終のすみかはどこ?――支えあいの地域づくり
いつまでも幸せに暮らしたい。この思いを叶えるには、ケアする人もされる人も一緒に支える地域の力、そしてケアする人同士のネットワークが必要なのではないでしょうか。
たんぽぽの家では、地域づくりやケアの文化を育てていくことをめざして、2008年より医療と福祉の情報誌「奈良のケア」を毎年発行し、無料で配布しています。
本フォーラムは『奈良のケア2011?ひとめでわかる医療・福祉情報』の発行を記念し、広島や兵庫、奈良で宅老所や集い場を運営する方々のお話しや、自ら理想とする介護を実現しようとする若者たちを追ったドキュメンタリー映画「9月11日」から、互いに支えあうネットワークや地域のあり方について考えます。
- 日時
- 2011年7月10日(日)13時~16時半
- 会場
- 奈良県橿原文化会館 小ホール [会場アクセスはこちら]
- 主催
- 財団法人たんぽぽの家
- 後援(予定)
- 奈良県/橿原市/奈良県社会福祉協議会/奈良県地域包括・在宅介護支援センター協議会/橿原市社会福祉協議会/奈良県社会福祉士会/奈良県介護福祉士会/認知症の人と家族の会奈良県支部/橿原市介護支援専門員連絡会/橿原市安全安心まちづくり協議会(順不同)
- 参加費
- 無料 定員に達したため、申込締め切りさせていただきました。
プログラム
12:30 開場
13:00 挨拶
13:10 事例報告&ディスカッション「支えあいのネットワークをつくる」
通所介護事業所玄玄 藤渕安生 <映画「9月11日」出演者!>
定員10名の広島の小規模介護事業所「玄玄」代表。「介護バカの集い」主催者。“地域に暮らし本当にケアや支えが必要な人に、丁寧に関わっていきたい”という思いから臨機応変で柔軟な関わりを行い、一人ひとりに手作りのケアを創造している。
つどい場さくらちゃん 丸尾多重子
NPO法人「つどい場さくらちゃん」代表。介護保険の外で、認知症患者やその家族、老人施設に働く人などの集い場――ケアする人もされる人も一緒に食事をして、おしゃべりして、ほっと一息つけるスペースを西宮で運営している。
奈良老人ケア研究会 日下哲也・川神仁志
奈良県内のケアワーカー有志で構成している。研究会やセミナーを積極的に開催し、介護に関わる人のネットワークづくりをすすめている。
聞き手:西川勝
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)特任教授。精神科病棟での見習い看護師をはじめとし、二十数年にわたって医療や福祉の現場での経験を積む。一方、関西大学、大阪大学大学院にて哲学を専攻。ケアのあり方をめぐる哲学的考察を行っている。
14:40 休憩
14:50 報告「情報誌とケアラ―ズジャパンについて」(たんぽぽの家より)
15:00 映画上映「9月11日」(企画・監督:大宮浩一)
自ら理想とする介護を実現しようと、若者たちが立ち上げた7つの施設・事業所の日常と、彼らが主催・出演したイベント「Love & Peace & Care 2010 in ヒロシマ~介護バカの集い~」を記録したドキュメンタリー映画。 [映画「9月11日」公式HPはこちら]16:30 終了
お問い合わせ先
財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西 3-25-4 Tel. 0742-43-7055 FAX. 0742-49-5501
E-mail carecare@popo.or.jp