[終了しました]障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー

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平成30年度 障害者の芸術文化活動普及支援事業近畿ブロック研修事業
障害のある人のアートの「橋渡し」を考えるためのセミナー
第3回:アートの評価を考える

※こちらのセミナーは満席につき、事前受け付けを終了いたしました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。

アートを評価するということは、作品の魅力や意義を言葉にし、人に伝えるということであり、「なぜアートが人間や社会に必要なのか」ということを考えていく重要なプロセスです。特に、障害のある人のアート活動は、その作品の芸術的な良し悪しだけでなく、アーティストが歩んできた人生や、その制作の中で生まれた他者との関係性など、作品にまつわるプロセスや生活などの背景も評価の対象となることが多く、多様な価値のはかり方が求められます。そこで、アートのプロセスや社会的コンテクストを含め、幅広い視点から評価や批評を行ってきた評論家を招き、その価値を図るまなざしを学びます。みなさまのご来場をお待ちしております!

 

講 師:椹木野衣(美術評論家、多摩美術大学教授)
聞き手:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)
実施時期:2019年2月7日(木)18:00~19:30
会 場:京都場(アクセス:京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5)
参加費:1,000円
お申込み方法:メールの件名に「2月7日セミナー申し込み」と明記のうえ、「お名前・参加人数」をご記入いただき「artsoudan@popo.or.jp」までお送りください。

 

※本セミナーは、同会場で2月1日(金)〜11日(月・祝)障害者芸術文化活動普及支援事業 近畿ブロック合同展覧会「めぐるアートをめぐる」展と合わせて実施いたします。近畿二府四県および鳥取、広島の障害のある人の表現と周辺も会場内でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。展覧会の情報は決まり次第お知らせいたします。

 

講師プロフィール:椹木野衣(さわらぎのい)
名称未設定-11962年埼玉県秩父市生まれ。同志社大学で哲学を学び、東京で美術批評を始める。主な著作に『増補シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『戦争と万博』、『後美術論』(吉田秀和賞)、『震美術論』(芸術選奨文部科学大臣賞、いずれも美術出版社)他。現在、多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。