレ放送開始

ケアラーズジャパンは、ケアの豊かさを番組にして、
思いを共有するソーシャルメディアです。
ケアに関心をもっている人たちがつながりあえる
番組づくりと関係づくりを通して、ケアする家族や
ケアの仕事をする人たちの、癒しと回復を応援します。

ケアする人のための参加型インターネット放送局
「ケアラーズジャパン」プレ放送開始!

ケアラーズジャパン画面イメージ

まずはアクセス!

http://care-jp.tv

わたぼうし音楽祭をライブ放送!

36th_wataboshi_img

2011年8月7日(日)13:30?

夢や希望を詩に託す障害のある人たちがいて、その詩に心動かされて歌う人がいます。いのちを歌い、未来を歌うわたぼうしの歌声が、あなたの明日へエールを贈ります。

http://care-jp.tv

ケアラーズジャパンの6つのチャンネル

menu01.jpg ケアって何? ケアの社会化ってどういうこと? 私たちの日々の営みと社会がどのようにつながっているのか、そのヒントを探ります。
menu02.jpg 疲れやストレスと上手につきあう方法や、道具の使い方のちょっとした工夫といった身の回りの知恵を集めます。
menu03.jpg 誰かを直接支えること以外にも、いたわりや気づかいのある風景はたくさんあります。あなたはどんな風景に「ケア」を感じますか?
menu04.jpg ケアには個性があり、関係性があり、物語があります。そんな目に見えないものを、かたちに表現する試みを紹介します。
menu05.jpg 忙しい毎日のなかに、安らぎや華やぎをもたらす生活提案。自分自身の毎日も、楽しく軽やかにケアしましょう。
menu06.jpg たんぽぽの家の東日本大震災復興支援「笑ってプロジェクト」を中心に、支える人・支えられる人が共に新しい社会を描いていく取り組みをお伝えします。

あなたも参加してください/支えてください

  1. 番組を見る
  2. 感想や意見をやりとりする
  3. まだ知らない人にも広げる
  4. こんな番組はどう? とリクエスト/企画する
  5. ケアの工夫やメッセージを撮影して投稿し、番組づくりに参加する
  6. スポンサーとして、バナー広告やCMに出資する
  7. 寄付をする

「奈良のケア2011」完成フォーラム「終のすみかはどこ?」 申込締め切りました

終のすみかはどこ?――支えあいの地域づくり

いつまでも幸せに暮らしたい。この思いを叶えるには、ケアする人もされる人も一緒に支える地域の力、そしてケアする人同士のネットワークが必要なのではないでしょうか。
たんぽぽの家では、地域づくりやケアの文化を育てていくことをめざして、2008年より医療と福祉の情報誌「奈良のケア」を毎年発行し、無料で配布しています。
本フォーラムは『奈良のケア2011?ひとめでわかる医療・福祉情報』の発行を記念し、広島や兵庫、奈良で宅老所や集い場を運営する方々のお話しや、自ら理想とする介護を実現しようとする若者たちを追ったドキュメンタリー映画「9月11日」から、互いに支えあうネットワークや地域のあり方について考えます。

日時
2011年7月10日(日)13時~16時半
会場
奈良県橿原文化会館 小ホール [会場アクセスはこちら]
主催
財団法人たんぽぽの家
後援(予定)
奈良県/橿原市/奈良県社会福祉協議会/奈良県地域包括・在宅介護支援センター協議会/橿原市社会福祉協議会/奈良県社会福祉士会/奈良県介護福祉士会/認知症の人と家族の会奈良県支部/橿原市介護支援専門員連絡会/橿原市安全安心まちづくり協議会(順不同)
参加費
無料 定員に達したため、申込締め切りさせていただきました。


プログラム 

12:30 開場

13:00 挨拶

13:10  事例報告&ディスカッション「支えあいのネットワークをつくる」

通所介護事業所玄玄 藤渕安生 <映画「9月11日」出演者!>
定員10名の広島の小規模介護事業所「玄玄」代表。「介護バカの集い」主催者。“地域に暮らし本当にケアや支えが必要な人に、丁寧に関わっていきたい”という思いから臨機応変で柔軟な関わりを行い、一人ひとりに手作りのケアを創造している。

つどい場さくらちゃん 丸尾多重子
NPO法人「つどい場さくらちゃん」代表。介護保険の外で、認知症患者やその家族、老人施設に働く人などの集い場――ケアする人もされる人も一緒に食事をして、おしゃべりして、ほっと一息つけるスペースを西宮で運営している。

奈良老人ケア研究会 日下哲也・川神仁志
奈良県内のケアワーカー有志で構成している。研究会やセミナーを積極的に開催し、介護に関わる人のネットワークづくりをすすめている。

聞き手:西川勝
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)特任教授。精神科病棟での見習い看護師をはじめとし、二十数年にわたって医療や福祉の現場での経験を積む。一方、関西大学、大阪大学大学院にて哲学を専攻。ケアのあり方をめぐる哲学的考察を行っている。

14:40 休憩

14:50 報告「情報誌とケアラ―ズジャパンについて」(たんぽぽの家より)

15:00 映画上映「9月11日」(企画・監督:大宮浩一)

