【終了しました】障害者アートと著作権・座談会

「障害者アートと著作権〜『コモンズ』から考えるアートの可能性」
座談会〜水野祐さんを囲んで〜

障害のある人のアート活動に取り組むうえで、著作権を考えることは豊かで幸福に生きる権利と深くつながっています。
私たちは、これまで「障害者アートと著作権について考えるセミナー」で、法律の専門家とともに、著作権や所有権などの基本を学び、事例をとおして考えてきました。
そのなかで、法律は私たちの権利を守るだけでなく、発展させていくためにあること、また法律は堅苦しく、専門家でないとわからないものではなく、お互いの合意やコミュニケーション、解釈によって変えていくことができるものであることを学んできました。

book_fb今回は、『法のデザインー創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)の著者の水野祐さんを囲んで、これまで障害者アートと著作権について学んできたスタッフから質問をさせていただきながら、「オープンソース」や「コモンズ」といった概念を通して、表現をより発展させ、社会に広げていく視点について考えます。


クリエイティブ・コモンズの“共有”の考えには、一定のルールを守ると、表現を使う・改変することで創造性を発展・促進させる、または使用・改変を禁止することで創作性を保護することが提案されています。
クリエイティブ・コモンズについては、こちらをご覧ください。https://creativecommons.jp/licenses/#licenses
自由に使えること、使えないというルールを表現、シェアするとはどういうことか、ぜひこの機会にみなさんと一緒に考えたいと思います。みなさまのご参加、お待ちしています!

*厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業

 

日時:2017年11月20日[月]18:00~19:30 (17:30~受付)

会場:Good Job!センター香芝 (アクセス)

講師:水野祐さん
弁護士(シティライツ法律事務所)。Arts and Law代表理事。クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(リーガルデザイン・ラボ)。京都精華大学非常勤講師。FabLabJapan Networkにも所属。IT・クリエイティブ・まちづくり分野の法務にも従事しつつ、官公庁で委員会の委員やアドバイザーなども務める。

参加費:1,000円(お茶つき)

対象:社会福祉施設職員・学生・アーティスト・そのほか関心のある人

定員:各回20人(申込順に受付。定員になり次第、締め切らせていただきます。)

お申込み方法:
電話、ファクシミリ、Eメールにて、①名前、②住所、③電話番号、④E-mailアドレス、⑤所属・職業等、⑥参加希望の回を記入のうえ、下記申し込み先までご連絡ください(お申し込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。*お預かりした個人情報は本セミナーの受付事務のみに使用いたします。

【一般財団法人たんぽぽの家 障害とアートの相談室】
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055 Fax.0742-49-5501
E-mail.artsoudan@popo.or.jp http://tanpoponoye.org/