
一般財団法人たんぽぽの家・社会福祉法人わたぼうしの会の理事長の播磨靖夫が2022年度の文化功労者に選出いただきました。これまで、たんぽぽの家の活動にご支援・ご協力をいただきましたすべてのみなさまにお礼申し上げます。

一般財団法人たんぽぽの家・社会福祉法人わたぼうしの会の理事長の播磨靖夫が2022年度の文化功労者に選出いただきました。これまで、たんぽぽの家の活動にご支援・ご協力をいただきましたすべてのみなさまにお礼申し上げます。

NEW TRADITIONAL(ニュートラ)は、福祉と伝統工芸のあたらしいものづくりの可能性を探り、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。これまで、ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣根をこえて交流し、語り合う場をつくってきました。このたび、ニュートラの実験と実践を紹介する展覧会を京都で開催します。みなさまのご来場お待ちしております!
会期:12月15日(木)〜25日(日) 9:00~17:00
会場:京都伝統産業ミュージアム(京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
入場無料、予約不要
主催:一般財団法人たんぽぽの家 共催:株式会社京都産業振興センター
協力:社会福祉法人わたぼうしの会
助成:日本財団 「障害のある人の表現と伝統工芸の発展と仕事づくり」

NEW DANTSU(山形)
CLAY WORKS(常滑・奈良)
和紙という銀河から届く光(鳥取)
春日大社境内の杉(奈良)
たたいて みがいて つくる木の仕事シリーズ(奈良)
Good Job!のはりこ(奈良)
OKAIKOSAN(奈良)
こけしと棒人形(奈良)
竹工芸(京都)
Precious Plastics(京都・奈良)
SFRN(名古屋)、ほか
アートスペースからふる、あたつく組合、Good Job!センター香芝、さくらんぼ共生園、さふらん生活園、しょうがい者就労継続支援B型事業所「くらら」、新工芸舎、高野竹工、滝沢工房、徳田銘木、torinoko、中川政七商店、Nakajima woodturning studio、中原商店、奈良市埋蔵文化財調査センター、平城宮跡管理センター、丸安、水野製陶園ラボ、水野製陶園、ワークセンターかじま、わたしの会社、小田大空(Indido Classic)、川﨑富美、五井あすか(空櫁)、酒井義夫(ろくろ舎)、新工芸舎、軸原ヨウスケ(COCHAE)、高橋孝治、武田和恵(ぎゃらりーら・ら・ら)長岡綾子(長岡デザイン)、早坂利成(鳴子系こけし工人)、松本恵里佳、𠮷田勝信(𠮷勝制作所)、渡邊崇(MoonRounds)






会場内(京都伝統産業ミュージアム)にて参加型の体験プログラムや講座を実施します。
■体験プログラム
「ニュートラ対話鑑賞」
日時:12月16日(金)15:00~
ナビゲーター:光島貴之(美術家・鍼灸師)
参加費:500円
定員:8名(うち視覚に障害のある人3名ほど)
所要時間:約2時間
内容:展示されているものに実際に触れながら、見える人、見えない人、見えにくい人が言葉を
交わして鑑賞します。ニュートラを触覚や言葉を通してを味わいましょう。
「浮造りで磨く木のプレート」
日時:12月17日(土)13:00〜
デモンストレーター:たむちゃん&まっつん(Good Job!センター香芝)
参加費:500円 *作ったものをお持ち帰りいただく場合は使用した木材の実費をお支払いください
定員:8名
所要時間:約1~2時間
内容:内容:浮造り(うづくり)は、木材の表面を何度も磨いて木目に凹凸をつけ、年輪を浮かび上がらせ
る伝統的な木材の装飾方法です。根気よく取り組んで美しいプレートに仕上げます。
「自分のルーツから模様を考えるー棒人形とこけしのワークショップー」
日時:12月18日(日)10:30〜
講師:軸原ヨウスケ(デザイナー、COCHAE/ドンタク玩具社)
参加費:500円(棒人形の絵付け) *追加1,000円でこけしの絵付けを体験いただけます
定員:10名
所要時間:約1時間30分
内容:もともと玩具として親しまれたこけし。各地方に伝わるこけしの系譜からその奥深さを学びます。
子どもの頃の記憶をたどりながら、自分だけの模様を考え、棒人形やこけしに絵付けします。
「0GYMで身体感覚を捉え直す」
日時:12月21日(水)13:00~
講師:身体0ベース運用法(安藤隆一郎/京都市立芸術大学染織専攻講師)
参加費:500円
定員:5名(小学生以上が対象)
所要時間:約2時間
内容:「はこぶ」「座る」といった当たり前の日常運動を ” へんてこ ” にすると、それは新しい身体トレーニングに変わります。昔から使われている民具なども使いながらトレーニングスペース0GYM にて楽しく身体を動かし、自分の身体について学び、ものと関わるときの動作や身体からニュートラへ迫ってみたいと思います。
「クリスマス茶会」
日時:12月24日(土)11:00〜、13:00〜、15:00〜 (11時の回は子ども茶会としてお子さまとその保護者の方に参加を限らせていただきます)
監修:森野彰人(京都市立芸術大学教授/陶磁器)
参加費:500円
定員:各回8名
所要時間:各回約1時間
内容:クリスマス茶会オリジナルのお菓子と、京都で活動する工房ソラさんや、みずなぎ学園で製作されたお茶碗で楽しむお茶。お子さまには飲みやすくしたものをご用意しますので、どなたもどうぞお気軽にご参加ください。
「体験プログラム」のお申込みはこちらをご覧ください。
(参加費は当日申し受けます)
■講座
12月17日(土)18:00~19:30「福祉と玩具」
講師:講師:軸原ヨウスケ(デザイナー、COCHAE/ドンタク玩具社)
私たちの生活に長く受け継がれ、愛でられてきたもの。軸原さんはそうしたものを発掘し、今に伝えるプロダクトをつくっています。郷土玩具や民藝の周辺にあるものたちと、福祉のものづくりの共通性やこれからのかかわりについて考えます。
12月20日(火)18:00~19:30 「循環・再生と伝統」
講師:本間 智希(建築史家、北山舎代表)、矢津 吉隆(美術家・kumagusuku代表、副産物産店共同代表)
京都北山の文化遺産を保全し、資源循環を目指す北山舎、アーティストのアトリエからでる不要品や廃材を副産物とよび、そこから新たな価値を与える副産物産店。それぞれの活動をすすめる本間さん、矢津さんとともに、ものや地域の循環と未来のものづくりを考えます。
12月21日(水)18:00~19:30 「道具と伝承」
講師:塩瀬隆之(京都大学総合博物館准教授)
伝統のものづくりの課題として、つくり手となる職人の高齢化など担い手として技術を受け継ぐ人の現象があげられることがある。さらに、人だけではなく、社会や自然環境の変化などからものをつくるときに欠かすことができない道具や材料なども失われつつある現状がある。これに対し、道具や材料、それを使う人をどう補い、また新しくとらえなおすことができるのか、考えます。
講座のお申込みはこちらをご覧ください。
(申込制・有料イベントになります)
ニュートラの学校
主催:文化庁、(一財)たんぽぽの家
協力:Good Job! センター香芝
文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