自ら理想とする介護を実現しようと、若者たちが立ち上げた7つの施設・事業所の日常と、彼らが主催・出演したイベント「Love & Peace & Care 2010 in ヒロシマ~介護バカの集い~」を記録したドキュメンタリー映画。 [映画「9月11日」公式HPはこちら]

16:30 終了

 

お問い合わせ先

財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西 3-25-4 Tel. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
E-mail carecare@popo.or.jp

pdf ICONチラシをダウンロード

「中井幸子 個展?明日みる風景?」開催

 

たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー展示企画
 
「中井幸子 個展?明日みる風景?」
 nakai_koten.jpg
[One~Where are you?~ No,36]    2005/H130.3 x W162cm
 
 
会期/6月18日(土)?7月9日(土)日・月休【6月19日(日)のみオープン】 
    11:00?17:00 入場無料
 
関連企画/作家によるアーティストトーク 6月19日(日)13:30? 参加費500円(要申込)
      約10年にわたって、たんぽぽの家アートセンターHANAで障害のある人の表現活動に
      関わった経験から、アーティストとして成長を続ける作家の軌跡をたどります。
【申込方法】・・・下記の連絡先にて、6月17日(金)までに参加者名、参加人数をお知らせください。
申込みをいただいた時点で受付とさせていただきます。参加費は当日申し受けます。
 
会場/たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー(奈良市六条西3-25-4)
 

 
  「生きているということは風景とともにあることです」という言葉とともに描かれた一本の道。
 三重県出身のアートティスト中井幸子の初期作品から最新作までを振り返る個展を開催します。
 ライフワークとして描き続ける「誰の心にもある風景」を共有します。
 

  
生きているということは、風景とともにあることだと思います。同じ時間や場所ですごしていても、一人ひとりが自身の体で体感するもの、それが風景だと考えています。ただ、それぞれが経験してきた時間や場所、そこから感じた風景は違っても、共有できる何かがお互いにあるということが大切ではないかと考えています。たとえ感じた風景が全く同じではなくても、それらはすべて大きな時間の流れのなかでひとつになっていくような気がします。例えば、私は、私自身が感じた風景をもとに描いています。それをみた人はその人自身が今まで体感してきた風景を思い出したり、感じたりします。そして、お互いに感じていることが作品を介して共有できると思うのです。(中井幸子)
 
 
アーティストトーク申込/本展に関するお問合せ
たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー
奈良市六条西3-25-4 
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
URL:http://popo.or.jp
 
 
 
中井幸子 プロフィール
1976三重に生まれる
1999 京都精華大学美術学部造形学科卒業
2001京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了
 
個展
2000 Nobody House/京都
2005 ギャラリー白/大阪
2006 ギャラリー白3/大阪
2008 ギャラリーアスト1/三重
2010 Fresh 2010 (伊勢現代美術館 / 三重)
    solo exhibition One Where are you ?  (高松天満屋アートギャラリー/香川)
    solo exhibition One Where are you ?  (BAMI gallery/京都)
 
グループ展
2000 日墨現代美術交流展「思」(メキシコ国立自治大学/メキシコ)
2004 BASE POINTS(アートスペース上三条/奈良)
2005 A-21国際美術展(台北国立中正紀念堂/台湾)
   「現代の証人」展(比良美術館/滋賀)
    第22回天展 天理ビエンナーレ2005(天理教会本部内/奈良)
2006 絵画を見る2006「4つの窓」展(ギャラリー白3/大阪)
Teardrop, My dream 一滴の小さなしずくは…(たんぽぽの家アートセンターHANA/奈良)
2007 中井幸子・村井資 二人展(ギャラリー惣門/岩手)
    Art Link Japan(Craftsmen Galleryほか/フロリダ)
   「どこへ向かう?アート」展(比良美術館/滋賀)
2008 API2008展(三重県総合文化センター/三重)
   現代美術小品展2008(No.21)(ギャラリーすずき/京都)
2009 API2009展(三重県総合文化センター/三重)
   平和を愛し憲法9条を守る女性美術展(ギャラリーかもがわ/京都)
   SUPER! PAINTINGS(ギャラリー白/大阪)
2010 SUPER! PAINTINGS Vol.2(ギャラリー白/大阪)
2011 SUPER! PAINTINGS Vol.3(ギャラリー白/大阪)
 
賞歴
2006 第21回ホルベインスカラシップ奨学生
 
その他
2009 鑑賞WS「ミルトーク」作品使用
(主催ミュージアム・アクセス・ビュー、カフェ・フィロ)
2011 Funny box window gallery Exhibitionにて作品展示

 

たんぽぽ通信 Vol.85 

01 第7回HANAまつり開催しました!!

