寄付のお願い
「アート&ケアコミュニティプロジェクト」拠点づくりに向けて

たんぽぽの家では、障害のある人や国内外の志を同じくする人とともに、互いに支えあい誰もが希望をもって生きていける社会をめざして活動してきました。

今、社会が変化していくなか、障害のある人の生活の場にも、地域やコミュニティにも新たな課題と可能性があります。

かつて播磨が言った「社会福祉法人から『社会』が抜けてしまっているのではないか」といった言葉が指摘するように、福祉の現場もまたひとつの社会であり、社会変革の場であるはずです。私たちは、そうした現場をひらき、アートとケアを核にしたコミュニティを実現する拠点を新たにつくりたいと考えています。

これからのコミュニティを考え、つくっていく、たんぽぽの家の活動にぜひご参加と応援をお願いいたします。

プロジェクトの内容

第1期: 2025年1月~2026年3月末

多様な立場の人が参加する研究や実践の活動を立ち上げます。たんぽぽの家での滞在型の研究も歓迎します。2025年度は3~5本のテーマをもとに取り組み、一緒にこの活動に参加していただける方を募りながら進めていきます。

テーマ)
・障害の重度化・高齢化とアート
・障害のある人の生活とテクノロジー
・ケアする人のケア 

活動案)
・高齢の障害のある人の部屋で当事者や職員が実際に活用できるテクノロジーのあり方を探り、リテラシーを高める
・地域に住む人のライフヒストリーをもとに演劇をつくり、演劇的と地域社会のあり方を探る
・重度の障害児とその家族や支援者のためのアートワークショップの実施を通して表現とケアの可能性を探る…等

各活動のリサーチや進捗はウェブで公開し、2025年度3月にに報告会を開催します。
また、テーマや活動内容は、参加する人の持ち込み、提案から決定していくことも検討していきます。

第2期: 2026年4月~ 新たな拠点づくり

寄付にご協力ください

募集主体:
社会福祉法人わたぼうしの会
一般財団法人たんぽぽの家
奈良たんぽぽの会

寄付方法:
①クレジットカードを使用する場合
②銀行振込の場合

①クレジットカードを使用する場合

以下のURLまたはボタンをクリックして決済手続きへとお進みください。
寄付金額は任意の金額(3,000円~500,000円)をご寄付いただけます。
https://square.link/u/XLUcBeti

※クレジットカードでの寄付決済システムには Square を使用しています。

【ご寄付にあたってお願いと注意事項】

  • ●寄付金額の内、決済システム利用料(3.25%)引いた額が寄付されます。
  • ●カード決済後に実際に入金されるまで1週間程度かかります。
  • ●寄付金控除のための領収証をお送りいたしますので、必ずご住所をご記入ください。
  • ●当ウェブサイトやたんぽぽの家の通信などでお名前を公開させていただく場合があります。匿名でのご寄付を希望される方は、メモ欄にて「匿名を希望」とご記入ください。
  • ●所得税、法人税、相続税の寄付金控除を受けることができます。(国税庁:寄附金を支出したとき

②銀行振込の場合

「寄付申込先」に、
①寄付金額
②寄付目的が「アート&ケアコミュニティプロジェクト」である旨
③お名前(団体名、または個人名)
④郵便番号
⑤住所
⑥電話番号
を記した寄付申込書(任意で作成)を郵送・FAX・メールのいずれかの方法でお送りいただき、以下の口座に入金をお願いします。ご入金確認後、領収証をお送りします。

【寄付申込先】
社会福祉法人わたぼうしの会
寄付受付窓口
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4 たんぽぽの家内
TEL. 0742-43-7055
FAX. 0742-49-5501
メール tanpopo@popo.or.jp

お振込先
南都銀行
西ノ京支店(店番096)
普通 0087254
口座名義 社会福祉法人わたぼうしの会

※所得税、法人税、相続税の寄付金控除を受けることができます。(国税庁:寄附金を支出したとき

背景と展望

1973年、たんぽぽの家の活動はスタートしました。

障害のある人が地域で暮らせる拠点をという当事者や家族の願いを起点に市民が参加し、芸術文化活動をとおして共感の輪を広げてきました。

1980年たんぽぽの家がうまれると同時に、地域活動の拠点となる「たんぽぽ自由学校」をひらき、地域に住むさまざまな人が経験や知識を持ち寄りながら集い、学び合う場が生まれました。

また、ネットワーキング研究会や日本ボランティア学会やアートミーツケア学会といった実践者、研究者が共に考え実践するネットワークをつくり、研究と実践が往還するような市民研究を続けてきました。

これまでたんぽぽの家で取り組んできたこうした生活視点、市民研究の原点を大切にしながら、今の社会の大きな変化のなかで、ともに考え、学び合い、新しい価値観を提案していきたいと考えています。

2026年度以降、アートとケアを核としたコミュニティを実現する拠点を新たにつくりたいと構想しています。

お問い合わせ

社会福祉法人わたぼうしの会 寄付受付窓口
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4 たんぽぽの家内
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
メール tanpopo@popo.or.jp

[締め切りました]一般財団法人たんぽぽの家 プロジェクトスタッフ募集!(2025年度)

一般財団法人たんぽぽの家(以下、当財団)は、障害のある人の表現や仕事づくり、創造性がうまれる環境づくりなどから学び、それまで出会うことのなかった人や活動をつなげることで、これからの社会に必要な考え方や方法を提案するチームです。「たんぽぽの家アートセンターHANA」や「Good Job!センター香芝」といった、障害のある人が創造的に活動する現場と連携し、クリエイター、デザイナー、編集チーム、研究者や実践者と協働しながら事業をすすめています。

社会におけるアートやテクノロジーの役割やアートマネジメントなどに関心のある方、新しい出会いや学びを楽しめる方、ぜひ一緒に活動に参加してみませんか?


