図書情報館で行われる春のマルシェに「たんぽぽ子ども食堂」が出店します!今回は、お弁当とアートセンターHANAメンバーの描いたアート雑貨を販売します。その他にも魅力的なお店がずらりとならびます。
春のあたたかくなってくるお休みの日、みなさまぜひお越しください
日程:2023年4月1日(土)・2日(日)時間:10:00〜16:00
場所:奈良県立図書情報館 正面入り口前広場 (アクセス) ◎雨天決行・荒天中止
主催:奈良県立図書情報館 企画協力:まほろし(@mahoroshi2020)




図書情報館で行われる春のマルシェに「たんぽぽ子ども食堂」が出店します!今回は、お弁当とアートセンターHANAメンバーの描いたアート雑貨を販売します。その他にも魅力的なお店がずらりとならびます。
春のあたたかくなってくるお休みの日、みなさまぜひお越しください
日程:2023年4月1日(土)・2日(日)時間:10:00〜16:00
場所:奈良県立図書情報館 正面入り口前広場 (アクセス) ◎雨天決行・荒天中止
主催:奈良県立図書情報館 企画協力:まほろし(@mahoroshi2020)
2019 年から取り組んできた NEW TRADITIONAL(ニュートラ)。
福祉施設とデザイナーの協働によるものづくりや展覧会、産地や素材をめぐるリサーチツアー、つくり手の技や知恵と障害のある人の手仕事の技術交流など、福祉 × 伝統工芸の実践と実験を重ねてきました。
今年は「ニュートラの学校」としていくつかの学びの場をひらいてきました。また、冊子、ウェブサイトなどでの発信したり、ニュートラの製品を国内外で販売したりしながら、活動の仲間を増やしています。異なる分野の人との出会いから、活動が広がっていくニュートラ。
今年活動を共にしてきたゲストの皆さんとこれからの展開や可能性を話し合います。
●日時:2023 年 3 月 24 日(金)18:00 ~ 20:30
●会場:QUESTION(クエスチョン) 7F Creative Commons 2
(〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町 390-2)
*アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」1番出入口より徒歩約1分
京阪電車「三条駅」12番出口より徒歩約5分 https://question.kyoto-shinkin.co.jp/access/
●参加費:無料 / 定員:50 名 (要申込・先着順)
※UD トーク(音声認識)を利用した文字による情報保障あり
●ゲスト(五十音順)
安藤隆一郎(身体0ベース運用法/京都市立芸術大学染織専攻講師)
岩城鮎美(多治見市美濃焼ミュージアム学芸員)
光島貴之(美術家・鍼灸師)
森野彰人(京都市立芸術大学教授)
山崎伸吾(京都伝統産業ミュージアムチーフディレクター) 、ほか
●申し込み方法
申し込みフォームまたは、お問合せ先の E-mail、Fax に、件名を「ニュートラ大座談会申込」とし、必要事項(お名前・ご所属・参加を希望する回・ご連絡先)を記入してお申し込みください。受付後事務局から連絡をします。お申し込み後 1 週間たっても連絡がない場合は、お手数ですが下記お問合先までご連絡ください。
https://forms.gle/t1dMvEhq6aCccax27
●内容
[イントロダクション&活動紹介]
事務局より、ニュートラのこれまでの取り組み&今回のゲストの紹介をします。
[ニュートラmeets学びの場づくり](森下静香/Good Job!センター香芝)
今年は、学びの場のあり方について事例を聞き、どういった学びの場があればよいか議論しました。福祉の課題から考える、これからの伝統を考える、という2つのコースを設けて学び合った様子を報告します。
[ニュートラmeets各地の技術](安部剛/藤井克英 Good Job!センター香芝)
今年度取り組んだ、各地の技術交流について報告します。木工やこけしづくり、シルクや竹工芸などをとおし、だれもが関われるものづくりのあり方、障害のある人と試行錯誤しながらものをつくってきたその過程を共有します。
[ニュートラmeets芸大](森野彰人、安藤隆一郎)
芸術大学でものづくりに関わる先生とコラボを実施。身体をとおして伝統を引き継いだり更新していくこと、あるいはお茶をとおしてみんなが交わる空間を作りました。日頃教育の現場に福祉の分野と関わることの意味と可能性を話します。
[ニュートラmeetsミュージアム]( 岩城鮎美、山崎伸吾)
工芸やものづくりのミュージアムでの障害のある人のアクセシビリティに関するアンケートを実施しました。公共の文化施設をさまざまな人にひらいていくことやラーニングプログラムとして、今後どんな部分でともに活動ができるかを共有します。また、京都伝統産業ミュージアムでは、ニュートラ展の実施を通してさまざまな出会いや気づきがありました。合わせて報告します。
[ニュートラmeets対話鑑賞](光島貴之)
見えない人、見える人とともに工芸的なものをさわって鑑賞する体験を実施しました。手ごたえがあったという光島さんとともに、絵画の鑑賞などとは違うのか、共通するものはなにかをお聞きします。
[ディスカッション]
登壇者と事務局、そして参加者のみなさんとお話をします。
主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
本イベントは、文化庁委託事業「令和 4 年度障害者等による文化芸術活動推進事業」の一環で実施します
[お問い合わせ]
一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044奈良市六条西 3-25-4
Tel:0742-43-7055
Fax:0742-49-5501
E-mail :nt@popo.or.jp
[ニュートラ・ワークショップ 開催中止のお知らせ]
本ワークショップは都合により中止いたします。改めて開催する際には、ホームページ等にてご案内いたします。何卒よろしくお願いいたします。
CLAY WORKS 原土から砕いて染める:美濃地方の土をあじわい、オリジナルの陶土バッグをつくろう!
