[終了しました]福祉をかえる「アート化」セミナー2019@鳥取

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【お知らせ】*3月3日(日)の時間変更しました。

Good Job! ~社会を変えるデザインの力~

これまで障がいのある人の表現活動と、それを支えるための学びの場を提供してきた「アート化」セミナー。
今回は初めて米子市で開催します。テーマは「デザインの力」。アート活動だけではなく、デザインをとおして障がいのある人とあたらしい仕事づくり、関係づくりをしている事例や考え方を紹介します。
近年、障がいのある人や支える人たちが社会のなかのさまざまな場面で役割をもつ機会が増えてきています。異なる分野の人たちと出会うことで自分たちの価値や可能性に気づいたり、お互いに尊厳のある仕事に取り組んだ結果、各地で活動する人たちが既成概念にとらわれない「あたらしいはたらきかた」を生み出しています。そのヒントとして、デザインの考え方や、物の見方を学びたいと思います。
2日間をとおして、全国各地で生まれているユニークな取り組みと出会い、創造的な福祉と社会の可能性を語り合います。みなさまのご参加をお待ちしております!

 

日時:2019年3月2日(土)・3日(日) *申込フォームのダウンロード
会場:米子市立図書館 2階 多目的研修室[アクセス]

対象:鳥取県・近隣県の社会福祉施設職員、学生、アーティスト、デザイナー、そのほか関心のある人
定員:80名 
参加費:両日参加 3,000円(交流会費は別途3,000円) 1日参加 1,500円
*申込締切 2月28日(木)

 

プログラム

3月2日(土)13:00~13:30 受付

13:40-15:20[100min] 基調トーク&ディスカッション 「人や地域をつなげるデザインの魅力」
上田祐嗣(アートセンター画楽/高知)
川﨑富美(プロダクトデザイナー/鳥取)
社会のあり方が刻々と変化するなかで、福祉やデザインという概念も変わってきています。福祉サービスや福祉施設が創造的になるにはどのような考え方や方法が必要なのか。 日々の出来事をキャッチし、思いをかたちにしていくために必要なデザインの力とは。二人の実践者から具体的に聞きます。

 

15:20-15:30[10min] 休憩

 

15:30-16:20[50min] レクチャー 「Good Job!センターの取り組み」
藤井克英(Good Job!センター香芝/奈良)
障がいのある人と新しい仕事をつくる、という目的のもと、奈良県香芝市にオープンしたGoodJob!センター香芝。オープンして丸2 年、さまざまな分野との連携、クリエイターとの出会いにより、どんな仕事や表現や関わりが生まれたのか。具体的な事例を紹介します。

 

16:20-17:10[50min] レクチャー 「食をテーマに地域で仕事をつくる」
八渡和仁(レストラン&カフェ 白壁倶楽部/鳥取)
倉吉の街角にあるレストラン&カフェ「白壁倶楽部」。土蔵造りの銀行だった建物を活用し、まちのなかで障がいのある人もない人もともに働ける地域づくりを目指して誕生しました。プロフェッショナルな仕事として社会に貢献できる人づくり、空間づくりについて話します。

 

17:10-17:30[20min] 質疑応答

 

17:30-17:50[20min] オプションツアー「 創造のいろは」展
会場の隣にある米子市美術館で開催している「創造のいろは」展では障がいのある人の表現活動を支えるさまざまな工夫を、作品とともに展示しています。たんぽぽの家アートセンターHANAのスタッフが会場を案内します。
※セミナー終了後に行いますのでご自由にご参加ください。

 

18:30~ 交流会(会費:3,000円、会場:磯っこ組合)
交流会のご案内|18:30~|
2日(土)のプログラム終了後、講師との交流会を開催します。参加ご希望の方は、併せてお申込みください。
会場:磯っこ組合(鳥取県米子市明治町196)  会費:3,000円(当日、セミナー会場または交流会受付にてお支払いください)

 

 

3月3日(日)10:15~10:30 受付

10:40-12:30[110min] 事例報告
関西発!生活・表現・ものづくりを先駆的に取り組んでいる団体を紹介します。


事例1「 自然の声に耳をすませる」
森口 誠(一般社団法人 暮らしランプ/京都)
植物とコーヒーで生活を彩る「暮らしランプ」。暮らしに近い部分を豊かにしたいという思いと、障がいのある人の感性と植栽を組み合わせたあたらしい仕事づくりの園芸技法の秘密を学びます。

事例2「 既成概念を変える表現の力」
山﨑慎也(特定非営利活動法人ライフスペース・プロペラ/兵庫)
建築家とコラボし銭湯跡で開催した展覧会「風呂ペラ展」など、福祉の発想を超えて、地域で多様なネットワークをつくり、障がいのある人の可能性をさまざまな切り口で世に問う最新の取り組みを紹介します。

事例3「 時には笑いも大事です!」
西脇大祐(社会福祉法人豊中きらら福祉会 ワークセンターとよなか/大阪)
福祉施設で生まれた表現をどうやってプロダクトとして発信していくのか。施設職員に必要な感性は何か。ユーモアたっぷりの作品から陶器など、ものづくりを展開する、若き施設職員の話を聞きます。

12:30-13:30[60min] 昼食休憩

13:40-14:40[60min]「おりもんやの見学ツアー」(鳥取県米子市加茂町1-17)
※13:00 図書館集合、「おりもんや」へ移動。
ファシリテーター:山根大樹(NPO 法人おりもんや/鳥取)
地元米子で丁寧な布製品を生み出している「おりもんや」。昔ながらの道具をつかい、時間をかけてものづくりの価値を上げています。魅力溢れる創作の現場をご紹介します!

 

14:50-15:30[40min]「表現を発信するための仕組みと権利」
森下静香(Good Job!センター香芝/奈良)
表現をどのように社会に発信していくのか。障がいのある人のアートとクリエイター、デザイナーをつなげる「Able Art Company」の仕組みと、「表現を広めるために守る」という考え方のもと、クリエイターや施設職員も知っておきたい知的財産権の具体的事例について報告します。

 

15:30-15:45[15min] 質疑応答、まとめ

 

15:45 終了

 *プログラムはやむを得ない事情により予告なく変更する場合があります。

 

◎申込方法◎

ファクシミリ、Eメール、郵送にて、①お名前、②ご所属・ご職業等、③電話番号、④手話通訳・要約筆記希望の有無、⑤ご住所、⑥参加希望日、⑦交流会参加希望の 有無を申込みフォームにご記入のうえ、下記お申込み先までご連絡ください(お申込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。セミナーおよび交流会参加費は当日会場にてお支払いください。
*申込フォームをダウンロードする

 

主  催:あいサポート・アートセンター
企画協力:一般財団法人たんぽぽの家