[終了しました]身体表現「針の穴を通るラクダのカラダ」

rakuda01

書:水田篤紀

図書展示「世界はどうみえている?」関連イベント

身体表現「針の穴を通るラクダのカラダ」

目の前にある針の穴から、ちらっとだけれど、何か見えていて、でもそこには行けない。頭ではわかるけど、実感としてはわからない世界。他人事としてはわかるけど、自分のことではない世界。
その世界に行くために、どうカラダをクネらせればよいでしょう。
長年障害のある人たちとのダンス活動に取り組んできた「ラクダ」たちのパフォーマンスが、針の穴の先の、身体の交流から見えてくる世界へと皆さんを誘います。
パフォーマンスの後には、その世界についてお話しする時間も設けています。
「金持ちが神の国へ行くのは、駱駝が針の穴を通るのよりも難しい(聖書)」
だけど、なんとかなるんじゃない?

日時:2018年3月17日(土)
ダンス1)12:45-13:00 /ダンス2)15:30-15:45 トーク15:45-16:45
会場:奈良県立図書情報館(アクセス) 野外エントランス付近/2Fメインエントランス

出演:佐久間新(ジャワ舞踊家)
   水田篤紀(たんぽぽの家アートセンターHANA所属アーティスト)
   菊竹ともゆき(訪問てつがく者)
   藏元徹平(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)

申込方法(次のいずれか)
・図書情報館ウェブページの申込フォーム
・FAX(0742-34-2777)にて、「3月17日イベント参加申込」「お名前」「ご連絡先」「人数」「参加されるプログラム」を書いてお送りください。(書式は問いません)
*申込の方には椅子をご用意する予定です。
*当日はどなたも空いているスペースでご覧いただけます。

 

◎出演者プロフィール◎

佐久間 新(さくま しん)
ジャワ舞踊家。1968年大阪生まれ。二十歳のころ、流れる水のように舞うジャワの舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、自分のご先祖さまに会ったと確信する。その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。からだに問いかけることとそこから生まれる言葉で話す「からだトーク」(大阪大学)、障害のある人と新しいダンスを創る「ひるのダンス」(たんぽぽの家・奈良)、マイノリティの人とのダンス映像制作(CROSS ROAD ARTS・オーストラリア)等。共著に「ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える」(学芸出版社)。

水田 篤紀(みずた あつき)
たんぽぽの家アートセンターHANA所属。文字や言葉が好きで、難しい漢字や文章を書や絵に表現する。「ひるのダンス」では、彼自身から湧き上がるエネルギーを自在に扱い、鋭い声と力強い肉体で踊る。

菊竹 ともゆき(きくたけ ともゆき)
訪問てつがく者。人が表現できる場を作ったり、考えたりしている。絃楽器演奏好き。ダンスは得意ではないです。

藏元 徹平(くらもと てっぺい)
たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ。鹿児島市出身。近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻でダンスを学ぶ。たんぽぽの家では、ケアとしての振付を考えたり、障害のある人の仕事としてダンスや演劇を行うことを目指しプログラムを行う