募集人数

若干名 

契約期間

~2026年3月末まで

申込み締切

2025年4月25日(金) ※ただし、適任者が見つかりしだい締め切ります。

業務内容

・事業の進行管理、記録、まとめ
・セミナー、展覧会等のイベント運営(会場/機材の設営、進行管理、情報編集など)
・書類作成(会議の議事録からイベント記録など)、報告書作成
・相談対応(障害とアートに関する各種相談窓口業務)
・連絡調整(協力団体への連絡や会議日程調整など)
・広報(郵便物の発送作業、ホームページの更新やSNSへの投稿作業、広報物の制作など)
ほか、当財団が実施する各プロジェクトの遂行に必要な各種業務

*特に以下の分野に関心・経験のある人を歓迎します。

・障害のある人の表現活動やものづくり、知的財産権の扱いなどに経験や関心のある人
・アートプロジェクト、展覧会や発表会の運営の経験のある人
・アートマネジメント全般(分野問わず)の経験がある人
・AIやVRなど、テクノロジーと表現、ケアに関して関心がある人
・オンライン配信する際の会場/機材の設営、進行管理の経験のある人
・ワード、エクセル、Google workspaceでの業務連携など、事務業務の基本操作ができる人
・インターネットでの情報収集、SNS等での発信にたけている人

事業内容

下記の事業のほかにも、年間をとおして実施する事業が複数あります。実際に関わる事業および業務内容に関しては採用後決定します。

1)文化庁委託事業「令和7年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

Art for Well-being
障害福祉の現場におけるアート×テクノロジー活用人材の育成プログラム開発と普及

目的:
病気や事故、加齢や障害の重度化など、心身がどのような状態になったとしても、文化芸術活動を続けたい人が続けることができるように、テクノロジーを活用することの敷居を下げ、創作を楽しむことや新しい表現に挑戦することを継続できる社会をつくる。

内容:
1. 障害福祉の現場と技術者の連携推進のための公募と伴走支援
2. 障害福祉の現場でテクノロジーを活用した表現活動に取り組むためのワークショップ開発プログラム
3. アート×ケア×テクノロジーの取り組みを深めてひろげるオンライン研究会

2)厚生労働省「令和7年度障害者芸術文化活動普及支援事業」

障害とアートの相談室

目的:
近畿ブロック支援センターとして、各府県で活動する支援センターのサポートをする。アート活動に積極的に取り組めていない施設、団体や、個人の作家がその表現を発信できるような場をつくることと、障害者アートの支援が不足している地域において、創作支援の試行を行うとともに、そのニーズを把握すること。

内容:
1. 障害とアートに関する相談対応
2. 近畿内支援センターの連携促進と研修事業の実施
3. 障害とアートの研究会の実施
4. 障害のある人、ない人が参加できるオープンアトリエの開催
5. パフォーミングアーツに関するプログラムの実施、ほか

*参考* 当財団が実施している事業に関連するウェブサイト

Art for Well-being(https://art-well-being.site/
Good Job!Digital factory(https://nft.goodjobcenter.com/
障害とアートの相談室(https://artsoudan.tanpoponoye.org
NEW TRADITIONAL(https://newtraditional.jp/
障害のある人の表現とものづくり(https://gjkogei.shop/
知財学習推進プロジェクト(https://chizai.goodjobcenter.com
IoTとFabと福祉(https://iot-fab-fukushi.goodjobcenter.com

活動場所

・一般財団法人たんぽぽの家(奈良市六条西3-25-4)
・Good Job! センター香芝(奈良県香芝市下田西2-8-1)
・上記以外のプロジェクト開催地(日本国内全国)
奈良市および香芝市の事務局に通える方、宿泊をともなう出張が可能な方を歓迎します。
業務内容によっては在宅での勤務も選択可能です。詳細はお問合せください。

待遇

時間給 1,000円~ (交通費実費支給)  
※経験を考慮のうえ決定します
※今回初めてのご応募の方には、試用期間を設けることがあります[有給、交通費支給(上限あり)]

活動形態

週3〜5日/1日8時間  応相談
*業務内容によっては一部、在宅での勤務も可能です。

応募方法

電話での受付後、履歴書(写真付)に志望動機(自由記述)を添えて、
メール ableart@popo.or.jpまたは郵送にてご応募ください。
また、過去の活動の資料などがあれば参考までに添付してください。
(いただいた資料は返却いたしません)

※応募書類は本募集目的以外には利用しません。

本件に関するお問い合わせ先

一般財団法人たんぽぽの家 (担当:中島、岡部)
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
E-mail ableart@popo.or.jp URL http://tanpoponoye.org

[参加者受付終了・企画進行中]ニュートラの学校<実践編>in福井

ニュートラの学校<実践編>
―「福祉と伝統のものづくりをつなぐ」企画や実践方法を学ぶー

NEW TRADITIONAL(以下ニュートラ)は障害のある人とともに、伝統のものづくりをとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。

これまで、商品の開発や展覧会、産地を訪れるリサーチツアーの開催、地域のミュージアムでのラーニングプログラムの開発等をとおして福祉×伝統工芸の可能性を考えてきました。

2022年度からは福祉・ものづくり・デザインといった分野をつなぐ人材育成をめざした「ニュートラの学校」をスタート。その中で、多様な人たちをつなげ、新しい視点でものづくりや地域の価値を高めることのできる企画を参加者が立案する「ニュートラの学校<実践編>」を、愛知、京都と2箇所で行ってきました。

3回めとなる今回は福井県にて開催します。

参加者のみなさんには、フィールドワークを交えて地域やものづくりのニーズを読み込むリサーチの方法を実践的に学び、最後には、多様な人が体験することのできるプログラムを立案していただきます。

これからのものづくりや地域のあり方、障害のある人との仕事づくりのあり方について考え、実践にむけてのステップを踏み出してみませんか?

