障がいのある人のアートとデザインの可能性
日時:2017年3月4日(土)・5日(日)
◎申し込み締め切り 2017年3月2日(木) *申し込み用紙はこちら→申し込み用紙
会場:鳥取市文化センター大会議室 (アクセス)
対象:鳥取県、近隣県の社会福祉施設職員・学生・アーティスト・デザイナー、そのほか関心のある人
定員:100名
参加費:両日参加・3,000円 1日参加・1,500円 *交流会・一律3,000円
主催:あいサポート・アートインフォメーションセンター 企画協力:一般財団法人たんぽぽの家
いま、地域でのアート活動がさかんになっています。アートと地域の関わりやその意義について考える機会や実践者も増え、具体的な相談や対話ができる場も必要になってきました。いっぽうで、表現活動をとおしたはたらきがい、生きがいのある仕事がなかなかない現状もあります。そのようななか、デザインをとおして、よりよい仕事や働き方を考える取り組みが各地で展開されるようになってきました。
今回は、アートとデザインの可能性がテーマです。1日目は創作活動をささえる環境と関係づくりについて学びます。2日目はデザインや福祉のブランディングについて、実践者の話をもとに考えます。さまざまな実例とともに、これからの表現と仕事、そこから生まれる豊かな生活を思い巡らす2日間にしたいと思います。
プログラム
3月4日(土)13:30~17:00
13:00~13:30 受付
13:30~13:40 挨拶
13:40~13:50 オリエンテーション
13:50~14:40[50分]
講演「ひとりひとりの創造性を活かしながら地域で生きる」
中野 厚志(株式会社ぬか代表/岡山)
障がいのある人たちが、アートを活用した自分らしい生活をおくることをめざして活動をはじめた「ぬか つくるとこ」。生活の中での小さな変化を見逃さない工夫や、食や空間に対するこだわり、地域とつながるための楽しい創意工夫を共有します。
14:40~14:50 休憩
13:50~15:30[40分]
事例報告「心の病とアート活動の実践」
松田圭一(NPO法人灯心会スカイハート灯/岡山)
精神障がいのある人たちの創作活動をサポートし、人としてささえるために大切なことを実践し続けているスカイハート灯。豊かな環境や発表の機会をどうしたらつくれるのか、その理念と実践を学びます。
15:30~17:00[90分]
トークセッション「表現すること、ささえること〜『障害とアートの相談室』の事例から〜」
「障害とアートの相談室」スタッフ×阿曽真里生(社会福祉法人いこま福祉会かざぐるま/奈良)ほかゲスト
たんぽぽの家では、「障害とアートの相談室」を開設し、表現やサポートに関するさまざまな相談窓口やワークショップ、セミナーなどを実施しています。各地でのプログラムを事例に、誰もが表現の機会をつくるための可能性を探ります。参加者のみなさまからの質疑応答の時間もあります。
17:00 終了
18:30 交流会[会費3,000円]
4日(土)のプログラム終了後、講師との交流会を開催いたします。ご参加ご希望の方は併せてお申し込みください。
会場:カフェ・ソース(鳥取市弥生町227グレースビル2F)
時間:18:30~
会費:3,000 円(当日、交流会受付でお支払いください)
3月5日(日)10:00~16:00
9:30~10:00 受付
10:00~10:10 挨拶
10:10~11:00[50分]
講義1「デザインのちから」
原田祐馬(UMA/design farm代表/大阪)
ひとことにデザインといっても、多種多様です。商品や広告といった目に見えるものだけでなく、人と人、人と社会の関わりを豊かにするデザインに注目が集まっています。幅広く活動する実践をもとに、デザインの本質について語ります。
11:00~11:10 休憩
11:10~12:00[50分]
講義2「福祉施設のブランディング」
加藤未礼(おおきな木 代表/東京)
社会のなかで福祉施設はどうあるべきか。障害のある人やサポートする人たちの想いを大切にしながら、誰もが幸せに生きれる社会はどう作れるか。課題解決に向けたコンサルティングの事例からみえてくる、ブランディングについて学びます。
12:00~13:10 お昼休憩
13:00~13:40[40分]
事例1「よいものづくりは、よい関係づくりから」
高野賢二(クラフト工房La Mano 代表/東京)
東京の町田で染色を中心としたものづくりやアート活動をするLa Mano。メンバーが何らかのかたちで作業に関われるきっかけを作ったり、クリエイターと積極的に関わっています。質の高い製品を作り続ける理念と実践を共有します。
13:40~13:50 休憩
13:50~14:30[40分]
事例2「『どこにもない』商品づくりの秘密」
金武 啓子(西淡路希望の家 美術部代表/大阪)
「スーパーハイパースペイシー」など、振り切った商品開発で有名な西淡路希望の家。他の商品と比較不能なオリジナリティはどうやって生まれるのか?その手法を学びます。
14:30~15:20[40分]
事例3「IOT×ファブによる未来の仕事」
藤井克英(Good Job!センター香芝/奈良)
デジタル工作機などをつかうと、何ができるようになるの?2016年9月にオープンした「Good Job!センター香芝」の取り組みから、ものづくりの新しいヒントを共有します。「IOT(Internet of Things)」など、ものづくりにまつわる最新のお話もします。
15:20~15:30 休憩
15:30~15:50 質疑応答
15:50~16:00 まとめ
16:00 終了
お申し込み方法
電話、ファクシミリ、Eメール、郵送にて、
①お名前、②電話番号、③ご住所、④ご所属・ご職業等、⑤交流会参加希望の有無、⑥手話通訳・要約筆記希望の有無、⑦参加希望日 をご記入のうえ、下記お申し込み先までご連絡ください(お申し込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。
ホームページより、申込用紙をダウンロードいただくこともできます。 *申し込み用紙はこちら→申し込み用紙
*お預かりした個人情報は本セミナーの受付事務のみに使用いたします。
お申し込み・お問い合わせ先|あいサポート・アートインフォメーションセンター
〒682-0821 鳥取県倉吉市魚町2563 TEL/FAX:0858-33-5151 ※土日祝休み
E-mail info.artcenter@ncn-k.net