福祉をかえる「アート化」
セミナーin鳥取2016
日時:3月20日(日)・21日(月・祝)
会場/鳥取県立生涯学習センター(県民ふれあい会館) 5F講義室 (アクセス)
対象/鳥取県、近隣県の社会福祉施設職員・学生・アーティスト・そのほか関心のある人
定員/100人 (申し込みフォームはこちら⇒フォームへ)
参加費/鳥取県内参加者・両日参加:3,000円 1日参加:1,500円
鳥取県外参加者・両日参加:6,000円 1日参加:3,000円 →鳥取県外参加の方も、県内参加の方と同料金でご参加いただけます。両日参加:3,000円 1日参加:1,500円
*交流会:一律3,000円 (参加費および交流会費は、当日会場にてお支払ください)
いま、日本各地で障がいのある人たちの福祉施設などでのアート活動が盛んになってきています。それと共に、活動を支えたいという人たちがさまざまな分野から集まり、アートサポーターとして活動をはじめています。多様な人が共に暮らす地域コミュニティでは、一人ひとりが違いを認め合い、そのよさを引き出しあっていくことが重要です。アート活動をとおし、表現する土壌を育むことは、関わる人を、コミュニティを、より豊かなものにしていくのではないでしょうか。障がいのある人もない人も、のびのびと表現できる社会へ。障がいのある人もない人も、のびのびと表現できる社会へ。本セミナーでは、福祉施設や地域におけるアートの事例から、その活動を支える仕組みについて考えます。また、参加したみなさんが自分の活動、現場につなげていくヒントを得られるよう、具体的な方法を学びます。みなさんのご参加をお待ちしています。
主催:あいサポート・アートインフォメーションセンター 企画協力:一般財団法人たんぽぽの家
◎セミナーに関する問い合わせ先/
あいサポート・アートインフォメーションセンター 〒682-0821鳥取県倉吉市魚町2563
TEL/FAX:0858-33-5151 e-mail info.artcenter@ncn-k.net ※土日祝休み
3月20日(日)
13:00~13:30 受付
13:30~13:40 ご挨拶
13:40~13:50 オリエンテーション
13:50~14:30 講演1「社会をかえるアートの可能性」
播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家・奈良)
アートの価値は一つではありません。時代や場所によって、アートのありようや価値は大きくかわってきています。そのようななか、障がいのある人たちのアートは、コミュニティのなかでどのような意味や役割をもっているのでしょうか。新しい知と美の地平から、これからの社会のある方について考えます。
14:30~14:40 休憩
14:40~15:20 講演2「個人を文化創造の拠点とすることー障がいのある人と表現」
久保田翠(認定NPO法人クリエイティブさポーチレッツ理事長、通所型障害施設アルスノヴァ施設長・静岡)
一人ひとりに向き合うケアの現場では、表現はどのようにあるのでしょうか。障がいのある長男の出産を機にはじまったレッツ、アルスノヴァの取り組みから、障がいのある人と表現について考えます。
15:20~16:30 トークセッション「コミュニティとアート」+質疑応答
久保田翠×中島諒人(鳥の劇場監督・鳥取)×播磨靖夫
アートは、どのようなコミュニティを変えてきたのでしょうか。浜松で地域にひらかれた居場所づくりをしてきた久保田さん、鳥取で廃校を利用した劇場をひらき、コミュニティプロジェクトを実施してきた中島さん。アートの力を信じ、ジャンルを超えた取り組みを続けてきた実践者が語り合います。
16:30 終了
18:30~ 交流会[会場:カフェ・ソース(鳥取市弥生町227グレースビル2F) 参加費:3,000円[]
プログラム終了後、講師との交流会を開催いたします。ご参加の方は、併せてお申込ください。
3月21日(月・祝)
9:30~10:00 受付
10:00~10:10 オリエンテーション
現場がかわる、地域がかわるー福祉施設やコミュニティにおけるアート、デザインの事例
10:10~11:10 事例1「LINK marketの取り組み」 ※通訳の時間を含みます
コ・ジェ・フィル(rawside代表・韓国)
2015年に韓国・ソウルにて開催された、障がいのある人のアートとデザインのコラボレーションにより、新たなプロダクトの提案をする実験的な展示、Link market。この取り組みを立ち上げたrawsideより、アート×デザインをキーワードに報告します。
11:10~11:50 事例2「街のなかでともに生きる/支援って何だろう?」
武捨和貴(特定非営利活動法人リベルテ理事長・長野)
障がいのある人たちとともに、何気ない自由や権利について考え取り組む場や、関係を広げていくことを目指すリベルテ。表現すること、地域社会で生きること、その日々をご紹介します。
11:50~12:50 お昼休憩
12:50~13:30 事例3「地域でアートを発信する」
角地智史(アートキャンプ新潟事務局・新潟)
障がいのある人たちが作り出す、ハッ!とするようなアート作品をもっと多くの人に知って欲しいという思いから活動を展開するアートキャンプ新潟。継続して開催してきた、地域にねざした活動、展覧会などをご紹介します。
13:30~14:30 事例4「地域でアートを発信する」
妹尾恵依子(NPO楽 アートスペースからふる・鳥取)
北村康弘(社会福祉法人もみの木福祉会・米子)
地元鳥取で創造的な活動をしている団体をご紹介します。
※登壇者欠席のお知らせ:3月21日(月・祝)13:30〜14:30 事例4「地域でアートを発信する」にご登壇予定の竹森民枝さんが、体調不良により欠席となりました。事例4はほかの2名のご登壇となります。あらかじめご了承ください。
14:30~15:10 講義1「人権から考える障がい者アートと著作権」
森下静香(一般財団法人たんぽぽの家・奈良)
表現活動がひろがるにつれ、福祉施設などの現場では、著作権に関する悩みも生まれています。福祉施設や多様な取り組みの事例から、作品を展示するとき、販売するとき、商品に展開するときなどに生じる著作権について学びます。
15:10~15:40 質疑応答
15:40~16:00 まとめ
16:00 終了