〔終了しました〕「パフォーミングアーツの広場」オンライントーク

日時:3月21日(月・祝)

①13:30~15:00[90分]
舞台をどうやってつくる?―はじめ方・つづけ方について考える
飯山ゆい(音遊びの会/兵庫)、佐藤拓道(たんぽぽの家/奈良)
トークホスト:鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ)

②15:10~16:40[90分] 
舞台をだれとどうやって観る?―アクセスについて考える
鈴木京子(ビッグアイ/大阪)、檜皮一彦(美術作家/大阪)

③17:00~18:00[60分]
舞台芸術ネットワーク会議 

開催方法:オンライン配信 YouTube(①、②)、zoom(③)
参加費無料・要事前申し込み
*適宜、文字による情報保障を行います。

お申込み:お申し込みフォームに必要事項をご記入のうえ送信してください。
▷ URL:https://forms.gle/9xnkxXfWZNWftMjH7

お知らせいただいたメールアドレス宛に、ご視聴URLを送信いたします。もし開催日当日になってもメールが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせ先までご連絡ください。

「パフォーミングアーツの広場」オンライントーク

障害のある人がかかわるパフォーミングアーツに関するオンライントークを開催します。
前半は、「舞台をどうやってつくる?― はじめ方・つづけ方について考える」と題して、音楽や演劇の事例を紹介しながら、活動の意義やはじめ方、つづけ方などを話し合います。
後半は、「舞台をだれとどうやって観る?― アクセスについて考える」をテーマに、さまざまな舞台表現を誰もが楽しむことについて、そもそも多様な人がアクセスしやすい劇場や場所とはどんなものか? など、アクセシビリティについて考えていきます。
「舞台」や「劇場」は見方をかえれば、日々の営みやたとえば福祉施設の日常のなかにもすでにあるようにも思えます。
パフォーミングアーツのはじめ方・つづけ方・たのしみ方をぐっと広げるような実践をお聞きしながら、参加されたみなさんと一緒に、人の身体や存在の不思議さ、豊かさを考えるような時間にしたいと思います。

トーク終了後は、これからパフォーミングアーツに取り組みたい人やすでに取り組んでいる方と、困っていること・工夫していることなどを話し合う、「舞台芸術ネットワーク会議」をおこないます。仲間づくりの場、聞いているだけでもOK。ふるってご参加ください!

内容


3月21日(月・祝)
①13:30~15:00[90分]
舞台をどうやってつくる?― はじめ方・つづけ方について考える
飯山ゆい(音遊びの会/兵庫)、佐藤拓道(たんぽぽの家/奈良)
ファシリテーター:鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ)


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飯山ゆい(音遊びの会/兵庫)

1981年生まれ。幼少よりクラッシックピアノを学ぶ。神戸大学大学院にて美術家ヨーゼフ・ボイスに傾倒するなか、同ゼミの沼田里衣氏が立ち上げた音遊びの会に参加。発足当初より運営事務を担い、2017年より会代表。イベント会社勤務、高校講師などを経て、現在はピアノ講師、障害のある人との音楽セッション、ワークショップや地域の文化事業の企画など。オトノバ主宰。



音遊びの会
2005 年結成、知的な障害のある人たちを含むアーティスト大集団。神戸をベースとし、 月二回の継続したワークショップで様々な表現を生み出している。関西を中心に、北海道、東京、水戸、島根、山口、宮崎、イギリスなど遠征公演多数。2013 年には英国ツアーの様子がNHKで特集される。 予定調和を許さないその音楽性は、見る者を釘付けにする。 2021年、大友良英プロデュースによる待望のスタジオ録音アルバム『音遊びの会 OTO』リリース。2022年春、映像作家野田亮によるドキュメンタリー映画公開予定。


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佐藤拓道(たんぽぽの家/奈良)

たんぽぽの家アートセンターHANA副施設長。サービス管理責任者。メンバーケアを中心に行い、パフォーマンスプログラムを担当、制作、運営を行う。俳優として、湘南の劇団P.E.C.T、チェルフィッチュ、リリパットアーミーⅡ、遊園地再生事業団、バストリオ、マームとジプシーなどさまざまな劇団の作品に出演。



HANA PLAY
HANA PLAYはたんぽぽの家アートセンターHANAにて週1回、演劇創作を行なっています。近年は参加メンバーの経験をベースに作品作りをしています。2020年1月にはコモンズフェスタ2019(應典院寺町倶楽部主催)にて『僕がうまれた日』を應典院本堂で上演しました。この作品は、現在(株)プリコグが運営するバリアフリー配信サイト「THEATRE for ALL」にてバリアフリー配信しています。2021年12月26日に近畿大学舞台芸術専攻生×HANA PLAYワークインプログレス公演「贅沢な時間」を上演しました。

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鈴木励滋(生活介護事業所カプカプ所長・演劇ライター)

1973年3月群馬県高崎市生まれ。97年から現職を務め、演劇に関しては『埼玉アーツシアター通信』劇団ハイバイのパンフレットなどに書いている。『生きるための試行 エイブル ・アートの実験』(フィルムアート社、2010年)にも寄稿。師匠の栗原彬(政治社会学)との対談が『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社、2016年)に掲載された。


 

②15:10~16:40[90分]
舞台をだれとどうやって観る?― アクセスについて考える
鈴木京子(ビッグアイ/大阪)、檜皮一彦(美術家)

suzukikyoko鈴木京子(ビッグアイ/大阪)
1997 年よりフリーランスで舞台・イベントの仕事に携わったのち、1999 年に企画制作会社『リアライズ』を設立。2001 年より『国際障害者交流センター ビッグ・アイ』の事業に携わる。厚生労働省・文化庁 2020 年東京オリパラ競技大会に向けた障害者の芸術文化振興に関する懇談会委員。大阪府アートを活かした障がいの就労支援事業企画部会委員。全国公立文化施設協会コーディネーター。著書「インクルーシブ シアターを目指して/障害者差別解消法で劇場はどうかわるか」(ビレッジプレス)


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檜皮一彦(美術家)
大阪府生まれ。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻修了。
近年の展覧会に「第22回岡本太郎現代芸術賞展 (川崎市岡本太郎美術館 / 2019)」「TOKYO2021 un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング (TODA BUILDING / 2019)」「POCORART Vol.9 (3331 Arts Chiyoda / 2020)」「kanon:檜皮 一彦 + 檜皮 しよ子 (岡本太郎記念館 / 2020)」などがある。





③17:00~18:00[60分]
舞台芸術ネットワーク会議
これからパフォーミングアーツに取り組みたい人やすでに取り組んでいる方と、困っていること・工夫していることなどを話し合います。仲間づくりの場、聞いているだけでもOKです。

*本事業は「令和3年度障害者芸術文化活動普及支援事業」(厚生労働省)の一環として実施します。

<関連企画のご案内>
3月上旬オープン予定のウェブサイト「
パフォーミングアーツの広場」では、関西を中心に障害のある人がかかわるさまざまなパフォーミングアーツの動画を紹介します。お楽しみに!

主催・お問い合わせ先
一般財団法人たんぽぽの家 障害とアートの相談室
〒630-8044奈良市六条西3-25-4 
Tel:0742-43-7055
Fax: 0742-49-5501
E-mail: artsoudan@popo.or.jp
URL: https://artsoudan.tanpoponoye.org、