奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA2011-2012

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来年1月27日から開催される、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA」の専用ページが立ち上がりました。各プロジェクトの詳細や、プログラムの新着情報、アーティストや作品などの詳細情報を逐一発信していきます。HAPPY  SPOTをさらに楽しみたい方、ぜひご覧ください!

http://popo.or.jp/happyspotnara/

「鹿の劇場」舞台公演3夜 HAPPY SPOT NARA 2011-2012

奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2011-2012は、奈良ではじめての個性豊かなアーティストたちの芸術祭です。人と人をつなぐアートの力をいかして「渇きを癒す」空間を奈良につくりました。 「鹿の劇場」は、HAPPY SPOT NARAの一環として、奈良でもっと面白い舞台を!を合言葉に舞台表現の「エッジ(先端)」を見せます。音楽、ダンス、演劇、語り・・・障害のある人の表現は、絵画や造形だけではありません。人と人の関わりあいの楽しさ、人間の存在のおもしろさ、不思議さを存分にご覧ください。

日時
2012年1月27日(金)、2月2日(木)2月3日(金)
18:00?(受付17:30?)
会場
奈良市ならまちセンター 市民ホール shikanogekijo_map.pdf
定員
各回300人(定員に達し次第、締切となります)
参加費
無料
主催
奈良県
実施運営
奈良県障害者アート創出事業実行委員会

 こちらからチラシがダウンロードできます shikanogekijo_omote.pdf shikanogekijo_ura.pdf

鹿の劇場①「みんなの音楽」 1月27日(金)17:30開場 18:00開演

「ひかり園音楽隊」 出演:松本真理子・マリンバアンサンブル“テトラ”・チーム「ひかり」

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マリンバ奏者・松本真理子さん率いる「ひかり園音楽隊」が、エネルギッシュな演奏と歌を力いっぱい届けます。

「0(ゼロ)からの作曲/みんなで合奏」 出演:森本アリ・0からの発表楽団

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参加型の舞台です。観客も参加者になって、誰でも出来る作曲と演奏にチャレンジします。ご自宅に眠っている楽器がある方はご持参ください(楽器がない方でも参加いただけます)。

0からの発表楽団にご参加ください! 13:00 ?15:30

会場:ならまちセンター リハーサル室 定員:20人 ※楽器をご持参ください。 内容:0からの作曲をリードするコアメンバーを募集しています。お気軽にご参加ください! 詳細は事務局までお問い合わせください。

特別ゲスト:あおはにジャンベチーム

 

鹿の劇場②「からだの発見」 2月2日(木)17:30開場 18:00開演

「ここだけの話」振付け・出演:砂連尾理 出演:安藤共博、佐々木大喜 音楽:西川文章

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スーツの男が2人。そこから生まれるスリリングなコミュニケーションは、新しいコトバか、はたまたダンスなのか。人がもつ根源的な繋がりが静かに広がっていく世界・・。(写真:金子由郎)

「うまれる」 出演:奥谷晴美×佐久間新×ジェリー・ゴードン

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ダンス事故。なにが起こるのか分からない。前回の公演は事故だった。そこから最高のダンスがうまれた。

「アルクアシタ」 出演:森田かずよ

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今確かにここに「アル」、私が、歩くのは「アシ」で? どこに向かって歩くのか。向こうへ、明日へ、未来へ。(写真:金子由郎)

アフタートーク「障害のある人と身体表現の可能性」大谷燠×砂連尾 理×佐久間 新

 

ディレクション:NPO法人 DANCE BOX

鹿の劇場③「物語の力」 2月3日(金)17:30開場 18:00開演

語り公演:「花咲き山」「ひとりぼっちのミミズ」「憲法絵本を語る」 出演:上埜英世、伊藤樹里

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障害を個性として生かし、物語を伝えつづける語り部たち。存在をかけたそれぞれの物語をお聞きください。

演劇公演:「ゴドーをまちながら」演出:もりながまこと 出演:くらっぷ

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サミュエル・ベケットの不条理劇を本格派演劇集団が演じます。先の読めない世界をお楽しみ下さい。

アフタートーク:「演じること、生きること?演劇の魅力」もりながまこと×鈴木励滋(地域作業所カプカプ所長、舞台表現批評)

 

申込方法 

  1. 下記の参加申込フォームからお申込みいただけます。うまくアクセス出来ない場合は次の事項を添えて、事務局までTel、FAX、またはEmailにてお申込みください。
    ①参加者名、②連絡先(電話番号または、Emailアドレス)、③ご参加をご希望の回と人数。
    *お申込みの際は、件名に必ず「鹿の劇場」と明記してください
  2. お申し込み完了のご連絡を差し上げます。事務局からの受付連絡をもって、受付手続き終了となります。

お申込み/お問合せ

HAPPY SPOT NARA事務局

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 財団法人たんぽぽの家 内
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
Email: happyspot★popo.or.jp(★を@に変換して送信してください)

福祉をかえるアート化セミナー

MENU 開催趣旨 オプションプログラム 1日目
プログラム
2日目
プログラム
発表者募集 申込方法 送迎案内
会期
2012年1月28日[土]・29日[日]
オプションプログラム 1月27日[金]
会場
たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市六条西3-25-4)[地図を開く]
定員
各日100名 申込先着順
参加費
一般15,000円  学生/メンター会員10,000円
奈良県在住・在勤・在学の方はこちらをご覧ください。
主催
財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会
共催
特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン、特定非営利活動法人まる

障害者アートとソーシャルビジネス

日々の幸福と人生の満足と所得をどう結びつけるか

これまで障害のある人たちの表現活動は余暇活動の一つとみなされてきました。しかし近年、芸術的価値が認められ、アートと評価される一方でデザインと結びつき、商品化が進んでいます。私たちは「アートを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、すべての人の権利」という考えのもと、2002年から「福祉をかえる『アート化』セミナー」を開催してきました。ここから生まれたネットワークが「障害者アート」の新しい地平を拓いていることに意を強くしています。

今回は生きがい、働きがいといった「労働の尊厳」と、それらが所得とどう関わるのかを、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。プログラムは、これから『アート化』に取り組む人のためのものと、アートを「仕事」にする人のためのものとの二つを用意しました。みなさんの参加をお待ちしています。

オプションプログラム

1月27日[金]14:00-17:00

オプション
選択(ア)

奈良県障害者芸術祭[Happy Spot Nara]ツアー

会場=奈良県文化会館、ならまちほか
集合=13:45 奈良県文化会館[地図を開く]2階展示室 会場入口
定員=20人(参加費無料)
障害のある人の表現の可能性を広げるアートリンク、プライベート美術館を中心に、障害のある人の表現の開発とアウトプットを、具体的事例から考える。
※奈良県文化会館展示室で「アートリンクプロジェクト」「アートキャンプワークス」などの作品を見た後は、奈良町界隈のカフェやおみやげもの屋さんなどに展示されている「プライベート美術館」の作品を歩いて見て回ります。
ナビゲータ=阿部こずえ(財団法人たんぽぽの家スタッフ)
オプション
選択(イ)

