3Dプリンターに代表されるものづくり「Fab」、これまで出会わなかった物事をつなぐ「IoT」など、これから身近になっていく技術とともに、私たちはどんな暮らしや社会をつくっていきたいのでしょうか。
本シンポジウムではイスラエルとイギリスの取り組みから、これらに対する考えと具体策を討論します。
また国内で実施している「IoTとFabと福祉」の活動も紹介します。みなさまのご来場をお待ちしております。
国際シンポジウム 日時・会場
2020年2月1日(土)
13:00〜17:20 ※展示は12:00から
日本科学未来館 7階 イノベーションホール
[アクセス]
一般 3,000円 / 学生 1,500円
(懇親会にご参加の場合は別途 3,000円)
※同時通訳付。
※要約筆記など情報保障もおこないます。事務局までお問合せください。
[事前にお支払いの場合]
https://iotfabfukushi-symposium.peatix.com/
[当日にお支払いをご希望の場合]
https://forms.gle/XB4goVzetxyBZhNi7
*2月2日(日)スピンオフ・座談会、2月3日(月)国際トークイベントの情報は、サイトのページ内最後にあります。ぜひご覧ください。
特別講演 ①
3Dプリントで多様化するQOL
-イスラエルIKEAとの実践 –
イスラエルにあるNGO「Milbat」は、身体機能に困難がある人たちの技術環境を整え、自立して生活できるよう支援活動を続けています。
2019 年からイスラエルIKEAと共同し、障害のある人が家具を使いやすくする「ThisAbles」プロジェクトを開始。
製品を開発したデザイナーから、実現までのプロセス、そしてこれからについて学びます。
[スピーカー]
マリアーナ・ベンダビット
(NGO Milbat インダストリアルデザイナー)
[パネリスト]
小林 茂
(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)
特別講演 ②
ウェルビーイングを実現する
デザインとIoT
「幸福度」「良い状態」「善き生」を意味する「Well-being」。一人ひとりの価値観が異なるウェルビーイングを実現するために必要なことを考え、その手段としての道具や環境の設計論が研究・実践されています。
ウェルビーイングをデザインする方法を学び、IoTをはじめテクノロジーができることを考え、人の暮らしと技術のありようを再考します。
[スピーカー]
セリーヌ・ムージュノ
(インペリアル・カレッジ・ロンドン准教授)
[パネリスト]
渡邊淳司
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
[事前にお支払いの場合]
https://iotfabfukushi-symposium.peatix.com/
[当日にお支払いをご希望の場合]
https://forms.gle/XB4goVzetxyBZhNi7
スピーカー&パネリスト
Mariana Bendavit
/ マリアーナ・ベンダビット
(NGO Milbat インダストリアルデザイナー)
ブラジル・イスラエル人の医療機器とその補助機器に特化したインダストリアルデザイナー。イスラエルのNGO “Milbat”では障害者の人たちのための製品を共にデザインし、個々の個性にあった解決として3Dプリンターで出力できる補助器具アイテムをコーディネートしている。イスラエルIKEAと共同で、障害のある人が家具を使いやすくするプロジェクト「ThisAbles」を立ち上げる。過去にはアクセスしやすいインテリアのデザインや医療機器のOS開発の経験も行っていた。マリアーナはメイカームーブメントに強い興味があり、「最終的なユーザーと誠実にコラボしてくことが唯一かつ真のデザイン法」を心からの信条としている。
小林 茂
(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)
1993年より電子楽器メーカーに勤務し、2004年からIAMAS。Arduino Fioなどツールキットの開発に加えて、オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションの活用を広める。イノベーションマネジメントを専門とし、多様なスキル、視点、経験を持つ人々が協働でイノベーションを創出する手法を探求。スタートアップを支援するための「Startup Factory構築事業(経済産業省)」検討会の座長や、高校生らがテクノロジーを活用したものづくりを学ぶワークショップ「岐阜クリエーション工房」を担う。
Céline Mougenot
/ セリーヌ・ムージュノ
(インペリアル・カレッジ・ロンドン准教授)
インペリアル・カレッジ・ロンドンのダイソン・スクール・オブ ・ デザイン・エンジニアリング校でユーザー中心設計学を教える准教授。研究対象はDesign Cognition(デザインにおける認知)と共同デザイン。デザインイノベーターたちのがどのように考え、働くのか、また多様な人々とのコラボレーションがどのようにイノヴェーションの創造に影響を及ぼすのかを調査。参加型のユーザー中心設計のアプローチ法を支援できる計算ツールを開発することを目指している。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートと共同の大学院でユーザー中心設計のデザインイノベーションを教えている。2018年にロンドンに移転するまで、東京工業大学と東京大学で勤務。
渡邊 淳司
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)
東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了(2005年)。博士(情報理工学)。2011年よりNTTコミュニケーション科学基礎研究所勤務、2019年4月より同人間情報研究部上席特別研究員。人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発、展示するなかで,人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から研究している。主著に『情報を生み出す触覚の知性』(2014年、化学同人)、『ウェルビーイングの設計論』 (監訳、2017年、BNN新社)、『情報環世界』(共著、2019年、NTT出版)。
[事前にお支払いの場合]
https://iotfabfukushi-symposium.peatix.com/
[当日にお支払いをご希望の場合]
https://forms.gle/XB4goVzetxyBZhNi7
[ご案内]スピンオフ・座談会&国際トークイベント 日時・会場
◯座談会「IoTとFabと福祉」
日時:2020年2月2日(日)10:00~12:30 場所:FabCafe Tokyo 2F MTRL(アクセス)
◯国際トークイベント「IoTとFabと福祉in京都」 チラシのPDFを見る
日時:2020年2月3日(月) 場所:MTRL KYOTO(アクセス) 参加費:2,000円
[主催]
一般財団法人たんぽぽの家
[助成]
日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
[協賛]
株式会社NTT データ・アイ
株式会社ソフィア
トヨタ自動車株式会社
NeoLAB株式会社
[協力]
一般社団法人生き方のデザイン研究所、
一般社団法人障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー、
医療法人社団福啓会、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、
NPO法人まる、株式会社GOCCO.、株式会社フォーオールプロダクト、
九州大学大学院芸術工学研究院、社会福祉法人いぶき福祉会、
社会福祉法人大和福祉会周南あけぼの園・光あけぼの園、
社会福祉法人わたぼうしの会、情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]、
西日本工業大学デザイン学部、ファブラボ品川、ファブラボ山口、
山口大学国際総合科学部、有限会社山崎マーク
お問合せ
一般財団法人たんぽぽの家
IoTとFabと福祉事務局
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-55001
MAIL goodjob@popo.or.jp
H.P. https://iot-fab-fukushi.goodjobcenter.com/