土と人との関係を、学ぶ。
昔から土はいつも身近にあり、生活の道具や仕事に使われ、今にいたります。私たちは、障害のある人たちとものづくりを考えるなかで、自分たちの地域にある素材から新しい可能性を探るプロジェクトCLAY WORKSをはじめました。今回のワークショップでは、多治見市美濃焼ミュージアムのご協力のもと、日本最大の窯業地である、美濃地域の原土をおもにつかって、砕いて、ふるって、擦って、細かくして、顔料染めを行います。約1,000万年ほど前に美濃地域に存在した湖の底に堆積した土で布を染める今回のワークショップ。美濃地域の中でも採掘場所によって土の色が異なることを知り、粉にした原土が加水によって粘土へ、さらに加水して泥へと、土の質感が変化し焼き物にも染物にも使えることを体感することを目的としています。ごつごつとした石のような乾いた土を粉砕し、さらさらの粉に、そして焼き物の材料となる粘り気のある粘土に、最後はどろどろの染めの原料にと、自分の手のなかでさまざまに変化する土の表情をどうぞお楽しみください。みなさんのご来場をお待ちしております!
会場:多治見市美濃焼ミュージアム 研修室(岐阜県多治見市東町1-9-27)
日時:2023年3月18日(土)2回開催(各回2時間) 1回目・10:00〜12:00/ 2回目・14:00〜16:00
募集人数:各回10組 ※先着順 お申込み方法(フォームはこちら)
*フォームもしくはお問合せ先に必要事項を記入してお申し込みください。受付後事務局から連絡をします。お申し込み後1週間連絡がない場合は、お手数ですが下記お問合先までご連絡ください。
募集対象:土に関心のある人ならどなたでも(障害の有無、年齢、国籍など問いません)
*小学校低学年以下のお子様が参加される場合は、保護者の付き添いが必要です
*障害等の理由により参加にあたってサポートが必要な場合は、サポートする方と一緒に参加してください。
参加費:2,000円(材料費)
*別途入場料が必要となります。大人 320円、大学生 210円。高校生以下、障害者手帳の交付を受けている方とその付添いの方1名は無料
プログラム(各回とも同じ内容です)
巨大絵本「やきものの土で染めてみよう―土ができるまで-」
いま足元にある土がどうやって生まれたのか。巨大絵本をつかって、地球と土と人の関係について学びます。日本最大の窯業地、美濃地域の土の成り立ちについても分かりやすく解説!
創作ワークショップ「美濃地方の土をあじわい、オリジナルの陶土バッグをつくろう!」
陶土(顔料)染体験:美濃地方を中心とした、選りすぐりの原土から、お好きな土を選び、それを砕いて、ふるって、擦って細かくして、水を加え、滑らかな泥をつくり、布に染め、陶土バックをつくります。
ファシリテーター:高橋孝治
デザイナー。(株)良品計画の企画デザイン室に勤務した後、2015年に愛知県知多半島に移住し、中世から窯業が続く常滑にスタジオを構える。人や環境を中心におき、地域の方々の生業や活動に伴走する。4児の父。 2016-2018年常滑市陶業陶芸振興事業推進コーディネーター。 2017-2019年六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブ・ディレクター。
ご参考)実際のワークショップの様子(乳鉢で土を挽いたり、布地を染めたりなど)については、以前行った平城京の土をつかったワークショップ記録をご覧ください。
https://note.com/newtraditional/n/n6b1fd6b4f52a
以前はハンカチに染めましたが、今回ワークショップでは、高橋孝治デザイン事務所(takahashikoji.com)が手掛けたマチつきのあずま袋・陶土バッグに染めます。黄、グレーなど多色の土から、お気に入りの土をつかって自分で染めたオリジナルバッグをお持ち帰りいただき、愛用していただけるとうれしいです!