 

 4月17日、快晴の中今年もたくさんの方々にお越しいただいたHANAまつり!エスニック料理や楽食からの食べ物ブース、体験コーナーや雑貨の販売など盛りだくさんな一日となりました。今年はコスプレ集団も登場し会場はにわかに盛り上がりをみせました。 今回、HANAまつり実行委員をしていただいた伊藤洋子さんからメッセージをいただきましたのでご紹介します。『今年のHANAまつりも、とても気持ちのよい春の陽射しがいっぱいの1日となり、家族連れなど大勢のお客さんでにぎわいました。出店が昨年より更に13ブース増え、今年はわたぼうしホールやHANA 前も会場となりました。年を追うごとに来場者も増え、HANAまつりが地域の皆さんに定着してきたようで、嬉しい思いです。これからは、さらに手作りの良さ、あたたかさ、作り手の気持ちが伝わるHANAまつりをめざして、そしてたんぽぽにしかない手づくり市となれるよう、工夫を重ねていきたいと思っています。ご参加ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。』(HANAまつり実行委員 伊藤洋子)   

HANAまつり会場 ワークショップに参加する子どもたち沢山の人でにぎわう会場

  

02 毎年恒例 HANAのお花見!

 

今年は平城宮跡に行きました 当日まで桜がもってくれるかハラハラしましたが、散りぎわながらもかろうじて見頃、しかも快晴♪♪♪絶好のお花見日和となりました。(きっと、みんなの日頃の行いがよかったのでしょうネ)さて、お花見会場では、降りしきる桜吹雪に酔いしれる人もいれば、こっそり持ち込んだお酒に酔いしれる人もいたり、桜には目もくれず、たんぽぽ摘みに夢中の人がいたり…それぞれが、それぞれに楽しんでいたようです。でも、みんなが一番心待ちにしていたのは、やっぱりお弁当タイム\(^o^)/\(^o^)/満開の桜の下でいただく花見弁当は、格別のおいしさでした♪(仲井)

平城京跡にて おもいおもいに桜を楽しむ

 

03 アメリカに行ってきました!!!

 

会場にて

 

 

 

3月30日から4月2日に米国・タンパコンベンションセンターで開催された全米陶芸教育協議会(NCECA)主催のコンペティションに参加をしました。HANAからは、アートアドバイザー・清水啓一氏とスタッフ・藤井が渡航。「障害のある人の可能性をひらく陶芸活動」をテーマに、HANAの障害のあるメンバーとプロの作家の協同による創作事例とその意義について発表しました。45回続く大会で、障害のある人の創作事例が発表されたのは初めて!ということでした。また、大会は約70のテーマで世界的に活躍する作家の創作事例の発表やデモンストレーションのほか、ギャラリー展示などがフロリダ州の広範囲・約50ヶ所で開催され、総勢約30,000人以上が参加し、街のいたるところで賑わいをみせていました。今回の渡航に関してご協力いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。(藤井)

04 HANAギャラリーに、ロディ―がやってきた♪

アートセンターHANAギャラリー 5月の展覧会のご案内「WHITE RODY PROJECT」

会期 5月14日(土)~6月4日(土)日・月休日
※5月29日(日)は春咲きバザール開催のためオープン
11:00~17:00

 子どもたちの人気者、ロディをご存知ですか?「真っ白なこころでアート」をテーマに、エイブルアート・カンパニーのアーティストが描きおこした様々なロディを展示。会場ではかわいいがま口やバッグなど、WHITE RODYグッズを限定販売します。関連企画としてキットパスでロディを描こう! 5月28日(土)11:00~15:00 キットパスは、つるつるしたガラス面などにスムーズに描いて水拭きで簡単に消せる体にやさしい固形マーカー。春咲バザールの買い物帰りに、ちょっと立ち寄ってください。ギャラリーの大きなガラスにロディを描きませんか?(岡部)

主催:(株)ジャミー、(株)パルコ、エイブルアート・カンパニー協力:(株)パルコ吉祥寺店、エイブル・アート・ジャパン(A/Agallery)、たんぽぽの家アートセンターHANA

05 A/A gallery 第8回企画展澤井 玲衣子 展

 

展覧会ダイレクトメールの作品

 

2011年5月18日(水)~ 6月26日(日) 火曜休廊 11:00 ? 19:00

東京のA/Agalleryにて個展「澤井玲衣子展」が開催されます。 A/A galleryは、障害のある作家の作品を専門に扱う日本初のコマーシャルギャラリーです。今回は、澤井さんの水彩画から墨を使った表現、油彩などの作品が展示販売されます。澤井さんの力強い作品が、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
お時間あれば、是非足を運んでいただければと思います。 (松田)

A/A gallery

〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アーツ千代田3331 #208 エイブル・アート・ジャパン内 (旧練成中学校)
TEL.03-5812-4622 FAX.03-5812-4630 www.ableart.org  

06 第36回わたぼうし音楽祭への道 Vol.2

「作詩の部」の選考会が行われました。

今回は全国から467作品もの応募が寄せられ、難航した選考の結果、入選詩8編が決定しました。現在、実行委員会では、入選詩にメロディをつける「作曲の部」、詩とメロディをセットで応募する「作詩・作曲の部」の作品を募集しています。あなたのメロディで、第36回わたぼうし音楽祭を演出してみませんか! 
たくさんのご応募、お待ちしています!   (浅井)


「作詩の部」入選詩、「作曲の部」「作詩・作曲の部」応募方法などはたんぽぽの家のホームページ、または応募要項をご覧下さい。→http://tanpoponoye.org/info/2011/02/36.html           