重度の障害のある人の可能性をひらく

会場=たんぽぽの家アートセンターHANA
定員=20人(参加費2,000円)
どんなに障害が重くても、その人の日常・人生を楽しく充実したものにかえる力が、アートにはある。たんぽぽの家アートセンターHANAの事例から考える。
竹谷勇香里(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家スタッフ)
高鍋篤子(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家スタッフ)

1日目プログラム

1月28日[土]13:30-17:00

12:30-
受付
13:30-
オリエンテーション
13:40-14:40
[60分]

基調講演1

川添高志(ケアプロ株式会社代表)

社会にとって必要な仕事をつくる

既存の保険サービスから抜け落ちている「健康弱者」を救うため に、"ワンコイン検診"で革新的なサービスをプロデュースするケアプロ。社会のニーズと夢を実現するソーシャルビジネスの理念と方法について報告する。
14:50-15:30
[40分]

基調講演2

播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)

障害のある人のアートと幸福追求権

障害のある人たちは生存権の保障は考えられてきたが、幸福追求権の保障は配慮されてこなかった。アート活動は幸福を追求する手立てとして、また人間観、世界観を変える方策として注目されている。
15:40-16:20
[40分]

講義

石川敬之(奈良県立大学准教授)

ソーシャルビジネスとは何か

「ビジネス」といえば営利の追求を目的としていると思われがちだが、営利を超えて社会変革をめざすビジネスもある。社会的に弱い立場におかれている人たちを支える新しいビジネスとは何か。
16:20-17:00
質疑応答
18:00-20:00
交流会(オプション/参加費3,000円)

2日目プログラム

1月29日[日]9:00-10:00/10:00-16:30

  選択プログラムA
これから「アート化」に取り組む人のためのコース
選択プログラムB
アートを「仕事」にするための人の実践プログラム
9:00-10:00 たんぽぽの家アートセンターHANA見学ツアー(オプション/参加無料)
10:00-11:00

A-1
障害のある人とアート?個人の夢を支える

山下完和(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長/滋賀)
なぜ、福祉施設でアート活動に取り組むのか。やまなみ工房の理念と活動から考える。

B-5
コミュニケーションをつくる商品のディスプレイ

加藤未礼(コミュニケーションデザイナー、おおきな木代表/東京)
いつ、どこで、どのように何を伝えることで、購買行動につなげるのか。つくる人と買う人をつなぐコミュニケーション技術としてのディスプレイを学ぶ。

B-6
原石を輝かせるデザインの力?商品開発の事例から

伊原亜希子(デザイナー、エイブルアート・カンパニー商品開発ディレクター/東京)
施設にあふれるさまざまな表現を輝かせるために、デザインは必要不可欠である。社会のニーズをつかみ、適切な方法でその価値を人に伝える方法を学ぶ。
11:00-12:00

A-2
アートスペースに必要なものは何か

池永健介(特定非営利活動法人まる 工房まる主任/福岡)
創造する環境を整えるためのキーワード「場所、材料・道具、人、仕組み」から実践を紹介する。
12:00-13:30 昼食
HANAランチをご利用いただけます(オプション/500円)
13:30-14:30

A-3
多様な表現をアウトプットする展覧会

武捨和貴(社会福祉法人かりがね福祉会 風の工房 統括リーダー/長野)
障害のある人の個性や表現は多様である。それをどのように編集し見せるかで、伝わり方はかわる。展覧会を通したアウトプットを考える。

B-7
メディアの力

藤野幸子(雑誌「ariya」発行編集人/福岡)
福祉施設ならではの、ものづくりに関するエピソードや話題を編集し発信する。福岡の障害のある人・アート・商品の魅力を伝える編集力を学ぶ。また、障害者施設商品の拡販に取り組む、福岡市のプロジェクトを紹介する。

B-8
販売戦略とメディア

村上智則(日本財団 公益・ボランティア支援グループ福祉チーム/東京)
全国の障害者施設で作られた製品のなかから本当に優れたモノだけを厳選しブランド化した「真心絶品」。一般消費者の目線からみた基準づくりと、ウェブサイトによる広範な販売戦略を紹介する。

B-9
商品の流通と管理

笠原慎一(有限会社ねば塾/長野)
手作り、無添加、ユニークなネーミングなどを重視し、大手石鹸メーカーとの明確な差別化をはかり工賃アップを成功させた「ねば塾」。成功に至るための広範な流通先の開拓、製品管理、品質保持の仕組みを紹介する。また、そこにどのように利用者が参加しているのか、その秘訣を学ぶ。
14:30-15:30

A-4
商品化を通して表現を社会に伝える

村谷つかさ(社会福祉法人葦の家福祉会 障がい福祉サービス事業所スタッフ/福岡)
葦の家では、生まれた表現を社会に発表し仕事に結ぶために、商品化に取り組んでいる。このプロセスのなかで変化した利用者、スタッフ、そして施設について報告する。
15:45-16:30

全体プログラム
実践発表

福祉のアート化、障害者アートとソーシャルビジネス、等の実践発表を公募します。

発表者決定

「人と人をつなぎ、心を癒す“百々染”」初瀬尾久美子(いぶき福祉会 第二いぶき)

「わかばの家のアート化についての報告」河原麻代(睦月会 わかばの家)

対象

障害のある人の表現活動に関心のある人。また、アートによるプログラム開発、仕事の開発、アートスペースづくりに関心のある人。

参加申込方法

  1. 「参加申込フォーム」に必要事項を入力してお申し込みください。
    ※ご希望のプログラムに添えない場合は連絡させていただきます。
  2. 参加費(オプション費用を含む)をお近くの金融機関からお振込みください。
    ※振込み手数料はご負担願います。
    • 銀行から:南都銀行 西ノ京支店(普通)0297183 ザイ)タンポポノイエ
    • 郵便局から:01080-6-7812 財団法人たんぽぽの家
      ※通信欄に「セミナー参加費」とお書き添えください。

申し込み締切

2012年1月21日[土]
定員(各日100名)になり次第締め切らせていただきますので お早めにお申し込みください。

おことわり(キャンセル料について)

キャンセルには下記の通りキャンセル料を申し受けますのでご注意ください。

◎1月21日[土]?27日[金]…参加費の50%
◎1月28日[土]…参加費の100%

※やむを得ない事情により、プログラムの一部を変更させていただく場合があります。
※お預かりした個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用させていただきます。

送迎のご案内

近鉄奈良線「学園前」駅南口と、セミナー会場「たんぽぽの家アートセンターHANA」の間を結ぶ無料シャトルバスの運行を予定しております。いずれも、セミナー開催時間/終了時間にあわせた運行になります。

1月27日[金] ※ツアー参加者は奈良県文化会館へ直接お越しください
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 13:30 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:30 近鉄奈良線「学園前」駅南口
1月28日[土]
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 12:00 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:30 近鉄奈良線「学園前」駅南口
たんぽぽの家 交流会終了後、随時 近鉄奈良線「学園前」駅南口
1月29日[日]
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 8:30 たんぽぽの家(見学ツアーご参加の方)
近鉄奈良線「学園前」駅南口 9:30 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:00 近鉄奈良線「学園前」駅南口