募集概要

●対象
・ものづくりに取り組んでいたり、地域の中での活動やプログラムを充実させたい福祉施設の職員
・伝統的なものづくりを通して地域の魅力を発信したい人(文化振興、まちづくり、観光などに関わる行政職員や文化芸術・教育関係者・学生など)
・伝統的なものづくりや地域の素材などに関心をもつ人を増やしたいミュージアム職員
・インクルーシブな場のつくり方に関心のある人

●定員
15名
*定員を超える応募があった場合は、選考のうえ参加される方を決定いたします。詳細は応募のgoogleフォームをご確認ください(基本的に、最後の公開企画発表会まで通しての参加となります)。

 ●参加費
8,000円 (現地までの交通費や食費は各自ご負担ください。また、ものづくりの体験プログラムなどで実費がかかる場合は別途現地でお支払いいただきます)
*お支払い方法については応募締め切り後に参加者が決定次第、参加者へご案内いたします。
*キャンセルには下記の通り、キャンセル料を申し受けますのでご注意ください。
  2025年5月2日(金)~2025年5月7日(水)のキャンセル 参加費の50% 
  2025年5月8日(木)のキャンセル 参加費の80%
  2025年5月9日(金)もしくは無断でのキャンセル 参加費の100% 

●実施期間
2025年5月9日(金)~2025年8月 日程等の詳細は下記「詳細(スケジュール・内容・会場等)」の欄ををご確認ください。

●応募〆切
2025年4月30日(水)23:59

●応募方法
googleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/HMkxYaGqQjbVqBYu9
フォームの利用が難しい場合、事務局までお問合せください。

スケジュール

3つのステップを通して企画を考え、ブラッシュアップしていきます。

①   2025年5月9日(金)、 5月10日(土)
「フィールドワーク&エクササイズ」 (対面) 
地域の課題解決の実践例や魅力発信の事例、開かれた場づくり・プログラムづくりなどについて学ぶ

②   2025年6月下旬 
「中間発表&企画検討会」(オンライン) 
企画したプログラムを発表しアドバイザーからアドバイスを受ける

③ 2025年7月26日 (土) ★日程を追記しました(4/16)
「公開企画発表会」(対面)
企画の最終案を公開の場で発表する

※②の日時および③の日時・会場について調整中のため、確定次第情報を更新します。

詳細(スケジュール・内容・会場等)

①2025年5月9日(金)、5月10日(土)
「フィールドワーク&エクササイズ」 

地域の課題解決や伝統のものづくりの魅力発信の事例、開かれた場づくり・プログラムづくりなどについて学びます。
案内役:高橋要(合同会社ノカテ代表)  
ワーク講師:坂田守史(Design studio BINEN 代表/ディレクター)

*1日目終了後、会場周辺にて交流会を予定しています。参加費は別途必要です。会場等の詳細は参加者のみなさんにお知らせします。


[1日目]5月9日(金) 10:00~17:00(予定)
鯖江市河和田地区、越前市今立地区を中心にフィールドワーク。越前漆器や越前和紙産地の工房をめぐります。

9:30  JR鯖江駅集合
10:00 岡太神社・大瀧神社 紙の神様を祀る神社へお参りします
10:20 清水紙工

11:10 TAKI PAPER

12:00 移動・PARKにて食事 椀々のお弁当をいただきます
13:30 レクチャー(TSUGI, SOE
16:00 SAVA!STORE、事務所など見学
17:00 終了 

[2日目]5月10日(土) 10:00~17:00(予定)
福井市街地を中心にフィールドワーク。医療と暮らしがシームレスにつながるオレンジキッズケアラボ・まあるカフェへの訪問など、領域を横断する取り組みのつくり方や考え方を学びます。

集合:福井市中央公園 しろっぱ(JR福井駅から徒歩約10分)

9:30 しろっぱ集合、新栄商店街散策
10:30 ワーク・エクササイズ@XSTAND
12:30 移動
13:00 昼食 @まあるカフェ 

14:00 オレンジキッズケアラボ

15:00 移動
15:30 振り返りワーク@XSTAND
17:00 終了

5月下旬
オンラインレクチャー

福祉でのものづくりや、素材、サステナビリティなどのトピックでオンラインレクチャーを実施します。参加者は一定期間アーカイブ視聴可能です(講師は調整中のため確定次第情報更新します)。


企画立案期間
参加者のみなさんには、フィールドワークや、オンラインレクチャーでの体験をもとにワークショップやツアーなど、さまざまな人がものづくりに触れることのできるプログラムを企画していただきます。

・6月中旬
オンライン相談会

中間発表にむけて、企画内容や発表方法についてなど、事務局に何でも相談いただける時間を設けます。メールでのお問い合わせはこの日に限らず随時受け付けます。

6月下旬
中間発表&企画検討会(オンライン)

企画したプログラムを各参加者がニュートラの学校<実践編>のアドバイザーにむけて発表します。アドバイザーから企画について意見をもらい、改善点を検討していきます。
アドバイザー:井上愛(NPO法人motif理事長)、高橋孝治(デザイナー)、原田祐馬(UMA / design farm)

中間発表でのアドバイスをもとに企画をブラッシュアップしていきます。

③7月26日(土) ★日程を追記しました(4/16)
公開企画発表会(対面)

企画の最終案を公開の場で発表します。試作品などをつくって見せるのも大歓迎です。
*前回、京都での発表会のレポートはこちら

               
               撮影:仲川あい

プロフィール

井上愛(NPO法人motif代表)

1972年生まれ。障害者入所施設勤務時代に手織りを趣味として始め、手織り教室からNPO法人ひょうたんカフェを設立。手織りを仕事にするべくショップや作家、ブランドやメーカーなどに繋げる役割を担う。2020年8月NPO法人motifを設立。2021年6月、活動拠点となる生活介護事業所FLAMEを開所し、豊山町で、地域の特質や歴史・素材が使われているものに価値を見出せるようなものづくりを展開している。

坂田守史(Design studio BINEN 代表/ディレクター)

神戸芸術工科大学大学院にて総合デザイン専攻修了(芸術工学)。地域計画・商品開発・ブランディング・コミュニケーション・ツーリズムなど、横断的な分野のプランニングやディレクターとして活動。プロジェクトの構想づくりからプロジェクトが動きだす状況づくりまで手がける。地域での活動としてNPO法人きちづくり福井・アーツ&コミュニティふくい・(一社)オンパク・(一社)福井県クリエイター協会などの団体で理事を務めている。