07 新コーナー HANA?ほっとひといきすてきなお店

たんぽぽ通信今号よりたんぽぽの家・アートセンターHANAの商品を置いていただいているお店を紹介する新コーナーが登場します。
アートセンターHANAでは日々、絵を描いたり、商品をパッケージして仕上げたり、それぞれのメンバーができる仕事をしています。そんなHANAで出来上がった商品を、いろんな出会いをきっかけに置いていただいているお店が全国にあります。これから1店ずつみなさんに紹介していきたいと思っています。
第一回目は 京都の北白川にある「ちせ」。
京都のゆったりお散歩道「哲学の道」の西にあるおしゃれな街北白川。そにある、ちいさなパン屋さんです。「ちせ」はアイヌ語でお家だそう。窓から見える店内には、国産素材にこだわったおいしい焼き立てパンや、手作りのジャムが並びます。あったかい光にさそわれてついつい入ってしまう、お家のような雰囲気のお店です。2階の雑貨スペースには、手編みのとんがり帽子、ひとつずつ丁寧につくられた生き物の結晶のような彫金アクセサリー。そんな中にたんぽぽの家の「おしゃれバード」「おしゃれにゃん」を並べていただいています。京都に行かれた際には、ぜひどうぞ。うきうきする手作りの商品とお店、そしてあたたかい笑顔の店員さんが迎えてくれます。 (北野)


ちせのHPはこちら(地図もご覧いただけます)   

 

 

 

08 ホームだより ホームプチプチプチ講座+コットンクラブコリアンデーな休日!

3月21日(月)ケアスタッフさんにちょっとした講師になってもらって皆で楽しむことを目的としたプチ講座を開催しました。今回は韓国通のケアスタッフさんの手ほどきを受けながら作る料理教室。
のり巻やチャプチェ(春雨の和え物)、チヂミなどを作りました。チャプチェやのり巻は韓国ではお祝いや遠足の時に作るものだとか。こんな小ネタも教えてもらいつつ、みんなで味見をしながらの2時間でした。
その後コットンクラブを開店し、マッコリを片手に料理やキムチを食べつつ韓流トークに花を咲かせました。壁一面に韓流ポスター、広い壁にはドラマを映し、どっぷりつかったコリアンデーとなりました。(松尾)

~講師になって下さった方からのコメント~

みんなに手伝ってもらい、メンバーさんも「自分も作ったよ」と言いながら食欲も増し、マッコリに頬を染め、ちょっと食べすぎ、飲みすぎのひと時でした。

09 東日本大震災におけるたんぽぽの家での復興支援について

このたびは、たんぽぽの家が実施させていただいております救援活動に、いちはやく御協力いただきまして、本当にありがとうございます。
スタッフの柴崎を始め、戸上、三輪竜郎、森下、竹谷が現地に入り、これからたんぽぽの家が何をしていくことができるのか、何をすべきなのかを現地でのボランティア活動を通して息の長い支援ができるように様々な方法を考えています。
急なお願いにもかかわらず、下着類や文房具類、おもちゃ、ぬいぐるみ、辞典、化粧品など、被災地の直接の要望に短期間で答えることができました。本当にありがとうございました。
皆さまの温かい行動に、心より感謝申し上げます。次号より、現地に赴いたスタッフからの報告レポートを随時掲載予定です。(家令)

たんぽぽの家が実施した活動 

〈救援期〉生活の再建に向けて、今、そのときに必要としているものを直接提供していきます。
・義捐金の募金活動を行い、日本赤十字社にお渡ししました(3月12日~/51,649円)
・宮城県石巻市のNPOや青年会議所、宮城県内在住のボランティアと連携し、避難所や自宅避難者が今、そのとき必要としているものを直接届けています。下着・靴下・介護用品・ゴム手袋 など。(3月24日~継続中)
・石巻市にある福祉避難所(障害のある人とその家族が避難)に介護スタッフを派遣しました。(4月6日~10日)
・宮城県特別支援教育の関係者と連携し、おもに沿岸地域にある特別支援学校の児童のニーズ調査を行い、必要時には支援を行う準備をしています(4月10日~)
・ぬいぐるみ/文房具類を仙台市で活動する「外国人の子どもサポートの会事務局」から南三陸町の避難所で生活する約30名の小学生から高校生までの子ども達のために送りました。(4月28日着)

 

 

障害者アート マネジメント セミナーを開催します。

【セミナーのご案内】
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第11回全国障害者芸術・文化祭埼玉大会
障害者アート マネジメント セミナー
~障害のある人のアートの創作からアウトプットまで
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今、障害のある人の作品の展覧会、デザインした商品などが、とて
も注目を集めています。ショップや雑誌など実際に目にされた方も
多いのではないでしょうか?障害のある人が創作をして生まれた表
現・・・この創造性あふれる表現をマネジメントし、広く社会・市
場につなげていくための考え方や手法を、共に考え、学びませんか?