CLAY WORKS 土と人との関係を、ものづくりや地域の文化とともに学ぶプロジェクトです。障害のある人たちと伝統工芸との協働をとおしてあたらしい仕事を作る「NEW TRADAITIONAL」プロジェクトの一環として取り組んでいます。2020年に愛知県常滑市の障害のある人たちとともに試行錯誤をしながら生まれたCLAY WORKS。その後、各地で展開しています。 https://newtraditional.jp/
お問合せ先
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家
Tel 0742-43-7055 Fax 0742-49-5501 E-mail nt@popo.or.jp
主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
協力:多治見市美濃焼ミュージアム、水月窯、カネ利陶料有限会社
本イベントは、文化厅委託事業 「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」の一環で実施します。
病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。ウェルビーイングに表現したり、他者との関係性のなかで互いに創造性を発揮しながら楽しんだりするために、これからの技術と一緒に何ができるようになるのでしょうか。
今年度、たんぽぽの家では、クリエイターやデザイナー、表現活動に携わる障害のある人や福祉の現場等と連携し、表現とケアとテクノロジーのこれからをテーマに「Art for Well-being」プロジェクトに取り組んできました。3月4日(土)から12日(日)には東京・渋谷CCBTにて、AIやVR、触覚技術などと表現を組み合わせる3つの事例を中心に展覧会「Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから」を開催しましたが、このたび京都で報告会を開催することになりました。
京都では、3つの事例のうち「表現に寄り添う存在としてのAI」「CAST:かげのダンスとVR」を中心に関わった人たちから、どのように取り組み、表現者や現場は何を感じ発見したかなどを報告します。AIやVRが障害のある人の表現の現場とどうかかわってきたか、そこからみえてきた可能性や課題、そしてこれからの展望をみなさんと考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
※UDトーク(音声認識)を利用した文字による情報保障あり
・日時:2023年3月22日(水)18:30〜20:50(受付:18:00〜)
・会場:FabCafe Kyoto(MTRL KYOTO) ※アクセス詳細
・参加費:500円(1ドリンク付)
・定員:40名
・お申し込み:https://forms.gle/VC6kCreXWLyTySzG9
※現地観覧のみ(後日、アーカイブ配信を予定しています。)
・登壇者 ※登壇者紹介
佐久間 新(ダンサー、ジャワ舞踊家)
新川 修平(片山工房施設長)
佐藤 拓道(たんぽぽの家アートセンターHANA副施設長)
図師 雅人(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)
小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授) ほか
佐久間 新
ダンサー、ジャワ舞踊家。インドネシア芸術大学へ留学。帰国後、日本のガムラングループと活動する一方、さまざまなダンサーとのコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを展開。
新川 修平
NPO法人100年福祉会・片山工房理事長。1995年20歳の時、阪神淡路大震災で自宅が全壊し、「生と死」「人とまち」の再生と課題を命題にする。2003年ひとの表現を中心とした「片山工房」を設立。2011年NPO法人「100年福祉会」の理事長に就任。
川本 尚美
NPO法人100年福祉会・片山工房スタッフ。神戸市長田区生まれ、芸術大学卒業、写真家。学生時代に福祉施設に通う機会があり、障害のある方が創作されている現場に出会う。その時感じた、人の表現と生活とは、人の表現と望みとは、考えながら今がある。
佐藤 拓道
たんぽぽの家アートセンターHANA副施設長。サービス管理責任者。パフォーマンス系プログラム(演劇、ダンス)を担当。制作運営、演出などを行う。また個人の活動で俳優として舞台作品に出演している。
図師 雅人
たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ。2020年よりアートセンターHANAのアトリエ・創作陶芸プログラムのスタッフとして勤務。Good Job! Centre KASHIBAで毎月1回行われているオープンアトリエ「mirumiru」の講師も務め、自身も美術家として活動する。
小林 茂
博士(メディアデザイン学)。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授。メイカームーブメントの祭典「Ogaki Mini Maker Faire」(岐阜県大垣市)では総合ディレクターを担当。共著書『アイデアスケッチ』、監訳書『デザインと障害が出会うとき』など。
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554 Google mapで開く
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
■車でのアクセス
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
1. 京都駅から徒歩(約20-30分)またはタクシー(約5-10分)
地下鉄烏丸線に乗り換え、五条駅で下車。FabCafe Kyoto(ファブカフェキョウト)まで、およそ徒歩10分です。
京都駅からタクシーを利用される際は、運賃は約1,000円です。運転手さんには「五条富小路(ごじょうとみのこうじ)まで行って、富小路通(とみのこうじ どおり)を30メートルほど南に下がってください。左手に、植物がたくさん生えた黒い建物が見えてくるので、そこで停めてください。」とお伝えください。
2. 地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩(約10-15分)
3番出口から出て、五条通をしばらく東に進みます。右手にはセブンイレブンがあります。
「和食さと 京都五条店」さんを越えて、その先にある本覚寺の角を右折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。
▼ 五条駅でエレベーターをご利用の方
・南改札口側にエレベーターがあります。※南改札口は無人のため、駅職員と連絡が必要な方に向けてインターホンが設置されています。
・地上へ上がると6番出口です。出てすぐ左手に進みます。
・大きな交差点が見えると右側に渡り、五条通をしばらく東に進みます。右手にはセブンイレブンさんがあります。
・「和食さと 京都五条店」さんを越えて、その先にある本覚寺の角を右折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