会期:2022年11月18日(金)〜2023年1月19日(木)11:00~17:00 *日・月・祝・12/29~1/4は休み
会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー(アクセス)
*ギャラリートーク 11月19日(土)14:00~14:45
アフリカの南部に位置する「モザンビーク共和国」。そこで活動する二人の若手写真家による、首都マプトの写真・映像を展示します。シラッセ・サロモーニは道ゆく名もなく人々を、イルデフォンソ・コラッソはこの街で生きるアーティストを撮影。急成長をとげ、伝統と未来が混じり合うアフリカ・モザンビークの「現在」を紡ぐため、それを切り取る(映し出す)二人が表すものは。
・作家 Idefonso Colaco(イルデフォンソ・コラッソ)
Silasse Salomone(シラッセ・サロモーニ)
・展示テキスト Johnson Pedro(ジョンソン・ペデロ)
・ディレクション Daisuke Kobayashi

第47回わたぼうし音楽祭は、2022年12月11日(日)にインターネットで開催します!
配信日:2022年12月11日(日)14:00〜
Youtube「わたぼうしチャンネル」にて配信!(チャンネル登録、よろしくお願いします)
「第47回わたぼうし音楽祭」審査結果
| 賞名 | 作品名 | 作詩者名 | 作曲者名 |
| わたぼうし大賞 | プリズムのように | 小玉聖紀 | 利根川朗 |
| 文部科学大臣賞 | いま | 奥谷奈穂子 | 長澤ちりん |
| 奈良県知事賞 | 七転八起 | 横山政輝 | 田中綾乃 |
| 奈良市長賞 | 僕の時計 | Curly mint | Curly mint |
奈良の真夏の祝祭「わたぼうし音楽祭」は、1976年に日本のふるさと奈良で誕生日しました。
障害のある人たちのこころを歌い続けて47年、わたぼうしのやさしさの種は、風に吹かれて飛んでいき、国内外で希望の花を咲かせています。
私たちは、8月7日(日)「第47回わたぼうし音楽祭」を奈良県文化会館で3年ぶりにホール開催しようと準備をすすめてきましたが、新型コロナウイルス感染急拡大のため、一昨年・昨年に続きインターネットで開催することにしました。入選されたみなさん、会場にお越しくださるみなさんをはじめ、関わるすべてのみなさんのいのちと健康を守るための苦渋の選択でした。
「第47回わたぼうし音楽祭」は、急きょインターネット開催となりましたが、わたぼうしスピリッツは不滅です。インターネットのメリットを生かし、新しい時代の新しい「わたぼうし音楽祭」をみんなとともにつくり上げたいと思います。
そして、障害のある人たちの歌の力で、新型コロナウイルス感染や戦争によって分断されつつある人と人、人と社会のつながりを取り戻したいと思います。
「わたぼうし音楽祭」では、音楽祭の最後に出演者も会場のお客さんも、スタッフもみんなでテーマソング「わたぼうし」を大合唱します。
昨年一昨年に続き、今年の夏も会場でみなさんと声を重ねることはできませんでした。インターネット開催となったわたぼうし音楽祭ですが、気持ちも新たに、全国各地・世界中にいるみなさんから「わたぼうし」を歌った動画を募集します!
ぜひ、元気に楽しく歌った動画を撮って送ってください。たくさんの人たちと一緒に、笑顔で声を重ね、心を重ねたいと思います。
*参考動画:「第46回わたぼうし音楽祭」エンディングの様子
・テーマソング「わたぼうし」を歌った動画を募集します。 *サンプル動画はこちら
・歌うのはひとりでも、グループでもOK!歌っても踊ってもOKです。
・歌は約6分間です。 「♪フンワリフワフワ〜 」は最後、10回繰り返します。がんばって元気に歌ってください。
・上手に歌わなきゃ!と気負わず、楽しく元気に歌ってください。
・スマホやタブレット、デジタルビデオなどで撮影してください。
・画面は「横向き」で撮ってください。
*注意ポイント*
・YouTube「わたぼうしチャンネル」のサンプル動画の音声を、みなさんはイヤフォンなどで聞いて歌ってください。撮影するときは、みなさんの歌だけが録画・録音されている状態にしてください。
・出来るだけみなさんの声が録音できる静かな場所(できれば屋内)で撮影してください。屋外で特に風の強い場所、海や川の近く、人が大勢いる場所などは声が聞こえづらいのであまりオススメしません。
・撮影した動画を「ギガファイル便」や「ファイヤーストレージ」などの大容量のデータ圧縮サービスを利用してURLを下記のメールに送ってください。
・送付いただく際、「お名前もしくはグループ名」「地域(市町村まで)」をおしらせください。音楽祭へのメッセージなど頂けたら嬉しいです。
*テーマソング「わたぼうし」募集 専用メール wmf-song@popo.or.jp
〇参加したいけどよくわからない方は、個別にご相談ください。
[お断り]
・送られてきた動画の中で、特定の政治的メッセージを含むもの、過剰な性的・暴力的なシーンがあるもの、その他テーマソング「わたぼうし」に相応しくないと判断された動画は採用いたしません。

