
奈良県立美術館で開催中の展覧会「奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 -約束の船-」にて、作品にふれながら楽しむ鑑賞ツアーを開催します。
安藤榮作さんは丸太を手斧で叩き、不思議な生き物や人の姿など、さまざまな形を刻み込む奈良県在住の彫刻家です。今回のツアーでは、見える人、見えない人、見えにくい人が一緒になり、安藤さんのガイドのもと、たくさんの彫刻作品に実際にさわり、お喋りしながら楽しむ鑑賞会を行います。
木の香りが漂う美術館の中で、目だけではなく五感を使ってアートを楽しんでみませんか?ぜひご参加ください。
お申込みフォーム⇒https://forms.gle/TK5WyWAB2u6iHq6x8
*フォームへのご記入が難しい方は、メールや電話でお申し込みください。
開催概要
- 日時:2025年 11月8日(土)13:30〜15:30 ※13:00より受付を開始します
- 会場:奈良県立美術館 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
- 参加費:
美術館への入場料(一般:1,200円、学生:1,000円)をお支払いいただきます。
障害のある方と、その付き添いの方1名までは無料です。 - 定員:15名程度
※視覚に障害のある方5名、ない方10名程度を予定しております。
※定員になり次第受付を締め切ります。
スケジュール(時間は多少前後する場合があります)
▽13:00 受付開始(集合場所:奈良県立美術館1Fレクチャールーム)
▽13:30~13:40[10分] オリエンテーション
―展覧会やツアーについてご説明します
▽13:40〜14:40 [60分]鑑賞ツアー
― 参加者でグループに分かれ、安藤さんのガイドのもと、一緒に展示室をめぐりながら作品を鑑賞します
▽14:40〜15:00 [20分]自由に鑑賞タイム
― それぞれの参加者で自由に鑑賞をします
▽15:00〜15:30 [30分]ふりかえり
― レクチャールームへもどり、参加者同士で感想を交換しあいます。
▽15:30 終了
お申し込み方法
以下のいずれかの方法でお申し込みください。
- ▼Googleフォーム
https://forms.gle/TK5WyWAB2u6iHq6x8 - ▼メール
お名前、参加人数、視覚障害のある方かない方か、緊急時のご連絡先(携帯電話等)、参加にあたって配慮すべきこと、を記入のうえ送信してください。送信先:artsoudan@popo.or.jp - ▼電話
お名前、参加人数、視覚障害のある方かない方か、緊急時のご連絡先(携帯電話等)のほか、参加にあたって配慮すべきことがございましたらお伝えください。
電話番号:0742-43-7055
お問い合わせ
障害とアートの相談室(⼀般財団法⼈たんぽぽの家) 担当:岡部・⼤井・永井
〒630-8044 奈良市六条⻄ 3-25-4
TEL 0742-43-7055 FAX 0742-49-5501
E-mail artsoudan@popo.or.jp
URL https://artsoudan.tanpoponoye.org/
ご注意・ご連絡事項
- ・鑑賞ツアーのなかで、公開制作として、実際に斧で木材を削る様子を体験いただける場面がございます。その際には大きな音がしたり、木片が飛ぶ場合がございます。ご不安を感じる方は、その時間は別室で鑑賞いただくこともできますので、お申し付けください。
- ・会場には車いす対応のトイレ、エレベーター、貸し出し用の車いすがございます。その他、アクセスに関してご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
- ・当日は記録のための写真撮影を行います。撮影した写真は報告のために、報告書、ウェブサイト、SNS等に掲載する場合がございます。ご了承ください。
アクセス
※ご来場に不安のある方は、最寄り駅に集合いただきましたら、事務局スタッフが会場までご案内いたします。12:45に近鉄奈良駅地下1階の東改札口前にお越しください。
公共交通機関ご利用の場合
近鉄・奈良駅/1番出口から徒歩5分(改札口からは10分)
JR・奈良駅/東口バス乗り場から奈良交通バス「県庁前」下車
お車の場合
専用駐車場はございません、 登大路自動車駐車場(奈良県庁 分庁舎東側)等、近辺の有料駐車場をご利用下さい。
アーティスト:安藤榮作(あんどうえいさく)
1961 年、東京都生まれ、1986 年東京藝術大学彫刻科を卒業後、1990 年に制作の場を求め て福島県いわき市に移住。福島県立美術館やいわき市立美術館を中心に若手作家として活 躍。2011 年、東日本大震災にて被災。自宅、アトリエ、数百点の作品と愛犬を津波で失う。 同年、福島第一原発事故を機に奈良県に避難移住する。最初は明日香村に移住し、その後、 2012 年に天理市にアトリエを構える。2016 年、川崎市岡本太郎美術館「つくることは生きること 震災《明日の神話》」展に出品。2017 年、第 28 回平櫛田中賞受賞。2019 年、第 10 回円空大賞にて円空賞を受賞。2025 年、川崎市岡本太郎美術館「戦後 80 年 《明日の神話》 次世代につなぐ原爆×芸術」展に出品。現代を代表する木彫作家として評価されている。
共催:奈良県立美術館、一般財団法人たんぽぽの家「障害とアートの相談室」
協力:奈良県障害者芸術文化活動支援センター(奈良県障害福祉課内)