第38回わたぼうし音楽祭 作品大募集!!

みんなで歌おう あなたの夢を!

みんなで描こう あしたの夢を!

WORD ICON応募用紙はこちらからダウンロード→38wmf-oubo.doc

♪作品のご応募はこちら→ wataboshi■popo.or.jp(■を@にかえてお送りください)

 ♪作詩の部  

※作品募集は締め切りました。⇒「作詩の部」入選作品一覧はこちら。 

・募集内容

あなたの夢や思いなどを託した詩をお送りください。
テーマ・形式は自由。詩集は不可。作品は未発表のものに限ります。

・応募資格

障害のある人に限ります。

・応募方法

規定の応募用紙に必要事項を記入し、作品を添えてお送りください。
E-mailでも受け付けます。

*選考および結果発表

作詩の部の選考会で入選詩8編を決定し、入選者には入選通知をお送りします。
入選詩は4月下旬(予定)に毎日新聞紙上で発表します。
80円切手を同封のうえご応募くだされば、郵送で結果をお知らせします。

*作詩の部で入選すると

  • 賞状と盾が贈られます

    8人の入選者には毎日新聞社より賞状と、奈良たんぽぽの会より記念の盾が贈られます。

  • 曲を公募します。

    入選詩は曲を公募します。入選詩が「作曲の部」でも入選すると、「第38わたぼうし音楽祭」に出場できます。

締めきり  2013年3月8日(金)消印有効  ※募集終了


 ♪作詩・作曲の部  

・募集内容

夢や思いなどを託した詩にメロディをつけてお送りください。
※作詩の部の応募作品は除きます。

・応募資格

作詩は障害のある人に限りますが、作曲は障害の有無を問いません。

・応募方法

1作品につき1枚のCD、MDもしくはカセットテープに歌を録音し、必ず詩を添えてご応募ください。
※伴奏および楽譜のみの応募は受け付けません。規定の応募用紙に必要事項を記入し、作品に添えてお送りください。

締めきり  2013年5月24日(金)消印有効  ※募集終了


 ♪作曲の部  ※「作詩の部」入選詩一覧はこちら。

・募集内容

作詩の部の入選詩に、メロディをつけてお送りください。

・応募資格

 障害の有無を問いません。

・応募方法

1作品につき1枚のCD、MDおよびカセットテープに歌を録音してご応募ください。
※伴奏および楽譜のみの応募は受け付けません。規定の応募用紙に必要事項を記入し、作品に添えてお送りください。

締めきり 2013年5月24日(金)消印有効 ※募集終了 

*選考および結果発表(作曲の部、作詩・作曲の部とも)

作曲の部および作詩・作曲の部の選考会で入選8作品を決定し、入選者には入選通知をお送りします。
入選作品は6月中旬(予定)に毎日新聞紙上で発表します。
80円切手を同封のうえご応募くだされば、作曲者宛に郵送で結果をお送りします。

*作曲の部、作詩・作曲の部で入選すると

  • わたぼうし音楽祭に出場!

    8組の入選者は「第38回わたぼうし音楽祭」に出場できます。
    作詩者と介助者1名、作曲者の交通費・滞在費は主催者が負担します。
    なお、歌唱者と演奏者の招待については、主催者と作曲者の協議のうえ決定します。

  • わたぼうし大賞、文部科学大臣賞などが贈られます!

    当日、発表される入選作品8作品には、わたぼうし大賞、文部科学大臣賞をはじめ各賞が贈られます。
    わたぼうし大賞の受賞者には、パナソニック株式会社より豪華な賞品が贈られます。またその他各賞にも賞状、盾、記念品が贈られます。

  • 「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭2014」日本代表曲にノミネートされます!

    わたぼうし大賞、文部科学大臣賞に選ばれた作品は、2014年にオーストラリア・ケアンズで開催する「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭2014」の日本代表曲にノミネートされます。

注意事項

  • 応募作品は返却いたしません。
  • 入選結果に関するお問い合わせはお答えできません。
  • 作詩の部の入選詩は、作曲の都合上、補作することがありますのであらかじめご了承ください。
  • 作詩の部のみの入選者には、招待券を2枚お送りします。(交通費・滞在費は自己負担願います)
  • 作詩の部の入選詩8編と当日発表する入選8作品の著作権は主催者に帰属します。


第38回わたぼうし音楽祭

2013年8月4日(日)
開場13:30 開演14:00 終演17:00

場所
奈良県文化会館国際ホール
入場料
前売券:一般2,500円 高校生以下1,500円 愛のシート2,500円
当日券:一般3,000円 高校生以下2,000円

作品のご応募、お問い合わせ先

第38回わたぼうし音楽祭作品募集係

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4 奈良たんぽぽの会内
Tel:0742-43-7055 Fax:0742-49-5501
E-mail wataboshi■popo.or.jp(■を@に換えて送信してください)