障がいのある人の絵画作品を「みん芸ピアノ」のラッピングデザインとして使用しています!「みん芸ピアノ」は奈良県内の複数場所を巡回し、11月には東大寺でも設置が予定されています。ピアノは誰でも演奏することができます。ぜひ会場でステキな音色を奏でてください! (写真は昨年の様子)
*本イベントは新型コロナ感染拡大防止のため、予告なしに設置場所を変更し、利用を停止する場合があります。
※展示会場の最新情報は、みん芸公式サイトやたんぽぽの家HPでご確認ください。
○奈良公園バスターミナル 東棟1F展示室1 (終了しました)
日時:2022年9月1日(木)〜30日(金) 7:30〜20:00
♪みん芸ピアノ演奏会
日程:9/1(木)、2(金)、7(水)、11(日)、12(月)、16(金)、20(火)、22(木)、26(月)、30(金) 各回12:15〜 約30分間、奈良女子大学のピアノサークル「piano-forte」のみなさんによる演奏会が行われる予定です。お楽しみに!
「piano-forte」の紹介 / 初めまして!奈良女子大学のピアノサークル「piano-forte」です。ピアノを弾くのが大好きなメンバーが日々練習をしています。普段はクラシック曲のソロ演奏が多いのですが、今回は連弾やポップスの演奏に挑戦します。みなさんに楽しんでいただけるよう頑張ります♪
♪みん芸ピアノ巡回スケジュール
・奈良公園 バスターミナル 展示室Ⅰ *終了しました
奈良県奈良市登大路町76
日時:2022年9月1日(木)~30日(金) 7:30~20:00
・平城宮跡歴史公園 天平つどい館 *終了しました
奈良県奈良市二条大路南4-6-1
日時:10月1日(土)~23日(日) 9:30~18:00
・道の駅大和路へぐり *終了しました
奈良県生駒郡平群町大字平等寺75-1
日時:10月25日(火)~11月3日(木・祝) 9:00~18:00
・東大寺大仏殿 東楽門横 *終了しました
奈良県奈良市雑司町406-1
日時:2022年11月5日(土)~13日(日) 8:00~17:00
・五條市役所 にぎわい棟内
奈良県五條市岡口1丁目3-1
日時:2022年11月14日(月)~11月30日(水) 10:00~16:00
○東大寺大仏殿 東楽門横 (終了しました)
日時:2022年11月5日(土)〜13日(日) 8:00〜17:00
日時:2022年11月14日(月)〜30日(日) 10:00〜16:00

作者名:坂梨妙華さん(熊本県) タイトル:「トケイソウに小さい虫」
作品のポイント:「近所にさいていたトケイソウを写真にとり、布で貼り絵にしました。花の中央に小さい虫がいました」
*今回、ピアノラッピングに使用している作品は、東大寺大仏殿前で大きな幡(ばん/旗)に仕立てて展示する「ビッグ幡in東大寺」の応募作品の中から選ばれました。
・熱が37.5℃以上ある方、体調の悪い方のご利用はご遠慮ください。
・必ずマスクを着用してください。
・みなさんで譲り合って、やさしくお弾きください。
・歌やほかの楽器との合奏、連弾、弾き語りなどでは、盛り上がりすぎにご注意ください。
・演奏前にアルコールで手指を消毒し、手指がしっかり乾いてから演奏してください。
・ピアノ演奏者や鑑賞される方同士が、十分な距離(2m程度)を保つようにしてください。
・演奏者の活動告知(ライブのチラシ配りなど)や営利活動(投げ銭、チケット販売など)は行わないでください。