髙橋 要(合同会社ノカテ代表)

1988年山形県生まれ。福井市在住。2010年、新潟への移住をきっかけに農山村での地域づくりに携わり始める。2015年に地域おこし協力隊として福井市殿下地区へ移住、高齢化と人口減少の著しい越前海岸エリアを拠点に活動。退任後はコーディネーターやライター、編集者として、地域のプロジェクトに幅広く参画。2021年12月に合同会社ノカテを立ち上げ水仙販売事業をスタート。2024年夏には水仙産地のなかに一棟貸しの宿「点景」を開業。越前海岸での生業づくりに取り組む。

高橋孝治(デザイナー/高橋孝治デザイン事務所)

大分県生まれ。多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。良品計画に12年所属し無印良品の生活雑貨のデザインや「いつものもしも」を立上げる。2015年-愛知県常滑市に拠点を置き地域の方々の生業や活動に伴走する。常滑市長三賞陶業展(42-45回)審査員 2016-2018年常滑市陶業陶芸振興事業推進コーディネーター 2017-2019年六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター 2022年 常滑急須「chanoma」グッドデザイン賞 BEST100・グッドフォーカス賞 2023年 土を基礎とし領域を超えて繋がる集団「スベル」結成。2024年 京都芸術大学大学院芸術研究科准教授。

原田祐馬(UMA / design farm)

1979年大阪生まれ。UMA/design farm代表、どく社共同代表。グッドデザイン賞審査委員、第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展キュレーター、花園近鉄ライナーズコミュニケーションディレクターなど。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。愛犬の名前はワカメ。

問い合わせ

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
一般財団法人たんぽぽの家
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501 E-mail: nt@popo.or.jp
web: https://newtraditional.jp/

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主催:一般財団法人たんぽぽの家
本事業は、「障害のある人の新しい仕事づくりを目指した、福祉と伝統工芸をつなぐ人材育成」として「公益財団法人パブリックリソース財団 野村グループみらい助成プログラム基金」の助成を受けて実施しています。

[終了しました]西オーストラリア先住民のアーティストによる二人展

Mandy White/Gina with Seahorses

マンディ・ホワイト「虹/カラフルな国」、ジュディス・アーニャ・サムソン「 ワンダーワークス」

やまなみ工房(滋賀)とたんぽぽの家(奈良)は、2019年より西オーストラリアの障害のある人たちのアート活動を推進している団体DADAAと連携し、展覧会やフォーラムを開催しています。昨年2月にはフリーマントルのDADAAギャラリーにて、やまなみ工房所属アーティストの作品、たんぽぽの家のNEW TRADITIONALの取り組みを紹介しました。
今回、DADAAがサポートする障害のある先住民のアーティスト、マンディ・ホワイトとMartumiliスタジオを拠点に活躍する先住民のアーティスト、ジュディス・アーニャ・サムソンの展覧会を京都と滋賀で開催します。
展覧会にあわせてアーティストのマンディ・ホワイトさんも来日し、会期中にフォーラムやワークショップも実施します。
オーストラリア先住民の伝統的な絵画様式にとどまらず、自由な発想と技法で表現をする2作家の作品とその背景を共有します。
みなさまのご来場をお待ちしています!

4月19日(土)の「オーストラリア先住民フォーラムin京都:アートと歴史の共有」へ、たくさんのお申し込みをいただいております。当日は、事前お申し込みをいただいている方を優先してお席にご案内いたします。お申し込みをいただいていない方は立ち見になる場合がございますのでご了承ください。
*4/17(木)追記* 

本フォーラムに関して、4月18日現在、想定以上のお申し込み人数に達したため、事前受付は本日(4月18日)中までとさせていただきます。お申し込みなしで当日ご来場された場合、お席が用意できない可能性がございます。 おそれいりますが何卒ご了承ください 。(4/18 16:55追記)。

開催概要

・日時
①2025年4月12日(土)~4月19日(土)12:00~19:00
②2025年5月12日(月)~5月30日(金)10:00~17:00*土日祝休館

・会場
①京都場(京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5)
②Gallery gufguf(滋賀県甲賀市甲南町葛木872 やまなみ工房敷地内)
いずれも入場無料

Judith Anya Samson/Rabbit Proof Fence

関連企画

[関連企画1]オープニングセレモニー 
4月12日(土)12:00〜13:00 (会場:京都場)
*申し込み不要です。どなたさまもぜひお越しください。

[関連企画2]オーストラリア先住民フォーラムin京都:アートと歴史の共有 
4月19日(土)14:00〜16:30(会場:京都場) *フォームよりお申し込みください 
オーストラリアのマイノリティによるアート活動の現在を知り、理解と交流を深め、オーストラリア先住民の伝統文化と創造的表現、その多様さについて共有します。今回は2人の登壇者による講演とディスカッションを予定しています。
はじめにミシェル・ブラウンさんより、100を超える西オーストラリア先住民のもつ多様な文化を紹介します。その後、今回の展覧会で来日するマンディ・ホワイトさんの妹、ミシェル・ホワイトさんより、マンディさんが障害のある人たちの創作アトリエDADAAのワークショップの参加者としてキャリアをスタートし、数多くの評価を得るアーティストとして活躍するまでの道のりを紹介します。
また、今回はオンラインでオーストラリアとつなぎ、今回の展覧会出展者のジュディス・アーニャ・サムソンさんからもメッセージをいただきます。
日本ではなかなか知る機会がないテーマですので、ぜひご来場ください。
参加費:無料

