[終了しました]フォーラム「Art for Well-being-表現とケアとテクノロジーのこれから」


表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よりよく生きていくことに必要です。たんぽぽの家では、これまでアートやケアを通して障害のある人の生きる力を高めること、誰もが生きやすい社会をつくることをめざして活動してきました。

Art for Well-beingプロジェクトでは、病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、再び表現活動をはじめることや表現活動を継続していくことができるように、さまざまな道具や技法、最新のテクノロジーなどを取り入れた実戦に取り組んでいます。

今回、YCAM では、プロジェクトを通してみえてきた課題、可能性などの成果を共有し、障害のある人やケアに携わる人、エンジニアやデザイナーなどのみなさんと、表現とケアとテクノロジーの関わりについて考えます。

みなさんのご参加をお待ちしています。

開催情報

⚫︎日時
2024年9月14日(土)
12:00-14:00 展示・体験会
15:00-17:00 フォーラム(受付:14時30分〜)

⚫︎会場
山口情報芸術センター [YCAM] スタジオC
(〒753-0075 山口県山口市中園町7−7)
アクセスGoogleMap

⚫︎情報保障
自動音声認識システムを利用した字幕あり

⚫︎定員
80人(先着順)

⚫︎参加費
無料

⚫︎主催
文化庁、一般財団法人たんぽぽの家、
山口市、公益財団法人山口市文化振興財団

⚫︎企画制作
一般財団法人たんぽぽの家、
山口情報芸術センター[YCAM]

*文化庁 「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

⚫︎参加方法
下記フォームからお申込みください。
https://forms.gle/xyT7j7qMizBvAt5K7

または事務局まで電話・メールにてお申し込みください。

電 話: 0742-43-7055
メール: art-wellbeing@popo.or.jp

⚫︎チラシをダウンロードする

プログラム内容

<展示体験会>(12:00-14:00)

Art for Well-being の取り組みを映像やパネルで紹介します。現実世界と仮想世界を融合させた世界のなかで波の動きを通して感覚を共有する「WAVE:なみのダンスとMR」、AIプラグイン「Neutone」などを、体験できます。

<フォーラム>(15:00-17:00)
「Art for Well-being-表現とケアとテクノロジーのこれから」

プレゼンテーション①
Art for Well-beingプロジェクトについて
小林大祐(一般財団法人たんぽぽの家)

プレゼンテーション②
「障害のある人の身体表現とVR、MRの取り組み

緒方壽人(デザインエンジニア、Takrmディレクター)

プレゼンテーション③
「YCAMにおける表現とテクノロジーの取り組み
会田大也(アーティスティック・ディレクター)

ディスカッション 
進行:小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)

登壇者プロフィール

緒方 壽人
デザインエンジニア、Takramディレクター

デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスまで幅広く領域横断的な活動を行うデザインエンジニア。東京大学工学部卒業後、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)、LEADING EDGE DESIGNを経て、ディレクターとしてTakramに参加。主なプロジェクトとして、「HAKUTO」 月面探査ローバーの意匠コンセプト立案とスタイリングなど。著書『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』。



会田 大也
アーティスティック・ディレクター

2003年開館当初より11年間、山口情報芸術センター(YCAM)の教育普及担当として、メディアリテラシー教育と美術教育の領域にまたがるオリジナルワークショップや教育コンテンツの開発と実施を担当する。2014年より東京大学大学院ソーシャルICTグローバル・クリエイティブ・リーダー[GCL]育成プログラム特任助教。あいちトリエンナーレ2019ラーニング・キュレーターを経て、2020年現在、YCAM学芸普及課長を務める。



小林 茂
情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授

博士(メディアデザイン学)。1993年より電子楽器メーカーに勤務し、2004年から現職。監訳書『デザインと障害が出会うとき』など。人工知能などのテクノロジーは自在に解釈できるものであると捉え、多様な人々が手触り感を持って議論に参加できる手法を探求している。「Ogaki Mini Maker Faire」(岐阜県大垣市)では2014年より総合ディレクターを担当。





小林 大祐
一般財団法人たんぽぽの家 Art for Well-beingプロジェクト事務局

京都大学大学院情報学研究科で「インクルーシブデザイン」をテーマに、人・モノ・自然の共生システムや協働のあり方について研究・実践を行う。2014年よりアート・デザイン・福祉などの領域を超えて仕事を生み出す〈たんぽぽの家・Good Job! センター香芝〉に所属。福祉×テクノロジーのこれからを考え実践するプロジェクトを、全国各地の福祉施設と協働しながら進めている。





