[終了しました]京都 ニュートラ大座談会「ひろがるニュートラ」

2019 年から取り組んできた NEW TRADITIONAL(ニュートラ)。 
福祉施設とデザイナーの協働によるものづくりや展覧会、産地や素材をめぐるリサーチツアー、つくり手の技や知恵と障害のある人の手仕事の技術交流など、福祉 × 伝統工芸の実践と実験を重ねてきました。
今年は「ニュートラの学校」としていくつかの学びの場をひらいてきました。また、冊子、ウェブサイトなどでの発信したり、ニュートラの製品を国内外で販売したりしながら、活動の仲間を増やしています。異なる分野の人との出会いから、活動が広がっていくニュートラ。
今年活動を共にしてきたゲストの皆さんとこれからの展開や可能性を話し合います。

●日時:2023 年 3 月 24 日(金)18:00 ~ 20:30
●会場:QUESTION(クエスチョン) 7F Creative Commons 2
(〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町 390-2)
*アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」1番出入口より徒歩約1分
京阪電車「三条駅」12番出口より徒歩約5分 https://question.kyoto-shinkin.co.jp/access/
●参加費:無料 / 定員:50 名 (要申込・先着順)
※UD トーク(音声認識)を利用した文字による情報保障あり

●ゲスト(五十音順)
安藤隆一郎(身体0ベース運用法/京都市立芸術大学染織専攻講師)
岩城鮎美(多治見市美濃焼ミュージアム学芸員)
光島貴之(美術家・鍼灸師)
森野彰人(京都市立芸術大学教授)
山崎伸吾(京都伝統産業ミュージアムチーフディレクター) 、ほか

●申し込み方法
申し込みフォームまたは、お問合せ先の E-mail、Fax に、件名を「ニュートラ大座談会申込」とし、必要事項(お名前・ご所属・参加を希望する回・ご連絡先)を記入してお申し込みください。受付後事務局から連絡をします。お申し込み後 1 週間たっても連絡がない場合は、お手数ですが下記お問合先までご連絡ください。
https://forms.gle/t1dMvEhq6aCccax27


●内容
[イントロダクション&活動紹介]
事務局より、ニュートラのこれまでの取り組み&今回のゲストの紹介をします。


[ニュートラmeets学びの場づくり](森下静香/Good Job!センター香芝)
今年は、学びの場のあり方について事例を聞き、どういった学びの場があればよいか議論しました。福祉の課題から考える、これからの伝統を考える、という2つのコースを設けて学び合った様子を報告します。


[ニュートラmeets各地の技術](安部剛/藤井克英 Good Job!センター香芝)
今年度取り組んだ、各地の技術交流について報告します。木工やこけしづくり、シルクや竹工芸などをとおし、だれもが関われるものづくりのあり方、障害のある人と試行錯誤しながらものをつくってきたその過程を共有します。


[ニュートラmeets芸大](森野彰人、安藤隆一郎)

芸術大学でものづくりに関わる先生とコラボを実施。身体をとおして伝統を引き継いだり更新していくこと、あるいはお茶をとおしてみんなが交わる空間を作りました。日頃教育の現場に福祉の分野と関わることの意味と可能性を話します。


[ニュートラmeetsミュージアム]( 岩城鮎美、山崎伸吾)
工芸やものづくりのミュージアムでの障害のある人のアクセシビリティに関するアンケートを実施しました。公共の文化施設をさまざまな人にひらいていくことやラーニングプログラムとして、今後どんな部分でともに活動ができるかを共有します。また、京都伝統産業ミュージアムでは、ニュートラ展の実施を通してさまざまな出会いや気づきがありました。合わせて報告します。


[ニュートラmeets対話鑑賞](光島貴之)
見えない人、見える人とともに工芸的なものをさわって鑑賞する体験を実施しました。手ごたえがあったという光島さんとともに、絵画の鑑賞などとは違うのか、共通するものはなにかをお聞きします。


[ディスカッション]
登壇者と事務局、そして参加者のみなさんとお話をします。 

主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
本イベントは、文化庁委託事業「令和 4 年度障害者等による文化芸術活動推進事業」の一環で実施します

[お問い合わせ]
一般財団法人たんぽぽの家
〒630-8044奈良市六条西 3-25-4
Tel:0742-43-7055
Fax:0742-49-5501
E-mail :nt@popo.or.jp