[関連企画3] マンディ・ホワイトによるアートワークショップ「粘土で生き物をつくろう!」
4月15日(火)13:30〜15:30 (会場:たんぽぽの家 シアターPOPO)*フォームよりお申し込みください
粘土、拾ってきた材料、そしてマンディさんが集めてきたキラキラ輝くデコレーションアイテムなどを使って、想像力豊かに実在する動物やあなただけのユニークな生き物を作ってみませんか。マンディさんは西オーストラリア州パース出身で、絵画、ドローイング、彫刻、テキスタイルの分野で活躍する受賞歴のあるヤマジー・アーティストです。特に粘土細工と模型作りが好きで、皆さんと一緒に楽しい生き物の数々を作るのを楽しみにしています !
※ヤマジー・・・オーストラリア先住民の部族名

講師:マンディ・ホワイト(障害のある西オーストラリア先住民のアーティスト)
参加費:無料


[お問い合わせ先]
一般財団法人たんぽぽの家 
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
E-mail: artsoudan@popo.or.jp


共催:DADAA、CAN(Community Arts Network)、Martumili、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房、一般財団法人たんぽぽの家 NEW TRADITIONALプロジェクト
助成:オーストラリア政府、Creative Australia
日本側実施協力:たんぽぽの家アートセンターHANA、Good Job!センター香芝

[終了しました]第53奈良たんぽぽの会総会&向野幾世講演会

「奈良たんぽぽの会」は、たんぽぽの家を支える任意のボランティア団体です。1973年4月29日の発足当初から、障害のある人もない人も誰もが自分らしく生きられる社会になることを目指し、運動を展開し続けています。

 今回の総会では 「奈良たんぽぽの会発足50周年記念講演会」第二弾として、明日香養護学校の教員時代に家づくり運動に関わられた向野幾世さんをお迎えします。運動を進める中での期待と不安、喜びや哀しみなどを語っていただき、私たちのこれからの50年に生かしたいと思います。

日時:4月29日(火・祝)10:00~12:00 

場所:たんぽぽの家シアター・ぽぽ

参加費:無料/講演会は要申込[申込フォーム] *どなたでもご参加いただけます

1936年香川県生まれ 奈良女子大学文学部卒業、国立教護事業職員養成所終了

東大寺整肢園指導員、ケースワーカー、明日香養護学校教諭、県立障がい児センター所長、西ノ京養護学校校長、奈良県教育研究所障がい児教育部長、奈良大学講師を歴任

一貫して、障がい児の教育の機会拡大や障がい児者と健常者の共生をめざして、ボランティアの育成や啓発・教育活動を展開。明日香養護学校時代に、障害のある子どもたちの自立の家「たんぽぽの家」づくり運動に関わる。1998年文部科学大臣より「教育功労賞」を受章。

著書に、「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」「いいんですか、車椅子の花嫁でも」ほか

行動援護従業者養成研修を開催します

たんぽぽ生活支援センター主催で、行動援護従業者養成研修を開催します。

知的障害や精神障害、発達障害などで行動上の困難があり、日常的に介助が必要な人に対してマンツーマンでの支援を行う「行動援護」の提供を行う際に必要な知識や技術を学び、スキルアップの機会となる研修です。

資格をいかすことのできる場面として、ヘルパー以外にも、生活介護や障害者支援施設、放課後等デイサービス、相談支援の事業所に一定数の資格取得者を配置することで、加算の対象となる場合があります。尚、この研修は、強度行動障害支援者養成研修(基礎+実践研修)の受講と同等とみなされます。

ぜひこの機会に、みなさまの研修へのご参加をお待ちしております。

詳 細   *チラシのPDFを見る

日程:令和7年4月19日・4月26日・5月10日・5月17日(すべて土曜日です)

会場:たんぽぽの家(アクセス)

定員:30名 ※ 定員に達した時点で受付を締め切らせていただきます。(申込フォームへ)

参加費:23,000円(テキスト代別途3,520円)

◎修了証の発行について/遅刻や早退、欠席のない方にのみ、行動援護従業者養成研修の修了証書を交付いたします。補講はございません。

研修に関するお問い合わせ

たんぽぽ生活支援センター (担当:内山、鴻野、大川)

tel:0742-40-1030

[終了しました] 3/15 公開企画発表会 in FabCafe Kyoto|ニュートラの学校<実践編>

NEW TRADITIONAL(以下ニュートラ)は障害のある人とともに、伝統のものづくりをとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。

これまで、商品の開発や展覧会、産地を訪れるリサーチツアーの開催、地域のミュージアムでのラーニングプログラムの開発等をとおして福祉×伝統工芸の可能性を考えてきました。

2022年度からは福祉・ものづくり・デザインといった分野をつなぐ人材育成をめざした「ニュートラの学校」をスタート。昨年度は「ニュートラの学校<実践編>」として、多様な人たちをつなげ、新しい視点でものづくりや地域の価値を高めることのできる企画を参加者が立案しました。「ニュートラの学校<実践編>」の2年目となる今回は京都にて開催。

参加者たちが 1月から京都でのフィールドワークを交えて地域やものづくりのニーズを読み込むリサーチの方法を実践的に学んだ経験をもとに、多様な人が体験・参加することのできるワークショップやツアーなどの企画を立案しました。クローズドの中間発表を経て、企画の最終案の発表会を一般公開の形で行います!
発表された内容にはアドバイザーからのフィードバックがその場で行われます。ぜひお申込みのうえご参加ください。

▼日時:2025年3月15日(土) 14:00~18:00(予定)

▼対象:
・福祉の分野で活動していて、地域とのつながりをもっと強めたい人
・福祉と地域とをつなげる取り組みに加わりたいと考えているデザイナー、ものづくりに関わっている人、地域活動をしている人
・福祉や障害のある人との仕事づくりに関心のある人

▼会場:FabCafe Kyoto(京都府京都市 下京区本塩竈町554

▼参加費:無料(予約優先・途中入退室自由)
※お一人様お飲み物1点以上の注文をお願いしております。

▼申し込み
・webフォーム:https://forms.gle/ZmB75rTDerqgzCFx9

・電話:0742-43-7055(お名前、ご所属、参加人数をお伝えください)
・メール:nt@popo.or.jp(お名前、ご所属、参加人数をお伝えください)