関連情報

HANAギャラリー&ショップ

HANAギャラリー&ショップでは、講師に関連する活動紹介、商品の紹介・販売を行います。
やまなみ工房、工房まる、葦の家、おおきな木、ariya、真心絶品、ねば塾、風の工房、エイブルアート・カンパニー ほか

情報交流コーナー

会場に「情報交流コーナー」を設置します。全国から集まった皆さんと情報交換できるチャンスです。配布物または閲覧用の資料をお持ち寄りください。
※掲示物は1団体につきA3サイズ以内、ボードにピン止めできるものに限ります。詳しくは事務局までお問い合わせください。

同時期開催

奈良県障害者芸術祭[Happy Spot Nara 2011-2012]
奈良県ではじめての障害者芸術祭を開催しています。「関係性」をキーワードに展覧会、オンステージプログラム、コミュニティアートプログラムなどを開催しています。ぜひ、あわせてご参加ください。
■会期:2012年1月26日(木)~2月5日(日)
■会場:奈良県文化会館、ならまち周辺ほか

福祉をかえるアート化セミナー

MENU 開催趣旨 オプションプログラム 1日目
プログラム
2日目
プログラム
発表者募集 申込方法 送迎案内
会期
2012年1月28日[土]・29日[日]
オプションプログラム 1月27日[金]
会場
たんぽぽの家アートセンターHANA(奈良市六条西3-25-4)[地図を開く]
定員
各日100名 申込先着順
参加費
無料(奈良県在住・在勤・在学の方に限ります)
※オプション参加費は別途申し受けます
主催
財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会
共催
特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン、特定非営利活動法人まる

障害者アートとソーシャルビジネス

日々の幸福と人生の満足と所得をどう結びつけるか

これまで障害のある人たちの表現活動は余暇活動の一つとみなされてきました。しかし近年、芸術的価値が認められ、アートと評価される一方でデザインと結びつき、商品化が進んでいます。私たちは「アートを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、すべての人の権利」という考えのもと、2002年から「福祉をかえる『アート化』セミナー」を開催してきました。ここから生まれたネットワークが「障害者アート」の新しい地平を拓いていることに意を強くしています。

今回は生きがい、働きがいといった「労働の尊厳」と、それらが所得とどう関わるのかを、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。プログラムは、これから『アート化』に取り組む人のためのものと、アートを「仕事」にする人のためのものとの二つを用意しました。みなさんの参加をお待ちしています。

奈良県/障害者アートボランティアリーダー登録事業

オプションプログラム

1月27日[金]14:00-17:00

オプション
選択(ア)

奈良県障害者芸術祭[Happy Spot Nara]ツアー

会場=奈良県文化会館、ならまちほか
集合=13:45 奈良県文化会館[地図を開く]2階展示室 会場入口
定員=20人(参加費無料)
障害のある人の表現の可能性を広げるアートリンク、プライベート美術館を中心に、障害のある人の表現の開発とアウトプットを、具体的事例から考える。
※奈良県文化会館展示室で「アートリンクプロジェクト」「アートキャンプワークス」などの作品を見た後は、奈良町界隈のカフェやおみやげもの屋さんなどに展示されている「プライベート美術館」の作品を歩いて見て回ります。
ナビゲータ=阿部こずえ(財団法人たんぽぽの家スタッフ)
オプション
選択(イ)

重度の障害のある人の可能性をひらく

会場=たんぽぽの家アートセンターHANA
定員=20人(参加費2,000円)
どんなに障害が重くても、その人の日常・人生を楽しく充実したものにかえる力が、アートにはある。たんぽぽの家アートセンターHANAの事例から考える。
竹谷勇香里(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家スタッフ)
高鍋篤子(社会福祉法人わたぼうしの会たんぽぽの家スタッフ)

1日目プログラム

1月28日[土]13:30-17:00

12:30-
受付
13:30-
オリエンテーション
13:40-14:40
[60分]

基調講演1

川添高志(ケアプロ株式会社代表)

社会にとって必要な仕事をつくる

既存の保険サービスから抜け落ちている「健康弱者」を救うため に、"ワンコイン検診"で革新的なサービスをプロデュースするケアプロ。社会のニーズと夢を実現するソーシャルビジネスの理念と方法について報告する。
14:50-15:30
[40分]

基調講演2

播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家理事長)

障害のある人のアートと幸福追求権

障害のある人たちは生存権の保障は考えられてきたが、幸福追求権の保障は配慮されてこなかった。アート活動は幸福を追求する手立てとして、また人間観、世界観を変える方策として注目されている。
15:40-16:20
[40分]

講義

石川敬之(奈良県立大学准教授)

ソーシャルビジネスとは何か

「ビジネス」といえば営利の追求を目的としていると思われがちだが、営利を超えて社会変革をめざすビジネスもある。社会的に弱い立場におかれている人たちを支える新しいビジネスとは何か。
16:20-17:00
質疑応答
18:00-20:00
交流会(オプション/参加費3,000円)

2日目プログラム

1月29日[日]9:00-10:00/10:00-16:30

  選択プログラムA
これから「アート化」に取り組む人のためのコース
選択プログラムB
アートを「仕事」にするための人の実践プログラム
9:00-10:00 たんぽぽの家アートセンターHANA見学ツアー(オプション/参加無料)
10:00-11:00

A-1
障害のある人とアート?個人の夢を支える

山下完和(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長/滋賀)
なぜ、福祉施設でアート活動に取り組むのか。やまなみ工房の理念と活動から考える。

B-5
コミュニケーションをつくる商品のディスプレイ

加藤未礼(コミュニケーションデザイナー、おおきな木代表/東京)
いつ、どこで、どのように何を伝えることで、購買行動につなげるのか。つくる人と買う人をつなぐコミュニケーション技術としてのディスプレイを学ぶ。

B-6
原石を輝かせるデザインの力?商品開発の事例から

伊原亜希子(デザイナー、エイブルアート・カンパニー商品開発ディレクター/東京)
施設にあふれるさまざまな表現を輝かせるために、デザインは必要不可欠である。社会のニーズをつかみ、適切な方法でその価値を人に伝える方法を学ぶ。
11:00-12:00

A-2
アートスペースに必要なものは何か

池永健介(特定非営利活動法人まる 工房まる主任/福岡)
創造する環境を整えるためのキーワード「場所、材料・道具、人、仕組み」から実践を紹介する。
12:00-13:30 昼食
HANAランチをご利用いただけます(オプション/500円)
13:30-14:30

A-3
多様な表現をアウトプットする展覧会

武捨和貴(社会福祉法人かりがね福祉会 風の工房 統括リーダー/長野)
障害のある人の個性や表現は多様である。それをどのように編集し見せるかで、伝わり方はかわる。展覧会を通したアウトプットを考える。

B-7
メディアの力

藤野幸子(雑誌「ariya」発行編集人/福岡)
福祉施設ならではの、ものづくりに関するエピソードや話題を編集し発信する。福岡の障害のある人・アート・商品の魅力を伝える編集力を学ぶ。また、障害者施設商品の拡販に取り組む、福岡市のプロジェクトを紹介する。

