[終了しました]パフォーミングアーツを体感しながら学ぶ2日間 

Tetsuya Umeda @ Second Edition Festival  Stockholm / Sweden 9th of February 2017 Copyright by: Ziga Koritnik, 2017[photo:ziga Koritnik]

パフォーミングアーツを体感しながら学ぶ2日間

2018年1月20日(土)・21日(日)
会 場:たんぽぽの家アートセンターHANA(アクセス)
定 員:30名
対 象:福祉施設職員、パフォーミングアート活動に関心のある人、障害のある人の表現に関心のある人、アーティスト、デザイナーなど
参加費:2日間3,000円(学生1,500円) 1日のみ2,000円(学生1,000円)/交流会3,000円/21日(日)ランチ600円
申し込みフォームはこちら→ フォームへ

*チラシのPDFはこちら→チラシのダウンロード

障害とアートの相談室では、パフォーミングアーツの分野でジャンルを横断するような形で障害のある人と活動している方を招き、レクチャー・ワークショップを開催します。近年ではビジュアルアートだけはなく、演劇、音楽、ダンスなどのパフォーミングアーツなど、多様なジャンルで発信する機会が増えてきました。それにともない、それらの表現をどう見るか、どう見せていくのかという関心も高まってきています。また、形にのこらない作品、そもそも既存のジャンルを超えるような表現について考え共有していく場も必要です。
パフォーミングアーツについて知ることで、人間の表現の幅を感じ、身近な人の可能性を見出すことができます。
2
日間にわたって、多様な表現を知り、体感し、考え、議論し、そこからそれぞれの活動に応用できるようなヒントを見つけていきます。実際に自分の身体を動かして、パフォーミングアーツの現在を一緒に体感したいと思います。みなさまのご参加をお待ちしています!

*このプログラムは、厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業」の一環で行っています。

 

 

2018年1月20日(土)13:30~18:00 *交流会 18:30~20:30

numata0121

トークセッション-いろいろな取り組みを知る

実践者から、活動をするうえで目指してきたことや気をつけてきたこと、これからの展望などを聞きます。障害のある人だけではなく、異分野や異なるコミュニティと関わるからこそ見えてくる舞台表現の役割や魅力を探ります。

 

 

 

 

13:3018:00 (途中休憩あり)

3つの事例をお話いただき、参加者のみなさんと議論を深めていきます。

コーディネート:大井卓也、中島香織(一般財団法人たんぽぽの家)

 

話し手①沼田里衣(大阪市立大学テニュアトラック准教授、おとあそび工房)

「いろいろな価値観を楽しむ即興音楽」

即興演奏を得意とするミュージシャン、音楽療法家、知的に障害のある人の出会いによって2005年にうまれたパフォーマンス集団、音遊びの会。設立から12年にわたり代表をつとめた沼田さんは現在、さらなる実験的な取り組みを展開しています。音楽にかぎらず、美術家やお笑い芸人など、他ジャンルの表現活動とのコラボレーションも積極的に行い、出会いからうまれた新しい音楽のかたちを共有します。

 

話し手②いしいみちこ(ドラマティーチャー、大阪府追手門学院高等学校表現コミュニケーションコース教諭)

「生きやすくなるための演劇教育」

教育の現場でドラマティーチャーを務めるいしいさんは、演劇界で活躍する演出家らと協働して、作品を送りだしています。福島県いわき市の高校で、飴屋法水さんとともに作り上げた舞台『ブルーシート』は岸田國士戯曲賞を受賞、大きな反響を呼びました。

 

話し手③森田かずよ(女優、ダンサー)

「身体を再発見するダンス」

コンテンポラリーダンスやフラダンス、演劇と、さまざまなジャンルに挑戦する森田さん。舞台の途中で義足をはずしておどる、代表作「アルクアシタ」など、つねに自身の身体の可能性を探求しながら表現を続けています。現在は、子どもたちにむけたワークショップも行い、だれもが異なる身体を持つことを伝えています。

 

18:3020:30

「国内外におけるパフォーマンスの映像上映&美味しいごはんを囲んでの交流会」

参加費:3,000

コーディネート:中川眞(大阪市立大学都市研究プラザ特任教授)

さまざまなパフォーミングアーツの映像記録をとおして、多様な取り組みを共有します。ひとりでじっくり鑑賞するのもいいですが、ここでは、集まった人とともに語り合いながら、一緒に楽しみたいと思います。

 

*期間中、Good Job! センター香芝から、Good Job Coffeeの屋台がやってきます。温かい飲み物でほっと一息つきながら、トークを楽しみましょう!

2018年1月21日(日)10:00~15:30 

sakuma-0121

ワークショップ―じっさいに動いてみる

2日目は、「うごく」「えんじる」「きく」の3つの部屋にわかれて、ワークショップ形式で体験します。午後からは体験したことをことばにして、振り返っていきます。いつもとは少しちがう感覚で1日を過ごし、参加者それぞれのこれからの活動のヒントを探ります。


10:0012:00(ワークショップ)

①~③の部屋からひとつを選んでご参加ください。

講師(順不同)
①「うごく」佐久間 新(ジャワ舞踊家)・・・生活の動きから生まれる表現の素を共有し、即興的な動きから生まれる豊かな関係を体験することで、私たちがもっていた「ダンス」の概念をひろげます。
 
②「えんじる」佐藤拓道(たんぽぽの家スタッフ/俳優)・・・障害のある人とつくる演劇の可能性とは?たんぽぽの家のスタッフでありながら各地で俳優として舞台に立つ佐藤さんから、福祉施設における演劇の役割について、具体的に学びます。
 
③「きく」沼田里衣(大阪市立大学テニュアトラック准教授、おとあそび工房元代表)・・・他人の音に耳をすますことろから、コラボレーションははじまります。数々の公演やワークショップから得た経験やノウハウを共有します

 

13:3015:30(振り返り)

各部屋の参加者から何人か、午前中のワークショップで、「わたしの体験したこと」を話してもらいます。そのあと他の参加者や各部屋の講師とともに、感じたことや思ったこと、疑問に感じたことなどを共有します。

[photo:荻野亮一] 

特別企画「福祉施設をあそぶ」

福祉施設そのものを使って、多様な表現を実感する試みです。身近なものを使って、景色や人のふるまいをさりげなく、大胆に変えてきた美術家の梅田哲也さんの、現実を豊かに楽しむ視点を共有します。

参加アーティスト:梅田哲也(美術家)

お申し込み方法

2)参加費(交流会費含む)をお近くの金融機関からお振込ください。参加当日の受付時のお支払いも可能です。
*参加費:2日間参加/3,000円(学生1,500円)  1日のみ参加/2,000円(学生1,000円)
*1月20日(土)交流参加費 どなたも3,000円 *1月21日(日)ランチ どなたも600円

*振込手数料はご負担願います。
◆銀行振込み◆
南都銀行 西ノ京支店(普通)2078235
ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店(当座)0007812
名義:一般財団法人たんぽぽの家

◆郵便払込み◆
01080−6−7812 加入者名:一般財団法人たんぽぽの家
*通信欄に「パフォーミングアーツ 参加費」とお書き添えください。

[申し込み締切 2018年1月17日(水)]
定員(各日30名)になり次第締め切らさせていただきますので、お早めにお申込ください。