・富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。
3. 京阪本線 清水五条駅から徒歩(約10-15分)
1番出口から出て、五条大橋を渡ります。
スーパーFresco前の大きな交差点を渡り、直進します。
本覚寺の角を左折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。
▼ 清水五条駅でエレベーターをご利用の方
・地上へ上がると4番出口です。信号を渡り、五条大橋を直進します。
・正面にセブンイレブン、道路の向かい側左手にスーパーFrescoが見えるので、スーパーFresco側に渡ります。大きな交差点を渡り、直進します。
・お寺(本覚寺さん)の角を左折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
・富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。
お手洗いの入口に段差が1段あるため、スロープを設置しています。お手伝いが必要な方は、スタッフまでお声がけください。
※多機能トイレはありません。
※FabCafe Kyotoから徒歩5分ほどのところにある「ひと・まち交流館 京都」には、車いす対応トイレがあります。
主催 文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
文化厅委託事業 「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
平城宮に復原された大極門の建築端材となったヒノキの木にふれ、平城京周辺から出土した石を使って、木材をたたいて・みがいてつくる木工ワークショップです。石でたたいた木の表面に、浮造りという伝統的な研磨方法で木をみがいていくと、石のような凹凸と美しいツヤのある不思議な木目があらわれます。専門的な木工機械の技術や制作環境がなくても、誰でも親しみやすい木工が体験できるプログラムです。福井県鯖江市で木地師としてうつわづくりを行う「ろくろ舎」の酒井義夫さんと一緒にたたいて・みがいて制作し、変化する木目のおもしろさを見て触って楽しみます。
【開催日時】2023 年 3 月 28 日(火)<1>10:30-12:00・<2>13:30-15:00 ※1回目も2回目も同じ内容です。
【会 場】平城宮跡歴史公園 平城宮・いざない館 多目的室
公共交通機関、お車でのご来場が可能です。詳しくは平城宮跡歴史公園の公式ウェブサイトをご覧ください。(アクセス/平城宮跡歴史公園web)
【募集対象】木や石に関心のある人ならどなたでも(障害の有無、年齢、国籍など問いません)
*小学校低学年以下のお子様が参加される場合は、保護者の付き添いが必要です。
*障害等の理由により参加にあたってサポートが必要な場合は、サポートする方と一緒に参加してください。
【定 員】 各回 15 人(組) *先着順
【参加費】レクチャー費として 500 円(税込み)を会場受付でいただきます。
【申込方法】 *申込フォームへ
申込フォームまたは、お問合せ先のE-mail、Faxに、件名を「ニュートラ 木工ワークショップ」とし、必要事項(お名前・ご所属・参加を希望する回・ご連絡先)を記入してお申し込みください。受付後事務局から連絡をします。お申し込み後 1 週間たっても連絡がない場合は、お手数ですが下記お問合先までご連絡ください。
【お問い合わせ先】一般財団法人たんぽぽの家(担当:藤井)
〒630-8044 奈良市六条⻄ 3-25-4 Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501 E-mail nt@popo.or.jp
このワークショップは、一般財団法人たんぽぽの家が行う障害のある人たちの伝統工芸との協働をとおしてあたらしい仕事を作る「NEW TRADITIONAL」プロジェクトの一環として取り組んでいます。奈良県内の木工家や木材メーカーなどを訪れ、障害のある人たちと「たたいて みがいて つくる木の仕事シリーズ」を展開してきました。奈良にあるもの・いる人でできる木の仕事は何かを考えています。 https://newtraditional.jp
講師:酒井義夫(ろくろ舎主代表 / 木地師)
【体験内容】
1.大極門はどのような建築なの?何に使われていた?
平城宮跡歴史公園のスタッフが大極門についてご紹介します。
2.どのような道具を使ってたたくの?みがくの?
「たたいて みがいて つくる木の仕事」を紹介し、たたき方&みがき方をレクチャーします。
3.好きな形の木材と石を選んで、たたいて、みがいてみよう!
たたいて、みがいて、制作していきます。制作した小さな木材はお持ち帰りいただき、大きな木材は後日加工して公園内の案内表示として使用を予定しています。
主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
共催:平城宮跡管理センター
協力:奈良市埋蔵文化財調査センター、Good Job!センター香芝、株式会社torinoko
本イベントは、文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」の一環で実施します。
国際的に活躍する香港の i-dArt、日本のやまなみ工房、たんぽぽの家で活動する、 障害のある人たちの絵画作品をご紹介します。アートをとおしてお互いの国を行き来し、文化をこえた交流を生み出します。
出展団体
i-dArt(香港) やまなみ工房(日本/滋賀) たんぽぽの家アートセンター HANA(日本/奈良)
本展覧会は I-dArt による “Path to Professional Artists” 事業として実施しています。この事業は香港特別行政区政府の障害者芸術発展基金による財政的支援を受けています。この活動の内容は、香港特別行政区政府の 見解を反映したものではありません。香港特別行政区政府は “Path to Professional Artists” 事業に対してのみ資金援助を行い、それ以外には関与していません。活動で表明された意見、発見、結論、勧告は “Path to Professional Artists” の主催者のみのものであり、香港特別行政区政府の見解を反映するものではありません。
たんぽぽの家が特別協力で関わっているかんでん・コラボ・アートも今年で22回目を迎えました。入選作品を中心に、公開展示会を実施します。ぜひご来場ください。
今年は、展示会場の堂島リバーフォーラムの1階ホールホワイエにて、香港、日本の障害のある人たちの交流作品展「『久しぶり!/好久不見』香港・ 「『久しぶり!/好久不見』香港・日本 アートコラボレーション展」を実施します。ぜひあわせてお楽しみください!
詳細はこちらをご覧ください。https://www.kepco.co.jp/sustainability/society/contribution/collabo/art2022/pdf/art2022.pdf
今、地域や社会の中で信頼しあい、お互いさまと思い合える、 豊かなつながりを育むことの大切さが問われています。
