知財学習プログラム 報告セミナー
「知財でポン!守ってひろげてアートを発信」
個人のクリエイターやアート活動を行っている福祉施設などの取り組みの中で、商品を開発したり、創作物を活用した知的財産(以下、知財)を活用したビジネスが生まれています。また、デジタルファブリケーションが広まるなかで、新たな創作物の利用の方法も生まれ、知財に関するより柔軟な契約や処理が求められています。しかし、個人のクリエイターや福祉施設は知財やその権利に関する専門的な知識を持ち合わせていない場合が多く、契約に際してトラブルが生じることもあります。
そこで、今年度、たんぽぽの家では、知財の専門家ではない人も知財の運用や基礎知識について学ぶことができるアナログゲームやハンドブックを開発制作しました。本セミナーでは実際に制作したゲームを体験していただき、知財をどう学び広げていくかを考える機会をつくります。みなさんのご参加、お待ちしています。
日時:2019年2月27日(水) 18:00~20:00(受付17:30〜)
会場:マテリアル京都(アクセス)
定員:50名(参加費は無料。 1ドリンクを別途オーダーください。)
*プログラム[予定]
18:00 1 部|調査報告・テストプレイ
福祉施設、ファブスペース、教育機関、ゲーム会社などへの知財に関する実際の取り組みやニーズ、課題などをヒアリングした調査の報告。
報告:藤井克英、森下静香(Good Job!センター香芝)
アナログゲーム
「知財でポン! まもってひろげてアートを発信」テストプレイ
今年度開発したアナログゲーム「知財でポン!」を参加者に試していただく機会です。
ファシリテート:橋本高志(社会福祉法人ぷろぼの/ゲームデザイン) 他
19:00 2 部|ディスカッション
今回の事業実施にあたり設置した知財学習プログラム検討会の検討メンバーらとこれからの社会における知財学習の意味や可能性を考えます。
進行:塩瀬隆之(京都大学)
登壇:白石晃一(一般社団法人ファブソサエティエクスペリメンツ)
高島雄一郎(登大路総合法律事務所)
中根伸一(一般社団法人奈良県発明協会)
渡瀬聡志(株式会社中川政七商店) 他
コメンテータ:辰巳明久(京都市立芸術大学)
20:00 終了
問い合わせ・申し込み (参加申込フォーム→フォームへ)
お名前、参加人数、連絡先電話番号を添えて、メールまたはFAX、電話にてお申し込みください。
参加者には、今回の事業の成果物であるアナログゲームとハンドブックをお渡しします。