10/28京都「こどものてつがく美術館」報告

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9時15分。
美術館に小学1年生~6年生までの14名の子どもたちが集まってきました。
「呼んでもらいたい名前」を書いてもらい、保護者と別れ、ワークショップが始まりまました。
まずは、講堂で自己紹介。
緊張している子もいれば、もう元気に友だちと来て遊んでいる子もしました。
 
 
最初は、てつがくの時間。
 
講師は高橋綾さんこと「はかせ」です。
鑑賞のルールは「毛糸のボールを持った人が発言をする。その他の人は、聞く」です。
さっそく展覧会場にうつり、作品シートにある7点の作品探しをしました。
その中で、どれが好きかをみんなで決めて、鑑賞する3点の作品を決めました。
作品を見るなんて、難しいかな、という思いとは裏腹に、一斉に手を挙げて、いろんな感想が上がりました。
元気な子がたくさん発言していましたが、ボールがまわってくると、
おとなしい子も小さな声で自分の意見を言ってくれました。
みんな元気すぎて、途中で美術館の方から作品に近づきすぎたらだめですよ
と注意が入るほど・・・
 
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後半は、「おんがく」の時間。
 
 講師は、片岡祐介さんこと「ゆうすけ」さんです。
今みた絵を音楽にします。どの絵を音楽にしよう、という呼びかけに、
みんなが、「にや女!」という声があがりました。
稲垣仲静の『大夫』という作品ですが、
みんなで「にや女」というタイトルをつけました。
赤い着物で髪を結いあげ笑っている女性の絵です。
おはぐろをしていて、その笑顔はとてもインパクトがありました。
 
どうする?という声と同時に、いきなり「にや女」の歌を歌い出す子がいました。
その歌をもとに、みんなで楽器をつけていきます。
  
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「最初は静かに不気味に」
「途中で大きな音を出してにぎやかに」
「照明は落して暗くしよう」 
    など、次々に声があがりました。
 
完璧な演出と、曲と歌が出来上がり、最後に本番です。
みんなすごい集中力です。
 
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終わったと同時に拍手・・・といいたいところですが
終わったとたん、「やっぱり途中でリピートを入れたほうがいい!
という最後までこだわりの声があがりました。
疲れた、また~?という声もありましたが、最後の最後にもう一回本番をしました。
 
 
出来上がった曲がこちらです。ぜひお聴きください。
 ♪にや女 niyaonna.wav