第39回わたぼうし音楽祭 発表作品一覧[開催終了]

  第39回わたぼうし音楽祭「作詩・作曲の部」入選作品一覧 

9月7日(日)に開催する「第39回わたぼうし音楽祭」の舞台で発表する入選作品8点が決定しました![応募総数:225作品]

作品名 名前 地域 年齢
人知れずやりたいことが私にもある…

そのストレスと野望

作詩:伊藤圭子

作曲:笠木敦志

東京都江戸川区

千葉県柏市

51歳

45歳

Sorry,Daddy

作詩・作曲:小山貴也

宮崎県都城市 43歳
ト・モ・ダ・チ

作詩:栗栖啓人

作曲:本田正子

大阪市

広島市

14歳

52歳

マイナスからプラスへ

作詩:小林 聡

作曲:藤原敬史

大阪市

兵庫県西脇市

48歳

54歳

上からラーメン

作詩:CPしまった

作曲:平方信幸

千葉県市原市

埼玉県久喜市

54歳

46歳

3びきの生き物

作詩:高山 遼

作曲:栗原寿理

栃木県足利市

栃木県足利市

11歳

48歳

1%の希望 作詩・作曲:藤沢幹久 宮城県亘理郡 53歳

作詩:本岡真波

作曲:あまゆーず

兵庫県姫路市

兵庫県宝塚市

13歳

30歳

 「人知れずやりたいことが私にもある…そのストレスと野望」作詩:伊藤圭子/作曲:笠木敦志 

トイレに行きたくなって

いっしょに行ってくれる人をさがすよ

2人さがすよ

KAIJOSHA

並んでトイレに向かうよ

2人と私…楽しい会話も弾むけど

秘密の話もできる時だけど

一度でいいからひとりの

夢の個室で過ごしてみたい

人知れず

「嫌いな食べ物は?」と聞かれ

「ありません」と答えるクセがあるよ私

イイコだから

USOTSUKI

自分が楽と言い聞かせ

介助が楽ね!と言われる快感

誇ることがツラい

一度でいいから思うまま

イイコを捨てて過ごしてみたい

人知れず

彼氏に触れてみたいと思ったら

誰かに手を借りなきゃ…私

でも恥ずかしくて

ICHAICHA

恋する誰もがすること

彼氏の近くにいっしょに行って

私の左手渡すだけ

一度でいいからさりげなく

リアルな温もり感じてみたい

他人(ひと)知れず

「Sorry,Daddy」 作詩・作曲:小山貴也


Sorry, Daddy 甲斐性のない息子で ごめん

Sorry, Daddy いっぱい迷惑かけて ごめん

いったい僕は いくつあなたの夢を 壊してきたのだろう

いったい僕は いくつあなたの願いに 応えてきたのだろう

いつの間にか僕は あなたよりずっと大きくなり

でも 心は今も あなたに寄りかかったまま

 

Sorry, Daddy 酔っぱらってばかりいて ごめん

Sorry, Daddy いっぱい心配かけて ごめん

いったい僕は いくらあなたのお金を浪費したのだろう

いったい僕はいくらあなたの寿命を縮めてきたのだろう

いつの間にか僕は そんなに若くもなくなり

でも 心は今も 果てしない夢を抱えたまま

 

遅すぎるスタートかもしれない

でも僕は今 真剣に頑張ってるんだよ

欲張りすぎる夢かもしれない

だけど だからこそ 楽しく頑張れるんだ

今はまだ 幼く小さい存在の僕だけれど

あなたのように 立派な人間になってみせるよ

 

いつの日か 持ちきれないほどの 夢の花束を抱えて

あなたに最高の笑顔と 最高の人生を贈れるように

あなたがくれた 優しさと 自由と 大きな心に

最高の感謝を残せるように

最高の敬意を残せるように

 

だから今は もう少し

Wait For Me, Daddy

 

Sorry, Daddy…

 