*プライベート美術館
会場:近鉄奈良駅周辺店舗ほか県内各地 会期:2022年10月22日(土)〜11月6日(日)
*ビッグ幡in東大寺 ・大仏殿内は入堂料が必要です
会場:東大寺大仏殿前 会期:2022年11月5日(土)〜13日(日)8:00~17:00
*ビッグ幡in東大寺 原画展 ・入場無料(東大寺ミュージアム入口からは入場できません)
会場:東大寺総合文化センター小ホール 会期:2022年11月5日(土)〜13日(日)9:30~17:00
*バーチャル美術館 ービッグ幡in東大寺作品展ー ・インターネット上でご覧ください。
会期:2022年11月1日(火)〜30日(水)
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知らないものに出会ったとき、これから何が起こるのか心が高鳴る。ぐっと身をかたくして緊張する。期待と不安、ワクワクとどきどき。今回上演するのは音楽×ダンスと、演劇です。それぞれが異なる表現や身体に出会いに、ぜひお越しください。
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2022年11月23日(水・祝) 13:30開場 14:00開演 (16時終演予定 終演後アフタートークあり)
出演:Wa No Wa(音楽)×森田かずよ(ダンス)、HANA PLAY(演劇)
会場:奈良市ならまちセンター(〒630-8362 奈良県奈良市東寺林町38)
定員:100名(申込先着順)
料金:一般2,000円(当日2,500円)、中高生1,000円(当日:1,500円)
*介助者1名まで・小学生以下無料
*会場で文字字幕による情報保障を予定しています
*会場での検温・手指消毒およびマスクの着用にご協力ください。発熱や風邪症状のある方はご来場をお控えください。
出演:Wa No Wa(音楽)×森田かずよ(ダンス)、HANA PLAY(演劇)
主催:一般財団法人たんぽぽの家
令和4年度 障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)
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[プログラム]
*途中休憩が2回あります。
14:00~
音楽とダンス|Wa No Wa×森田かずよ
トーンチャイムやベルを使ったアンビエントミュージックの活動で注目を集めるWa No Waとダンサーの森田かずよさんによる初めてのコラボレーション。森田さんは2012年、ならまちセンターでソロ作品「アルクアシタ」を発表し、義足をはずすシーンも含めた公演はその後も反響を呼びました。今回の公演のために集まったWa No Waのメンバーと森田さんが出会い、音や身体で、やりとりを重ねた世界を一緒に体験しましょう。[上演時間 約40分]
― 休憩(約15分)―
14:55~
演劇|HANA PLAY
普段から仕事仲間でもあるHANA PLAYの俳優たち。なかには40年以上の付き合いになる人も。演劇創作は、メンバーの日常や思い出話を出発点に、物語を編んでいくところからはじまります。はじめてひとり暮らしをしたときのエピソードを題材にした作品「贅沢な時間」から打って変わって今回のテーマは、源氏物語。古典の世界をどう遊ぶのか、お楽しみください。[上演時間 約60分]
― 休憩(約20分)―
トーク|熊倉敬聡(芸術文化観光専門職大学教授)、金森 香(プロデューサー、THEATRE for ALLディレクター)
音楽や演劇、ダンスといったパフォーミングアーツはごく一部の人が取り組む特別なもの?
障害のある人とのパフォーミングアーツの魅力や価値について、長年コンテンポラリーアートやダンスの批評を行なってきたゲストと共に考えます。
Wa No Wa


奈良県山添村にある障がい者支援施設「大和高原太陽の家」のメンバーを中心に活動する【あるがまま】をコンセプトにした即興セッションユニット。ライブでは太陽の家のメンバーと、その場その時に在る人達がメンバーであり、チャイムやベル、自然素材で制作した楽器、民族打楽器、などを使いその瞬間だけの音世界を創り出す。2022年3月に即興アンビエント作品【Wa No Wa】を国内外に向けてリリースした。
森田かずよ


先天性の障害を持って生まれ、18歳より表現の世界へ。自らの身体の可能性を日々楽しく考えながら、ダンサー、俳優として活動。「Performance For All People. CONVEY」主宰。ヨコハマパラトリエンナーレ、国民文化祭、庭劇団ペニノ、アジア太平洋障害者芸術祭など国内外の多数の公演に出演し、メディア出演も多数。東京2020パラリンピック開会式出演。神戸大学人間発達環境学研究科博士前期課程修了。
HANA PLAY


『たんぽぽの家アートセンターHANAで週1回行っている演劇プログラム。2020年に大阪市の應典院本堂(コモンズフェスタ2019)にて、『僕がうまれた日』を上演。この作品は、現在(株)プリコグが運営しているバリアフリー配信サイトTheatre For Allにて配信中。2021年には近畿大学舞台芸術専攻生と創作した『贅沢な時間』を上演した。
熊倉敬聡

芸術文化観光専門職大学教授。フランス文学 ・思想を研究後、現代アートやダンスに関する研究・批評・実践等を行う。大学を地域・社会へと開く新しい学び場「三田の家」、社会変革の“道場”ことImpact Hub Kyotoの 立ち上げ・運営に携わる。主な著作に『GEIDO論』、『藝術2.0』、『瞑想とギフトエコノミー』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』。
金森 香

THEATRE for ALL ディレクター、(株)precog 役員、(一社)DRIFTERS INTERNATIONAL 代表。リトルモアを経て、2001年ファッションブランド「シアタープロダクツ」を設立し、2017年まで取締役。2010年NPO法人DRIFTERS INTERNATIONALを設立し、芸術祭の企画運営・ファッションショー・出版企画などをプロデュースする。2019年日本財団主催「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 」のディレクターを担当。2020年にprecogに参画し、アクセシビリティや広報・PR、ブランディング事業等を担当。
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鹿の劇場について
2012年奈良県障害者芸術祭HAPPY SPOT NARAのプログラムとして企画がスタート。5年にわたり国内外のさまざまな舞台芸術を奈良で紹介してきました。その後、たんぽぽの家では障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)の取り組みの中で、コロナ禍でのパフォーミングアーツの活動、鑑賞支援を目指し、関西の障害のある人たちの舞台芸術の紹介をオンラインで実施しています。今年はひさしぶりに「鹿の劇場」を冠した対面での舞台開催となります。
[パフォーミングアーツの広場]https://performingartsnohiroba.tanpoponoye.org/
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いずれかの方法でお申し込ください。また、車いすでのご来場や入場に際し係員によるお手伝いが必要な方はお申込時に備考欄にご記入ください。
(1)チケット販売サイト Peatix から購入する
クレジットカードやコンビニ決済で代金を支払うことができます。
https://shikageki2022.peatix.com/
(2)WEBフォームから申し込む
下記URLにアクセスし、必要事項をご入力のうえ、料金をご入金ください。
https://forms.gle/UgvHLGXbq2pHhyEK8
(3)メールまたはFAXから申込む
チラシの申込欄にご記入いただき、メールまたはFAXでお申込のうえ、料金をご入金ください。
[振込先](2)(3)の方法でお申し込みの場合
銀行振込み
南都銀行 西ノ京支店(普通)2078235
または、ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店(当座)0007812
名義:一般財団法人たんぽぽの家
郵便払込み:
01080−6−7812 加入者名:一般財団法人たんぽぽの家
*通信欄に「鹿の劇場チケット代」とお書き添えください。
■おことわり
・新型コロナウィルス感染拡大の状況等やむを得ない事情により、公演内容を変更させていただく場合があります。最新情報はたんぽぽの家のウェブサイト、facebookをご覧ください。
・ご入金いただいたチケット代は、原則としてご返金いたしかねますのであらかじめご了承ください。
■アクセス
奈良市ならまちセンター 市民ホール(奈良県奈良市東寺林町38番地)
徒歩:JR奈良線奈良駅東口から徒歩15分、近鉄奈良線奈良駅から徒歩12分
車:近隣の駐車場をご利用ください
[お問い合わせ・お申込み先]
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501
Email: artsoudan@popo.or.jp
*公演当日11/23(水・祝)のみ、お問い合わせは080-7304-3007までご連絡ください。メールでご連絡いただくと確認ができない場合がございます。

