第30回わたぼうし橿原コンサート 作詩の部入選作品決定!

 「第30回わたぼうし橿原コンサート」作詩の部 入選作品

・ありがとう(作詩:井上和哉)

・亡き父との思い出(作詩:上田美智代)

・私の気持ち(作詩:永原房子)

・あきらめない(作詩:前田直子)

・誇りを持って生きるため(作詩:吉川雅之)

◎くわしい募集内容はこちら→ http://tanpoponoye.org/info/2011/11/30.html

 

 ありがとう (作詩:井上和哉) 

この地球(ほし)で生まれて

現在(いま)を生きている

ありきたりな言葉だったけど

ただ「ありがとう」の気持ちを伝えるよ

 

この世界は「命」と言う絆で繋がっている

この街で生まれてきたんだ

心の痛みを知ったとき

ふと涙が溢れてきたよ

 

最後まで思いつかなくて「ありがとう」の言葉が言えなくて

ただ素直に「ありがとう」が話せたら

どんなに世界が変わるんだろう?

 

この地球(ほし)で生まれて

この街で君と出会ったんだ

夢をみていた この大空を飛びたいと

そう願って この町で僕は育ったんだ

 

翼が折れそうな この想いを抱えながら

この想いを持って さぁ行こう

 

夜空の向こうに

生まれ行く あの地球(ほし)を超えて

心の奥にはあの日の悲劇が胸を打つ

 

あの頃の僕を支えてくれた

君や みんなにありがとう

いつか笑顔で会える日が来ると願っていたんだ

 

夢を追いかけて ただ追いかけて

幸せを求め 探していたんだよ

 

この大空に祈りを込めて「ありがとう」の言葉を伝えたい

 

ずっとずっと変わらない想いを忘れない

ただ「ありがとう」の言葉を忘れない

みんなの想いを このバックに詰め込んで

君やみんなにありがとう

 

時代を超えて 未来を超えて

みんなの想い出をバックに詰め込んで

夢の中へと ずっと向こう側まで旅立つのさ

ありがとう……!

 

 

 亡き父との思い出 (作詩:上田美智代) 

 

小鳥が庭の木にとまっている

なんてのどかな風景

亡き父の思い出の庭

私はしゃくなげの花が

咲くのを見るのが大好きでした

かんざしのように咲くピンク色の花

亡き父とは 生前

そりが合わず

いつも口論になった

でも私、今 五十路になって

やっと亡き父の言葉が

ひとつひとつ

かみしめられる歳になりました

気性は荒かった

でも本当は私の事

可愛かったのでしょう

怒りっぽいワンマンな父親だったけど

私と妹を育ててくれた人

守っていてくれた人

私 今、病気ですと言ったら

父は、なんと答えるかな?

もう1度 父に

会いたくなる時もある

それはいつも

病気でしんどくなった時

不安 イライラ

重なった時『河内のおっさんの唄』

を思い出す

まるっきりあの言葉使い

亡き父にそっくりだから

やっぱり私は

亡き父 好きだったのかも知れない

この頃 フッとそう思う

亡き父は天国から

エール送ってくれるよね きっと!

  みちよ くじけるなと

  力強く 生きよと

  またいい事あると

亡き父の言葉信じて

何事においても

亡き父の生前の頃の言葉

想いおこして

生きて生きて生きてみよう

 

 

 私の気持ち (作詩:永原房子)

 

苦手なことが 少し多いだけで

自分は 人とは違う

でも 得意なこともある

頑張っているのは みんな一緒

悩んでいるのも みんな一緒

あなたが思うより 広く夢を見ればいいから

 

あなたと会話をするだけで

前を向いて歩いていける

ときどき何も出来ないとすねてしまう

頑張っているのは みんないっしょ

悩んでいるのも みんないっしょ

何もかも忘れて 大きな夢をみればいい

 

少しだけ大人になれない自分がい

下ばかり見てても すすめない

一歩ずつ歩いていきたい

 

やりたいことは たくさんあるけど

自分にとって 大きな夢はなんだろう

これからも 悩みながら

大きな夢をかなえていきたい

 

明日に向かって とびたとう

時間がかかってもいいから

自分をみつめあいながら頑張ろう

あなたが 思っているより

可能性は ずっと広いはず

 

 あきらめない (作詩:前田直子)

 

今日、念願の玉のれんが出来た。

やっと、やっと出来た。

途中で、何度も何度ももうやめよう もうやめようと思ったし、

OTの時間にみんなといっしょに始めた玉のれん

それなのに、みんなは、どんどん次から次へと、作品を作って行く…

私だけだ、一人追い抜かされて、悔しい思いもした。

でも、あきらめないでよかった。

ここにいる証を残す事ができたから…

こんな私だけど、まだまだ出来る事があるんだよね。

これからも、私のみちは遠く険しいけど、そして私の歩みは遅いけど、自分を信じて歩みます

私にとって、この1年と1ヶ月は、けして無駄な時間ではありませんでした

何も言わずただ、まっててくれた人達へ感謝こめて…ありがとう。

 

 誇りを持って生きるため (作詩:吉川雅之)

 

介護保険値上げされても

障害年金値下げされても、私にはプライドがある

苦しいけど、煙草値上げになった

今日から煙草の本数へらす

僕らが消費しなければ、世の中変わらない

食費、衣類費節約、煙草は私達には貴重な物

税金のかたまりだけど喫ってる。

やめたいと思っても、すぐには無理、

光熱費かからなく生活何かに取りかかる時思案煙草喫う

私にはプライドがある。世の中に貢献したい

バイク乗り回し、ガソリン消費している

バイクがあるから施設へも通所できる

「ひきごもり」にならない用皆んなの所行く

胸はって生きぬきたい、命のあるかぎり食事を摂る

あとわずかしかない人生、胸はって障害年金

もらいたい、胸はって歩きたい、買物もしたい

誇りを持っていきるため