[終了しました]こどもみらいフォーラムおおさか


こどもたちの今を支え、明日を一緒に考え、生きる力と未来を育むことを、日々悩み工夫しながら活動している人や団体や組織がたくさんあります。

そこに関わる人たちが集まり、こどもたちにとって大切なものが何かを考え、必要なことを実現するための行動を話し合い、お互いの活動に共感し連携が生まれることをめざして「こどもみらいフォーラムおおさか」を開催します。

※手話通訳と文字通訳による情報保障あり

チラシをダウンロードする

 

開催概要

■日時
2023年11月26日(日)
13:00-17:00

■会場
グランフロント大阪 北館 タワーB 10階
ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーB Room B01

■アクセス方法【マップ画像
STEP1:グランフロント大阪 北館 TOWER Bへアクセス
STEP2:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム タワーB 10階へアクセス
参考URL:https://www.kc-space.jp/accessmap/conference/

■参加費
無料

■定員
200名 要申込み

■主催
一般財団法人住友生命福祉文化財団/読売新聞大阪本社/一般財団法人たんぽぽの家

■実行委員会
一般社団法人こもれび/NPO法人ふうせんの会/NPO法人FAIRROAD/NPO法人み・らいず2/社会福祉法人八尾隣保館 ルフレ八尾/NPO法人やんちゃまファミリーwith

■後援
大阪府/大阪府社会福祉協議会/大阪市/大阪市社会福祉協議会/社会福祉法人大阪ボランティア協会

 

プログラム内容

 

第Ⅰ部 記念講演・パネルディスカッション

記念講演

野生から考える人間の文化的な力とこどもたちの未来

人間は生物として進化し、社会をつくってきました。そして社会をつくったからこそ、長い時間をかけて、共同保育・共食・音楽といった人間にしかないコミュニケーションによって発達した共感力と、他者を思いやる気持ちを育んで文化的な力をもつようになりました。しかし今、生物としての人間に備わっているはずの力を失おうとしています。こどもたちが未来に夢をもてる社会に向けて、これから私たちができることについて考えます。

山極 壽一

(人類学者/総合地球環境学研究所 所長)

1952年東京都生まれ。理学博士。人類進化論専攻。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。現在、総合地球環境学研究所 所長、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)シニアアドバイザーを務める。著書に『人生で大事なことはみんなゴリラから教わった』、『スマホを捨てたい子どもたち―野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』、『動物たちは何をしゃべっているのか』など多数。


パネルディスカッション

こどもに寄りそうケアのある社会

こどもたちが未来に希望をもって暮らすことができるように、わたしたちにはどのような気づかいや場所が必要になるのでしょうか。ヤングケアラーの当事者と支援者の視点から、ケアのある社会の実現に向けて議論します。

パネリスト①

持田 恭子

(一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会 代表理事)

小学生の頃から現在まで家族のケアを続けるケアラー。外資系企業の管理職を経てケアラーの課題と向き合い、2013年より現在の取り組みを始めた。政策提言や自治体の委員会委員、講演や執筆、講師活動、映画制作等を手掛ける実業家。

 

パネリスト②

町 亞聖

(フリーアナウンサー)

1995年に日本テレビに入社。厚生労働省担当記者として医療問題や介護問題などを取材。フリーに転身後、医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母の介護などを経験した元ヤングケアラー。

 

コーディネーター

濱島 淑恵

(NPOふうせんの会 代表理事)

大阪公立大学准教授。2016年、こどもを対象としたヤングケアラーに関する日本初の実態調査を行い、2019年にはヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を有志と立ちあげた。著書に『子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁』など。

 

 

第Ⅱ部 分科会・まとめ


分科会1

福祉の領域を超えたつながり
-WIN-WIN-WINから始まる… -

こもれびの自主事業である子ども食堂や職場体験、フリースクール等では、さまざまな企業やお店の協力をいただき、福祉の領域を超えたつながりが生まれています。この分科会では、こもれびが数年にわたり支援を受けている大阪西南ロータリークラブの方との対談を通して、さまざまな大人が子どもに関わる意義について考えていきます。

太田 敏一 (大阪西南ロータリークラブ 直前会長) ※10月15日に登壇者を変更しました
朏 律子 (大阪西南ロータリークラブ 広報・雑誌委員)
加藤 健(株式会社万代 コーポレート部門管掌 常務取締役)
水流添 綾 (一般社団法人こもれび 代表理事) 
佐藤 あおい (一般社団法人こもれび フリースクールえこじぇむ 管理者)
コーディネーター:菅野 幸里 (一般社団法人こもれび アウトリーチ事業部 管理者)


分科会2

ヤングケアラーの視点からひろげる学校と地域の選択肢

こどもたちは何を必要としていて、周囲の大人たちはどのように関わることができるかを、ヤングケアラーと学校現場の視点から考えます。当事者たちが経験したこと、取り組んだこと、嬉しかったこと、あったらよかったことなどを共有し、こどもと学校と地域のこれからの関わり方について意見交換していきます。

中村 光男 (芦屋大学臨床教育学部教育学科 特任教授、NPO法人ふうせんの会 学校連携アドバイザー)
原田 伊織 (NPO 法人ふうせんの会 ヤングケアラー当事者スタッフ、こども家庭庁こども家庭審議会委員)
尾上 浩美 (NPO法人ふうせんの会 運営スタッフ)


分科会3

ワークショップ:こどもの声をきく場・話せる場とは?

令和5(2023)年4月に「こども基本法」が施行されました。こども施策を社会全体で推進していくための法律です。こどもたちの声をきく場・話せる場を「つなげる・つながる・ひろげる・ひろがる」そんな想いで、ちいきの中のこども達を「真ん中」に考えるワークショップです。グループワークで意見を出し合いながら考えていきます。

阪上 由香 (NPO法人FAIRROAD 代表)
田崎 由佳 (NPO法人やんちゃまファミリーwith 理事長)


分科会4

親と子を理解しようとする実践と未来

親と子、両者を支えていくためには、こどもの居場所づくり、親の気持ちへの寄りそい、親子の関係のサポートなど、大切な要素がたくさんあります。こどもと若者を支援する中で保護者のサポートにもアプローチしている〈み・らいず2〉と、入居施設として幅広い地域支援もしている〈ルフレ八尾〉の実践を知り、明日からできることを発見していきます。

枡谷 礼路 (NPO法人み・らいず2 理事)
松下 志帆 (社会福祉法人八尾隣保館 母子生活支援施設 ルフレ八尾)
コーディネーター:西川 勝 (NPO法人ココペリ121 理事)

 

 

お申し込み方法

WEBフォームまたは申込用紙に必要事項をご記入いただきお送りください。

◉WEBフォームからのお申し込み

WEBフォーム https://forms.gle/CrfJZej1tqJhegSE8 からご入力をお願いします。

◉電話、メール、FAX、郵送からのお申し込み・お問合せ先

下記3つの項目と、件名に「こどもみらいフォーラムおおさか申込み」を記載の上、宛先までお申込みください。
①氏名
②希望する分科会
③連絡先

【宛先・お問い合わせ先】
〒630-8044
奈良市六条西3-25-4 一般財団法人たんぽぽの家
こどもみらいフォーラムおおさか実行委員会 事務局
電話:0742-43-7055
メール:carecare@popo.or.jp
FAX:0742-49-5501