わたしたちはいま、ものをつくったり、つかったりすることをあらためて考えなおす社会に生きています。ゼロからものをつくるのではなく、廃棄されるものに価値を見出し、そこから新たにものをつくるなど、各地でユニークな活動や表現が生まれています。さまざまな制約を楽しみながら創造的につくること。それは「あそび」の感覚に近いのではないでしょうか。また、これまでとは違うつかいかたをすることは、ものを愛おしむこと、豊かに生きることを考えるきっかけになります。福祉のものづくりやアートの現場でおきている持続可能なものづくりから学びながら、新しい組み合わせやこれまでにない視点で、ふたたびつかうこと、ふたたびあそぶことを考えたいと思います。
11/4(金)特設webページオープン!! https://ableartsdgs.tanpoponoye.org/
11/11(金)「副産物産展」オンラインワークショップ
11/20(日)poRiffワークショップ
地域でSDGsの課題に向き合う取組みを「アートの視点からエンパワメントする」ことを通して、「誰一人取り残さない」社会づくりに寄与するプロジェクトです。
今回のパートナー団体「くふう」「副産物産店」のみなさんを招き、プロジェクトの報告と、新しく価値を生むものづくりや視点の持ち方の意義を語ります。
登壇者:薮内都(くふう)、矢津吉隆・山田毅(副産物産店)
進行:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)

■日時:2022年11月20日(日)13:30~15:00
■現地参加=会場:近畿ろうきん肥後橋ビル 12Fメインホール
■定員:40名(※ご予約が必要なセミナーです)
◉オンライン参加⇒YouTubeにて配信します。
視聴用のURLは後日お申込みいただいたメールアドレスにご連絡いたします。

近畿ろうきんの事業活動で廃棄されるものに注目し、クリエイティブユニット「くふう」の協力のもと、ポーチやペンケースなど「再び彩りをもたらす」プロダクトに生まれ変わらせます。 パートナー団体:くふう
poRiff(ぽりふ)ワークショップ「ぺたんこバッグをつくろう!」
レジ袋をつかって新しい袋に生まれ変わらせるワークショップをおこないます。
■日時:2022年11月20日(日)10:30〜12:00
■定員:5組10名まで(要予約)
※未就学児のお子様は、必ず保護者同伴でご参加ください。 ※材料等は準備しますが、使いたいビニール素材の袋があればお持ちください。


障がいのある人が創作活動をおこなっている福祉施設をめぐり、そこで生まれる「副産物」をリサーチ。組み合わせや見立てといった手法を使い、新しい作品、見てハッピーになる「福産物」として紹介します!
パートナー団体:副産物産店訪問団体:西淡路希望の家(大阪)/やまなみ工房(滋賀)/GoodJob!センター香芝(奈良)
創作の現場、生活の現場などで、視点を変えて見ると価値が生まれるものがあります。それらを「副産物」と名付けて活動する「副産物産店」のお話を聞きながら、自分たちの身の回りにある「副産物」を探しましょう!
■日時:2022年11月11日(金) 18:00〜19:30
■Zoomによるオンライン配信
■定員:20名
今回のプロジェクトで生まれた作品や商品をご紹介するとともに、廃材を使って作品を作る吉田楓馬さん(やまなみ工房所属)の作品を紹介します。
■開催日:11月20日(日)
■会場:近畿ろうきん肥後橋ビル
※展覧会「リ・プレイ展」は、事前予約にて「ぺたんこバッグをつくろう!」「エイブル・アートSDGsセミナー」に参加した方のみご鑑賞いただけます。
■日時:2022年11月20日(日)13:30~15:00
・現地参加、オンライン参加共通 お申込みフォームはこちら
・メールで申し込む →ableart@popo.or.jp
件名を「エイブル・アート SDGs」として、お名前、ご所属(任意)、参加希望プログラム(複数選択可)、視聴URLを受信するメールアドレスをお知らせください。
特設Webページでは、プロジェクトの報告や、webで作品展示をおこないます。特設Webページと連動して、「エイブル・アートSDGsオンラインストア」がオープン! 今回のプロジェクトで生まれた作品や、障がいのある人や地域で活動を進める団体の商品をオンラインにて紹介、販売します。 (協力:Good Job! センター香芝 )
▼特設webページ https://ableartsdgs.tanpoponoye.org/
▼エイブル・アートSDGsオンラインストア https://goodjobstore.jp/pages/able_art_sdgs_project_2022
・くふう(大阪)

ゴミをすでに「あるもの」として捉え、あるものを使って工夫で世の中をちょっと愉しくする集団。関西の福祉施設とパートナーシップを組み活動している。
•副産物産店(京都)

アーティストのアトリエから出る副産物(発表する作品を主産物、それ以外に捨ててしまったり、不要なものを副産物として捉える)に新たな価値をつけて提供するプロジェクト。
一般財団法人たんぽぽの家(担当:岡部・中島)
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel 0742-43-7055/Fax 0742-49-5501 Email ableart@popo.or.jp
*ZoomやYouTubeの使い方がわからない…という方は、お問合せ・お申込み先までお知らせください。
*ご提供頂いた情報は、一般財団法人たんぽぽの家が適切に管理し、本事業の実施以外には使用いたしません。
主催:近畿労働金庫 企画・運営:一般財団法人たんぽぽの家
協力:NPO法人関西NGO協会
後援:大阪府・大阪市・社会福祉法人大阪府社会福祉協議会・社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪労働者福祉協議会・大阪府生活共同組合連合会・こくみん共済coop(全労済)大阪推進本部