B-8
販売戦略とメディア

村上智則(日本財団 公益・ボランティア支援グループ福祉チーム/東京)
全国の障害者施設で作られた製品のなかから本当に優れたモノだけを厳選しブランド化した「真心絶品」。一般消費者の目線からみた基準づくりと、ウェブサイトによる広範な販売戦略を紹介する。

B-9
商品の流通と管理

笠原慎一(有限会社ねば塾/長野)
手作り、無添加、ユニークなネーミングなどを重視し、大手石鹸メーカーとの明確な差別化をはかり工賃アップを成功させた「ねば塾」。成功に至るための広範な流通先の開拓、製品管理、品質保持の仕組みを紹介する。また、そこにどのように利用者が参加しているのか、その秘訣を学ぶ。
14:30-15:30

A-4
商品化を通して表現を社会に伝える

村谷つかさ(社会福祉法人葦の家福祉会 障がい福祉サービス事業所スタッフ/福岡)
葦の家では、生まれた表現を社会に発表し仕事に結ぶために、商品化に取り組んでいる。このプロセスのなかで変化した利用者、スタッフ、そして施設について報告する。
15:45-16:30

全体プログラム
実践発表

福祉のアート化、障害者アートとソーシャルビジネス、等の実践発表を公募します。

発表者決定

「人と人をつなぎ、心を癒す“百々染”」初瀬尾久美子(いぶき福祉会 第二いぶき)

「わかばの家のアート化についての報告」河原麻代(睦月会 わかばの家)

対象

障害のある人の表現活動に関心のある人。また、アートによるプログラム開発、仕事の開発、アートスペースづくりに関心のある人。奈良県内に在住・在勤・在学の人。

参加申込方法

  1. 「参加申込フォーム」に必要事項を入力してお申し込みください。
    ※ご希望のプログラムに添えない場合は連絡させていただきます。
  2. オプション参加費は当日会場にて申し受けます。

申し込み締切

2012年1月21日[土]
定員(各日100名)になり次第締め切らせていただきますので お早めにお申し込みください。

※やむを得ない事情により、プログラムの一部を変更させていただく場合があります。
※お預かりした個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用させていただきます。

送迎のご案内

近鉄奈良線「学園前」駅南口と、セミナー会場「たんぽぽの家アートセンターHANA」の間を結ぶ無料シャトルバスの運行を予定しております。いずれも、セミナー開催時間/終了時間にあわせた運行になります。

1月27日[金] ※ツアー参加者は奈良県文化会館へ直接お越しください
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 13:30 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:30 近鉄奈良線「学園前」駅南口
1月28日[土]
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 12:00 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:30 近鉄奈良線「学園前」駅南口
たんぽぽの家 交流会終了後、随時 近鉄奈良線「学園前」駅南口
1月29日[日]
出発地 出発時刻 行き先
近鉄奈良線「学園前」駅南口 8:30 たんぽぽの家(見学ツアーご参加の方)
近鉄奈良線「学園前」駅南口 9:30 たんぽぽの家
たんぽぽの家 17:00 近鉄奈良線「学園前」駅南口

関連情報

HANAギャラリー&ショップ

HANAギャラリー&ショップでは、講師に関連する活動紹介、商品の紹介・販売を行います。
やまなみ工房、工房まる、葦の家、おおきな木、ariya、真心絶品、ねば塾、風の工房、エイブルアート・カンパニー ほか

情報交流コーナー

会場に「情報交流コーナー」を設置します。全国から集まった皆さんと情報交換できるチャンスです。配布物または閲覧用の資料をお持ち寄りください。
※掲示物は1団体につきA3サイズ以内、ボードにピン止めできるものに限ります。詳しくは事務局までお問い合わせください。

同時期開催

奈良県障害者芸術祭[Happy Spot Nara 2011-2012]
奈良県ではじめての障害者芸術祭を開催しています。「関係性」をキーワードに展覧会、オンステージプログラム、コミュニティアートプログラムなどを開催しています。ぜひ、あわせてご参加ください。
■会期:2012年1月26日(木)~2月5日(日)
■会場:奈良県文化会館、ならまち周辺ほか

「鹿の劇場」舞台公演3夜 HAPPY SPOT NARA 2011-2012

奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2011-2012は、奈良ではじめての個性豊かなアーティストたちの芸術祭です。人と人をつなぐアートの力をいかして「渇きを癒す」空間を奈良につくりました。 「鹿の劇場」は、HAPPY SPOT NARAの一環として、奈良でもっと面白い舞台を!を合言葉に舞台表現の「エッジ(先端)」を見せます。音楽、ダンス、演劇、語り・・・障害のある人の表現は、絵画や造形だけではありません。人と人の関わりあいの楽しさ、人間の存在のおもしろさ、不思議さを存分にご覧ください。

日時
2012年1月27日(金)、2月2日(木)2月3日(金)
18:00?(受付17:30?)
会場
奈良市ならまちセンター 市民ホール shikanogekijo_map.pdf
定員
各回300人(定員に達し次第、締切となります)
参加費
無料
主催
奈良県
実施運営
奈良県障害者アート創出事業実行委員会

 こちらからチラシがダウンロードできます shikanogekijo_omote.pdf shikanogekijo_ura.pdf

鹿の劇場①「みんなの音楽」 1月27日(金)17:30開場 18:00開演

「ひかり園音楽隊」 出演:松本真理子・マリンバアンサンブル“テトラ”・チーム「ひかり」

hikarien.jpg

マリンバ奏者・松本真理子さん率いる「ひかり園音楽隊」が、エネルギッシュな演奏と歌を力いっぱい届けます。

「0(ゼロ)からの作曲/みんなで合奏」 出演:森本アリ・0からの発表楽団

ari.jpg

参加型の舞台です。観客も参加者になって、誰でも出来る作曲と演奏にチャレンジします。ご自宅に眠っている楽器がある方はご持参ください(楽器がない方でも参加いただけます)。

0からの発表楽団にご参加ください! 13:00 ?15:30

会場:ならまちセンター リハーサル室 定員:20人 ※楽器をご持参ください。 内容:0からの作曲をリードするコアメンバーを募集しています。お気軽にご参加ください! 詳細は事務局までお問い合わせください。

特別ゲスト:あおはにジャンベチーム

 

鹿の劇場②「からだの発見」 2月2日(木)17:30開場 18:00開演

「ここだけの話」振付け・出演:砂連尾理 出演:安藤共博、佐々木大喜 音楽:西川文章

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スーツの男が2人。そこから生まれるスリリングなコミュニケーションは、新しいコトバか、はたまたダンスなのか。人がもつ根源的な繋がりが静かに広がっていく世界・・。(写真:金子由郎)

「うまれる」 出演:奥谷晴美×佐久間新×ジェリー・ゴードン

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ダンス事故。なにが起こるのか分からない。前回の公演は事故だった。そこから最高のダンスがうまれた。

「アルクアシタ」 出演:森田かずよ

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今確かにここに「アル」、私が、歩くのは「アシ」で? どこに向かって歩くのか。向こうへ、明日へ、未来へ。(写真:金子由郎)