■詳細・お申し込みはこちらから(全国障害者芸術・文化祭埼玉大会ウェブサイト)
http://www.saitama-artfes.com/
─────────────────────────────────
■日時:6月25日(土)13:30~17:00
     6月26日(日)10:00~16:30
■会場:25日 浦和ふれあい館(さいたま市)
     26日 埼玉県男女共同参画推進センター with youさいたま
    *1日目と2日目で会場が異なりますのでご注意ください。
■定員:100人(先着順、定員に達し次第、締切となります)
■参加費無料
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■プログラム
●25日
□講演「障害のある人のアートの可能性~welfareからworkへ」
 播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
□事例報告「表現と社会をつなぐ仕組みづくり」
①るんびにい美術館/岩手県 村井資
②葦の家/福岡県 村谷つかさ
③工房しょうぶ/鹿児島県 土井初音
 
●26日
□講演「障害のある人のアートを社会につなぐマネジメント」
岡部太郎(財団法人たんぽぽの家スタッフ)
□分科会(午前/午後で1つずつご参加いただきます)
①「作品を生みだす工夫と環境づくり」 
 中井幸子(画家)/朝比奈益代(NPO法人La manoクラフト工房 ラ・まのスタッフ)
②「作品をまもるスキル~作品の管理と記録」
 藤井克英(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)/
 清水啓一(たんぽぽの家アートセンターHANAアートアドバイザー)
③「作品を魅力的にみせる方法」
 中津川浩章(美術家、(社福)みぬま福祉会工房集アートディレクター)
─────────────────────────────────

■お申込み方法
次の事項を記載の上、下記「お申込み・お問い合わせ先」に
E-mail、faxまたは電話でお申し込みください。
①セミナー参加希望の旨
②氏名、所属団体(施設・学校など)
③連絡先住所、電話(fax)番号、E-mail
④希望する分科会(2日目)を2つ
*ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

■対象
2日間とも参加できる方であれば、どなたでも。

■お申込・問い合わせ先
第11回全国障害者芸術・文化祭 埼玉大会実行委員会事務局
(埼玉県福祉部障害者福祉推進課内)
TEL:048‐830-3312 FAX:048-830-4789
E-mail a3300-04@pref.saitama.lg.jp

■主催 厚生労働省・埼玉県・さいたま市
■企画:財団法人たんぽぽの家

日本ボランティア学会、作家の平野啓一郎さんが特別講演

たんぽぽの家に事務局を置く「日本ボランティア学会」が、6月25日(土)?26日(日)、立命館大学(京都市北区)で大会を開きます。テーマは「不条理な世界、にもかかわらず」。3.11からの早期復興を祈りつつ、新しい市民社会像を語り合います。

特別講演に、作家の平野啓一郎さんが来場。また、グローバルに活動するフォトグラファや、東北大震災の被災当事者など、多様な立場から世界と向き合う人たちにご参加いただきます。だれでも参加できるオープンな学会で、現在参加者を募集中。詳しくは、学会のウェブサイトをご覧ください。

ウェブサイトはこちら

 

日本ボランティア学会2011年度大会

不条理な世界、にもかかわらず

──遠いところ、弱いところ、小さいところへ/から

会期
2011年6月25日(土)-26日(日)
会場
立命館大学 衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町)
実施主体
日本ボランティア学会2011年度大会実行委員会
【1日目】
エクスカーション 立命館大学国際平和ミュージアム
特別講演 〈今、ここ〉を生きるということ

社会を覆う閉塞感の中、私たちはどのように希望を見出すことができるのでしょうか。小説を通して現代人の生きづらさを見つめ続ける平野啓一郎さんと共に、絶望的な状況においてもなお世界を肯定し、他者とともに未来を創造するための〈今、ここ〉を見つめます。

平野啓一郎さん近影(公式サイトより/撮影:斎門富士男)平野啓一郎(作家)

1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。1999年、在学中に『新潮』に投稿した『日蝕』で芥川賞受賞。2008年『決壊』で芸術選奨新人賞を、2009年『ドーン』でドゥマゴ文学賞を受賞。 他の著書に『葬送』『顔のない裸体たち』『かたちだけの愛』など。関連サイト→公式ブログ
パネルディスカッション「遠いところ、弱いところ、小さいところへ」
【2日目】
一般演題
グループディスカッション「遠いところ、弱いところ、小さいところから」
  1. 私にできることは、なんだろう。-学生がみたTOHOKU
  2. 3.11以後の日本と私たち-今、何が起こっているのか
クロージングセッション
まとめにかえて

奈良のケア2011 〜ひとめでわかる医療・福祉情報

奈良のケア2011

「支えあいの地域づくり」をテーマに2008年から発行している情報誌です。医療や福祉の制度やサービス解説、奈良県内の相談窓口や事業所一覧のほか、「終のすみか」をテーマにしたスペシャルトークや、高齢者に喜ばれる料理レシピ等を掲載。介護が必要な人や、家族や支援者のための「困ったときの一冊」として役立っています。県内の企業や団体から広告協賛をいただき、奈良県内の地域包括支援センターなどで無料配布しています。

2011年6月発行 A4判160ページ

内容

  • Re クリエーション:楽しみのつくりかた
    シンプルゲームはつながりのツール/安らぎ伝える踊り
  • スペシャルトーク
    終のすみか 未来のかたち ?つながりの中で生きる
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広告インデックス