関連企画

ドキュメンタリー映像 上映会
「とけていくテクノロジーの縁結び」(18:00-19:30)


ALSを発症した体奏家の新井英夫さん、ジャワ舞踊家の佐久間新さん、踊る手しごと屋の板坂記代子さん、インタラクション研究者の筧康明さんの4名がコレクティブとして取り組んだ「とけていくテクノロジーの縁結び」。ALSを患うことと踊ることの関わり、テクノロジーの関わりから、みえてくる表現と生きること。2023 年度に実施した公演のフルバージョンとリハーサル未公開部分を含めた映像作品。

上映時間: 70分
情報保障: 字幕あり
出演: 新井英夫、板坂記代子、筧康明、佐久間新
協力: 小日山拓也
映像ディレクション・撮影・編集: 丸尾隆一
撮影: 冨田了平、小林茂
監修: 小林茂
企画・制作: 一般財団法人たんぽぽの家
文化庁委託事業 「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

上映会当日は、Art for Well-being プロジェクト全体監修の小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授)による映像紹介もあります。

⚫︎上映会 日時
2024年9月14日(土)18:00-19:30

⚫︎会場
山口情報芸術センター [YCAM] スタジオC

⚫︎入場料
一律 1,000円
※学生、障害のある人(と介助者1名まで) 無料


本イベントに関するお問い合わせ

一般財団法人たんぽぽの家
Art for Well-being事務局(担当:森下・小林・大井)
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
MAIL art-wellbeing@popo.or.jp

[ 締切を延長しました!]近畿圏における障害のある人の芸術文化活動に関する調査

近畿圏内にて障害のある人のアート活動がより発展していく事業を行なうために、障害のある人たちのアート活動の実態を把握することを目的に、アンケート調査を実施します。ぜひ一人でも多くの方にご回答いただきたく、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

対象

①団体(近畿圏内の障害者福祉サービス事業所、特別支援学校、絵画教室などのアトリエ等)
②個人(近畿圏内でアート活動に関心のある障害のある人)

回答方法

Google form(グーグルフォーム)
*フォームが2種類あります。①団体対象 ②個人対象のいずれかのフォームから回答してください。

①団体対象
事業所や特別支援学校、アトリエ等の代表者まだはスタッフの方はこちらにご回答ください。

https://forms.gle/wFmtTdHFpU8A6wUD9

②個人対象
障害のあるご本人の方はこちらにご回答ください。

https://forms.gle/t242brfPnsotHQd18

回答所要時間(目安):約20分

回答期限

2024年8月4日(日) *締切を2024年8月18日(日)まで延長しました

ご回答いただいた方の中から先着10名様に、障害とアートの相談室を運営するたんぽぽの家やGood Job! センター香芝のグッズ(文具)をプレゼントします。
※最後の質問項目「回答の御礼のプレゼントについて」でメールアドレスを入力された方が対象です。

→プレゼントの受付は終了しました。ありがとうございました。

アンケートについて

本アンケートは、「令和6年度障害者芸術文化活動普及支援事業」(厚生労働省)の一環として、近畿ブロック広域センターである障害とアートの相談室/一般財団法人たんぽぽの家が実施するものです。

近畿圏内(滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・兵庫県・和歌山県)にて障害のある人のアート活動がより発展していく事業を行なうために、障害のある人たちのアート活動の実態を把握することを目的としています。対象は、①近畿圏内の障害者福祉サービス事業所、特別支援学校、絵画教室などのアトリエ、②近畿圏内でアート活動に関心のある障害のある人です。

ご回答いただいたアンケートは障害とアートの相談室事務局で集計した後、各支援センターと共有するとともに、本事業の報告冊子やウェブサイト等に掲載いたします。なお、回答結果は統計的に処理し、自由記述の内容を公表する場合でも、団体名や回答者のお名前が特定されることはありません。あらかじめご了承ください。

※本アンケートで調査しているアート活動には、絵画や陶芸、デジタルアートといった美術活動から、織物や木工といったものづくり、ダンスや演劇といったパフォーマンス活動、書道や詩作といった文化活動、その他ジャンルに属さない表現活動を含みます。

お問い合わせ先

障害とアートの相談室
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Email: artsoudan@popo.or.jp
Tel: 0742-43-7055 Fax: 0742-49-5501

協力 (五十音順)

