[終了しました]3/06・3/11 ニュートラ談義オンライン

ニュートラ談義 開催のお知らせ

社会の変化、生活の変化によって、ものづくりの意味や価値が根本から問い直されています。わたしたちは人、もの、地域の循環をつくっていくプロジェクト「NEW TRADITIONAL(以下ニュートラ)」に取り組んでいます。これまでに各地でさまざまな人たちとともに交流と対話、実験と実践をつづけてきました。この談義では、各地で取り組む実践者と福祉×伝統工芸の可能性について語り合います。
 *各回ともYouTubeにてライブ配信・要事前申込・参加費無料

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日時・登壇者

Vol.01 福祉の現場をいかす、価値のあるものづくり →終了しました
2022年3月6日(日)14:00〜16:30

障害のある人とともに、素材や工法にこだわり、ものづくりに取り組む事例を紹介します。ものづくりの原点に触れ、価値を共有すること。届け方や売り方を考えること。そして伝統工芸と福祉をつなぐこと。それぞれの立場から課題と可能性を考えます。
登壇者:高野賢二(クラフト工房La Mano)、前川亜希子/前川雄一(HUMORABO)、武田和恵(やまがたアートサポートセンターら・ら・ら)、軸原ヨウスケ(ドンタク玩具社)安部剛/松本綾(Good Job!センター香芝)
進行:森下静香(Good Job!センター香芝)

Vol.02「わたしのニュートラ」から、ものづくりを考える
2022年3月11日(金)18:00〜20:00

2019年より山形、常滑、鳥取と、3地域で実施した「わたしのニュートラ」。各地域のデザイナーが福祉施設、伝統工芸の職人や工房と連携し、ものづくりをディレクションしました。そこからうまれたものをもとに、地域で必要とされるものづくりを話し合います。
登壇者:𠮷田勝信(𠮷勝制作所)、高橋孝治(デザイナー)、桜庭幸恵(ワークセンターかじま)、川﨑富美(デザイナー)、伊奈真弓(アートスペースからふる)、原田祐馬(UMA/design farm)
進行:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)

▼お申込み方法

下記のフォームもしくはメール、お電話にて必要事項(お名前、ご所属、希望するセミナー(前編、後編、あるいはいずれも))をお知らせください。後日事務局より視聴に必要なURLをご案内いたします。 
https://forms.gle/rNccxJHFD3UkCDYH8

※FACE BOOKイベントページへのリアクションでは参加申込みとはなりません。ご注意ください

ゲストのプロフィール

《vol. 01》
高野賢二(クラフト工房LaMano) https://www.koubou-lamano.com/
1976年生まれ。福島県出身。学生時代に東京で染色を学ぶ。2000年クラフト工房入社。染色担当の指導員として染色の技術を生かし、障がいのある人たちとの物づくりを模索。メンバーの絵を使った手ぬぐいや藍染の鯉のぼりを企画、また、外部との共同のモノづくりを進める。2006年にはアトリエ(アート活動)を始動し、アートを仕事に取り入れる。アート・クラフト・デザインの融合した商品制作に力を入れる。

HUMORABO(ユーモラボ) http://www.humorabo.com/
前川雄一と亜希子によるデザインユニット。HUMAN + HUMOR + LABORATORY = HUMORABO。「福祉とあそぶ」をテーマに、デザイナー夫婦ならではの二つの視点で、社会と福祉の楽しく新しい関係を探っている。福祉施設でつくられる手漉きのリサイクルペーパー「NOZOMI PAPER®︎」、珈琲×活版×福祉をテーマに異分野三者によるプロジェクト「COFFEE PAPER PRESS」、クリエイティブリユースプロジェクト「RINNE」、山村で暮らす「さゝまラボ」など、社会課題と楽しく向き合う実験的な活動を続けている。

武田和恵(やまがたアートサポートセンターら・ら・ら) https://www.y-aisenkai.com/info/lalala/
1977年山形県山形市生まれ。天童市在住。東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科卒業。学生の頃、奈良県のたんぽぽの家にボランティアに行き、障害のある人のアートに触れ、「障害のある人に関わりたい!」という一心で山形市の福祉施設で働き始める。2012年から、一般財団法人たんぽぽの家、NPO法人エイブル・アート・ジャパンの東日本復興支援プロジェクト東北事務局として障害のある人の仕事づくり、芸術活動支援事業に携わる。2018年から、やまがたアートサポートセンターら・ら・らコーディネーターとして従事。

軸原ヨウスケ(ドンタク玩具社) https://donduc.com/
2015年、新型こけし・創生玩具などのデザインプロダクトを開発する「ドンタク玩具社」を設立。従来の郷土玩具の「新しいかたち」を提案している。あそびのデザインをテーマに活動するCOCHAEのメンバー。民藝の根っこを丁寧にたどりながら、今日の美術や工芸のありかを探る近著『アウト・オブ・民藝』(軸原ヨウスケ・中村裕太共著、誠光社、2019)も注目を集める。

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《vol. 02》
𠮷田勝信(𠮷勝制作所) https://www.ysdktnb.com/
1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点に採集、デザイン、超特殊印刷を行なっている。名前の「吉」は(土に口)

高橋孝治(プロダクトデザイナー) https://kiito.jp/people/takahashikoji/
(株)良品計画の企画デザイン室に勤務した後、2015年に愛知県知多半島に移住。 中世から窯業が続く常滑に拠点を置き、プロダクトデザインを軸に様々なプロジェクトを行う。 2016-2018年常滑市陶業陶芸振興事業 推進コーディネーター。 2017-2019年六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブ・ディレクター。

桜庭幸恵(ワークセンターかじま) http://tokotoko-tokoname.jp/
1977年富山市生まれ。日本福祉大学社会福祉学部卒業。社会福祉士。常滑市社会福祉協議会ワークセンターかじま施設長。1999年、全国の窯元巡りをして関心があった焼き物のまち常滑で就職。13年間重度障がい者の支援を行い、異動後は働く支援で様々な事業(受託、焼菓子、弁当等)を実施。デザイナーとの出会いにより、伝統×福祉のものづくりに取り組み始めている。

川﨑富美(プロダクトデザイナー) https://www.kawasakidesign.net/
1979年鳥取市生まれ。岡山県立大学デザイン学部卒業。2007-2017年、株式会社良品計画にて無印良品の商品企画・デザイン、Found MUJI・福缶企画等を担当。2017年末、Uターンし開業。アートスペースからふるの商品デザイン、鳥取民藝美術館のビジュアルデザイン、Am’sの店舗デザインなどを手掛ける。鳥取大学非常勤講師。

伊奈真弓(アートスペースからふる) https://art-colorful.com/
1997年鳥取大学教育学部養護学校教員養成課程卒業。1997年から2009年にかけて鳥取県立鳥取聾学校、鳥取県立白兎養護学校、鳥取大額付属特別支援学校に勤務。2014年より「NPO法人楽 アートスペースからふる」のサービス管理責任者。2018年より、一般社団法人アートスペースからふる副理事長・サービス管理責任者として勤務。

原田祐馬(UMA/design farm) http://umamu.jp/
1979年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。名古屋芸術大学特別客員教授。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。

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▼お問合せ

一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
E-mail nt@popo.or.jp
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主催:文化庁一般財団法人たんぽぽの家
令和3年度 文化庁委託事業「障害者等による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」