アフタートーク「障害のある人と身体表現の可能性」大谷燠×砂連尾 理×佐久間 新

 

ディレクション:NPO法人 DANCE BOX

鹿の劇場③「物語の力」 2月3日(金)17:30開場 18:00開演

語り公演:「花咲き山」「ひとりぼっちのミミズ」「憲法絵本を語る」 出演:上埜英世、伊藤樹里

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障害を個性として生かし、物語を伝えつづける語り部たち。存在をかけたそれぞれの物語をお聞きください。

演劇公演:「ゴドーをまちながら」演出:もりながまこと 出演:くらっぷ

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サミュエル・ベケットの不条理劇を本格派演劇集団が演じます。先の読めない世界をお楽しみ下さい。

アフタートーク:「演じること、生きること?演劇の魅力」もりながまこと×鈴木励滋(地域作業所カプカプ所長、舞台表現批評)

 

申込方法 

  1. 下記の参加申込フォームからお申込みいただけます。うまくアクセス出来ない場合は次の事項を添えて、事務局までTel、FAX、またはEmailにてお申込みください。
    ①参加者名、②連絡先(電話番号または、Emailアドレス)、③ご参加をご希望の回と人数。
    *お申込みの際は、件名に必ず「鹿の劇場」と明記してください
  2. お申し込み完了のご連絡を差し上げます。事務局からの受付連絡をもって、受付手続き終了となります。

お申込み/お問合せ

HAPPY SPOT NARA事務局

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 財団法人たんぽぽの家 内
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
Email: happyspot★popo.or.jp(★を@に変換して送信してください)

たんぽぽの家 冬のギフト2011

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全国の障害のある人たちがつくる“うまいもの”と“アートグッズ”を紹介します。

お知り合いの方への冬のごあいさつとして、ご自身へのご褒美として、バラエティ豊かな贈り物はいかがでしょうか。

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【1.お申込み方法】→フォームに必要事項をご記入いただき、たんぽぽの家HANAショップ e-mail gift@popo.or.jp FAX 0742-49-5501 にお送りください。(担当:上村、渡邊)

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【2.お申込フォームはこちら】 

冬のギフト2011 申し込みフォーム(エクセル)をダウンロード → wintergift-sheet.xls

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【3.お申込み締め切り】 2012年1月14日(土)

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◎「冬のギフト」の売上は、障害のある人の活動資金にあてられます。

◎ウェブに掲載の商品は、実際の商品と使用が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。(価格はすべて税込価格となります。)

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【 ページ / 1 ・  ・  ・  】

 010-soba.jpg (1)【製麺屋三座/岡山県】

a.半生そばセット…2,500円(そば2人前220g×4袋、つゆつき)

b.蒜山高原そばセット…3,000円(そば90g×6袋、つゆつき)

*自家栽培のそばを一粒一粒石臼挽きし、伝統的な技で練り上げ風味とコシのあるそばに仕上げました。蒜山の自然の恵みと命の輝きをお届けします。

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020-sosage.jpgのサムネール画像 (2)【寧楽共働学舎/北海道】

 *各セット、10セット限定!

ベーコン・ソーセージセット

a.セット…3,000円(ソーセージ/あらびき300g×1袋・プレーン300g×1袋、ベーコン300g×1袋)

b.セット…5,000円(ソーセージ/あらびき250g×2袋・プレーン250g×2袋、ベーコン500g×1袋)

*北海道小麦と酵母飼料で丁寧に育てられた豚肉を使用しています。保存料や添加物は一切使用しない安心安全、新鮮なソーセージ、ベーコンを食卓の主役にどうぞ。

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030-udon.jpgのサムネール画像 (3)【川越いもの子製麺/埼玉県】

小江戸うどんセット…2,700円(250g×10袋)

*二段熟成によるコシの強さと半生仕上げによる手作りのみずみずしい麺です。小麦粉は亀城庵、塩は天然海水塩を使用。「彩の国優良ブランド品」「小江戸川越ブランド産品」に認定された逸品です。 

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040-mominoki.jpgのサムネール画像のサムネール画像 (4)【もみの木作業所/鳥取】

 洋菓子詰め合わせ

 a.7種セット…1,500円(クッキー/メレンゲ45g・レモン90g・チョコチップ55g、スノーボール8個、サブレ6枚 焼きドーナツ/プレーン・チョコ各1個)

b.10種セット…2,000円(クッキー/ココア90g・レモン90g・チョコチップ55g・ハーブ60g・アーモンド55g、スノーボール8個、きな粉8個、サブレ6枚、焼きドーナツ/プレーン・チョコ各1個)

c.14種セット…3,000円(クッキー/ココア90g・レモン90g・チョコチップ55g・メレンゲ45g・ハーブ60g・アーモンド55g・レーズン55g、しおキャンディー50g、スノーボール8個、きな粉8個、焼きドーナツ/プレーン・チョコ各2個)

*口の中で広がる香りや食感にこだわって、手作りしています。クッキーと洋菓子の詰め合わせは、どなたにも喜ばれる贈り物です。

 

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005-kakinoha.jpgのサムネール画像(5)【壱陽館/奈良県】

柿の葉すし 20個…2,850円(10個・460g×2袋)

*奈良の郷土料理を無添加・無農薬の食材にこだわって手づくりしています。伝統的な製法でつくられたお寿司は、昔ながらのお 

 

 

【 ページ / 1 ・  ・  ・  】

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 送料について  

A-B.jpg送料 cool-.jpg クール便(冷蔵or冷凍)でお届けします。

◯発送エリア

発送エリア送料A送料B 
関西(大阪、京都、奈良、滋賀、兵庫、和歌山) 550円 850円 
北陸・中国(富山、石川、福井、山口、広島、岡山、鳥取、島根) 580円  950円
中部(静岡、愛知、三重、岐阜) 580円 750円

関東・信越(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木、山梨、新潟、長野)

 650円 

 700円

四国・九州(愛媛、香川、高知、徳島、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)  650円 1,200円
南東北(宮城、山形、福島)   850円  600円
北東北(青森、秋田、岩手)  950円  600円
 沖縄 1,260円 1,400円
北海道  1,470円  750円

 

小林弘典(アーティスト)

小林弘典(アーティスト)
 

 

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 小林弘典は、中学校在学中、美術の先生に才能を認められ美術部に所属した。当初は漫画家を目指していたが、高校卒業後、大阪芸術大学に進学し小池一夫先生に出会い、「漫画家より絵本作家の方が適している」と指導を受け絵本作品の制作活動に入った。

大学卒業後は何度も就職を試みるも、発達障害があることにより社会的理解の壁が大きく、なかなか就職には結びつかなかった。現在は就労移行事業所“NPO法人 地域活動支援センター ぷろぼの”で就職に向けてのパソコン訓練を受けている。

絵本作家を目指す彼の志は高く、その前向きな姿勢と創作意欲には脱帽するばかりである。小林の絵画にはどれも、見る人が皆笑顔で微笑んでしまう魅力がある。

*左の作品タイトル「火の精霊」

*下の作品タイトル「宇宙の鬼」

 

 

 