会期:2022年11月5日(土)〜13日(日)8:00〜17:00
会場:東大寺大仏殿前 *大仏殿内は入堂料が必要です。
11月5日(土)から東大寺大仏殿前にて「ビッグ幡(ばん)in東大寺(以降ビッグ幡)」が始まりました。ビッグ幡は、全国の障がいのある人の作品を公募で集めて、その中から選考で選ばれた64作品が、幡と呼ばれる大きな旗となり東大寺で掲揚されるイベントです。今年はいろんな規制の緩和や移動支援の効果からか、とても多くの人が訪れています。
*幡(ばん)とは… 寺院の重要な法要などの時に使われる「旗」で、仏や寺院を美しく飾り、称えるためのものです。人々の平和を祈る意味や魔除けの意味があると言われています。
そんな幡がゆったりとたゆたう大仏殿東の回廊では、「みん芸ピアノ」がいろんな音色を奏でています。

みん芸ピアノはラッピングピアノで、ラッピングデザインの元となった作品もビッグ幡に応募された作品の中から選考された作品です。今回は熊本県の方の作品が選ばれました。
*東大寺でのラッピングピアノは11月13日で終了しています。
遠方で原画展を見ることのできないという方のためには、「ビッグ幡in東大寺 バーチャル美術館」を開設して、いつでもどこでも作品をご覧いただけます。奈良県に来られる方もそうでない方も、この機会にビッグ幡にぜひふれてみてください!
会期:2022年11月1日(火)〜30日(水)

東大寺総合文化センター小ホールでは、ビッグ幡に応募された約640作品すべてを展示する「ビッグ幡in東大寺 原画作品展」も開催。
原画の持つ魅力を存分に堪能していただけます。
会期:11月5日(土)〜13日(日)9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
たんぽぽ生活支援センター主催で、行動援護従事者養成研修を開催します!
本研修は、知的障害や精神障害、発達障害などで行動上の困難があり、日常的に介助が必要な人に対してマンツーマンでの支援を行う「行動援護サービス」の提供を行う際に必要な知識や技術を学び、スキルアップの機会となる研修です。
研修を終了した支援者を配置した場合に、特定の障害福祉サービスでは加算等の対象になる場合や、令和6年度以降の行動援護サービスの提供には必須の資格となります!ぜひこの機会に、みなさまの研修へのご参加をお待ちしております。
日程:令和4年11月26日(土)・12月3日(土)・10日(土)・17日(土)
*各日の研修内容や時間については、上記の「研修の詳細を見る」からご確認ください。
定員:20名 ※ 定員に達した時点で受付を締め切らせていただきます。
参加費:23,000円
お申し込みはこちら→ お申し込みフォームへ
[映画「道草」の上映会について]
この度の研修に併せ、強度行動障害を持つ方への理解を深める目的として映画「道草」を1日目の研修後に上映いたします。(詳しい時間帯は裏面参照)鑑賞料金は参加費に含まれます。
[修了証の発行について]
遅刻や早退、欠席のない方にのみ、行動援護従事者養成研修の修了証書を交付いたします。補講はございません。
*各日の研修内容や時間については、上記の「研修の詳細を見る」からご確認ください。
[新型コロナウイルス感染防止対策について]
毎回、参加者の健康チェックを行わせていただきます。また、定期的な換気や消毒の徹底など、感染防止対策を徹底した上で開催いたします。なお、現時点でオンラインでの開講は予定しておりません。全日程を会場で参加可能な方のみ、お申し込みをお願いいたします。
たんぽぽ生活支援センター (担当:内山、鴻野、ひがし)
tel 0742-40-1030

◎有縁のすみか アルバイト・藤山恭子
昨年アートセンターHANAを見学した際にとても雰囲気が良く、自分自身のなかにあった今までの福祉やケアに対するイメージが覆され、衝撃を受けたことがきっかけで有縁のすみかで働くことを決めました。私自身、現在大学院で臨床心理学を専攻しており、アルバイトを始めた当初は車いすに触れた経験もなければ福祉分野の知識もほとんどなく、はじめての連続で戸惑うこともありましたが、スタッフおよびメンバーの皆さんのやさしさに支えられながら持ちつ持たれつ楽しく働いています。
メンバーの皆さんと一緒に過ごしながら「おやすみ」「おはよう」「いただきます」「行ってきます」といった何気ない日常生活を支えるこの仕事には毎回新たな発見や学びがあります。
人との関わりを大切に、有縁のすみかで一緒に働いてみませんか。
〇職種 ケアスタッフ
〇内容 福祉ホーム「有縁のすみか」に住んでいる障害のある人の入浴や食事、着替え、掃除など日常の支援を行います。
〇勤務時間
15:00~22:30(このうち3時間など、勤務時間の調整可)
宿直 18:00~翌朝8:00
〇時給 900円~(初任者研修等有資格者は1,000円~)、交通費支給
宿直 8,700円/回、交通費支給(要資格者は9,000円/回)
〇必要な資格 特になし。介護職員初任者研修以上、普通自動車免許あればなおよい。宿直のみの場合不問。
〇特典
学生限定の特典として、夕方からの勤務、もしくは宿直に入ってくださる方には夕食を1食分提供いたします。「おいしく、たのしく、安全に」をキーワードにたんぽぽの家で給食・配食部門を担当する「たんぽぽ楽食サービス」手作りの、栄養満点ごはんです!
●問い合わせ先 有縁のすみか[担当:小林] 電話0742−52−2012