アール・ブリュット インフォメーション&サポートセンター(滋賀県)
art space co-jin(京都府)
国際障害者交流センター ビッグ・アイ(大阪府)
奈良県福祉医療部障害福祉課(奈良県)
ひょうご障害者芸術文化活動支援センター(兵庫県)
和歌山県福祉保健部福祉保健政策局障害福祉課(和歌山県)

「福祉×NFTアートによる仕事づくり」一次審査の結果公表

Good Job! Digital Factoryでは、福祉×NFTの実験的な取り組みをさらに広めていくため、2024年5月27日~ 6月30日の期間で、障害のある人の表現をいかしながら新しい仕事や文化をつくっていく団体を募集しました。

NFTアートの販売やオンラインコミュニティづくりを通して、障害のある人の新しい仕事づくりに取り組み、立ち上げにあたっては、Good Job!Digital Factoryが伴走支援をおこないます[助成:日本財団]。

このたび、14団体からご応募いただき、事務局およびアドバイザーで一次審査(書類選考)を実施して3団体を選出しました。

選出3団体 ※事業所名 50音順
■アップル梅田(大阪市北区)
■カララ(静岡県沼津市)
■こきゅう+(京都府乙訓郡大山崎町)

一次審査においては、これまでの活動や実績、NFT に対する関心やチャレンジ意欲、障害のある当事者との協働性、新規性、NFT を通して期待できる相乗効果、実施体制、実現可能性、周囲とのつながりや地域社会へのひろがり、中長期的な未来の仕事や仕組みなど、さまざまな視点を判断の基準としました。

福祉×NFTアートによる仕事づくり:一次審査の結果公表

https://note.com/goodjobproject/n/nf24607334c34


「福祉×NFTアートによる仕事づくり」立ち上げ団体 募集内容

障害のある人の表現をいかし、福祉×NFTで新しい仕事や文化をつくっていく団体を募集します。プロジェクトの立ち上げにあたっては、Good Job!Digital Factoryが伴走します。

Good Job! Digital Factory(グッドジョブデジタルファクトリー)は、「アートとデジタルの力で、障害のある人とともに、社会に新しい仕事・文化をつくる」ことを目的に、2023年4月から始まったNFTプロジェクトです。NFTアートの制作・販売のほか、オンライン上のコミュニティづくりなど、新しい福祉のあり方を考える取り組みを続けています。

この度、NFTアートの販売やオンラインコミュニティづくりを通して、障害のある人の新しい仕事づくりに取り組む団体を募集する運びとなりましたので、みなさまのご応募をお待ちしています。募集要項など詳細については、noteを記事をご覧ください。

✅応募〆切
2024年6月30日(日)17時まで

✅応募対象
障害のある人のアート活動を行っている福祉事業所や団体、障害のある人とデザインやクリエイティブな仕事づくりに関心のある福祉事業所や団体等

※社会福祉法人、医療法人、財団法人、NPO法人、社団法人、株式会社など、法人格の有無は問いません。個人の応募はできませんのでご了承ください。

✅募集要項[note]
https://note.com/goodjobproject/n/ne1a0a9a042a0

✅説明会(オンライン)
下記の通り、オンラインでの説明会を開催します。ご希望の方は下記のフォームよりお申し込みください。開催日までにZoomのURLをお送りします。
●日時: 6月3日(月)18:00〜19:00
●お申し込みフォーム: https://forms.gle/CstxC9vaHwJPu1b7A
※当日参加できない方には、アーカイブ動画を共有いたします

[終了しました!]第49回わたぼうし音楽祭

第49回わたぼうし音楽祭は、2024年8月4日(日)無事終わりました。

*わたぼうし大賞  「ボクノウタ」   作詩・作曲 かけるなうじーにょ

*文部科学大臣賞  「僕は生きていく」 作詩・山本和真  作曲・田中貴志

日時:2024年8月4日(日) 開場13:00 開演14:00 終演17:00

場所:DMG MORI やまと郡山城ホール・大ホール(アクセス)

料金:一般2,500円 高校生以下1,500円 

◎愛のシート券→ 利用申込フォーム(利用申込は終了しました)  「愛のシート」は、障害のある人とケアの人にご利用いただけるチケットです。これは「私の代わりにどうぞ」「いっしょに楽しみましょう」などチケットを購入してくれた方からのプレゼントチケットです。思いの込められたこのチケットを利用して、ぜひわたぼうし音楽祭をお楽しみください!