「ト・モ・ダ・チ」 作詩:栗栖啓人/作曲:本田正子

 暗い音の中 日々歩いてた

電車のアナウンスも 車の音も

無音の世界

心の闇は 増すばかり

伝えたくても 伝えられない

障害者と言うレッテルはられて

寂しく歩いた帰り道

どんなに景色がキレイだって

音が聴こえなければ 意味が無いんだ

無音の世界から飛び立ってゆけるなら

そう 何度も願ってた

夢を追う事も出来やしない

自分はいったい何者なのだろう

となりを感じて一人二人

いつのまにか闇が無くなってた

無音の世界はいつしか希望の世界へと変わる

ありがとう

「マイナスからプラスへ」作詩:小林 聡/作曲:藤原敬史

繰り返す 噛み合わないやり取り

空気を換えるジョークさえ空回り

難しいね 分かり合えるって

明日への設計図 描こうとすればするほど

積み上がっていく 言葉にできない不安

2つの色が溶け合って

また新しい色が生まれるように

マイナスとマイナスを掛け合わせれば

きっとプラスに変わるはずだから

張り詰めた気持ち 緩められない

心の力のコントロール うまく出来ず

今夜は眠れない

形の違う2つの歯車 ぶつかり合って傷つきあい

ゆっくり削れて回りだす

全て自分が正しいと思い込んだ時から

間違いは始まっていたんだ

背中のリセットボタンを押して

止(や)めることから始めればいいんだ

この先もいくつもの辛いことに出会うだろう

だけど僕らの人生は罰ゲームじゃない

明日へのパワースイッチ OffからOnへ

強く強く 弾き返して

「上からラーメン」作詩:CPしまった/作曲:平方信幸

若い頃はそれでも

こんなに首振りはなくて

下を向いてラーメンがすすれた

ところがこの頃振り激しくて

したが向けなくなった

それでも大好きなラーメンが食べたいと

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

上からラーメン たらしこんで食べています

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

時たま動いてほっぺで食べてしまう

年と共に近頃

アテトーゼ激しくなって

下を向くと首振りは止まらない

仕方なく上を向き大口開ける

そこに上手に麺を

たらしこんでもらいラーメン食べている

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

この方が切り刻むより上手に旨く食べられる

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

スープが顔にたれるのがたまに瑕(きず)

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

お前にたべさせるには技術がいると

友達は文句を言うか

上から 上から 上からラーメン

上から 上から 上からラーメン

上からラーメン たらしこんで食べています

「3びきの生き物」 作詩:高山 遼/作曲:栗原寿理

ぼくは 小鳥だよ

ぼくのお母さんは 鳥だよ

とってもやさしいよ

ぼくの好きな食べ物は

青虫さんとミミズさんだよ

たまに カラスが来るよ

こわくて にげちゃうよ

このカラスめ!

ぼくは 子ダコだよ

ぼくのお母さんは タコだよ

すみを出すよ 気をつけてね

ぼくの好きな食べ物は

エビさんと貝さんだよ ほかにもあるよ

ぼくのてきは ウツボさんとサメさんだよ

こわいよ

ぼくは 遼だよ

ぼくのお母さんは やさしいよ

働いてるよ がんばってるよ

ぼくの好きな食べ物は ラーメンだよ

ぼくのてきは いないよ

みんな やさしいよ

ぼくは とっても楽しいよ

1%の希望」 作詩・作曲:藤沢幹久

さくら舞い降りた午後に

うすい水色の空の

穏やかな日差しの下(もと)

何思う君のこころ

 

 

川沿い歩道に座り

コンビニ弁当を開(あ)け

目をやる淡色(あわいろ)並木

何映る君の瞳

 

沿道には人の群れ

あちこちで宴の声

転げまわる子犬たち

でも君はひとりぼっち

 

 

昨日会社辞めた君

不安と病抱えて

何んにも持たないまま

暖かな日に旅立つ

 

 

不安が99で

1%の希望

消えかかるその画像(イメージ)

離さず掴んでいたい

 

 

消え入りそうな希望が

ただひとつのパスポート

明日(あした)に向かって行くんだ

信じて今だ飛び立て

 

 

浅い眠りから覚めて

勝手に出る独り言

今日はどんな日になるか

考えたくない焦り

 

 

カーテンを少し開(あ)けて

呼び込むほのかな光

明るさはこれでいいよ

刺激はほしくないから

 

 

外ではまだ弱い雨

もうすぐやむのだろうか

少ししたら出かけよう

それで気がまぎれるなら

 

 

昨日会社辞めた君

この先あてもないまま

いつしか季節は過ぎ

ふらつく足で旅立つ

 

 

不安が99で

1%の希望

大丈夫心配ないよ

ほらみんなの手を借りて

 

 

1%の希望

10へ100へと育て

明日(あした)に向かって行くんだ

信じてまっすぐ進め

「音」作詩:本岡真波/作曲:あまゆーず

音は人のキモチを動かすから 好き

音はだれかのキモチを届けてくれるから 好き

音は人のキモチの素(モト)を作る

でも

音はうるさいと だれもが嫌い

音は美しいと だれもが好む

音は私に音楽を届けてくれる

音は私に人の声を届けてくれる

音は私たちに情報を届けてくれる

音楽

人の声

情報

ひとつとして同じ音楽なんてない

ひとつとして同じ人の声なんてない

ひとつとして同じ情報なんてない

私は人より少しだけ 音からとおい世界にいるけど

命を持っている音が大好きだ