*福島ツアー(日帰り) 11月25日(金)
*宮城ツアー(一泊二日) 11月26日(土)・27日(日)
2011年3月に発生した東日本大震災は、私たちの心の深いところでこれまでの生き方やはたらき方を顧みる契機となりました。震災から10年以上たった東北の地には、さまざまな困難を前にして、これまでの立場を超えお互いが支え合い、ゆたかに人生を切り開いていく人間の知恵がたくさん蓄積されています。Good Job! Travel FUKUSHIMA/MIYAGI 2022では、そのなかでも、特にユニークな実践活動を行っている4つの場所を訪問します。地域固有の実情に寄り添い、地域の人々を巻き込んだ実践の様子を学びたいと、それぞれの場所で見学者が絶えません。そのような魅力的な場所を訪問できる機会です。
東北の地で障害のある人の活躍の場を精力的に広げてきた専門家とのディスカッションの時間をたっぷりととり、参加者と受入側が発見や課題を共有し、それぞれのアクションにつながる学び合いの場づくりをします。
全国各地で実践される、あたらしい生き方、はたらき方に挑戦する福祉の現場を訪れ、そこに関わる地域や人の魅力を丸ごと体験するツアーです。
障害のある人とつくる新しい働き方に関心のある方、ものづくりやアートに興味のある方、多様な人が豊かに生きる地域づくりについて学びたい方、その他、この旅を通じて学びを深めたい幅広い方のご参加をお待ちしています。
*現地コーディネーターからのメッセージ

柴崎由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事)
東北に会いに来てください。私たちのこの11年は、とてつもなく熱く、そして温かい活動です。
震災からの復興、過疎化、少子高齢化、地方創生などの課題にも、揺さぶられることなく、今、ここに生きています。
そこに、障害のある人たちの生き方がどう関わりあっているのか。みなさんと一緒に考えられることを楽しみにしています。
訪問先:山の農園(福島県郡山市)

NPO法人しんせいは、東日本大震災・原発事故の影響で移住を余儀なくされた障害のある人を支援するため、2011年3月から活動を始めました。以降、福祉団体や企業とも連携しさまざまな仕事をつくってきました。そして、もう一度、農業の仕事に就きたいという障害のある人たちの夢をかなえるべく、2019年にひらいたのが「山の農園」。身体にやさしく冷めてもおいしい、非常食にもなる「山のにんじんカレー」の開発や共生社会を考え環境学習を行う「山の学校」も開校しました。秋の紅葉が美しい山の学校で、「山のにんじんカレー」をいただきながら、しんせいのメンバーのみなさんや代表の富永美保さんからこれまでの歩みをお伺いし、これからの「はたらく」を考えます。
案内:富永美保さん

2011年東日本大震災・原発事故の影響を受ける障がい者を支援するJDF被災地障がい者支援センターふくしまの職員として「交流サロンしんせい」を担当し、福祉サービスにつながらない避難者等を含む多様な方々の活動するサロンを立ち上げた。2013年より特定非営利活動法人しんせいの理事として、「企業」×「NGO・NPO」×「避難の続く福祉事業所」で協働の仕事(魔法のお菓子ぽるぼろんやミシンの学校)のしくみをつくり事務局長を務める。2019年、特定非営利活動法人しんせいの理事長に就任。
*スケジュール:福島ツアー
11:20 各自にて、JR 郡山駅集合。タクシーに分乗し、山の農園へ。
12:10 山の農園到着後、昼食。
13:00 山の農園散策とワークショップ。障害のある利用者の方たちと共に時間を過ごします。
14:45 代表富永美保さんからのお話とディスカッション
16:30 山の農園より、タクシーに分乗してJR郡山駅へ。
17:00 着後、解散。
【1日目:11月26日(土)】
訪問先:地域ではたらき、地域に学ぶ山元町めぐり(宮城県亘理郡山元町)

東日本大震災による大津波によって町の面積の4割が浸水するという甚大な被害を受けた山元町は、最新の防災計画を取り入れたコンパクトシティとして町全体が再建されました。その地でポラリスというNPO法人を立ち上げた田口ひろみさんは、震災で家族や家を失った障害のある人たちが、生きる力を取り戻し、これから地域で素敵に生き、はたらくためには、地域の復興に取り残されず、地域の人たちと支え合うことができるまちづくりが最も重要と感じ、震災以降、奔走してこられました。その手腕はモデルケースとして注目され、中央官庁をはじめ全国各地の地方行政担当者の視察対象にもなっています。本ツアーでは、田口さんと山元町をめぐり、地域のハードの復興とソフトの復興について考えます。
案内:田口ひろみさん

1991年、仙台市からIターンし、1998年から町の障害者施設で働く。2011年東日本大震災を経験し、アート&ケアよる障害者の仕事づくりと生きる力の取戻しに取組んだ。2015年「障害のある人もない人も素敵に生き、はたらくことができる地域づくり」を目指してNPO法人ポラリスを設立。精神保健福祉士。社会教育士。59歳。
【2日目:11月27日(日)】
訪問先:塩竈市杉村惇美術館、ビルド・フルーガス(宮城県塩竈市)

古くから漁業で栄えた宮城県塩竈市は、文化的資源を再発掘するあたらしい取組が30~40代の比較的若い世代から次々と生み出されています。今回訪れるのは、公民館の機能も兼ね備えた全国的にも珍しい独自のスタイルを持つ美術館と、アーティストによる新しい価値の発見を実験的に発表する場となっているギャラリーです。その両方を運営する高田彩さんに各施設をご案内いただき、公共的な美術館や私設ギャラリー、アトリエの場が町に散りばめられることで、老若男女、多様な市民を巻き込みながら、文化が協働的に創り出されている様子を体感します。また、それを仕事にむすびつける方法についても考えます。
案内:高田彩さん