◎「ともに生きるプロジェクト・親子審査員」 申込フォームへ

障害のある人たちが書く詩は、生きることの喜びや哀しみ、いのちの尊さなどを歌っています。そこには大切なものを見失いがちな、今の社会へのメッセージがあふれています。「わたぼうし音楽祭」は、こうした思いをメロディーにのせて歌い、いのちにやさしい社会をつくろうと、1976年に日本のふるさと奈良で生まれました。私たちは「第49回わたぼうし音楽祭」を通して、人と人、心と心をつなぎ、世界中に夢と希望を届けます。

*入選8作品を発表します!

作品名作詩者作曲者
これからのぼく青木心佑(福井市・12歳)笠木敦志(千葉県柏市・55歳)
ベイスとともに門川紳一郎(東京都東村山市・59歳)田光マコト&スダッチ(東京都)
Good Morning中本瑛南(岡山市・15歳)ピンキーリング(群馬県藤岡市・58歳)
点字板鈴木美緒(神戸市・18歳)倉持祥子(茨城県北茨城市・38歳)
ちっぽけな力遠藤悦夫(大阪府藤井寺市・72歳)川口コウスケ(大阪市・31歳)
白いガーゼ橡川慈彰(岐阜県本巣市・49歳)渡邊 卓(神奈川県横浜市・60歳)
僕は生きていく 山本和真(北海道白老郡・20歳)田中貴志(北海道札幌市・51歳)
ボクノウタかけるなうじーにょ
(千葉県松戸市・34歳)
かけるなうじーにょ

*入選作品一覧をみる→入選作品一覧PDF

*ゲスト紹介

ゲスト出演「空の旅団」

「空の旅団」は、手話パフォーマンス演劇劇団として、2021年4月に結成しました。「翔(はばた)け空へ『表(ひょう)言(げん)』(『表』は「表現」、『言』は「言語」を意味する)の壁はない」をモットーに、ろう者と聴者が共に創る舞台を通して、共生社会の実現をめざしています。手話、身体表現、字幕を駆使した独自の手話パフォーマンス演劇で、奈良県を拠点に手話言語の魅力を発信中!

特別出演「韓国・EASYTOGETHER」

EASYTOGETHERは、発達障害のある人たちがアート活動を通して社会参加し、自己実現を果たすことをめざして、2019年に韓国・釜山に設立されたNPOです。絵画や合唱、チェロ演奏、近年はデジタルアートにも挑戦しています。

友情出演「アゴラ太鼓」

1995年に知的障害のある子どもたち、その家族と共に結成した和太鼓チーム。最初の2年間は古タイヤで練習、その後少しずつ太鼓を購入し、ようやく全員が同時に練習できるだけの太鼓が揃いました。現在メンバーは初心者チームを合わせて18名、そこにお母さんたちが参加して市の行事や地域の自治会のイベントなどで演奏しています。

第49回わたぼうし音楽祭「ともに生きるプロジェクト・親子審査員」を募集します!

ご招待する<50組100名>のみなさんは「親子審査員」として音楽祭にご参加いただきます。音楽祭当日に発表された入選作品8点の中から「わたぼうし大賞」にふさわしいと思う作品を親子で選んで投票していただきます。

*申し込みフォームはこちら

主催:奈良たんぽぽの会
助成:日本芸術文化振興会
後援(予定):文部科学省/公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会/奈良県/奈良県教育委員会/奈良市/奈良市教育委員会/大和郡山市/大和郡山市教育委員会/社会福祉法人全国社会福祉協議会/社会福祉法人奈良県社会福祉協議会/社会福祉法人奈良市社会福祉協議会/社会福祉法人大和郡山市社会福祉協議会/公益財団法人日本YMCA同盟/公益財団法人奈良YMCA/特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン/日産労連/連合・愛のカンパ/公益財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金/国際ソロプチミスト奈良/奈良パイロットクラブ/奈良県商工会議所連合会/一般社団法人奈良市医師会/一般財団法人奈良県ビジターズビューロー/公益社団法人奈良まちづくりセンター/関西電力株式会社/Daigasグループ“小さな灯”運動/奈良交通株式会社/株式会社エムケープラネット/株式会社毎日新聞社/公益財団法人毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団/NHK奈良放送局/社会福祉法人NHK厚生文化事業団/近鉄ケーブルネットワーク株式会社/ならどっとFM

一般財団法人たんぽぽの家 プロジェクトスタッフ募集!(Art for Well-being)

