素材と身体と行為からものづくりを考える
たんぽぽの家は「ニュートラの学校」と題し、福祉と伝統のものづくりを結び直す取組みをおこなっています。本イベントは、その一部であり、京都市立芸術大学と連携したエクスチェンジプログラムの報告会です。
京都市立芸術大学で陶芸、染織を学ぶ大学院生と、たんぽぽの家やGoodJob! センター香芝のメンバーが、互いの創作の現場を行き来しながら、「素材と身体」をテーマに、障害のある人・ない人がまじりあい、共同作業や意見交換をおこないました。
本イベントは、この交流と実験の過程を、携わった学生や障害のある人たちがともに振り返ります。また、制作をサポートする福祉施設職員や大学教員からも、気づきやこの取組みのもつ可能性についてお話します。交流のなかでできた木、土、布の作品の展示もおこないます。
2024年3月8日(金)17:00-19:00
FabCafe Kyoto
参加費無料/要1ドリンク注文
■日時
2024年3月8日(金)
17:00-19:00 受付16:30-
■場所
FabCafe Kyoto
(〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554 )
■登壇者
京都市立芸術大学大学院 美術研究科工芸専攻 在籍学生
森野彰人(美術専攻陶磁器領域 教授)
安藤隆一郎(美術専攻染織領域 准教授)
たんぽぽの家アートセンターHANAメンバー
Good Job! センター香芝メンバー
■ゲスト
大村大悟(美術作家/彫刻家)
■参加費
無料 要1ドリンク注文
■定員
15名
■お申し込み方法
以下のWEBフォームからお申し込みください
https://forms.gle/WKqDP4yiDUrUpTxq9
ゲストプロフィール
大村大悟(美術作家/彫刻家)
1984年 石川県生まれ 成安造形大学卒業
「道具と身体」「建物と装飾」など関係性の中に生まれる物事の“意味”をテーマにした彫刻作品を制作している。近年は作家活動と並行して民具の調査・復刻や、特注什器の制作も手がける。
実制作を通して様々な素材や技法の研究を行う一方「原始的な道具作りのワークショップ」を不定期に開催。
近年の主な出展に2023年「チョコレート 至高の名を与えられしもの」(金沢21世紀美術館 石川)
2023年「霧の芸術祭 城跡芸術展」(丹波亀山城 京都)
2022年「みちとゆくえ |うつろいのしかた」(成安造形大学 滋賀)
2019年「inside/outside」(NOTA_SHOP 滋賀)
等がある。
プログラムの様子
*たんぽぽの家で障害のある人たちの創作の現場を訪れる京都市立芸術大学の学生たち
*Good Job!センターのメンバーと京都市立芸術大学の学生たちがおたがいに工夫をしながら布をたたいていく
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◯計7回のワークショップを行いました。noteでもレポートしていますのでぜひご覧ください。
[レポート]京都市立芸術大学との交流をしています
https://note.com/newtraditional/n/nf6edfc1fba47
[レポート]京都市立芸術大学とのエクスチェンジプログラムを実施しました
https://note.com/newtraditional/n/n8661dede66f9
■主催
一般財団法人たんぽぽの家、文化庁
■お問い合わせ
一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25ー4
TEL : 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
MAIL : nt@popo.or.jp
*本事業は、文化庁「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」において「ニュートラの学校:福祉と伝統工芸をつなぐ人材育成と仕組みづくり」として実施します