▼定員:15名

タイムテーブル

(※それぞれの開始時間は目安のため、前後する可能性があります)

14:00~18:00 参加者による発表とアドバイザーからの講評・質疑応答 

・発表者(五十音順)
岡本七海、左田野雅美・村上優芽果、志方克成、高橋慶成、武内美津子、常元将平、出口 萌、西原 秀倫、森島善則


14:00~
オリエンテーション

14:15~
キーワード:地域文化、生活文化
・志方克成(株式会社torinokoアシスタントデザイナー)
 「つかってみるワークショップ」

・森島善則(近江八幡市地域おこし協力隊)
 「『なにか』生まれるプロジェクト」

・武内美津子(「日の本のめぐみの襷」発起人、多角的表現者(バイリンガル詩人、女優、盲目の書家・画家))
 「日の本のめぐみの襷」

15:00~
キーワード:ものづくりを通した仕事づくり
・左田野雅美・村上優芽果(つむぐ学舎こづかやまlaboratory)
 「新らしいお香づくり」

・常元将平(nijigaoka,lab(ニジガオカ ラボ))
 「ハレを解き、ケを敷く。」

・高橋慶成(YTRO DESIGN INSTITUTE)
 「ぬる(かためる)からはじまるモノづくりのあり方」

・岡本七海(空と海)
 「人と食をつなげる 紙漉きの器」

16:00~16:25
休憩

16:25~
キーワード:異分野との連携・交流
・出口萌(医療法人一祐会)
「街中に居られる空間を」

・西原秀倫(京都市役所)
 「手間をかける」

17:10~17:30
講評まとめ

17:30~18:00
交流タイム

アドバイザー

井上愛(NPO法人motif代表)

1972年生まれ。障害者入所施設勤務時代に手織りを趣味として始め、手織り教室からNPO法人ひょうたんカフェを設立。手織りを仕事にするべくショップや作家、ブランドやメーカーなどに繋げる役割を担う。2020年8月NPO法人motifを設立。2021年6月、活動拠点となる生活介護事業所FLAMEを開所し、豊山町で、地域の特質や歴史・素材が使われているものに価値を見出せるようなものづくりを展開している。

高橋孝治(デザイナー/高橋孝治デザイン事務所)

大分県生まれ。多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。良品計画に12年所属し無印良品の生活雑貨のデザインや「いつものもしも」を立上げる。2015年-愛知県常滑市に拠点を置き地域の方々の生業や活動に伴走する。常滑市長三賞陶業展(42-45回)審査員 2016-2018年常滑市陶業陶芸振興事業推進コーディネーター 2017-2019年六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター 2022年 常滑急須「chanoma」グッドデザイン賞 BEST100・グッドフォーカス賞 2023年 土を基礎とし領域を超えて繋がる集団「スベル」結成。2024年 京都芸術大学大学院芸術研究科准教授。

原田祐馬(UMA / design farm)

1979年大阪生まれ。UMA/design farm代表、どく社共同代表。グッドデザイン賞審査委員、第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展キュレーター、花園近鉄ライナーズコミュニケーションディレクターなど。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。愛犬の名前はワカメ。

◯ご案内◯
公開企画発表会と同時期に、NEW TRADITIONALプロジェクトがKyoto Crafts Exhibition「DIALOGUE」に出展します。ニュートラで製作した商品を手にとって購入いただけます。あわせてぜひ足をお運びください。
会期:2025年3月12日(水)~15日(土) 
*12日(水)と13日(木)はご招待の方のみ来場可、14日(金)と15日(土)はどなたでもご来場いただけます。 https://dialoguekyoto.com/


◎お問合せ:
一般財団法人たんぽぽの家 〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
E-mail: nt@popo.or.jp
web: https://newtraditional.jp/

◎主催:一般財団法人たんぽぽの家
本事業は、「障害のある人の新しい仕事づくりを目指した、福祉と伝統工芸をつなぐ人材育成」として「公益財団法人パブリックリソース財団 野村グループみらい助成プログラム基金」の助成を受けて実施しています。

*終了しました[展覧会/シンポジウム]Art for Well-being 

展覧会

表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よく生きるために必要です。だからこそ、病気や事故、障害の重度化などによって、心身がどのような状態に変化しても、さまざまな道具や技法、AI(人工知能)やMR(複合現実)などの新しいテクノロジーとともに、自由に文化芸術活動をはじめることや継続できる方法を探っています。

テクノロジーを導入するときに何を大事にしたいのか、実際に活動を始めて広めるためにはどのようなチームづくりや工夫を心がけるとよいか。本展覧会は、障害のある人たちの表現活動とケアの現場、そしてテクノロジーとの出会いから見えてきた可能性や課題を展示し、これからの可能性をみなさんと一緒に考えていきます。

■会期
2025年3月19日(水)-3月23日(日)
13:00-19:00

■会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
スタジオ A
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル 地下2階)
Google Map / 周辺アクセス

車椅子などをご利用の場合は、アクセスページに掲載している車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
https://ccbt.rekibun.or.jp/visit#access

■入場料
無料

■シンポジウム
実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人たちや技術者が集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や展望について語り合います。

シンポジウム① 3月19日(水)17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

登壇者
・新井 英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
・板坂 記代子(踊る手しごと屋)
・佐久間 新(ジャワ舞踊家)
・筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)*オンライン登壇
・渡邊 淳司(日本電信電話株式会社 [NTT] 上席特別研究員)
・司会進行: 小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)

シンポジウム② 3月21日(金)16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」

登壇者
・木村 基(四天王寺和らぎ苑 リハビリテーション室 主任、作業療法士)
・徳井 直生(アーティスト、株式会社Neutone 代表取締役)
・武田 和恵(福祉とアートのコーディネーター)
・菊地 将晃(ダンサー)
・緒方 壽人(デザインエンジニア、Takramディレクター)
・清水 淳子(デザインリサーチャー)
・司会進行: 小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)

