[終了しました]福祉をかえる「アート化」セミナーin鳥取2018

 

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アートで生きるを考える

日時:2018年3月10日(土)・11日(日)
 ◎申し込み締め切り 2018年3月7日(水) 
チラシ・申込みフォームのダウンロードはこちら  

会場:とりぎん文化会館 展示室(〒680-0017 鳥取市尚徳町101-5) (アクセス)
対象:鳥取県、近隣県の社会福祉施設職員、学生、アーティスト、デザイナー、そのほか関心のある人
定員:100名
参加費:両日参加・3,000円 1日参加・1,500円 *交流会・3,000円
主催:あいサポート・アートインフォメーションセンター  企画協力:一般財団法人たんぽぽの家

「生きることは表現すること」「表現することは生きること」――こんな合い言葉のもと鳥取で毎年アート化セミナーが開かれています。全国各地の障害のある人の芸術文化に関わる人たちが集まり、考え方を深めたり、情報を共有したり、アイディアを分かち合ったりして高め合っています。ほんものの才能はいろんな形で現れる。いくつもの顔を持っている。こんな共通認識のもとで、それらの引きだし方について、あつく話し合っています。

今、障害のある人のアートをめぐる環境は目まぐるしく変化しています。各地で展覧会の開催や、デザイン化された新しい商品の開発、芸術を労働にしていく活動などもさかんに行われています。

今回のセミナーでは、そんな状況のなかであらためて、人が生きることと表現することについて一緒に考えたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。

プログラム

3月10日(土)13:30~17:40

13:00~13:30 受付

13:30~13:40 挨拶、オリエンテーション

13:40~14:30[50分]
基調講演1「人間が人間として生きられる社会の創造」

播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家理事長/奈良)

アートは人間の生命の根源に深く降りていく。なかでも障害のある人たちのアートは「人間とは何か」を問いかけてきます。私たちはその根源的な問いにどう向き合えばいいのでしょうか。

14:30~15:20[50分]
基調講演2「アートを仕事にすることを考える」

原田啓之(医療法人清明会障害福祉サービス事業所PICFA施設長/佐賀)

原田さんは、これまで福岡県にある「アトリエブラヴォ」で展覧会の開催やグッズの開発などに関わって、アートを社会につなげる活動に取り組んできました。2017年夏に立ち上げたPICFAで新たに取り組む、福祉とアート、福祉と医療をつなげる活動についてお聞きします。

15:20~15:30 休憩

15:30~16:00[30分]
レクチャー「何度でも学びたいアートと権利」

著作権に関しての基礎知識を学びます。

16:00~17:00[60分]
トーク「失敗から学ぶアートマネジメント/障害とアートの相談室」

ファシリテーター:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家)

参加者のみなさんからあらかじめ、活動をするうえで困っていること、作品制作の悩み、マネジメントでうまくいかないことなどをお聞きし、解決に向けてともに考えます。ファシリテーターの過去の失敗事例などをもとに、明るく前向きに議論します。

17:10~17:40[30分]
レクチャー「山野将志がYAMANO MASASHIになるまで」

描くことが好きだった少年が、いかにしてアーティストになったのか、いつも身近に接しているスタッフが会場内で展示している「森羅万象:山野将志個展」の開設を行います。

18:30 交流会[会費3,000円]
10日(土)のプログラム終了後、講師との交流会を開催いたします。ご参加ご希望の方は併せてお申し込みください。
会場:カフェ・ソース(鳥取市弥生町227グレースビル2F)
時間:18:30~
会費:3,000 円(当日、交流会受付でお支払いください)

 

3月11日(日)10:00~16:00

9:30~10:00 受付

10:00~10:50[50分]
事例1「地域の活動から学ぶ~おりもんやの挑戦」

山根大樹(NPO法人おりもんやスタッフ/鳥取)
米子を拠点に活動する「おりもんや」。天然素材にこだわる妥協のないものづくりが、県内外でファンを増やしています。ものづくりに対する情熱と日々の実践の様子を共有します。

10:50~11:00 休憩

11:00~11:50[50分]
事例2「表現する:誰もが参加できるアトリエ」

水野浩世(株式会社YELOW/大阪)
自身もアーティストであり、障害のある人の創作活動を支援をしている水野さん。誰もが表現を楽しむためのノウハウを日々蓄積しています。創作する力を引き出し、表現を楽しむ場づくりについて共有します。

11:50~14:00 休憩

☆休憩時間にギャラリートークを行います。ご自由にご参加ください☆

13:00~13:40[40分]
ギャラリートーク

「鳥たちのいえ」で開催中の、「モノが物語る意匠の文化史展」の解説をします。

会場:ギャラリー「鳥たちのいえ」(鳥取市本町1丁目201 ミュトスビル)

 

14:00~14:50[50分]
事例3「伝える:地域のなかのギャラリー」

鯵坂兼光(有限会社スカイ、ギャラリーitohen代表/大阪)
地域で長年ギャラリーを運営する鯵坂さん。障害のあるなしにかかわらず、良いアートを紹介するという意気込みと、地域の人たちの憩いと学びのスペースとして、開かれた場のあり方をお話します。

14:50~15:40[50分]
「コミュニケーションを豊かにする演劇の力」

中島諒人(演出家、鳥の劇場芸術監督/鳥取) 聞き手:大井卓也(一般財団法人たんぽぽの家)
鳥の劇場がたちあげた「じゆう劇場」は、障害のある人とない人が一緒に舞台をつくっています。ひとりひとりの魅力が、演劇で自然と立ち上がってくる、その工夫を聞きます

15:40~16:00 質疑応答、まとめ

 

16:00 終了

 

*プログラムはやむを得ない事情により予告なく変更する場合があります。ご了承ください。

お申し込み方法

電話、ファクシミリ、Eメール、郵送にて、
①お名前、②電話番号、③ご住所、④ご所属・ご職業等、⑤交流会参加希望の有無、⑥手話通訳・要約筆記希望の有無、⑦参加希望日 をご記入のうえ、下記お申し込み先までご連絡ください(お申し込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。

申込みフォーム(チラシ裏面に記載)はこちらからダウンロードいただけます。

*お預かりした個人情報は本セミナーの受付事務のみに使用いたします。

お申し込み・お問い合わせ先|あいサポート・アートインフォメーションセンター
〒682-0821 鳥取県倉吉市魚町2563 TEL/FAX:0858-33-5151 ※土日祝休み 
E-mail info.artcenter@ncn-k.net