[NEWS] パフォーミングアーツの広場がオープン!

「パフォーミングアーツの広場」がオープンしました

たんぽぽの家/ 障害とアートの相談室が運営する、障害のある人が関わるパフォーミングアーツ・プロジェクトや作品動画を紹介するプラットフォームサイト 「パフォーミングアーツの広場」が3/18(金) にオープンしました!

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イメージ画 :Tadashi UEDA/Abigail

パフォーミングアーツの広場はたんぽぽの家アートセンターHANAが取り組む、演劇創作プログラム「HANA PLAY」の過去上演作をはじめ、障害のある人が関わる演劇・舞踊などの身体表現〈パフォーミングアーツ〉作品や活動、たんぽぽの家が企画するパフォーミングアーツにまつわるトークイベントや展覧会情報を紹介するプラットフォームサイトです。

▼パフォーミングアーツの広場▼
https://performingartsnohiroba.tanpoponoye.org/

[令和3年度 障害者芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)]

3/18(金)のサイトオープンにあわせ、昨年2021年に公演されたHANA PLAYの最新舞台作品『贅沢な時間』[70分・日本語字幕]を含む、関西を中心に活動する、団体・個人のパフォーミングアーツ作品をオンラインにて公開(無料)。公開作品は下記の5作品。

「紫の夜が明けるとき」(劇団まちプロ一座/滋賀県) [演劇作品:68分・日本語字幕]
「僕の一日」(野澤大輔/和歌山県)[ミュージックビデオ:7分・日本語字幕/手話] 
「音遊びの会ワークショップの記録 2021.7.25  2021.10.31」(音遊びの会/兵庫県)[ドキュメンタリー作品:41分]
「ひょっとして、白雪姫!?」(人形芝居ぬくぬく座/大阪府)[人形芝居:26分・日本語字幕]
「贅沢な時間」2021年、HANA PLAY (社会福祉法人わたぼうしの会/奈良県)[演劇作品:70分]

 

また、公開を記念して3/21(月・祝)には関連イベントとしてオンライントークイベントシリーズ「パフォーミングアーツの広場 オンライントーク ①〜③」を開催の予定(参加無料・各回要申込)こちらもお見逃しなく!

 

詳細:http://tanpoponoye.org/news/general/2022/03/592413693/
申し込み:https://forms.gle/9xnkxXfWZNWftMjH7

①.舞台をどうやってつくる?―はじめ方・つづけ方について考える  飯山ゆい(音遊びの会/兵庫)、佐藤拓道(たんぽぽの家/奈良)トークホスト:鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ)
13:30~15:00[90分]

②.舞台をだれとどうやって観る?―アクセスについて考える  鈴木京子(ビッグアイ/大阪)、檜皮一彦(美術作家/大阪)15:10~16:40[90分] 

③.舞台芸術ネットワーク会議  17:00~18:00[60分]

「パフォーミングアーツの広場」初回公開作品・参加団体

劇団まちプロ一座(滋賀)
障害というハンデがあると街ですれちがっても、なんとなく避けられがち。ましてや想いなど、なかなか伝わらず。障害を持っても、持たなくても舞台に立てば、ひとりの役者。台詞に気持ちを込めて、舞台に立てば、いろいろな人たちに出逢える…。それぞれの人生や心の内をありのままに伝えられる…。いつか、どこかのまち、どこかの舞台でいろんなあなたに出逢いたい。劇団立ち上げから、17年、そんな気持ちで演劇を続けている。

野澤大輔(和歌山)
和歌山県東牟婁郡在住、パン作りが趣味のシンガーソングライター。バンド「ハリケーン」として活動。オリジナル曲は4曲のレパートリーがある。「ワークショップゆう」でパンづくりの仕事に取り組み、休憩時間にギターを弾くことも。第46回わたぼうし音楽祭において「僕の一日」が審査員特別賞を受賞。

人形芝居ぬくぬく座(大阪)
1995年糸をかし(福祉作業所)は、開設と同時に様々なステージパフォーマンスに取組んできました。仲間と支援者で結成された「人形芝居ぬくぬく座」は障害のある人達の天性の持ち味を最大限に生かし、独自のスタイルで公演活動を展開しています。「生き生きはじけて変・身・心!!」をモットーに愉快に緩歩し続けている。

音遊びの会 (The Otoasobi Project) (神戸)
2005 年結成、知的な障害のある人たちを含む。アーティスト大集団。神戸をベースとし、 月二回の継続したワークショップで様々な表現を生み出している。関西を中心に、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、イギリスなど遠征公演多数。2013 年には英国ツアーの様子がNHKで特集される。 予定調和を許さないその音楽性は、見る者を釘付けにする。 2021年、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『音遊びの会 OTO』リリース。2022年春、映像作家野田亮によるドキュメンタリー映画公開予定。

HANA PLAY(奈良)
アートセンターHANA(社会福祉法人わたぼうしの会/奈良県)にて週1回、演劇創作を行う。2020年1月には『僕がうまれた日』を應典院本堂で上演。同作品は、(株)プリコグが運営するバリアフリー配信サイト「THEATRE for ALL」にてバリアフリー配信中。2021年12月26日には、最新作、近畿大学舞台芸術専攻生×HANA PLAYワークインプログレス公演「贅沢な時間」を上演した。