▷参加費 各回無料
▷定員  各回 50名(要申込)
▷ライブ配信・アーカイブ配信あり(要申込)
▷文字による情報保障あり
▷登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更したり、終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。      

■ギャラリーツアー
毎日2回ずつ実施
[1]14:00~15:00
[2]17:00~18:00 ※3/19(水)・3/21(金)除く
▷参加費無料、定員:各回5名
▷シンポジウム開催中はございません

展示内容

① 身近な音と新たな音色が生み出す表現
AIを用いて新しい音色を生成するツール「Neutone Morpho」を使って、身近な音から音・楽をつくりだす。重症心身障害のある人たちをケアする〈四天王寺和らぎ苑(大阪)〉にて展開。

② なみにふれるダンスワークショップ
現実と仮想世界を融合させた複合現実のなかで、なみの動きを通して感覚を共有し、表現する取り組み「WAVE:なみのダンスとMR」。山形県内で福祉とアートをつなぐ活動に取り組む武田和恵と菊地将晃が、福祉・教育・公共文化施設などへ展開。

③ とけていくテクノロジーの縁結び
ALSと向き合う体奏家・新井英夫、ジャワ舞踊家・佐久間新、踊る手しごと屋・板坂記代子、インタラクティブメディア研究者・筧康明によるコレクティブ。変容しあう身体とテクノロジーの関係による即興的で実験的な表現。

④ 福祉×NFTアートによる仕事づくり
アートとデジタルによる新しい仕事づくりとデジタル上の福祉の実現をめざす「Good Job! Digital Factory」。福祉×NFTの取り組みを広めていくため、ボクセルアートによるNFTプロジェクトの伴走支援を実施[助成:日本財団]。

シンポジウム

実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人や技術者たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の期待や可能性について語り合います。

■日時・テーマ
① 3月19日(水) 17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

② 3月21日(金) 16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」


■会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
オープンスペース

■参加費
各回 無料、 定員50名(要申込)
ライブ配信・アーカイブ配信あり (要申込)

■情報保障
文字による情報保障あり

■登壇者
① 3月19日(水) 17:00-18:30
「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」

【登壇者】
・新井 英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
・板坂 記代子(踊る手しごと屋)
・佐久間 新(ジャワ舞踊家)
・筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト、東京大学大学院 教授)*オンライン登壇
・渡邊 淳司(日本電信電話株式会社 [NTT] 上席特別研究員)

【司会進行】
・小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)


② 3月21日(金) 16:00-18:00
「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」

【登壇者】
・木村 基(四天王寺和らぎ苑 リハビリテーション室 主任、作業療法士)
・徳井 直生(アーティスト、株式会社Neutone 代表取締役)
・武田 和恵(福祉とアートのコーディネーター)
・菊地 将晃(ダンサー)
・緒方 壽人(デザインエンジニア、Takramディレクター)
・清水 淳子(デザインリサーチャー)

【司会進行】
・小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)

ギャラリーツアー

毎日2回ずつ実施
[1]14:00~15:00
[2]17:00~18:00 ※3/19(水)・3/21(金)除く
▷参加費無料、定員:各回5名
▷シンポジウム開催中はございません

アクセス

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル 地下2階)
Google Map / 周辺アクセス

車椅子などをご利用の場合は、アクセスページに掲載している車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
https://ccbt.rekibun.or.jp/visit#access

お問い合わせ・お申し込み

一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
メール art-wellbeing@popo.or.jp

■主催
文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
文化厅委託事業 「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」 

■提携
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)

■協力
社会福祉法人わたぼうしの会、NPO法人エイブル・アート・ジャパン

■全体監修
小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS])

【アーカイブ配信中】福祉×NFTシンポジウム


福祉×NFTシンポジウム
わたしたちの暮らしからつくるNFTの未来

NFTアートによる仕事づくり・関係づくりの可能 〜

NFTは「文字や映像などデジタルコンテンツを擬似的に所有したり流通したりできる技術」と言われています。

その技術を活用することで、新しい地域コミュニティの形成、文化の継承、障害のある人の仕事づくりなど、さまざまな事例や選択肢が生まれています。

わたしたち自身がNFTの未来をつくる主体として、暮らしのなかでどのようにNFTを活かすのがよいのか、どのような展開がひろがると楽しいのか、身近な視点から可能性を探求していくシンポジウムを2025年3月9日(日)開催しました。

2025年5月10日(土)までアーカイブ配信を実施しておりますので、ぜひお申込みください!


シンポジウム概要

■催名
福祉 × NFTシンポジウム
わたしたちの暮らしからつくるNFTの未来
~ NFTアートによる仕事づくり・関係づくりの可能性 ~

■日時
2025年 3月 9日(日)
14:00-16:30(受付 13:30~)

■内容
・主催者あいさつ
・NFTの現在/課題/期待
・NFTによる地域・文化づくり
・NFTアートを活かした障害のある人の仕事づくり」
・ディスカッション

■会場
京都経済センター 6階 会議室 6-B
(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地)
GoogleMap / アクセス

■参加費
無料

■定員
60名(要申込)
※ライブ配信・アーカイブ配信あり (要申込)

■お申込み方法
WEBフォーム: https://forms.gle/BGrbnnxwEHV84hFc8
電話: 0742-43-7055
FAX : 0742-49-5501
Mail: goodjob@popo.or.jp

■情報保障
文字による情報保障あり

■主催
一般財団法人たんぽぽの家

■助成
日本財団



登壇者

Toshi(NEORT株式会社 代表取締役)

竹内 春華(山古志住民会議 代表)

やまもとゆい(一般社団法人暮らしランプ こきゅうボ マスターエージェント)

Daidaimaru(ボクセルクリエイター)

水嶋 輝元(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター インキュベーションプロデューサー)

小林 大祐(Good Job! Digital Factory Co-founder)

※登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更したり、終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問合わせ

一般財団法人たんぽぽの家
Good Job! Digital Factory 事務局
TEL. 0742-43-7055
FAX. 0742-49-5501
MAIL goodjob@popo.or.jp

