[終了しました]障害のある人の知的財産権について考えるセミナー

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日時:2018年3月3日(土)14:00-17:30[第1部 14:00~15:30・第2部 16:00~17:30]*受付13:30~
会場:たんぽぽの家アートセンターHANA2F ミーティングルーム(アクセス)
対象:奈良県、近隣圏の社会福祉施設職員、学生、アーティスト、そのほか関心のある人
会費:無料
定員:20人(申込順に受付。定員になり次第、締め切らせていただきます)
*お申し込みは、1)お名前 2)所属・職業等 3)住所 4)電話番号 5)メールアドレス を明記のうえ、artsoudan@popo.or.jp までメールにてお申し込みください。
なお、「アートサロン」に作品をご持参される方は、作品情報をお知らせください。(詳細は、下記参照)

障害のある人の表現行為や創作活動を支援していると、作品や複製の販売、画像や音声、動画のインターネットでの拡散など知的財産権にかかわる問題に直面することがあります。
そこで本セミナーは、知的財産権とは何かといった基本的な考え方をわかりやすく解説し、その運用法を学びます。法律の専門家とともに、具体的な事例にどのように対応することができるのか、みんなで考えたいと思います。
知的財産権は、直接福祉とは関係のない話だと思われがちです。しかし、この問題について考えることは、障害のある人が豊かに生きる権利を守ろうとすることに他なりません。
みなさんのご参加をお待ちしています!

タイムスケジュール

13:30 受付

14:00~15:30 第一部「知的財産権とは」
・障害のある人の表現行為・創作活動を取り巻く状況について/岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家常務理事)

・知的財産権について/高島雄一郎(弁護士、登大路総合法律事務所・・・奈良弁護士会所属 登大路総合法律事務所弁護士。平成29年度開催の「障害のある人のアートと著作権に関するセミナー」において講師を担当。)

・いくつかの事例をガイドラインおよびチェックリストと用いて解説/藤井克英(Good Job!センター香芝 ワークプログラム・コーディネーター)

16:00~17:30 第二部「障害のある人の作品の販売と知的財産権」
*パネラー
・高島雄一郎(弁護士、登大路総合法律事務所)

・山下完和(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長・・・1989年から障害者無認可作業所・やまなみ工房作業所にて支援員として勤務。1990年にアトリエころぼっくるを立ち上げ、伸びやかに、個性豊か自分らしく生きることを目的にさまざまな活動に取り組む)

・福江敬太郎(株式会社段々色代表・・・有機野菜の宅配企業を退職し、昨年9月、国産紅茶専門店の中で障害者アート専門ギャラリーを開始。原画の販売を軸に、二次利用商品を企画している。一般社会の土俵で商業展開することで、障害者アートの地位を確立していきたいと考えている)

・藤井克英(Good Job!センター香芝 ワークプログラム・コーディネーター・・・障害のある人の新しい働きかたを提案するGood Job!センターのワークプログラム・コーディネーター。障害のある人の手仕事を生かした商品の開発・発信などを行っている。障害のある人の知的財産権ガイドラインおよびチェックリスト作成メンバー。)

*進行 岡部太郎

質疑応答

 

◎会場に「アートサロン」(自由に作品を展示し、講師陣や関係者、参加者と語り合うことのできるスペース)を設けます。ぜひ関係する施設で作られている作品をご持参ください。展示スペースなどの兼ね合いがありますので、展示を希望する作品の点数・サイズ・形態(絵画、陶芸、彫刻、映像、そのほか)などを、申込時にお知らせください。

 

お申し込み・お問い合わせ(一般財団法人たんぽぽの家 障害とアートの相談室)

*お申し込みは、1)お名前 2)所属・職業等 3)住所 4)電話番号 5)メールアドレス を明記のうえ、artsoudan@popo.or.jp までメールにてお申し込みください。
なお、「アートサロン」に作品をご持参される方は、展示を希望する作品の点数・サイズ・形態(絵画、陶芸、彫刻、映像、そのほか)をお知らせください。

 

*主催:一般財団法人たんぽぽの家 
*平成29年度厚生労働省障害者芸術活動支援事業の一環として開催します。