一般財団法人たんぽぽの家(以下、当財団)は、障害のある人の表現や仕事づくり、創造性がうまれる環境づくりなどから学び、それまで出会うことのなかった人や活動をつなげることで、これからの社会に必要な考え方や方法を提案するチームです。「たんぽぽの家アートセンターHANA」や「Good Job!センター香芝」といった、障害のある人が創造的に活動する現場と連携し、クリエイター、デザイナー、編集チーム、研究者や実践者と協働しながら事業をすすめています。

今回は、主に「Art for Well-being 心身機能の変化に向きあう文化芸術活動の継続支援と社会連携」を担当するスタッフを募集します。
社会におけるアートやテクノロジーの役割やアートマネジメントなどに関心のある方、新しい出会いや学びを楽しめる方、ぜひ一緒に活動に参加してみませんか?


募集人数

若干名 

契約期間

~2025年3月末まで

申込み締切

2024年7月17日(水) ※ただし、適任者が見つかり次第、締め切ります。

業務内容

・事業の進行管理、記録、まとめ

・セミナー、展覧会等のイベント運営(会場/機材の設営、進行管理、情報編集など)

・書類作成(会議の議事録からイベント記録など)、報告書作成

・相談対応(障害とアートに関する各種相談窓口業務)

・連絡調整(協力団体への連絡や会議日程調整など)

・広報(郵便物の発送作業、ホームページの更新やSNSへの投稿作業、広報物の制作など)

ほか、当財団が実施する各プロジェクトの遂行に必要な各種業務

*特に以下の分野に関心・経験のある人を歓迎します。

・AIやVRなど、テクノロジーと表現、ケアに関して関心がある人

・障害のある人の表現活動やものづくり、知的財産権の扱いなどに経験や関心のある人

・アートプロジェクト、展覧会や発表会の運営の経験のある人

・アートマネジメント全般(分野問わず)の経験がある人

・オンライン配信する際の会場/機材の設営、進行管理の経験のある人

・ワード、エクセル、Google workspaceでの業務連携など、事務業務の基本操作ができる人

・インターネットでの情報収集、SNS等での発信にたけている人

事業内容

年間をとおして複数の事業を実施しています。Art for Well-being以外のプロジェクトにも横断して関わっていただく場合があります。

1)文化庁委託事業「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」 『Art for Well-being 心身機能の変化に向きあう文化芸術活動の継続支援と社会連携』
Art for Well-being(https://art-well-being.site/)

MR(Mixed Reality)の技術を使って、VRゴーグルをつけた人、つけていない人たちとダンス・音楽でコミュニケーションする

目的:病気や事故、加齢や障害の重度化など、心身がどのような状態になったとしても、文化芸術活動を続けたい人が続けることができるように、テクノロジーを活用することの敷居を下げ、創作を楽しむことや新しい表現に挑戦することを継続できる社会をつくる。

内容: 1.全国各地での、テクノロジー、デザイン、福祉、アート分野の人たちを対象としたテクノロジーを活用した創作・鑑賞プログラムの普及活動/2.重度障害のある人を支援する施設におけるテクノロジー活用人材の伴走/3.展覧会やシンポジウム、冊子作成などをとおした社会連携の促進

2)日本財団助成事業 「就労支援施設における障害者アート事業のNFT活用推進
Good Job!Digital factory(https://nft.goodjobcenter.com/)

NFTアート 「Good Job!さん」。クリエイターと障害のある人がコラボし1000体生成・販売している

3)令和6年度障害者芸術文化活動普及支援事業「障害とアートの相談室」(厚生労働省)
障害とアートの相談室(https://artsoudan.tanpoponoye.org)

「鹿の劇場」アゴラ太鼓×ンコシ・アフリカによるパーカッションコラボ。参加者も飛び入りで演奏した(撮影:仲川あい)

*参考* 当財団が実施している事業に関連するウェブサイト

NEW TRADITIONAL(https://newtraditional.jp/
障害のある人の表現とものづくり(https://gjkogei.shop/
知財学習推進プロジェクト(https://chizai.goodjobcenter.com
IoTとFabと福祉(https://iot-fab-fukushi.goodjobcenter.com

活動場所

・一般財団法人たんぽぽの家(奈良市六条西3-25-4)

・Good Job! センター香芝(奈良県香芝市下田西2-8-1)

・上記以外のプロジェクト開催地(日本国内全国)

奈良市および香芝市の事務局に通える方、宿泊をともなう出張が可能な方を歓迎します。

業務内容によっては在宅での勤務も選択可能です。詳細はお問合せください。

待遇

時間給1,000円~ (交通費実費支給)  