□主催 奈良たんぽぽの会
□主管 財団法人たんぽぽの家
□実施主体 第38回わたぼうし音楽祭実行委員会
□助成(予定) 日本芸術文化振興会
□後援(予定)
厚生労働省/文部科学省/公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会/奈良県/奈良県教育委員会/奈良市/奈良市教育委員会/社会福祉法人全国社会福祉協議会/社会福祉法人奈良県社会福祉協議会/社会福祉法人奈良市社会福祉協議会/公益財団法人日本YMCA同盟/財団法人奈良YMCA/特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン/日産労連/公益財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金/国際ソロプチミスト奈良/奈良パイロットクラブ/奈良県商工会議所連合会/社団法人奈良市医師会/一般財団法人奈良県ビジターズビューロー/特定非営利活動法人奈良NPOセンター/社団法人奈良まちづくりセンター/奈良町座/パナソニック株式会社/関西電力株式会社/大阪ガス株式会社/奈良交通株式会社/株式会社毎日新聞社/公益財団法人毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団/NHK奈良放送局/社会福祉法人NHK厚生文化事業団近畿支局/近鉄ケーブルネットワーク株式会社

 

第38回わたぼうし音楽祭「作詩の部」入選作品

第38回わたぼうし音楽祭「作詩の部」入選者一覧

作品名 作詩者名 年齢 都道府県
「わか」というひと 門 和佳 16歳 滋賀県甲賀市
水の言葉 小橋 辰矢 36歳 岡山県瀬戸内市
my load 菅野 優希 15歳 岩手県陸前高田市
いつつの目 鈴木 諄 16歳 滋賀県甲賀市
涙の音 田中 志奈 17歳 山梨市
箱折り 団野 利男 47歳 京都府城陽市
わたしを抱きしめた 橋本美代子 62歳 滋賀県米原市
60兆個の細胞が 吉福 秀一 57歳 神奈川県相模原市

◯募集内容についてはこちら⇒クリック 

 「わか」というひと   作詩:門 和佳(滋賀県甲賀市・16歳)

 

「わか」はいいかげん

べんきょうがいやなとき わざとねる

ときどき べんきょうを さぼる

ひとの はなしを ききながす

いわれたことを きかない

 

「わか」は わがまま

じぶんが きにいらないと おこる

かってなことを いう

とおくから あいにきた かぞくに「おそい!」という

まちどおしかったから

まいにち わがままほうだいだ

まわりを こまらせている

 

「わか」は かわいくない

め はな くち すきだけど かわいくない

かみは すこし かわいいとおもう

ひとは「わか」を かわいいというけど

それは うそだ

いわれると うれしいけど

じぶんでは そうおもわない

 

「わか」は がんばりきれない

ほんとうは がんばりきれないけど

みんなの きたいが わかるから

ひっしで がんばっている

やりきると ほっとするけど

もう やりたくないと おもう

ほんとうは べんきょうが きらいだ

しかたなく やっている

しないといけないことは わかっているから

 

「わか」は やさしい

じゅんばんを ゆずる「おさきにどうぞ」

おうえんしてあげる「がんばれ!」

しんぱいしてあげる「はやくげんきになって!」

 

「わか」は あかるい

おわらい だいすき いたずら だいすき

ふざけること だいすき えがおは まあまあ

よる ひとりで わらっているのは

そのひとのことを おもいだしているから

 

「わか」は みんなと なかよしになれる

ひとがすき でも おこるひとは きらい

なかよくなれない

どうぶつ だいすき むし だいすき

でも へびは きらい こわいものは きらい

「わか」は こわがりだ

 

「わか」は じぶんのこと どうおもう?

ぷかぷか ういている かんじ

いつもは きらいがでてきて

ときどき すきがでてくる

「こんなもんか」って つきあっていくしかない

いい「わか」に なりたいと おもう

もうすこしだ じぶんみがきだ

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 水の言葉   作詩:小橋 辰矢(岡山県瀬戸内市・36歳)

 

ぽつぽつ ぽつぽつ

水道管からこぼれ落ちるのはボクの言葉か

ボクは どもって うまくしゃべれないので

一滴一滴ゆっくり落ちてくる

あなたは そっと手を差し出して

こぼれ落ちる水を受け止めている

でも ボクは あなたの言葉を受け止めたことがない

勢いよく流れるあなたの言葉に手を差し出す勇気がなかった

 

ぽつぽつ ぽつぽつ

暗い空からこぼれ落ちるのは だれの言葉だ

傘を差したら ただの雨になりそうで

一滴一滴 体で受けてみた

くすっと笑うだれかの声や

びゅうんとうなる風が聞こえたような

まだ ボクは まわりの世界に目をむけてさえいない

いたるところにあふれる だれかの言葉を受け止めたい

世界を知りたい

 

あなたの言葉を受け止めよう

この胸で

なにかがはじまりそうだ

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 my load作詩:菅野 優希(岩手県盛岡市・15歳)

 

未来のために僕らは歩き出す

故郷から一人でも

あの日の涙を忘れない

心がつぶされて

立ち上がれない…

 

