「奈良たんぽぽの会」は、たんぽぽの家を支える任意のボランティア団体です。1973年4月29日の発足当初から、障害のある人もない人も誰もが自分らしく生きられる社会になることを目指し、運動を展開し続けています。
今回の総会では 「奈良たんぽぽの会発足50周年記念講演会」第二弾として、明日香養護学校の教員時代に家づくり運動に関わられた向野幾世さんをお迎えします。運動を進める中での期待と不安、喜びや哀しみなどを語っていただき、私たちのこれからの50年に生かしたいと思います。
日時:4月29日(火・祝)10:00~12:00
場所:たんぽぽの家シアター・ぽぽ
参加費:無料/講演会は要申込[申込フォーム] *どなたでもご参加いただけます

1936年香川県生まれ 奈良女子大学文学部卒業、国立教護事業職員養成所終了
東大寺整肢園指導員、ケースワーカー、明日香養護学校教諭、県立障がい児センター所長、西ノ京養護学校校長、奈良県教育研究所障がい児教育部長、奈良大学講師を歴任
一貫して、障がい児の教育の機会拡大や障がい児者と健常者の共生をめざして、ボランティアの育成や啓発・教育活動を展開。明日香養護学校時代に、障害のある子どもたちの自立の家「たんぽぽの家」づくり運動に関わる。1998年文部科学大臣より「教育功労賞」を受章。
著書に、「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」「いいんですか、車椅子の花嫁でも」ほか