※経験を考慮のうえ決定します

※試用期間を設けることがあります[有給、交通費支給(上限あり)]

活動形態

週3〜5日/1日8時間  応相談 *業務内容によっては一部、在宅での勤務も可能です。

応募方法

電話での受付後、履歴書(写真付)に志望動機(自由記述)を添えて、メールableart@popo.or.jpか郵送にてご応募ください。また、過去の活動の資料などがあれば参考までに添付してください。いただいた資料は返却いたしません。※応募書類は本募集目的以外には利用しません。

本件に関するお問い合わせ先

一般財団法人たんぽぽの家 (担当:中島、岡部)

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4

Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501

E-mail ableart@popo.or.jp URL http://tanpoponoye.org

[終了しました]ならのこども食堂展

ならのこども食堂展

会期:2024年7月17日(水)ー30日(火)
時間:9:00~20:00 *月曜休館
会場:奈良県立図書情報館 2階 メインエントランスホール

詳しくはこちら:https://www.library.pref.nara.jp/gallery/4373

こども食堂は、地域の大人たちが、こどもを真ん中にした居場所をつくる取り組みです。本展では、奈良県内で運営されているこども食堂131カ所(2024.5.15現在)を紹介するとともに、たんぽぽの家で活動する障がいのあるアーティストによる素敵なアート作品の力を借りながら、こども食堂を運営する大人たちのナマの声をちょっとお届けします。

トークイベント|ならのこども食堂 これまでとこれから

□日時|7月27日(土) 14:00~15:00(開場:13:30)
□会場|1階 交流ホール
□定員|50人(先着順、全席自由)
□ゲスト
小田美津子(こども食堂斑鳩・斑鳩)
杉井祐介(大和八木子ども食堂・橿原)
仲林参代(にこにこまほら食堂・御所)
ファシリテーター家令 牧(たんぽぽ子ども食堂・奈良)
※申込みはこちら:トークイベント申込みフォーム
(FAXや図書情報館へご来館いただいての申込みも受け付けております。詳しくはこちらをご覧ください。)

☆その他、会期中の土日には特製弁当の販売やたんぽぽの家のアートグッズの販売も行っております!是非お越しください〜。

[終了しました]上映会&トーク「ダンス×ケア×テクノロジーの可能性を探る」

■日時  2024年6月29日(土)
     17:00-20:15 (受付16:30-)
■場所  FabCafe Kyoto アクセス
■参加費 1,500円(ワンドリンク付)
■定員  40名(要申込)
■申込み https://forms.gle/TpRjA3HAXtLMHJFx6
■主催  文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
■協力  FabCafe Kyoto

 

はじめに

表現とケアとテクノロジーのこれからを考える〈たんぽぽの家〉の「Art for Well-being プロジェクト」。ALSを発症した体奏家の新井英夫さん、ジャワ舞踊家の佐久間新さん、踊る手しごと屋の板坂記代子さん、インタラクション研究者の筧康明さんの4名がコレクティブとして取り組んだ「とけていくテクノロジーの縁結び」の映像作品をこのたび本邦初公開します。

上映後、関係者によるトークの場を設け、療養とクリエイティブの合間にある、いまだ名づけられていない領域で何が起こっていたのか語り合います。

〈タイムテーブル〉
16 : 30 ~ 17 : 00 受付
17 : 00 ~ 18 : 30 上映会
18 : 30 ~ 18 :45 休憩
18 : 45 ~ 20 :15 トーク

 

登壇者

新井 英夫(体奏家/ダンスアーティスト)
*オンライン登壇

自然に沿い「力を抜く」身体メソッド「野口体操」を創始者野口三千三氏に学び、深い影響を受ける。演劇活動を経て1997年よりダンスへ。国内外での舞台活動と共に、日本各地の小中学校・公共ホール・福祉施設等で「ほぐす・つながる・つくる」からだのワークショップを展開。2022年夏にALS(筋萎縮性側索硬化症)の診断を受ける。以降、対処療法を続けながら、車いすを操り、日々即興ダンスをし、各地でのワークショップ活動をSNSで発信している。

板坂 記代子(身体と造形の表現家)
*オンライン登壇

プロフィール:1979年山形県生まれ。大学で絵画を学び、絵本と版画の制作を行ったのち、2006年新井英夫の野口体操と体奏に出会い、即興をベースにした身体表現を学ぶ。2010年より新井とともに舞台公演活動および、身体と造形のワークショップを実施中。自身の活動として、「てきとう手しごと工房」主宰。糸つむぎなど原初的な行為を「感覚遊び」としてとらえなおし、暮らしに忍び込ませる探求をしている。