思い出を失って

みんな嫌になったけど

そんな時 仲間がいてくれた

ずっとそばにいてくれた

泣いて 笑って 共に叱られて

それでも決して後悔はしない

自分の未来みつけたから

my load

 

幸せのために僕らは歩き出す

たった一つの希望でも

父の言葉は忘れない

前を見てあるこう

希望をもっていけ…

 

何度も人にぶつかって

たおされたけど 苦しくても

母は僕を立ち上がらせた

ずっと信じてくれてた

僕にできること

道は長いけど

きっと最後に笑えるって

my load

 

邪魔されても

突き抜けるよ

探してたモノ

きっとあるはず

時間はかかっても

もういちどあの景色に

my load

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 いつつの目作詩:鈴木 諄(岩手県陸前高田市・14歳)

 

ぼくは目が見えない

しかし 耳は聞こえる

においもかげる

話せる

しょくさつもできる

ほかの人の気持ちもわかる

目が使えなくてもほかの目でいろいろわかる

 

この いつつの目は音楽を聴ける

鼻は植物のにおいをかげる

口は食べ物の味がわかる

手はいろいろなものをさわれる

心は勉強を考えられる

人の気持ちを考えられる

 

この いつつの目を使い

学校の先生という夢をかなえたい

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 涙の音作詩:田中志奈(山梨市・17歳)

 

あなたは自分を愛していますか?

あなたは私を愛していますか?

 

私は自分が嫌いだった

音のない世界は私を孤独にさせる

みんな私を見て笑ってる

私から声を奪っていく

 

どんなに叫んでも気づいてくれない

どんなに願っても振り向いてくれない

 

だんだんと自分の存在が薄れていくように感じて

現実から目を逸らしたんだ

 

そんな私を孤独のなかから引っ張りだしてくれたのは あなた

現実への目を遮る私の手を握ってくれたのは あなた

 

私の声に気づいてくれた

私の願いを叶えてくれた

 

私は自分を愛している

あの日から

私はあなたを愛している

 

ねえ 知ってる?

あなたを愛したのは

あの日 あなたの涙が私の心に 音を響かせたからなんだよ

 

あなたは自分を愛していますか?

あなたは私を愛していますか?

 

今日も私の心に音が響く

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 箱折り作詩:団野利男(京都府城陽市・47歳)

 

一つ折り上げれば 二円の工賃

お菓子を詰めて売る 箱を折る仕事

頭にネットをかぶって 白い手袋をはめて

このお菓子を買った人は

箱のこと どう思うだろう

 

機械なんかで折ったんじゃないよ

一つ一つ大切に 人肌のぬくもりで

折り上げたんだ

 

時間が経つにつれて 早くなる

まるでロボットのように 人形のように

折り損じ しないために ピンと張りつめた空気

この箱を開けた時に

何か感じてくれるかな

綺麗な箱だと とっておいてくれたら

嬉しいのだけど

美味しいお菓子のために 心を込めて折ろう

 

機械なんかで折ったんじゃないよ

一つ一つ大切に 人肌のぬくもりで

折り上げたんだ

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 わたしを抱きしめた作詩:橋本美代子(滋賀県米原市・62歳)

 

負けるものかと くちびるを

かみしめ 空を 見上げてた

真っ白な空 白い雲

だいじょうぶだよ がんばってるね

光が わたしを だきしめた

 

少しずつでも できること

増えてきたのが 嬉しくて

深呼吸する 風が舞う

しあわせになれ 笑って生きろ

風が わたしを 抱きしめた

 

わたくしなりに 生きていく

ちょっぴり強く なれました

みどりの森の 樹の香り

そのままでいい 優しく生きろ

樹々が わたしを 抱きしめた

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 60兆個の細胞が作詩:吉福秀一(神奈川県相模原市・57歳)

 

60兆個の細胞が くっついたまま分裂し

ベッドの上の僕がいる 身動きできない僕がいる

 

70億の人間が 眠って起きてまた眠り

食器の音をかき鳴らし さざめきながら笑い合う

僕にはなんにもできはしない それでも驚き目を見張る

にやつきヨダレこぼしたり 天井見つめ欠伸(あくび)する

悲しみもないはずなのに 涙が出るのはなぜだろう

さんざん迷惑かけたのに お礼も言えないなぜだろう

 

60兆個の細胞が それぞれ記憶を持っていて

人と引き合いいがみ合う 人に惹(ひ)かれて黙り込む

 

ほんのわずかな声かけが むやみやたらと嬉しくて

空を見ててもじんとくる 風を聴いても泣けてくる

怒った顔をしていても 胸の底には「ありがとう」

傷つくことはあるけれど なんで言えない「ありがとう」

抱きしめたいのに腕がない 力が入る腕がない

指先さえも動かない ぴくりともせぬ指先だ

 

60兆個の細胞の すべてが君に満たされて

歓喜に震え涙する 人とのつながり感謝する

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