播磨靖夫『最終講義 エイブル・アート・ムーブメント』

播磨靖夫の書籍『人と人のあいだを生きる 最終講義 エイブル・アート・ムーブメント』が2025年1月末に発行とされました。
自身の病気がわかってから、2023年末に女子美術大学で行った講義をもとに本をつくることを希望し、どく社編集部のみなさんと準備を進めてきました。
本書は、講義録のほか、エイブル・アート・ムーブメントの思想、たんぽぽの家草創期に執筆した原稿を収録しています。
生涯を通して伝えてきたメッセージに思いをはせていただければ幸いです。


『人と人のあいだを生きる  最終講義 エイブル・アート・ムーブメント』
播磨靖夫(たんぽぽの家 理事長)

四六変版200頁 並製 2025年1月下旬発売 定価:2,750円(税込)  出版社:どく社版

*先行予約特典として、「最終講義」の一部を音声データを配信!(1月末予定)
お申し込み先:どく社 

【書籍紹介】

ケアとアートをむすぶ先駆者として半世紀―
障害のある人の表現に“可能性”を見出し、
周縁から「生の尊厳ある社会」を導いた、
思想家・運動家によるラストメッセージ。

人と人のあいだを生きる――
他者と生きる社会のはじめかた

「みなさん、こんにちは。いま紹介がありました、播磨と申します。今日はわずかな時間ではありますが、我々が取り組んでいる『エイブル・アート・ムーブメント』について、また、ケアについてお話をしたいと思います――」(本文より)

障害のある人の生きる場「たんぽぽの家」づくりをはじめ、
わたぼうし音楽祭、エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)、
Good Job!プロジェクトなど、ケアとアートをむすぶ数々の市民運動を提唱・実践し、
2024年秋、その生涯に幕を閉じた文化功労者・播磨靖夫。
半世紀にわたる活動を集大成した「最終講義」を、未来に向けて。

解説・鷲田清一(哲学者) 
播磨さんが口にされたこんな言葉が今もあざやかに耳に残っている。
――「遠いところ、弱いところ、小さいところに種があるのです」

主な構成

◉最終講義 エイブル・アート・ムーブメント…播磨靖夫が集大成として遺した講義録を加筆修正の上掲載
◉可能性の芸術論…ムーブメントを推進しながら、他者と生きる思想を模索した論考集
◉播磨靖夫の視点原点…実践しながら書く――終生貫いたジャーナリストとしての視点で綴った名作エッセイ

*書籍詳細はこちら(詳細を見る)

【著者紹介】

播磨靖夫(はりま・やすお)

1942年生まれ。新聞記者を経て、フリージャーナリストに。障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開。アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱し、障害のある人による芸術表現活動隆盛の礎を築いた。1999年より「ケアする人のケア」プロジェクト、2006年からは「アートミーツケア学会」を立ち上げるなど、ケアの文化の創造を目指す。2012年からは、障害のある人の新しい働き方や仕事づくりを提案する「Good Job!プロジェクト」を展開し、2016年度グッドデザイン賞金賞受賞するなど、福祉の可能性を切り拓いた。平成21年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞、令和4年度文化功労者(芸術振興)。2024年10月3日逝去。

【本書出版にあたって】より

一般財団法人たんぽぽの家理事長・播磨靖夫は2024年10月3日に82歳の生涯を終えました。5月に病気の治療のために入院。そこから本書の制作がはじまり、播磨の自宅療養期間に何度かのやりとりを経て、没後に完成しました。(中略)
この講義は本人としては完璧とはいえないが、人前で長く話す最後の機会になったこと、これからを担う学生に何かしら響いた手応えがあることから、本の構成は、講義内容を幹にしたいと考えました。(中略)
本書はエイブル・アート・ムーブメントを提唱した播磨の言葉を残していますが、思想家、運動家といった枠を超え、ひとりの多様で魅力的な人間としての播磨靖夫が浮かび上がってきます。自らの思想と行動をとおして、出会った人の夢や思いをかたちにすることをしつづけた人生でした。その思いにぜひ心を寄せていだければ幸いです。

【募集締切間近】2026年度/新卒・既卒 正規スタッフ募集

recrute-top

豊かな社会とは、ちがいを認め合う文化をつくり、
ひとり一人が自分の可能性を発揮して、よりよい生き方ができること。
私たちは、こうした社会の実現をめざしています。
ともに日々の出来事を楽しみ、福祉の現場をより魅力的なものにしていきませんか?

わたぼうしの会では、障害のある人の活動や生活を支援することを通して、社会のこと、自分のことを考え、社会のあり方を変える活動に取り組んでいます。一日一日の暮らしや、障害のある人たちの表現活動に触れたとき、自分自身の価値観や生き方を考えるきっかけがたくさんあります。
福祉の現場のことや、障害のある人のことを知らないと思われる方もおられるとは思いますが、大丈夫です!福祉のことや障害のことを何も知らない人も、自分の得意なことをいかして仕事に取り組むことができます。
みなさまのエントリーをお待ちしております。

募集職種(定員)

◯募集職種:支援職員(正規スタッフ)
◯定員:5名程度(新卒・中途/2026年4月採用)

※幣法人では原則同性による介護をおこなっており、現在男性を積極的に採用しています。

採用説明会日程/会場

◯日程
2025年7月5日(土)13:30~14:30
2025年7月9日(水)13:30~14:30

会場
対面:社会福祉法人わたぼうしの会 たんぽぽの家
オンライン:「Zoom」ミーティング

お申し込み/詳細

◯たんぽぽの家|リクルートサイト
新卒:2026年度採用|支援職員(正規スタッフ/新卒)を募集中
中途:2026年度採用|支援職員(正規スタッフ/中途)を募集中

※マイナビ2026からのエントリーはこちらから↓

マイナビ2026

お問い合わせ
社会福祉法人わたぼうしの会 採用担当
E-mail: jinji@popo.or.jp
TEL:0742-43-7055(平日9:30ー18:00)