佐久間 新(ジャワ舞踊家)

幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症児と研究室で転がり回っている姿を眺める。大阪大学文学部でガムランと出会いのめり込んで活動する。その後、インドネシア芸術大学へ留学。帰国後、日本のガムラングループと活動する一方、様々なダンサーとのコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを展開。
https://shinsakuma.jimdofree.com/profile-1/

筧 康明(インタラクティブメディア研究者/アーティスト)

1979年京都生まれ。博士(学際情報学)。2007年に東京大学大学院にて博士号取得後、慶應義塾大学、MITメディアラボ等での活動を経て、現在は東京大学大学院情報学環教授を務める。物理素材の特性や質感を起点に五感を通じて体感・操作できるフィジカルインタフェース研究や作品制作、インタラクションデザインに取り組む。その成果は、CHI、UIST等の国際会議、Ars Electronica、文化庁メディア芸術祭等のアートフェスティバルや展覧会など分野を超えて発表され、受賞も多数。主な共著に「触楽入門」(朝日出版社、2016年)、「デジタルファブリケーションとメディア」(コロナ社、2024年)。
https://xlab.iii.u-tokyo.ac.jp

小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)

オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキル、視点、経験を持つ人々が協働でイノベーションに挑戦するための手法や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。著書に『Prototyping Lab第2版』『アイデアスケッチ』など。岐阜県大垣市において2010年より隔年で開催しているメイカームーブメントの祭典「Ogaki Mini Maker Faire」では総合ディレクターを担当。

当日進行:一般財団法人たんぽぽの家(小林大祐)

 

 

「とけていくテクノロジーの縁結び」について

このプロジェクトでは、3人の表現者(新井英夫さん、佐久間新さん、板坂記代子さん)が生み出す世界を、テクノロジーを介して鑑賞者や周囲に開くこと、そしてその “環境” が3人の創作にさらなる刺激を与える触媒のように作用することを試みました。

「テクノロジーはなくなってしまってもいいんです、そこで結ばれた関係性さえその後に残るのであれば」と、技術者/研究者としてとけていくテクノロジーのあり方を提案した筧康明さん。そして、4人のコレクティブを見続けてきた小林茂さん。

本イベントでは、関係者全員が再び集まり、あらためてこのプロジェクトでどんな縁が結ばれたのか考えます。昨年度は、2回の非公開セッションを行ったのち、限られたお客様をお招きして、限定公開実験ワークショップ公演を行いました。これらの一連の流れをまとめたダイジェスト版の映像はすでにYouTubeで公開しています。

このたび新たに、公演フルバージョンとリハーサル未公開部分を含めた映像作品を制作しました(撮影・編集は丸尾隆一さんです)。本イベントはその初上映とそれを記念するトークイベントです。

[終了しました]T-SHIRT COLLECTION2024

たんぽぽの家アートセンターHANA T-SHIRT COLLECTION2024「kototama」

会期:2024年6月11日(火)ー8月9日(金)

メイン会場:たんぽぽの家アートセンターHANA ギャラリー(アクセス) /奈良市

      OPEN 11:00-17:00 *日月祝は休み

取扱店舗:Good Job!センター香芝(アクセス) /奈良県香芝市

      OPEN 10:00-17:00(カフェ・ストアは11:00〜) *日月は休み

*オンライン販売:GOOD JOB STORE

日常には魅力的な言葉がたくさんあふれています。その時に笑ったり、嬉しい気持ちになっても、日々過ぎていく中で忘れられてしまいます。その人からしか出ない言葉、その人が発するから特別になる言葉、聞いたことがあるようで新しい言葉、思わず笑ってしまう言葉。気に入った言葉で気分を上げてお出かけしよう。今年の夏も楽しいTシャツと雑貨をお届けします。

ことたまシルクワークショップ

家にある使わなくなったTシャツ、カバン、ハンカチなどの布製品でオリジナルのアイテムを作りませんか?

日時:1)日時:6月15日(土)13:30-14:30    2)6月16日(日)13:30-14:30

場所:アートセンターHANAギャラリー

参加費:500円

参加人数:10名(要予約 *6/8(土)締め切り)

持ち物:Tシャツ、かばん、ハンカチなど(Tシャツコレクションで販売しているものを購入して、参加していただくことも可能です)

お申し込み:n_sugita@popo.or.jp(担当:杉田)  お申し込みの際、氏名・電話番号・参加人数・参加日を明記の上、ご連絡ください。定員になり次第、締め切らせていただきます。

[募集は終了しました]ビッグ幡&プラ美 作品募集!!

