介護食レシピ本「わたしの幸せごはんー高齢者のための介護食」が完成しました!
(「奈良発!地域ささえ愛プロジェクト」採択事業)
「わたしの幸せごはん―高齢者のための介護食ー」では、「なら介護の日」の一環として行われる「家族と共に楽しんで食べられる高齢者のためのレシピコンクール」に寄せられた約300レシピのなかから、100を超えるレシピをご紹介します。
※レシピはたんぽぽの家・楽食サービスのウェブサイトでも、随時ご紹介します!
本の入手方法について
初回版のみ、無料で配布させていただいておりましたが、お申し込み多数により、3月9日をもって終了させていただきました。
なお5月1日より、全国の書店にてお求めいただける予定ですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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これらのレシピには、実際に介護された経験からうまれたものや、小さい子どもも一緒に楽しめるものも多くあります。私たち人間にとっての「食」は、いのちをつなぐためだけのものではなく、味や香り、季節感を味わうなど人生の楽しみのひとつでもあります。
介護する側、介護をうける側にとっても、食べ物をおいしく食べられるかどうかは、生きる希望を持てるか失うかくらいの重要なことだと考えます。いま、一人暮らしや老老介護、仕事をしながら介護をしているなど、さまざまな理由で食に手をかけられないことがあります。
私たちはこの本をとおして、ひとりでも多くの方に食の大切さ、つくる楽しさを発見していただけたらと考えています。
☆ 「奈良県・地域ささえ愛プロジェクト」とは
地域福祉を推進する先進的、モデル的な取り組みを行おうとしている社会福祉団体や住民主体の地域福祉活動に取り組むボランティアグループ等の活動に対し、補助金を交付することにより、社会福祉の向上をはかることを目的とした奈良県のプロジェクトです。
たんぽぽ楽食サービスは、奈良県食事サービスネットワークの協力のもと、奈良介護の日の中で「家族と共に楽しんで食べられる高齢者のためのレシピ」をコンクール形式で公募、4年間で約300のレシピが集まりました。より多くの方にレシピを活用していただくために、このプロジェクトに応募、採択されました。現在、多くの方に活用いただくためにレシピ本の制作中、またウェブサイトでもレシピを公開し始めています。
☆「奈良県食事サービスネットワーク」とは
奈良県内で活動している食事サービスグループの、活動の活性化と質の向上と活性化を目指し、2006年に発足しました。現在、3団体(友愛お弁当グループ・NPO法人満点星・たんぽぽ楽食サービス)が母体となっています。
高齢の方一人ひとりが少しでも、「豊かな食事」が自宅でできるように、高齢の方や障害のある方の在宅を支援していきます。そして提供する側の、「食事の質の向上」を目指して活動していきます