本誌は、趣旨にご賛同いただいた皆様のご協賛によって発行することができました。 ありがとうございました。

医療・福祉関係

Cアミーユ「三条桧町」
ケアステーションみのり
なら福祉介護ネット
こぶしの会
介護予防サイクルハウス・あこだ
あんしん
青葉仁会
介護サービスしず
いこいの家ケアセンター
ホームヘルプステーションさくらんぼ
まごころ福祉
大和桜井園
友舞
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ハッピースマイル訪問介護センター
せせらぎ会
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健和会ふれあいの里
ホームケアー
ライフアートコミュニティ佐保の里
カームネススマイル
西ノ京デイサービスセンター
奈良ニッセイエデンの園
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生駒市社会福祉協議会
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佐保・福祉総合相談センター
わたぼうしの会
大和高田市社会福祉協議会
ぽれぽれグループ
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グループホームあみ(田北クリニック)
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聚楽苑
サポートはな
より愛
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高の原中央病院
エイジング
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菊川医院
西の京病院
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平尾病院
吉田病院
倉病院
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岡谷会
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土庫病院
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奈良ハピネス
まほろばケアセンター
とみのくに
大和田の里(西奈良中央病院)

医院・診療所

日本在宅ホスピス緩和ケアネットワーク
島村クリニック
畑下歯科医院
おおつかクリニック
長谷整形外科クリニック
きづかわ接骨院
やわらぎ接骨院
倉田歯科医院
かつらぎクリニック
中野司朗レディースクリニック

薬局・薬剤師

奈良市薬剤師会
ショーワ薬局

住宅改修・リフォーム

スペースマイン
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介護タクシー

福祉タクシーたなか

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成年後見

成年後見センター・リーガルサポート奈良支部

葬儀

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公益社

その他

住友生命社会福祉事業団
合気道・三松禪寺道場
ダイドウ商会
トミオクリーニング
住友生命
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川端運輸
塩梅なにわ
奈良県信用金庫協会
森田記念福祉財団
ニチダン
理容坂口
iAT建設
ニホン・ミック
町角のタムタム中尾
近畿労働金庫
日本尊厳死協会関西支部
共同精版印刷

(さらに…)

「第36回わたぼうし音楽祭」発表8作品決定!

  5月22日の2日間にわたり第36回わたぼうし音楽祭「作詩・作曲の部」の選考会を、約30人の市民選考委員の参加により行いました。全国から作詩の部/467作品、作詩・作曲の部/234作品が寄せられ難航した選考の結果、第36回わたぼうし音楽祭「作詩・作曲の部」発表作品が決定しました。

第36回わたぼうし音楽祭「作詩・作曲の部」入選8作品

 ありがとう オパール

?盲導犬オパール号に寄せて?

作詩:藤田芳雄[新潟県長岡市・63歳]

作曲:戸川 悠[千葉県船橋市・29歳]

 

青空映す つぶらな瞳

あの町 この町 たくさん見てきたね

君がいたから ずっと歩いてこれた

君と出会って 僕の世界は変わったよ

見えない僕の手に いつも君のハーネス

ありがとうオパール 今日までありがとう

 

君と歩けば 雨でも楽しい

あの道 この道 たくさん歩いたね

きっと忘れない 遠く離れていても

君と過ごした この10年の想い出を

見えない僕の手に いつも君のハーネス

ありがとうオパール 今日までありがとう

 

君といたなら 笑顔が見える

あの人 この人 たくさん出会ったね

両手いっぱい 夢と勇気をくれた

明日(あす)から君は 君のために生きるんだ

見えない僕の手に いつも君のハーネス

ありがとうオパール 今日までありがとう 

 

 

生命のハーモニー

作詩:早川奈美江[静岡県袋井市・37歳]

作曲:森崎剛史[大阪市・32歳]

 

世界中を

イライラと悲しみのニュースが

今日を騒がせている

忘れているね 大切なその心を

 

ほら、たくさんの

喜びとありがとうが

Melodyを奏でているよ

聞こえるでしょう? あなたにも

 

生命(いのち)と生命(いのち)の出逢いは

勇気と希望のハーモニー

あなたとわたしの出逢いは

過去(きのう)と未来(あした)のハーモニー

この世にいらない命は

ひとつもないはずだから

 

世界中を

ため息と戸惑いのニュースが

今日を騒がせている

忘れているね その大切な重さを

 

ほら、たくさんの

温もりと優しさが

Melodyを奏でているよ

聞こえるでしょう? あなたにも

生命(いのち)と生命(いのち)の出逢いは

奇跡と絆のハーモニー

あなたとわたしの出逢いは

笑顔と涙のハーモニー

この世にいらない命は

ひとつもないはずだから

 

 

 

買い物

作詩:東野玲央[兵庫県加古川市・13歳]

作曲:新里秀一/b>[大阪府堺市・47歳]

 

ぼくは 中学生

まだ 一人で行ったことがない

買い物に

家からの道順だって覚えてる

迷わず行ける自信もある

でも 線路を渡るのがちょっと不安

レールにタイヤがはまったらどうしよう

車椅子がこけたら 一人で起き上がれない

充電切れたら 動けない

お母さんがきっと心配する

それでもいつか

行ってやるぞ きっと

一人で買い物に

 

ぼくは 中学生

まだ 一人で行ったことがない

買い物に

探して選んでレジに並べる

お金を払える自信もある

でも 通路を通るのがちょっと不安

途中に段差があったらどうしよう

品物が落ちたら 一人で拾えない

高すぎ低すぎ 届かない

お母さんがきっと心配する

それでもいつか

行ってやるぞ 絶対

一人で買い物に

 

 

言葉?ことのは?