募集内容をPDFでご覧いただけます!

*あなたのアートが東大寺にはためく

   

ビッグ幡in東大寺(詳細を見る)

・応募フォームはこちら

*あなたのアートがまちを彩る

プライベート美術館(詳細を見る)

・応募フォームはこちら

ビッグ幡in東大寺に応募すると…

すべての作品が、ビッグ幡in東大寺原画展&どこでもビッグ幡作品展にて展示されます。詳細はこちら→PDFを見る。

【終了しました】NFTトーク&シルクスクリーンワークショップ

NFT×シルクスクリーンでTシャツ制作

武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて、6月23日(日)に「福祉×NFTアートのトーク&シルクスクリーンワークショップ」を開催します。

Good Job! Digital FactoryのNFTアート「グッドジョブさん」のデザインに、シルクスクリーンプリントでパーツを刷り足して自分だけのオリジナルのTシャツを作ります。

そのままでも可愛いグッドジョブさんTシャツに、参加者の皆さんが顔や髪の毛や帽子を好きな色を選んでプリントしていただきます。NFT同様にパーツをジェネレートしたオリジナルの「グッドジョブさん」を作りませんか?

簡単な作業工程なのでシルクスクリーンプリント未経験者でも楽しんで取り組めます。

また、ワークショップ開催前の13時からは、トークイベントも開催します。武蔵野美術大学の山崎連基先生と日本総合研究所の水嶋輝元さんが、「NFT」についてお話しします。

みなさまのご参加をお待ちしています。

お申込みURL
https://goodjobsan-silkscreen-ws-20240623.peatix.com/

開催概要

■日時
2024年6月23日(日)
13:00~17:00 ※開場 12:30

■会場
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 2階教室
(東京都新宿区市谷田町1-4 GoogleMap
「市ケ谷」駅より徒歩3分 ※ご来場には公共交通機関をご利用ください。

■対象者
10歳以上であればどなたでもご参加できます(親子でのご参加も大歓迎です)

■定員
15名(先着順)
参加希望者が定員に達した場合は募集を終了いたします。ご了承ください。

■参加費
一般4000円 /グッドジョブさんNFT保有者3000円(Tシャツ代込み)
※あらかじめご希望のTシャツのサイズとカラーをお選びください。
(申し込みフォームにご希望のサイズがない場合はお問い合わせください。)

■当日の服装
汚れても良い服でお越しください。

■申し込み方法
Peatixにてお申し込みください。
https://goodjobsan-silkscreen-ws-20240623.peatix.com/

■当日のタイムテーブル
12:30 開場・受付
13:00~13:30 プロジェクト説明・「NFTトーク」
〈武蔵野美術大学 専任講師 山崎 連基、株式会社 日本総合研究所 水嶋 輝元〉
13:30~15:30 「グッドジョブさんTシャツ作りワークショップ」
〈Good Job! Digital Factory/Good Job!センター香芝〉
16:00 終了

■主催
社会福祉法人わたぼうしの会 Good Job!センター香芝

■協力
武蔵野美術大学

■お問い合わせ先
社会福祉法人わたぼうしの会 Good Job!センター香芝(担当:安部、小林)
電話番号:0745-44-8229
メール: goodjob@popo.or.jp

【プリントできるグッドジョブさんの例】

講師で登壇!「障害のある人のアート活動の多様性」@山口

令和6年度第1回障害者アートセミナー

「障害のある人のアート活動の多様性」〜創造的な環境・鑑賞・仕事づくり〜

第1部では、50年にわたって障害のある人のアート活動を支援しているたんぽぽの家アートセンターHANA。多様な個性が表現がつながるための人・道具・仕組みを、アートセンターHANA所属のアーティストとともにお伝えします。

日時:2024年6月29日(土)第1部 10:00~12:00/第2部 13:00〜15:00

場所:対面/山口県立大学(アクセス)   対面/zoom

第1部に、アートセンターHANAのアーティスト・前田考美さん、スタッフでアートディレクターの吉永朋希が登壇します!

*詳細はこちら(PDFを見る)

お問い合わせ先:山口県障害者社会参加推進センター 

E-mail yama.sinren@gmail.com tel 083-928-5432 fax 083-928-5436