東日本大震災で被災した人たちへ贈る言葉(=詩)を募集します。
※お問い合わせはこちら→wataboshi■popo.or.jp(■を@に替えてください)
今、活字離れ、日本語の乱れなどから、
「言葉のちから」が改めて注目されています。
「言葉」を学ぶこと、「言葉」をとおして思いを伝えること、
その繰り返しが人と人との絆を生み、豊かなコミュニケーションを図りながら
創造的に生きることにつながります。
私たちは、36年間にわたり、
障害のある人たちの言葉(=詩)を歌う「わたぼうし音楽祭」を行ってきました。
障害のある人たちの言葉(=詩)は、生きることの喜びや哀しみ、
人と人がつながることの大切さ、いのちの尊さなどがあふれています。
私たちは、こうした思いをメロディーにのせて歌うことで、
すべての人々が幸福を感じながら生きられる社会の実現をめざしてきました。
そして、わたぼうしは36年という長い歴史のなかで、
自らの「言葉のちから」によって社会参加していく多くの障害のある人たち、
また、彼らの「言葉のちから」によって励まされ、
元気づけられる多くの人たちと出会ってきました。
この度の東日本大震災の発生後、
こうした伝えるべきものをもつ言葉の達人たちから
「自分にもできることがあるか」
「被災者のために役に立ちたい」との声が数多く届きました。
そこで、私たちは、全国の障害のある人たちの言葉(=詩)とおして、
被災地に元気を贈る「言葉のちから」プロジェクトを実施します。
被災した人たちが、生きる希望や勇気を取り戻すきっかけとなることを願って、
皆さんから寄せられた言葉(=詩)を詩集にします。
そして、障害のある人たちだけでなく、
「何かしたい」と思いをもつすべての人たちとともに被災地に元気を贈ります。
「言葉のちから」プロジェクトの仕組み
■私たちは、東日本大震災で被災した人たちを応援するために、「笑ってプロジェクト」を実施します。
だれもが自分らしく暮らすことのできる社会の実現をめざして、みなさんのご参加とご支援をよろしくお願いいたします。
◎タイヨウプロジェクト
障害のある人のアートのちからで、被災地の障害のある人の“しごと”の復興を応援します。
◎言葉のちからプロジェクト
障害のある人の言葉(=詩)のちからで、被災した人たちの心のケアを目指します。
◎あそびの時間プロジェクト
被災地の障害のある子どもの遊びの支援活動をします。