これからのしごと・はたらき方を
語りなおす2日間
2018年 12月 1日(土)- 2日(日)
「障害のある人とどのようにしごとを生みだすか」
「どうやって社会に伝え、販売し、共有し、ひろげていくか」
「はたらきがいのあるしごととは何か」
このキャンプは、これまでのしごと、はたらきかたを振り返り、これからのGood Job!を考える2日間のプログラムです。奈良に集い、体験し、自分たちの活動を語りあい、議論する場をつくります。
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スケジュールと詳細は、以下をご覧ください。
▶ スケジュール
12月1日(土)奥大和プレツアー
「地域をいかし、仕事をつくる」
14:00 近鉄大阪線 榛原(はいばら)駅 北口 集合
14:00~
・ITセンターぷろぼの榛原 訪問
・オフィスキャンプ 東吉野 訪問
18:00~
・東吉野ふるさと村 宿泊
「奥大和クリエイティブ夜話」
ゲスト:赤司研介(編集者・ライター)
参加費/3,000 円 定員20 名
宿泊費/ 5,000 円
12月2日(日)セミナー
「Good Life, Good Job!」
9:30 Good Job!センター香芝 集合・受付
9:30~
・モーニング・ミーティング
・基調トーク「Good Life と Good Job!」
播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家 理事長)
・鼎談「これからの Good Job!とは」
原田祐馬(UMA/design farm 代表、アートディレクター/デザイナー)
塩瀬隆之(京都大学総合博物館 准教授)
森下静香(Good Job!センター香芝 センター長)
・ランチタイム相談会
・セッションⅠ「しごとをつくる」
Ⅰ-1 個性を活かす環境と関係 高野賢二(NPO法人 La Mano/東京)
Ⅰ-2 異分野との協働 増田靖(百ノ姓、元・森のキッチン店長/大阪)
・セッションⅡ「しごとをひろげる」
Ⅱ-1 伝えること・売ること 山田遊(method /東京)
Ⅱ-2 これまでになかった発想と実践 白石哲一(エソラワークス/兵庫)
17:00~
・交流会
参加費/一般 10,000 円 定員50 名
学生 2,000 円 限定10 名
▶ 詳細
12月1日(土)奥大和プレツアー
「地域をいかし、仕事をつくる」
奈良県の中南和地域は奥大和と呼ばれる中山間地域で、人口の減少率が大きく、過疎化が進んでいます。一方で、豊かな自然や地域の特産をいかした仕事づくりに取り組む若い人、NPOや福祉団体も増えてきています。この地域ならではの仕事をつくる人やスペースをたずね、これからのはたらき方やくらしについて考えます。奥大和の自然や食べ物、そして温泉も楽しみましょう!
訪問先
● ITセンターぷろぼの榛原
障害のある人のはたらくを支援し、ITを使った就労支援や、よもぎ茶や入浴剤など農業の六次産業化をめざしています。
● オフィスキャンプ東吉野
「遊ぶようにはたらく」をテーマとした、全国でもめずらしい山村のシェアオフィス。ここを中心に、クリエイティブな仕事のコミュニティが生まれています。
宿泊先
●東吉野ふるさと村
1912年に建てられた旧八幡小学校を利用した宿泊施設。夕食後、奥大和のクリエイティブな取り組みについて、現地に詳しい編集者を招き最新情報を共有します。
「奥大和クリエイティブ夜話」
ゲスト:赤司研介(編集者・ライター)
*食事代、温泉利用料は別途必要です。宿泊は相部屋となります。お一人での宿泊をご希望の場合はご相談ください。近鉄「榛原駅」の集合から翌日のGood Job! センター香芝までの移動は全て車を準備します。
12月2日(日)
セミナー「Good Life, Good Job!」
2012 年にはじまり、アート、デザイン、ビジネス、福祉の領域をこえて新しいしごとを提案するGood Job!プロジェクト。これまでに生まれた協働と実践を振りかえり、先進的な活動を学び、「つくる」「ひろげる」「はたらく」「いきる」を語りあいます。
モーニング・ミーティング