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 作品には、伝説的なモンスター・聖獣・精霊・妖精などが多く登場する。独自のキャラクターも多く、作家の個性が反映された独特の色使いでアニメ化したモンスター が表現されている。また、力強い線の描写、曲線も彼の作品を特徴づけている。色は、バックとのコントラストを踏まえ、原色を中心とした配色がなされている。

 西洋の龍は邪悪な存在として伝えられることが多いが、東洋の龍は、神、聖なる存在として崇められているので好んで描くことが多い。仏像や七福神にも興味があるという。

登場するキャラクターの活躍で、読む人をほんわかとした気持ちにさせてくれる絵本作品も数多くある。版画作品もあり、その柔らかな色遣いは作家の優しい人柄が出ているようだ。

小林は、「自分の作品が見る人に、ディズニーランドとかUSJに出かけた時のような感動や喜びを与えるように、見た人が楽しくなるように」という思いをこめ、今日も描いている。 

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 上の作品タイトル「雪」

(増本裕隆/NPO法人地域活動支援センターぷろぼの 地域貢献室室長)

小林弘典(こばやし ひろのり)
昭和57年3月28日生まれ。奈良県橿原市在住。大阪芸術大学卒業。NPO法人 地域活動支援センター ぷろぼの"所属。

NPO法人 地域活動支援センターぷろぼの

http://purobono.itrobo.net/

プライベート美術館:2012年1月26日(木)~2月5日(日)

小林弘典さんの作品が、プライベート美術館に出展されます。奈良の街で、作品がご覧いただけます。

会場:奈良町界隈、近鉄奈良駅周辺商店街の店舗など

主催:奈良県 実施運営:奈良県障害者アート創出実行委員会


「プライベート美術館」は、奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 2011-2012の一環として開催される、アートを日常生活のなかで楽しむプロジェクトです。

奈良県内の障害のある人の作品約60点を、店舗や町家で展示します。作品を選ぶのはお店のオーナーやスタッフ。自分の目で見て感じたままに作品を選び、展示をし、そこから生まれる物語を訪れる人とともに共有します。

詳しくはこちらをご覧ください http://popo.or.jp/happyspotnara/about.html#private

(さらに…)

誰かに読んであげたい あったか絵本展

誰かに読んであげたい あったか絵本展

 

会期:2011年12月9日(金)?24日(土)

11:00~17:00 日・月・祝日は休館

会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー

クリスマスは、祝福の意を込めて家族や友人にプレゼントを贈り祝いあう世界的なイベントです。”隣人の幸せを祈る”想いは世界平和への願い。大切な人へ贈りたいあたたかい心を、絵や言葉とともにお届けします。

絵本読み聞かせの会

12月18日(日)14:00~15:00(無料)※対象6歳まで

保育士さんによる本格的な読み聞かせの会!1時間を通して楽しい流れで進行していきます。

申し込み先:たんぽぽ生活支援センター 担当 浦 TEL 0742-40-1030

HANAギャラリー「誰かに読んであげたい あったか絵本展」

誰かに読んであげたい あったか絵本展

 

会期:2011年12月9日(金)?24日(土)

11:00~17:00 日・月・祝日は休館

会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー

クリスマスは、祝福の意を込めて家族や友人にプレゼントを贈り祝いあう世界的なイベントです。”隣人の幸せを祈る”想いは世界平和への願い。大切な人へ贈りたいあたたかい心を、絵や言葉とともにお届けします。

絵本読み聞かせの会

12月18日(日)14:00~15:00(無料)※対象6歳まで

保育士さんによる本格的な読み聞かせの会!1時間を通して楽しい流れで進行していきます。

申し込み先:たんぽぽ生活支援センター 担当 浦 TEL 0742-40-1030

【報告】臨床するアート2011 第6回トークカフェ

2011年12月15日(木)19:00~

連続トークセッション「臨床するアート 2011」、第6回『トークカフェ――これからの暮らしをともに考える』を開催しました。   

全6回のセッションも、ついに最終回。

今回は特にゲストをお呼びすることはせず、コーディネータの坂倉さん会場であるエイブルアート・スタジオを運営しているNPO法人エイブル・アート・ジャパンの太田さんを中心に、参加者のみなさんと、これまでのセッションを振り返りながら、これからについて考える回としました。

 

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まずは第1回から第5回まで、ゲストのみなさまから、どんなお話しを伺ったか、印象に残っている言葉、エピソードなどを参加した方にあげていただきました。

興味深いのは、同じ回に参加していた方でも、あげる点が異なること。

そこから、自分の興味――自分はなぜそこがひっかかったのだろうというようなことに気づくことになるのかもしれません。

印象に残っていることとして「それぞれのゲストに、言葉につまる瞬間があった」ということをあげてくださった方もいました。「そのときに、彼/彼女の胸に去来したものは何だったのか」ということを考えてしまうとのこと。言葉にならないことに対して、すごく豊かな何かを持っている人たち、、、そんな人の目をとおして見た、肌をとおして感じられた、震災後の社会に、私たちは触れていたのかもしれません。

また全セッションをふりかえって、「いろんな話を聞いて、ああ、こんな生き方もあるんだなと思う。一歩踏み出しているゲストの方々の話を聞いているうちに、自分も踏み出せるのかもしれないと思う」と話してくださった方もいました。

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参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

「臨床するアート」。来年もぜひ、継続して開催していきたいと思います。

今後の展開については、また決まり次第、たんぽぽの家HPなどでご案内いたします。

どうぞよろしくお願いします。

 

(報告:井尻貴子)

たんぽぽ通信 vol.91

01 たんぽぽの家に皇太子さまが来訪されました。

奈良市で20日に開かれた「第35回全国育樹祭」の式典出席のために来県された皇太子さまが、19日午後、たんぽぽの家に視察に来られました。
皇太子さまは、アートセンターHANAでギャラリーとアトリエを見学されました。ギャラリーでは山野将志さんや澤井玲衣子さん、小松和子さん、武田佳子さんらの作品を鑑賞。エでは中村真由美さんのデッサンをみて「すごく細かくて時間がかかりますね。これからもがんばって描いて下さいね」とお声をかけてくださいました。ショップで販売しているたんぽぽの家の製品をご覧になり、「とてもいいですね」とお褒めいただきました。
koutaishi4.JPGまた、演劇グループ「くらっぷ」の「ゴドーを待ちながら」の練習風景も見学されました。演出家のもりながまことさんやメンバー、メンバーのお母さんたちにも「楽しいですか?」「みなさん楽しくしておられてよかったですね」などとお声かけいただき、短い時間でしたが、とても和やかな雰囲気の中、観劇していただくことができました。メンバーの十亀史子さんから「心配しているんですけど、天皇陛下のおかげんはいかがですか?」という質問も飛び出し、「心配していただいて、ありがとうございます。熱も下がりました」とお答えしてくださるという場面もありました。
皇太子さまは、視察後、宮内庁を通じて「障害を持った方々がそれぞれの可能性を力強く表現している様子に深い感銘を受けました」と感想を発表されたそうです。限られた時間の中で、ほんのわずかずつのご案内にも関わらず、たんぽぽの家の取り組みに関して深くご理解いただき、私たちにとっても有意義でうれしい気持ちを感じた皇太子さまのご来訪でした。(内山)