1980年、宮城県塩竈生まれ。エミリー・カー美術大学卒。アーティストネットワーキング「ビルド・フルーガス」代表、2006年宮城県塩釜にbirdo spaceを開廊。国内外でのプロジェクトに加え、地域の人々やアーティストと共に運営する「チルドレンズ・アート・ミュージアムしおがま」や、塩竈の魅力を伝えるウェブサイト「KURASHIO」等の企画運営を行う。2014年より塩竈市杉村惇美術館統括。
訪問先:アンダンチ(宮城県仙台市)

アンダンチは、障害者や健常者、子供や高齢者など、様々な人が緩やかに交わる複合福祉施設です。敷地内には障害者就労支援事業所、医療と介護が受けられる高齢者施設、保育園のほかに、駄菓子屋やおいしい飲食店もあり、市民の憩いの場にもなっています。実際にその空間に身を置いて、多様な人たちがつながりあう居場所について体感します。また、代表の福井大輔さんと、大都市、仙台において、福祉の視点からの地域課題の解決や地域循環を図る社会的企業の役割についてディスカッションする機会も設けます。
案内:福井大輔さん

1983年宮城県塩釜市生まれ。早稲田大学スポーツ科学部卒。総合商社勤務を経て2013年10月より現職。介護事業として2015年7月に小規模多機能ホーム「福ちゃんの家」を開所。2018年7月「アンダンチ 医食住と学びの多世代交流複合施設」を開所。また仙台の福祉経営者7法人とともに、2017年10月「特定非営利活動法人まちあす」を設立し、代表理事を務める。
*スケジュール:宮城ツアー
11月26日 仙台駅10:10集合 / 27日 仙台駅16:30解散(予定)
<1 日目・11 月26 日(土)>
JR 仙台駅・・電車・・JR 山下駅(防災センター)==バス==山元町役場(車窓より)==バス==和風レストラン 田園( 昼食)== バス==山元町震災機構 中浜小学校==バス==GRA 先端農場「ICHIGO WORLD」==バス==NPO 法人ポラリス==バス==ホテル==バス==TFU Cafeteria Olive ( 夕食)・・徒歩(約12 分)・・ホテル
<2日目・11 月27 日(日)>
ホテル==バス==(塩竈神社)・・徒歩・・塩釡市杉村惇美術館==バス==ビルド・フルーガス== バス==大黒寿司( 昼食)==バス==アンダンチ==バス==JR 仙台駅
※バスは、貸切バスを利用します。
福島ツアー(日帰り) 11 月25 日(金)
参加費:13,000 円(税込)昼食代込み
定員:16 人(最少催行人数:7 人)
宮城ツアー(一泊二日) 11 月26 日(土)、27 日(日)
参加費:53,000 円(税込) 宿泊、昼食2 回、夕食1 回、朝食1 回分込み
定員:25 人 (最少催行人数:15 人)
※両ツアーともに、現地までの交通費は参加者負担となります。
*旅の始まりの前に、プレ参加者交流会を予定しています。(zoom利用予定)
日時:11月15日(火)18:30〜19:30
参加者の自己紹介タイムと今回のトラベルコンセプトの共有を予定しています。(参加は任意です、ご都合がつく方はぜひご参加ください。)
Good Job!プロジェクトとは
障害のある人とともに社会のはたらき方をデザインする取り組みです。
2012年、大阪で初の展覧会「Good Job!」を開催、障害のある人の表現を活用した魅力的なプロダクトを紹介しました。2013年からはプロダクトに限らず、活動・仕組み・メディアなど、全国のさまざまな取り組みを発信する「Good Job! Exhibition」を展開。2016年・2017年には、障害のある人の創造性や表現・存在と異業種の人がつくる新たな”しごと”“はたらき方”を表彰する「Good Job! Award」を実施。その後も、福祉と新しい技術をつなぐ「IoTとFabと福祉」、伝統工芸との相互発展を目指す「NEW TRADITIONAL」他、次々とプロジェクトを展開。展覧会やセミナー、Webサイトなどを通して情報を発信してきました。
その人らしい役割をもって社会に関わっていくこと、
多様な個性や能力を発揮できる環境や仕組みをつくること、
いろいろな人が出会い豊かに生きること。
障害のある人との協働から生まれる新たな “しごと” “はたらき方” をさまざまな形で提案していきます。
旅行の詳細は、ツアーチラシをご覧ください。
お申し込みは、下記リンク先フォームより受付いたします。
https://forms.gle/xUCfK4kawx2wFHA3A
*各チラシには、詳しい旅程のほか、お支払い方法、ご注意事項、キャンセルポリシーなど、ツアー詳細を記載しております。
株式会社UNA ラボラトリーズ(福岡県知事登録旅行業2-951 号)
〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-12-22-302
Tel: 092-982-7956 E-mail: tour@unalabs.jp
営業日・営業時間:月曜日~金曜日10:00~17:00 土、日、祝日休業
担当:八幡
Good Job! Project(一般財団法人たんぽぽの家 内)
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501 E-mail: goodjob@popo.or.jp
●本ツアーは、「Good Job! Project(一般財団法人たんぽぽの家 内)」が企画協力し、株式会社UNAラボラトリーズが行う募集型企画旅行です。
ご自宅から現地までの往復交通費は各自負担です。
詳細は、goodjobtravel.jpでもご案内しています。
福祉と伝統のものづくりをむすびなおす ニュートラの学校、はじまります
自分たちがつくりたいもの、届けたいもの、伝えたいことを考え、福祉のものづくりの価値を高めていくために、学び合う場をつくります。
プログラムA「福祉の課題から考えるコース」はGood Job! センター香芝にて、プログラムB「これからの伝統を考えるコース」は京都伝統産業ミュージアム(京都)と(PLACE)by method(東京)にて。オンラインでのライブ配信もあります。全部で10のプログラムがありますが、1回だけの参加も歓迎です!
詳細およびお申込は下記のリンクより。ぜひ、ご参加ください。