一方で、ケアという営みは、日常的に誰かを支え、また誰かに支えられながら生きて、 お互いが気づかい関わり合うことで少しずつ幸福になっていく行いです。
私たちは、誰もが支え合いながら人間らしく生きられる社会を「ケアリング・ソサエティ」と考えています。ケアリング・ソサエティを実現していくためには、医療や看護や福祉のみならず、 芸術、科学、技術、デザイン、ビジネスなど、 さまざまな人たちと考え横断的に協働しあうことが必要になります。
このセミナーでは、人の痛みや哀しみに寄り添う活動、 誰かをケアしている人を支える実践、 地域や分野を越えて協力しあう取り組みなど、多くの考えと実例に耳を傾け、ケアリング・ソサエティの実現に向けて学び、語り合いたいと思います。
■ 日時
2023年3月19日(日曜)
10:00~17:00
(受付:9:30~)
■ 会場
岐阜市文化産業交流センター「じゅうろくプラザ」
ホールおよび会議室、研修室
〒500-8856 岐阜市橋本町1-10-11
周辺アクセス:http://plaza-gifu.jp/access/
■ 参加費
無料
■ 定員
200名 ※先着順のためお申し込みが必要です
■主催
一般財団法人住友生命福祉文化財団、一般財団法人たんぽぽの家
■運営主体
「ケアする人のケアセミナー in 岐阜」実行委員会
■お問い合わせ
①「ケアする人のケアセミナー in 岐阜」実行委員会事務局
〒502-0907 岐阜県岐阜市島新町5-9 いぶき福祉会
TEL 058-233-7445 Fax 058-232-9140
②「ケアする人のケアセミナー in 岐阜」奈良事務局
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL 0742-43-7055 Email carecare@popo.or.jp
10:00~ オープニングセレモニー | |
10:15~ 講演/いのちの世話:その1 メディアを通したケアのコミュニケーション ~身の回りの小さなケアに目をむけよう~ | |
11:15~ 講演/いのちの世話:その2 対談「賢治の幸福観と利他の精神」 吉成信夫×播磨靖夫 | |
12:15~ 昼食&休憩 ※お弁当を希望される方はお申し込みが必要です。 | |
13:15~ 連続報告会 「ケアする人のケア」これまでとこれからの実践 | |
14:30~ 分科会1「回復するいのち」 分科会2「働くことからみえてくるもの」 分科会3「デザインとテクノロジーとコミュニティ」 分科会4「てつがくカフェ ~人が人として生きられる社会とは~」 *分科会4は定員に達しました | |
16:15~ 休憩 | |
16:30~ まとめ 4つの分科会の代表者が登壇し、分科会の報告及びセミナーのまとめを行います。 |
10:15~11:15
講演/いのちの世話:その1
メディアを通したケアのコミュニケーション ~身の回りの小さなケアに目をむけよう~
ケアの現場では、ケアする人とされる人のあいだで多様なコミュ ニケーションが発生します。 もちろんケア・コミュニケーション は、現場以外でもみられます。 私たちの周りにはインターネット、 神社、広場、 食など多様なメディア空間があり、そこがケア・コミュ ニケーションの大切な実践の場となります。
ここでは、私たちが、日頃、気づかずに見過ごしている身の周りの 小さなケアという足跡に目を向けます。 人と人、人と社会、 あるい は人と人以外のモノをつなげるコミュニケーションの事例をみな がら、有機的なつながりを実現するメディアやケア・コミュニケー ションのあり方を一緒に考えましょう。
金山 智子
情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授
文化や生態や災害の視点から、 地域コミュニティとコミュニケーショ ン、市民のエンパワーメントとメディアをテーマに長期的な研究を行 う。 近年は記憶、レジリエンス、ケアをキーワードに、フィールドワーク や実践プロジェクトを通して、持続可能な社会のあり方について探求 している。
【お申し込みはこちら】 / このページの一番上へ↑
11:15~12:15
講演/いのちの世話:その2
対談「賢治の幸福観と利他の精神」 吉成信夫×播磨靖夫
技術の発達、 自然災害や戦争、コロナ禍など、さまざまな物事が個人と世界のつながりを大きく変化させています。 東日本大震災の 十三回忌を迎え、宮沢賢治が「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」 と 「農民芸術概論綱要』に書いてか らもうすぐ百年を迎える今、賢治の視点を通して自分や他者の幸福について問い直します。 そして、お互いが幸福になっていくた めの利他の精神を深め合いたいと思います。
吉成 信夫
みんなの森ぎふメディアコスモス 総合プロデューサー
岩手で石と賢治のミュージアム研究専門員として同館の開館に関わ る。2001年葛巻町の協力を得て、廃校を利用したエコスクール 「森と 風のがっこう」開校。 岩手県立児童館 「いわて子どもの森」 初代館長、 岐 阜市立図書館長を経て、2020年5月から現職。
播磨 靖夫
一般財団法人たんぽぽの家理事長
新聞記者を経てフリージャーナリスト。 「わたぼうしコンサート」を生み「エイ ブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提供、1999年からケアの 文化の創造をめざして 「ケアする人のケア」に取り組む。 平成21年度 「芸術選 奨文部科学大臣賞 芸術振興部門」受賞。令和4年度文化功労者に選出。
【お申し込みはこちら】 / このページの一番上へ↑
13:15~14:30 連続報告会
「ケアする人のケア」これまでとこれからの実践
「ケアする人のケアセミナー in すわ」で副実行委員長を担われた藤森るりさんが当時を振り返るとともに今を語ります。 また、岐阜において食の可能性を追求している平塚弥生さん、「ともに生きる社会」づくりを展開する古澤由加里さんが実践事例を語ります。
実践事例報告 ①
藤森 るり
ケアする人のケアセミナー inすわ 副実行委員長 / ケアケアカフェ主宰
「ケアする人のケアセミナー inすわ」開催後、ケア する人のケアの大切さを実感し、ケアする人もケ アされる人も誰もが参加でき、ともに助け合いな がら生きられる地域社会をつくろうと、ケアケア カフェ「シスルの会」を発足。 地域の子どもや高齢 の人たちとともに、主に臨床美術体験を通して ジャンルを越えた世代間交流を図っています。
実践事例報告②
平塚 弥生
株式会社Coneru 代表
「ちょいみせキッチン」や「おくのキッチン」と いうシェアキッチンを通して、人や地域をつ なげる「食」というメディアの可能性を追求し ています。 コロナ禍で黙食や孤食が増加する 中、何を考え、どのように新たな 「共食」のか たちを見出そうとしているのかを語ります。
実践事例報告③
古澤 由加里
NPO法人ひだまり創 理事長
高齢である、障害がある、子育て中・・・ 人はそ それぞれ生きている環境や条件が違います。支援する側とされる側に分けるのではなく、必 要な支援は受けながら、得意な部分では支援する側にもなれる、一人ひとりが誰かに必要とされ、人生の主役になれる、「ひだまり創」がめざすともに生きる社会を語ります。
【お申し込みはこちら】 / このページの一番上へ↑