作詩:有川梗子[奈良市・43歳]

作曲:坂本歩美[神奈川県川崎市・28歳]

 

君の横顔に

「ありがとう」って言ってみる

にっこり笑い振り返る君

…ありがとう

それは誰かさんと 誰かさんをつなぐ

やさしい言葉(ことのは)

 

君の寝顔に

「おやすみ」と言ってみる

すやすやと寝息をたてる君

…おやすみ

それは誰かさんと 誰かさんが

明日を待っている

約束の言葉(ことのは)

 

君の泣き顔に

「ダイジョウブ」って言ってみる

泣き止んで鼻を垂らす君

…ダイジョウブ

それは誰かさんが 誰かさんに伝える

絆の言葉(ことのは)

 

ことのは

それは誰かさんと 誰かさんをつなぐ 魔法の葉っぱ

赤や黄色、緑の葉っぱを一枚…二枚…

ヘタクソでいい 拙(つたな)くていい

葉っぱを重ねて人はつながる

 

ことのは

君が突然

「ママ、だいすき」って言う

それは君がママだけにくれる 真実の言葉

「ママも君がだいすきだよ」

それは君とママをつなぐ 愛の言葉

 

…ありがとう

君にあえてよかった

ママの子でありがとう

 

 

白樺の家

作詩:千葉裕美子[岩手県岩手郡・36歳]

作曲:横澤みな子[奈良県橿原市・32歳]

 

帰りたい 帰りたい

私の心の奥でいつも叫んでいる言葉

 

帰りたい 帰りたい

今 家に居るのに どこに帰りたいの

 

私の生まれた頃から 私の家の前には

一本の白樺が植えられていました

 

私の成長と共に 白樺には葉が生い繁り

どんどん天に伸びていきました

 

そしていつかしら私の家族は

我が家を白樺の家と名づけて

温かい思い出は増えていきました

 

毛虫が落ちるというので

父は白樺の木を切ってしまいました

 

残ったのは切り株だけ

私が高校三年生の冬でした

 

その頃 私の体と心にパニックがおこり

どんどんわからなくなっていきました

 

何を見て何を感じ 何を欲し何を想っているかが

全てわからなくなってしまいました

 

気がつくと精神科病棟のベッドの上で

私は白樺の家を想っていました

 

お見舞いに来てくれた母の涙を

私は一生忘れられないでしょう

 

私は全てを失ってしまった

 

私の開けてしまったパンドラの箱の

沢山のカード

 

楽しいはずのキャンパスライフ

夢だった介護の仕事

せっかくできた親友

淡く散った初恋の苦さ

 

全てが消えてしまいたった一枚

残ったカードには

白樺の家と書いてありました

 

帰りたい 帰りたい

私が心の奥でいつも叫んでいる言葉

 

帰りたい 帰りたい

今 家に居るのに どこに帰りたいの

 

今 白樺の木の切り株に座り

目を閉じて思うのです

 

私は何も失ってなんかいないのかもしれないと

 

白樺の木と共に

白樺の家と共に

 

大切な家族と共に 

 

 

先生の声

作詩:野崎富美子[山口県下関市・43歳]

作曲:三木祐子[大阪府高槻市・27歳]

 

先生と もむ練習をした

はじめは 私の背中をおしてくれた

体がぬくもった

痛いところに鍼をしてくれた

今度は私が 先生の背中を指圧する

手が ふるえてるぞ

速い 速い

もっと ゆっくりゆっくり

同じかんかくで

 

先生とかわりばんこに

もまれたり もんだり

私ができないと言ったら

だから練習するんだと

しんけんだ

 

時間がたつのもわすれて

練習した

 

先生と直に 身体(からだ)に

手をあてて ふれあい 教えてもらうと

気もちが つうじあっていくみたい

先生のゆびには きもちがある

後から気づいた 本もののやさしさ

心には形はないけれど

見えないものに 本ものがある

 

声を聞くと あかりがともる

肩にのせた手で 温度がわかる

先生の話す声は ひかりがある

色もあるし かおりもするよ

あなたも声を出してね

おなかの中や 体のまん中が

あたたかくなったよ

 

 

空からのキャスティング

作詩:小林 聡[大阪市・45歳]

作曲:ほんだすぐる[富山市・32歳]

 

空から下りてきたシナリオで

与えられた役柄を 演じてきたけど

ここから先は 自分で物語を創っていく

運命は変えられると信じているから

 

自分を演じる 悲しさと喜び 繰り返しながら

誰かに生かされている喜びを感じる

自分を追い詰めて 眠れぬまま朝を迎え

絞り出した答えを信じて また演じ続ける

 

思い通りにいかないことを 他人のせいにして

楽な場所へ逃げようと 言い訳を並べてた

同じサイクルでやってくる 苦しいことは

ハッピーエンドに続く演出だと信じたい

 

同じ時代の中で 何十億の物語が流れ 交差している

空から下りてきたキャスティングを 僕は怨んではいない

この役は僕にしか出来ないからだ

 

