寄り添う般若心経 ?「空/くう」を感じる展覧会?

■会期:2011年9月15日(木)?10月8日(土) 11:00?17:00 ※日・月・祝日休館

□関連企画:トークサロン 9月15日(木)13:30?15:30 参加費500円 ※申込要(定員30名)

出展作家・小野庄一さんをゲストに迎え、「寄り添う般若心経」の制作エピソードから、何かを見つめ、向き合う時間がもたらす豊かさ、私たちの生活を潤すヒントについて伺います。

■場所:たんぽぽの家アートセンターHANA ギャラリー

■アクセス:http://tanpoponoye.org/access/

般若心経は、仏教の基本的で膨大な経典「大般若経」の思想を、“空”の1文字に集約して展開した短い経典です。般若心経の“こだわりを捨てなさい”と問いかける「空の思想」を、難解な宗教的な解釈ではなく、文筆家・松兼功の日常的な目線やエピソードを交えた詩と文、そして写真家・小野庄一が般若心経と関わりの深い霊場「四国八十八ヶ所」1400キロを、徒歩で巡って出会った、仏様、光、風、花などの写真とともに紹介します。般若心経に寄り添うだけで、生きることが随分と「楽」に思えるヒント、日常の不安をヒラリと受け流せるヒントがちりばめられています。 ※本展は、iPadのライフスタイル・有料部門で売上第1位を獲得したアプリ「寄り添う般若心経」を展示用に再編集いたしました。会場内でもiPadで体験していただけます。

◯作家紹介

・小野庄一 HP http://www.egao100.jp/  ブログ http://fujiyama3776.jugem.jp/

写真家。1963年岐阜県生まれ。AERA(朝日新聞)の委嘱写真記者を経て独立。1993年には満百歳以上の人々のポートレート「100光年」で第30回太陽賞を受賞。受賞作は写真集「百歳王」(新潮社)として出版。2009年には、横浜在住の百歳王を撮影して「百歳王 笑顔のクスリ(横浜編)」(八坂書房)として出版。現在は東京23区の満百歳王以上の人々を撮影するプロジェクトを実施中。また、iPhoneとiPadの旅行・有料アプリ部門で「富士山『天の力』」が売上1位を獲得した。

・松兼 功 ブログ http://d.hatena.ne.jp/isacom130/

文筆家。1960年東京都生まれ。出産時の酸素欠乏が原因で脳性まひによる四肢障害がある。大学卒業以来、言語障害と向き合い、鼻先でパソコンのキーボードを打ちながら、福祉や介護に関するテーマを中心に、エッセイスト、コピーライター、作詞家、脚本家として活動。16冊の著書を上梓し、日経新聞、東京新聞に長期連載も担当した。NPO法人エイブル・アート・ジャパン副代表理事、財団法人たんぽぽの家理事、精神障害のある人たちの生活と就労を支援するNPO法人思埜扉(しのひ)理事長なども務める。

 

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