※分科会①~④のいずれかを選択してください。受付先着順のためご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
分科会① 回復するいのち
病気や災害など、予測できない出来事によって当たり前の日常が失われてしまうことがあります。そうした状況においても小さな声に耳を傾け応答しつづけることで、地域や人が生きる力を取り戻していく取り組みを紹介しながら、元の姿に戻るのではない回復のありようをお聞きします。
報告①
平田 節子
医療法人かがやき・総合プロデューサー
「かがやきロッジ」は、在宅医療専門 「総合医療クリニック」の建 物の名称である。 医師や看護師、事務スタッフが執務するス テーションだが、「町の保健室」であり、患者が外出する「目的地」 であり、患者家族のための「相談室」、他職種のひとの「コワーキ ングスペース」、国内外の研修や視察を受け入れる 「学校」でも ありたいと考えている。 2019年グッドデザイン賞金賞受賞。
報告②
田口 ひろみ
NPO法人ポラリス代表理事/ 精神保護福祉士/社会教育士
東日本大震災によって甚大な被害を受け、 誰もが生きる力 の取り戻しが必要となった宮城県山元町で、 「障害のある 人もない人も共に素敵に生き・はたらく」をテーマに、生涯 学習を通じたソーシャルワークに取り組り組んでいる。
コーディネーター
森下 静香
Good Job! センター香芝 センター長
たんぽぽの家にて、 障害のある人の芸術文化活動の支援、 医療や福祉などのケアの現場におけるアート活動の調査 研究を行う。 2012年よりアート、デザイン、ビジネス、福祉 この分野をこえてあたらしい仕事を提案するGood Job! プロ ジェクトに取り組み、2016年度グッドデザイン賞金賞受賞。
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分科会② 働くことからみえてくるもの
働くことは、「苦役」になることもあれば、その人の社会とのつながりを生み、「生きがい」になることもあります。この分科会では、地域に住む多様な人々が生きがいをもって働くことを、地域文化を持続可能にしていく仕組みにつなげている実践者の取り組みを知り、人はなぜ働くのか、働くことからみえてくるものを考えます。
報告①
古田 菜穂子
岐阜県教育文化財団芸術文化アドバイザー / tomoniつながるプロジェクト統括ディレクター
日本の風土と日本人の肌に一番なじむ繊維である「和綿」を育て、糸にし、布にしていく過程の中で、アート、デザイ ン、ビジネス、福祉、農業の分野をつなぎ、新たな出会いと仕事が生まれる場づくりをめざしている。毎年春にワーク ショップを行い、オリジナル製品を開発している。
報告②
吉田 修一
NPOまる 施設長
小さな福祉作業所に就職し、そこを引き継ぐかたちで1997年に「福祉作業所工房まる」を開設。障害のあるメンバー一人ひとりの表現が、その人の生き方を豊かにし、周囲の人に力を与え、地域や社会を変える力になることを体感したことが、工房まるがアート活動を続ける力となっている。
コーディネーター
柴崎 由美子
NPO法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事
「たんぼぼの家アートセンターHANA」のディレクターを経て、障害のある人のアートを社会に発信し仕事につなげる「エイブルアート・カンパニー」事務局、 中間支援に特化するNPO法人エイブル・アート・ジャパン事務局を歴任。東日本大震災後は、故郷・東北に活動拠点をうつし、文化・福祉・教育・産業を横断した活動を行っている。
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分科会③ デザインとテクノロジーとコミュニティ
コミュニティ、共同体、支えあいや助けあい、その大切さや必要性は自明かもしれません。ただ、生活する時間の流れも住んでいる場所も別々で、生きたい目的も異なる人たちが、どうやって似たような想いを寄せ合いながらコミュニティを生みだし、継続できるのでしょうか。デザインやテクノロジーを通して支え合いのつながりを生み出している事例から、ヒントを見つけます。
報告①
林 園子
一般社団法人リハビリテーション研究会代表理事/ファブラボ品川ディレクター/作業療法士
3Dプリンタなどのテクノロジー機器の福祉分野での活用イベントを日本各地で開催し、「つくる人」と「データ」をつなぐ役割を担っている。2018年より作業療法士としてファブラボの運営に参画し、誰もがデジタル工作機械を使ってくらしをよくする道具づくりができる場をつくっている。
報告②
末永 三樹
株式会社ミユキデザイン 代表取締役
設計事務所勤務を経て2012年「ミユキデザイン」設立。「あるものはいかそう ないものはつくろう」を理念に、建築的な視点をもって「まちをアップデートし、次世代へ手渡す」ことをめざし、大小さまざまな設計、デザイン、企画・プロ モーションなどを包括的に考え実践している。
コーディネーター
小林 大祐
Good Job! センター香芝 スタッフ
アート・デザイン・福祉などの領域を超えて仕事を生み出す「Good Job! センター香芝」に所属。 テクノロジーと芸術 とケアのこれからを考えるプロジェクトを、全国各地のエン ジニアや研究者と協働しながら進めている。
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分科会④ てつがくカフェ ~人が人として生きられる社会とは~ *定員を締め切ります
聞く側から語り合う側へ・・・。「人が人として生きられる社会とは」をテーマに語り合います。語らいの中から、あるべきケアの姿やケアの未来が見えてくることに期待します。
てつがくカフェとは、私たちが普段当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、「そもそもそれって何なのか」といった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら「対話」を通して自分自身の考えをたくましくすることの難しさや楽しさを体験するものです。
ファシリテーター
西村 高宏
福井大学医学部 准教授
「てつがくカフェ@せんだい」主宰。 臨床哲学の立場から震災という出来 事を自分たちの言葉で語り直す場をひらく。
ファシリテーション・グラフィック
近田 真美子
福井医療大学保健医療学部 准教授
「てつがくカフェ@せんだい」ファシリテーション・グラフィック担当。 専門 精神看護学。 西村高宏氏とともに哲学的対話実践の場をひらいている。
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2022年11月~2023年1月にかけて、なら歴史芸術文化村では、だれもが芸術文化活動に参加しやすい環境を提供し、アートの楽しみを発見することや、自己表現ができる機会を創出するため、「オープンアトリエinなら歴史芸術文化村」を開催。前期、後期それぞれ異なるテーマで講師と参加者が創作を楽しみました。
講師になったのは障がいのあるアーティストたち。それぞれのアートをとおした交流から生まれた素敵な作品を、ぜひご覧ください。 みなさまのご来場をお待ちしております!