02 親守唄・歌会が行われました。~なら介護の日2011~

“なら介護の日2011”のイベントに関連し、11月5日、かしはら万葉ホール(奈良県)にて、子から親へ愛を贈る「親守唄・歌会」の入選作品発表および表彰がおこなわれました。
01oyamosri.jpgいのちを育んでくれた親、家族に向けてのメッセージを歌や朗読で発表する「親守唄・歌会」は今年で8年目をむかえ、全国から約80点の詩と曲が寄せられました。会場では選考会で選ばれた5作品が披露され、審査の結果、「伝えたいこと」を作詩作曲された吉田洋さん(奈良県)が親守唄大賞を受賞されました。選考会をはじめ、「親守唄・歌会」当日においても審査員の議論が白熱する力作ぞろいでした。この「親守唄・歌会」はインターネット放送局“ケアラーズジャパン”(http://care-jp.tv)でライブ中継されました。
詩や曲をとおして「家族の絆」の物語が生まれ、いつくしみの文化が育まれることを願います。(松田美紀)

03 楽食だより

~高齢者が楽しんで食べられる料理レシピコンクール・なら介護の日2011~

2011年度は71のレシピの応募の中から7つのレシピが選ばれました。食はいのちをつなぐものであり、また楽しみのひとつでもあります。高齢で介護が必要になってもそれは同じです。高齢者や介護をしている家庭でも食を楽しむことができ、それは生活の質を高めることになります。今年も介護の日に合わせて開催されたコンクールに応募のあったアイデア豊かなレシピの中から各賞の入賞者をご紹介します。

○若羽大賞「山芋の桜海老グラタン」 武藤 淑子さん
○アイデア賞「群雲羊羹」 中島 治子さん
○家族で楽しめるで賞「うどんのピザ」 村井 香枝さん
○栄養が満天で賞「具だくさん豆腐ハンバーグ」 竹山 道代さん
○カルシウムがいっぱいで賞「ヨーグルトでチーズ風味プリン」 君本 佳代さん
○介護賞「もやしボールのスープ煮」 有田 静さん
○お料理大好きで賞「肉巻き里芋の煮物」 松本 洋子さん

04 ケアする人のケアセミナーin徳島/広島 開催報告

PB250214.jpgケアする人のケアセミナーを、11月19日に徳島県徳島市のふれあい健康館で、11月25日に広島県廿日市市のさくらぴあおよび廿日市市商工保健会館で開催しました。参加者数は徳島145人、広島203人でした。
徳島では、いのちのあり方や生きる姿勢、助け合う関係について学んだり再確認したりしました。広島では介護する家族の現状を取り上げ、ケアする人を地域でいかに支えていくかをともに考えました。
参加者からは「介護者が本音で話せる場が必要」「地域でつながりを作りたい」などの感想をいただきました。徳島の現地実行委員会からは「このセミナーで終わりにせず、継続してこのような学びの機会を作っていきたい」との声があがっています。「ケアする人のケア」の文化が着々と広がっているように感じました。(佐賀)
※財団法人 住友生命社会福祉事業団共催事業

05 小松和子個展 ~いのちと自然の力~報告

CIMG1425.jpg11月15日~20日、京都の堺町画廊で小松和子さんの個展を開催しました。今回の個展は「いのちと環境」をテーマに、生きること、自分が笑顔でいることの大切さを描き続けた近作の展覧会です。16日にはたんぽぽメンバーとボランティアさんの展覧会ツアー、最終日には小松さんによるアーティストトークとスズキキヨシさん(おんらく市場)によるライブも行われました。音楽療法や社会福祉施設での豊富な経験から奏でられる音楽はさまざまな人たちに”音楽の入り口”を提供していました。
個展開催を目標に頑張ってきた小松さんも「本当に開催できてよかった、色んな人に見てもらってよかった」と感想を述べておられました。(吉永)

05 Visq展開催

and_you_2.jpg10月26日から11月27日に大阪・立売堀にある輸入アンティーク家具のお店【VISQ】で企画展「and you」を開催しました。今回の企画には、アメリカ・サンフランシスコにある障害のある人のためのアートNPO【Art WithOut Label】(AWOL)からも作品が出展され、11月3日のオープニングパーティにはAWOLスタッフが来日し、お互いの創作活動について意見交換などを行い交流しました。また、HANAの最新グッズとして、山村さん・西ノ園さんのiPhoneカバーなどが登場しました!(藤井)

06 笑ってチャリティーコンサート!

先月、11月30日、仙台フィルハーモニー管弦楽団の弦楽奏者による『笑ってチャリティーコンサート』を開催しました。会場はほぼ満席となり大盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場いただいた皆様、またご来場いただく事が出来なくとも、コンサートの宣伝をしていただいた皆様には深く御礼申し上げます。
コンサートでは、グリエール:二重奏よりプレリュード、子守唄。ブラームス:ヴァイオリンソナタ一番ト長調。マスネー:タイスの瞑想曲。モンティ:チャルダッシュ。フォーレ:エレジー等が演奏されました。バイオリンとコントラバスによる演奏は、珍しいそうで、本来、バイオリンとチェロで演奏される楽曲をアレンジして演奏した曲目もあったとのことでした。どの楽曲も素晴らしく多くの方々に『感動した』とのご意見をいただく事ができました。演奏家の小池さん、村上さん、児島さんには深く感謝し、今後のご活躍をお祈りしたいと思います。
また、途中休憩をはさみ、“言葉のちから”の詩の朗読を県立奈良高校の生徒の方々に披露して頂きました。素晴らしい朗読を披露され、言葉のちからそのものを実感することができました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。(佐藤)

 

07 HANAギャラリー「あったか絵本展」始りました。

場所:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー
期間:2011年12月9日(金)~12月24日(土)11:00~17:00 日・月・祝は休館
今年は東日本大震災、奈良県も豪雨災害に見舞われるという大きな悲しい出来事が相次いで起こりました。しかし、それとともに今年は日本中が人と人との絆やぬくもりを再確認す
る契機ともなりました。ehonten.jpg
今回の「誰かに読んであげたい、あったか絵本展」では、HANAギャラリーから寒い冬にぴったりのクリスマス絵本を皆様にお届けします。クリスマスという、平和や隣人を思う心を確かめ合うキリスト生誕の日にちなんで、どこか懐かしいぬくもりや誰かに思わず伝えたくなるようなあたたかさを皆様にお届けします。(浦)

12月18日(日)14:00~15:00 絵本読み聞かせ会 (対象6歳児まで)

要事前申し込み:たんぽぽ生活支援センター 担当 浦 TEL)0742-40-1030

08 今月のおすすめ商品!