生きることは 段取りよくはいかない

何かを始めれば 必ず壁にぶつかる

だからといって 何もしなければ何も変わらない

勇気を出して 叩き割れ

 

怖がりで臆病なことは 自分が一番知っている

だから少し背伸びして 強い自分を演じてみた

 

見慣れているはずの街並みが

 

少し違った景色に見えた

すれ違う人の視線さえ 風に感じた

 

出会えた人たちに感謝しながら

与えられた命と時間を大切に生きていく

カーテンコールには まだ早い

 

同じ時代の中で 何十億の物語が流れ 交差している

空から下りてきたキャスティングを 僕は怨んではいない

この役は僕にしか出来ないからだ

 

ふたりで 

作詩:小玉聖紀[福井県鯖江市・46歳]

作曲:岩崎 聡[福井県鯖江市・35歳]

 

風がね 温めになったので

でかけてきます

どこへ行くかは内緒です

初めのうちは

ふたり何でも知って

解ってないと って思っていたけど

今は心地いいのがうれしい

がんばらんのが心地いい

これからも身の丈でいこう

僕らの

暖かさ目指して

 

夢がね 見つかりそうだから

歩いてきます

どこへ行くかは秘密です

新たな道を

探し出すこと知って

ドキッとしながら歌っていくのと

君の笑顔見るのがうれしい

語り合うから気持ちいい

明日からは背伸びはやめよう

僕らの

豊かさを目指して

 

WHITE RODY PROJECT「こんなロディ見たことない!」

 WHITE RODY PROJECT

こんなロディ見たことない!おかしくてかわいくてたのしいアート展

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会期:5月14日(土)?6月4日(土)日・月休日

時間:11:00?17:00

※5月29日(日)は春咲きバザール開催のためオープン

 

♪5月28日(土)は、ロディと遊ぼう!

「ロディがやってくる!!」 

  ロディが遊びにやってくるよ。

「キットパスでロディを描こう!」

  キットパスは、つるつるしたガラス面や

  ホワイトボードに、スムーズに絵を描いて

  水拭きで簡単に消せる

  環境やからだにやさしい固形マーカー。

  HANAギャラリーの大きなガラスに

  みんなでロディの絵を描こう!

 

ホワイトロディプロジェクトの詳細はこちら→クリック

 

 

障害者アート マネジメント セミナー開催/埼玉

【セミナーのご案内】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第11回全国障害者芸術・文化祭埼玉大会
障害者アート マネジメント セミナー
~障害のある人のアートの創作からアウトプットまで
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今、障害のある人の作品の展覧会、デザインした商品などが、とて
も注目を集めています。ショップや雑誌など実際に目にされた方も
多いのではないでしょうか?障害のある人が創作をして生まれた表
現・・・この創造性あふれる表現をマネジメントし、広く社会・市
場につなげていくための考え方や手法を、共に考え、学びませんか?

■詳細・お申し込みはこちらから(全国障害者芸術・文化祭埼玉大会ウェブサイト)
http://www.saitama-artfes.com/
─────────────────────────────────
■日時:6月25日(土)13:30~17:00
     6月26日(日)10:00~16:30
■会場:25日 浦和ふれあい館(さいたま市)
     26日 埼玉県男女共同参画推進センター with youさいたま
    *1日目と2日目で会場が異なりますのでご注意ください。
■定員:100人(先着順、定員に達し次第、締切となります)
参加費無料
─────────────────────────────────
■プログラム
●25日
□講演「障害のある人のアートの可能性~welfareからworkへ」
 播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)
□事例報告「表現と社会をつなぐ仕組みづくり」
①るんびにい美術館/岩手県 村井資
②葦の家/福岡県 村谷つかさ
③工房しょうぶ/鹿児島県 土井初音
 
●26日
□講演「障害のある人のアートを社会につなぐマネジメント」
岡部太郎(財団法人たんぽぽの家スタッフ)
□分科会(午前/午後で1つずつご参加いただきます)
①「作品を生みだす工夫と環境づくり」 
 中井幸子(画家)/朝比奈益代(NPO法人La manoクラフト工房 ラ・まのスタッフ)
②「作品をまもるスキル~作品の管理と記録」
 藤井克英(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)/
 清水啓一(たんぽぽの家アートセンターHANAアートアドバイザー)
③「作品を魅力的にみせる方法」
 中津川浩章(美術家、(社福)みぬま福祉会工房集アートディレクター)
─────────────────────────────────

■お申込み方法
次の事項を記載の上、下記「お申込み・お問い合わせ先」に
E-mail、faxまたは電話でお申し込みください。
①セミナー参加希望の旨
②氏名、所属団体(施設・学校など)
③連絡先住所、電話(fax)番号、E-mail
④希望する分科会(2日目)を2つ
*ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

■対象
2日間とも参加できる方であれば、どなたでも。

■お申込・問い合わせ先
第11回全国障害者芸術・文化祭 埼玉大会実行委員会事務局
(埼玉県福祉部障害者福祉推進課内)
TEL:048‐830-3312 FAX:048-830-4789
E-mail a3300-04@pref.saitama.lg.jp

■主催 厚生労働省・埼玉県・さいたま市
■企画:財団法人たんぽぽの家