日時:2023年2月18日(土)〜3月12日(日)9:00~17:00 *毎週月曜・休館 *入場無料
会場:なら歴史芸術文化村 芸術文化体験棟3F セミナールームA・Bほか 施設内複数会場にて展示
日時:2023年1月31日(火)〜3月15日(水) 11:00~17:00
場所:たんぽぽの家アートセンターHANA ギャラリー(アクセス)
たんぽぽの家では日々、さまざまなプログラムの下、メンバーのユニークなものづくりが行われています。「創作陶芸」は人と土が触れることで生まれる遊びについて、「手織り」は時間をかけて、織られる糸とその人の喜ばしい有り様について考えながら活動しています。本展では、2つのプログラムのより日常の生活に根差し、そのことを意識させてくれるメンバーの作品と活動についてご紹介します。
Art for Well-being
表現とケアとテクノロジーのこれから
表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よりよく生きていくために必要だとわたしたちは考えています。
だからこそ、病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具や技法とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を見つけていく必要があります。ウェルビーイングに自分を表現したり、他者との関係性のなかで互いに創造性を発揮しながら楽しんだりするために、これからの技術と一緒に何ができるようになるのでしょうか。
わたしたちはこれまで、障害のある人たちが日常的に表現活動をしている現場で、AIやVRや触覚技術をとおして実験的な取り組みを実施してきました。本展覧会は、そこから見えてきた可能性、課題、問いかけを展示し、医療や福祉、科学や技術、アートやデザインなど領域を超えて、表現とケアとテクノロジーのこれからを考えていきます。
3月4日(土)16時からは、実験的な取り組みに関わってきたエンジニアや研究者、福祉現場の人たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や方向性について探るシンポジウムを開催します。また、平日の14時から15時は毎日ギャラリーツアーも開催します。ぜひご来場ください。
*展覧会およびシンポジウムは終了しました
展覧会の詳細は以下の記事にまとめておりますのでぜひご覧ください。
https://note.com/goodjobproject/n/n7eb32b175618
シンポジウムは3月末まで期間限定で配信中です。
会期・開場時間
2023年3月4日(土)- 3月12日(日)
13:00~19:00 休館日:月曜
入場料 無料
▶チラシをダウンロードする[PDF]◀
展示内容
①表現に寄りそう存在としてのAI
画像生成技術を手がかりに言葉や想像を重ねて表現を生み出し、楽しみや試したいことを見出しながらよい関係を探る。(監修:徳井 直生)
②CAST:かげのダンスとVR
光と影、陰の中の影を感じるダンスから得た発想をもとにVRアプリを開発し、VR上でダンスパフォーマンスを体験する。(監修:緒方 壽人)
③実感する日常の言葉-触覚講談
福祉と現場にある日記や詩、ふと書かれる文章。神田山緑さんの講談と触覚を伝える技術とともに新たな伝わり方を探る。(監修:渡邊 淳司)
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] スタジオB
(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
アクセス https://ccbt.rekibun.or.jp/visit#access
※車椅子などをご利用の場合は、渋谷東武ホテルのフロント横エレベーターをご使用ください
バリアフリールートのご案内
渋谷駅ハチ公改札からシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]へのバリアフリールートをぜひご活用ください。
展示の様子
ギャラリーツアー
Art for Well-being プロジェクトスタッフによる会場案内ツアーを実施します。
日時:3月7日(火)、8日(水)、9日(木)、10日(金)いずれも14:00〜15:00
定員:各回5名
シンポジウム ※アーカイブ動画
実験的な取り組みに関わってきたエンジニアや研究者、福祉現場の人たちが集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や方向性について探るシンポジウムを開催しました。
登壇者
徳井 直生
アーティスト・DJ・研究者、株式会社Qosmo 代表
緒方 壽人
デザインエンジニア、Takramディレクター
渡邊 淳司
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員
小林 茂
情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授
日時: 2023年3月4日(土)16:00-18:30
会場: シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT] オープンスペース
*[2月25日追記]当日はzoomによるライブ配信があります。お申し込み時に会場参加かオンライン参加のどちらかを選択してください。
参加費: 無料
定員: 60名
そのほか最新情報は本ホームページ、またはSNS(Facebook / Instagram)にて随時更新いたします。
お問い合わせ
一般財団法人たんぽぽの家
Art for Well-beingプロジェクト事務局
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25ー4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
MAIL art-wellbeing@popo.or.jp