【たんぽぽの家・冬のギフト】
はやいもので年の瀬ですね。大切なひとのとびきりの笑顔がみたくなったら、お歳暮の準備をはじめたいですね。年越し蕎麦は、蕎麦のように細く長く達者に暮らせること、蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労を切り捨て翌年に持ち越さないようにと願いをこめたのが由来と云われています。IMG_2212.JPG
自家製の蕎麦をひと粒、ひと粒石臼挽きして伝統をまもった技で練り上げ、コシと風味のある蕎麦に仕上がっています。(是永)
【岡山  製麺屋三座】a半生そばセット(そば2人前220g×4袋、つゆつき)、b蒜山高原そばセット(そば90g×6袋、そば茶100g、つゆつき)

臨床するアート2011東京セッション 参加者募集中!

社会が大きく変わろうとしています。2011年3月11日に発生した東日本大震災。原子力発電所の事故。政治情勢の変化。このようななかで私たちは何を大切にし、これからの暮らしをつくっていくのか。その問いに応えるためには、自分が置かれている状況にいまいちど目を向け、丁寧に見つめること、あるいは批判的にそして創造的に考えることが必要でしょう。人々が生に向き合う現場で、どのようなことがおきているのか。そこで、アートはどのようなものとしてあるのかを考えます。

日時
2011年10月13日(木)、10月28日(金)、11月10日(木)、11月18日(金)、12月9日(金)、12月15日(木)[全6回]
19:00~21:00(受付 18:45~19:00)
会場
エイブルアート・スタジオ(アーツ千代田3331 B111/地下1階)[会場アクセスはこちら]
定員
1回40人(定員に達し次第、締切となります)
参加費
一般:6回連続 7,000円/1回 1,500円
ユース(25歳以下):6回連続 5,000円/1回 1,000円
主催
財団法人たんぽぽの家
協力
アートミーツケア学会 NPO法人エイブル・アート・ジャパン

 こちらからチラシがダウンロードできます 臨床するアート2011表.pdf 臨床するアート2011裏.pdf

プログラム

第1回 10月13日(木)
「鍋の中を見よ」――人やモノに向き合うありかた

何かをつくるさい、マニュアルやレシピを求める人は多い。しかし、素材の持ち味を引き出すことは、自分自身が鍋をかきまぜ、のぞき、最良の状態や瞬間を見極めることなくしてはなされないのではないか。丁寧に素材に向き合うことでうまれる料理から人やモノに向き合うありかたを探り、同様の考えから発する震災後の支援についても報告する。

枝元なほみ

料理研究家。生産者と消費者の間を結ぶ農業支援活動団体「社団法人チームむかご」代表理事。役者を経て料理の道へ進む。ホームレスの自立を支援する雑誌「ビッグイシュー日本版」にレシピを掲載しているほか、NPO法人ビッグイシュー基金の理事も務めている。

第2回 10月28日(金)
東北からはじめる―ARC>Tという取り組み

私たちの生活や認識を一変させた東日本大震災。その復興に向けた諸活動にアートを通じて寄与するため、また、それに必要なネットワークづくりのために設立されたArt Revival Connection TOHOKU (ARC>T)の活動から、「ここからはじめる」ことについて探る。

鈴木拓

演劇制作者。宮城県仙台市出身。演劇集団きらく企画を経て2006年より2010年まで仙台の街なかで演劇専用空間GalleryoneLIFEを運営。杜の都演劇祭プロジェクトの立ち上げに参加し、2010年よりプロデューサーに就任。震災を機に設立した、ArtRevival Connection TOHOKUの事務局長。

第3回 11月10日(木)
遊ぶことは生きること

「遊び」はこどもにとって生きることそのものである。「遊びを通じたこどもの心のケアを!」を旗印に実施してきた活動から、現代社会におけるこどもと「遊び」の関係や生きる力を引き出す場づくりについて考える。

天野秀昭

NPO法人プレーパークせたがや理事、大正大学特命教授、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会副代表。冒険遊び場(こどもが「やってみたい」と思うことを自分の手で実現できる環境を保障しようと作られた遊び場)の、プレーリーダーを日本で初めて職業とした。

第4回 11月18日(金)
時間と空間を届けるアートワークショップ

アートワークショップが多数行われるようになり、参加するだけでなく、企画開催したいと考える人が増えている。では、アートワークショップにおいて大切なこととは何だろうか。美術館、大学、養護学校、震災後のトルコなどで数多く講師を務めてきた経験から考える。

中津川浩章

美術家。国内外で個展やグループ展多数開催。アート、デザイン系の専門学校講師を務める(絵画、デッサン、美術史、立体造形)。美術館、大学、養護学校、東日本大震災の被災地などでも、レクチャー、ワークショップを行う。障害者施設・工房「集」(埼玉県川口市)アートディレクタ―。

第5回 12月9日(金)
それぞれができることを――力を生かすネットワーク

震災直後、被災地の様子にいてもたってもいられず、「何かできることを」と思った人は少なくないだろう。必要となった泥出しや瓦礫の撤去に、庭師の能力を生かせるという考えからはじまった「復興支援プロジェクト 庭JAPAN」。その活動から専門家の知識と経験、力を最大限生かす動きを探る。

長崎剛志

庭園美術家。東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。卒業後造園を学びN-tree (庭ノ心 ながさ木) を設立。 2007年から2011年までロンドンを拠点に活動。「根っこまで考えます」をコンセプトに現代美術と庭の作家として活動している。

第6回 12月15日(木)
トークカフェ――これからの暮らしをともに考える

これからの社会、未来をつくるのは私たち一人ひとりである。5回のセッションで、あるいは現在の生活のなかで、参加者は何を感じ、どのように考えているのか。これからの暮らし・私たちの社会のありかたについて、参加者皆で、じっくり話し、ともに考える時間を持ちたい。

コーディネータ(全6回)

坂倉杏介

慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所特別研究講師。三田の家LLP代表。芸術の共同制作過程の分析を通じて、コミュニティや個人の成長と「場」の関係について研究。また、キャンパス近郊で運営するコモンスペース「三田の家」「芝の家」での活動を通して、新たな大学地域連携のモデルを模索している。

※各回とも、講師より話題提供の後、コーディネータ・参加者とともにディスカッションを行います。

 

申込方法 *定員に余裕がある場合は、当日でも受付ます。下記、たんぽぽの家までお電話ください。

  1. 次の事項を添えて、事務局までTel、FAX、またはEmailにてお申込みください。
    ①参加者名、②所属機関または肩書き、③連絡先(電話番号または、Emailアドレス)、④ご参加をご希望の回。
    *お申込みの際は、件名に必ず「臨床するアート2011参加申込」と明記してください
  2. 参加費をお近くの金融機関からお振込みください。
    *振込手数料はご負担願います。
    ゆうちょ銀行からお振り込みの場合
    01080-6-7812 ※通信欄に「臨床するアート2011参加費」とお書き添えください。
    他の金融機関からお振り込みの場合
    ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店(当座)0007812
    名義
    財団法人たんぽぽの家
  3. ご入金を確認しだい、お申し込み完了のご連絡を差し上げます。事務局からの受付連絡をもって、受付手続き終了となります。

*一度ご入金いただいた参加費は原則として返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
*やむを得ない事情により、プログラムの一部を変更させていただく場合があります。
*お預かりした個人情報は、本セミナーの受付事務においてのみ使用させていただきます。

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