朝一番からさっそく語りあいます。参加者が抱えているアイデアや悩みなどをテーマに複数人で共有・議論します。※軽食、コーヒーやお茶をご用意します。
基調トーク 「Good Life とGood Job!」
1976 年から芸術・文化活動を通して障害のある人とともに活動を続けるたんぽぽの家。「よりよい生き方を考えることが、これからのしごとを生みだす」という哲学を通して、生きること、はたらくことを考えます。
播磨 靖夫 (一般財団法人たんぽぽの家 理事長)
新聞記者を経てフリージャーナリストに。アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント」を提唱。平成21 年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞
鼎談「 これからのGood Job! とは?」
原田祐馬 × 塩瀬隆之 × 森下静香
多様な人たちが多様なまま関わりあえる環境や、一人ひとりが納得して能力を発揮できるしごとやはたらき方など、これまでプロジェクトに関わった3 人の視点からGood Job! について語りあいます。
原田祐馬 (アートディレクター / デザイナー)
UMA /design farm 代表。グラフィックデザインを中心に、地元の人と密着した形で、さまざまな関係を編みながらプロジェクトに携わる。DESIGNEAST ディレクター、小豆島醤の郷+坂手港プロジェクトディレクターなど。2015 年より京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。
塩瀬隆之 (京都大学総合博物館 准教授)
文化や背景の異なる人たちの多様さを互いに豊かに成長できる社会を実現するためにインクルーシブデザインの研究・実践をおこない、「ために」から「ともに」へと社会が変わるコミュニケーションの場づくりを実践する。
森下静香 (Good Job! センター香芝 センター長)
たんぽぽの家で、アートプロジェクトの企画運営、医療や福祉などケアの現場におけるアート活動の調査を行う。2012年からGood Job! プロジェクトに取り組み、2016 年に新しいしごとをつくるGood Job! センター香芝を設立し現職。
ランチタイム相談会
午前のトークを受けて、お昼の時間も参加者同士で語りあう場を設けます。
※昼食はお弁当を注文することもできます
(1 食1,000 円)
セッションⅠ しごとをつくる
Ⅰ-1「個性を活かす環境と関係」
高野 賢二 (NPO 法人 La Mano / 東京)
La Mano(ラ・まの)は町田市にある染め・織りの手仕事をする工房。障害のある人との関わり方、個性との向きあい方、しごとのつくり方、はたらく環境の整え方、それらの実践と背景にある考え方について学びます。
Ⅰ-2「異分野との協働」
増田 靖 (百ノ姓、元・森のキッチン店長/大阪)
堺市役所の中にあるレストラン「森のキッチン」は、はたらく場、交流の場として地域づくりを広げている。現代の百姓としての視点を聴き、地域とコミュニケーションをしながら活動の場をつくることを考えます。
セッションⅡ しごとをひろげる
Ⅱ-1「伝えること・売ること」
山田 遊 (method / 東京)
国立新美術館内ミュージアムショップをはじめ、ファッション・デザイン・工芸・食など様々なモノに携わり、店づくり手がけています。バイヤーとしての社会への伝え方を聴き「売ること」の視野をひろげます。
Ⅱ-2「これまでになかった発想と実践」
白石哲一 (エソラワークス/兵庫)
エソラワークスは、子どもの描いた落書きや絵を、温かみのある手づくりのぬいぐるみに作りあげます。「子どもが想像力をカタチにできる初めの一歩」はどこから生まれたのか。実践までの試行錯誤と展開を学びます。
お問合せ
Good Job! センター香芝
奈良県香芝市下田西2-8-1
tel. 0745 – 44 -8229 fax. 0745 – 44 -8230
mail. goodjob@popo.or.jp
http: //tanpoponoye.org/