主 催 文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
協 力 社会福祉法人わたぼうしの会、NPO法人エイブル・アート・ジャパン
提 携 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
全体監修 小林茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS])
文化厅委託事業 「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
会期:2023年2月4日(土)~12日(日)10:00~18:00 *月曜休館 最終日15時まで
会場:奈良県文化会館2F 展示室C・D・E(文化会館へのアクセス)
たんぽぽの家づくり運動がはじまり、奈良たんぽぽの会の設立から、2023年で50周年を迎えます。私たちは、人が生きやすい社会をどうつくっていくかを考え、さまざまな実験を試みてきました。
これまでの歩みは、「人間はひらかれたやさしい存在でありたい」という願いからはじまり、多くの人の支援とともに現在も活動がひろがっています。
本博覧会では50年にわたるたんぽぽの家の歴史を各種資料とともに振り返ります。
障害のある人の活動や暮らしの拠点づくり、地域のなかで展開してきた芸術文化プロジェクト、近年取り組んでいる仕事づくりなどを紹介します。
みなさまとたんぽぽの家の50年を振り返り、今大切にしたいことを共有し、未来の物語をつくっていく場にしたいと考えています。
ぜひ、この機会に奈良にお越しください。
1973年 奈良たんぽぽの会を発足。「たんぽぽの家づくり運動」をはじめる。芸術文化活動を通し、生きがいをもって生活できる、障害のある人の拠点づくりを行う。
1976年 財団法人たんぽぽの家を設立。障害のある人の詩にメロディーをつけて歌う「わたぼうし音楽祭」を開催。
1980年 「たんぽぽの家」がオープン。障害のあるメンバーの活動にとともに、地域活動の拠点として「たんぽぽ自由学校」がはじまる。
1987年 社会福祉法人わたぼうしの会を設立。翌年、劇的空間としてホールを備えた「わたぼうしの家」がオープン。社会就労支援センターたんぽぽの家(身体障害者通所授産施設)スタート。
1995年 障害のある人のアートを新しい視座でとらえなおす、市民芸術運動「エイブル・アート・ムーブメント」始動。
1998年 「福祉ホーム コットンハウス」がオープンし、メンバーの自立生活がはじまる。たんぽぽ楽食サービスがスタート。
1999年 たんぽぽ生活支援センターがスタート。「ケア」をキーワードに人間のつながりのあり方を考える「ケアする人のケアプロジェクト」をはじめる。
2004年 日本初の障害のある人の総合的なアートセンター「たんぽぽの家アートセンターHANA」がオープン。
2012年 たんぽぽ相談支援センターがスタート。障害のある人とアートやデザインを通して仕事を社会に提案する「Good Job!プロジェクト」がスタート。
2016年 「福祉ホーム 有縁のすみか」がオープン。奈良県香芝市に仕事づくりの拠点「Good Job!センター香芝」がオープン。
2017年 地域支援のための「たんぽぽ子ども食堂」スタート。
2022 障害のある人たちの芸術文化活動の発展に寄与したことにより、理事長の播磨靖夫が芸術振興の分野において令和4年度文化功労者に選出。
・記念シンポジウム 2月5日(日)13:00〜 奈良県バスターミナルにて (播磨靖夫、久保田翠、森 合音、山下完和)
展覧会会期中に、会場にてトークイベントやワークショップなどを実施します。(2月1日現在の予定)イベントは諸事情により、時間や内容の変更・中止する場合があります。あらかじめご了承ください。
2月4日(土) | 10:00 オープンイベント ごあいさつ:成田修(たんぽぽの家 統括施設長) |
2月5日(日) | 10:00「アートセンターHANA 立ち上げの物語」 柴崎由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事) 11:00「障害のある人と取り組んできた東日本大震災」 田口ひろみ(NPO法人ポラリス 代表理事) |
2月6日(月) | 休館日 |
2月7日(火) | 14:00「メンバーの歩み1:ギャラリーツアー」 吉永朋希(たんぽぽの家) |
2月8日(水) | 11:00「ヒューマンレガシー~上野和子のものがたり~」 上野和子(コットンハウス) 14:00「奈良県一のバザーを語る」 宇尾野久美恵、森垣カツエ、宿利三知恵、河口恵美子(たんぽぽの家ボランティア) |
2月9日(木) | 11:30「GJ!センターのコミュニティカレッジ紹介」 松本綾・Good Job!センター香芝メンバー 14:00「メンバーの歩み2:歴史と現在」 村上良雄・佐藤拓道(たんぽぽの家) |
2月10日(金) | 11:00 「GJメンバーによるお仕事紹介」 藤井克英・Good Job!センター香芝メンバー 13:00「障害とアートの研究会」 柴川弘子(岡山大学学術研究院教育学域 ESD協働推進センター助教) |
2月11日(土・祝) | 10:00「50年のあゆみの展示みどころ紹介」 森下静香、岡部太郎、江崎真喜 11:00「たんぽぽはじまりの物語」 上埜妙子・向野幾世・谷川義明・村上良雄(たんぽぽの家) 12:00「わたぼうしトークライブ」 中川一夫・酒井靖(たんぽぽの家) 14:00「陰影来SUNーかげのダンス」 ひるのダンス・佐久間新・江崎將史 14:50「トーク:たんぽぽの家のパフォーミングアーツ」 佐久間新・佐藤拓道・中島香織(たんぽぽの家) |
2月12日(日) | 11:00「わたぼうし語り部」 伊藤樹里・伊藤愛子・河野望(たんぽぽの家) 13:00 クロージングセッション「博覧会を振り返る」 岡部太郎・森下静香・江崎真喜・吉永朋希 ほか |
*2月5日(日)は、Good Job!センター香芝もオープンしています。この機会にぜひ、お立ち寄りください!!(Good Job!センター香芝とは→詳しくはこちら)