【終了しました】福祉をかえる「アート化」セミナー@新潟

art_ka_flyer_1203

◆EXHIBITION◆
新潟・滋賀・大阪の障がいのある人の表現展 2016年1月15日(金)-17日(日)

◆SEMINAR◆
福祉をかえる「アート化」セミナー 日時:2016年1月16日(土)

◆場所◆ 新潟県民会館(アクセス) (〒951-8132 新潟市中央区一番掘通町3-13)

2011年より新潟で行ってきた「福祉をかえる『アート化』セミナー」。これまで、障がいのある人とともにアート活動を行うことの意義や、社会に表現をアウトプットしていく方法などを、参加者のみなさんと共有してきました。
障がいのある人の表現は近年、より注目を集めるようになりました。しかし、その表現は絵画、立体造形やテキスタイル、演劇やダンスなど、ひとつのジャンルにとどまるものではありません。そこで今回は、新潟・滋賀・大阪の障がいのある人たちの作品を紹介し、アートのカテゴリーを軽やかに飛び越え、まったく新しい扉をひらくような、表現の多様性を体感する展覧会を開催します。
あわせて、先進的なアート活動を行う団体より講師を招き、ギャラリートークとセミナーを行います。
障がいのある人の表現を社会にひらき、社会をより豊かなものにしていく。そのための考えや方法について感じ、学び合います。みなさんの積極的なご参加をおまちしています。

◎「アート化」セミナー参加のお申し込み方法◎ 
「新潟市役所コールセンター」に電話(025-243-4894)またはE-mail(4894call@call.city.niigata.jp)、FAX(025-244-4894)で次の事項をお伝えください。
・申込開始:12月15日(火)より  ・申込締切:1月6日(水)まで
1)1月16日のセミナー参加希望 2)住所 3)氏名 4)連絡先電話番号 5)所属団体(施設・学校など)

◎問い合わせ先◎ 新潟市福祉部障がい福祉課 tel:025-226-1237  fax:025-223-1500

主催:新潟市  企画:一般財団法人たんぽぽの家

————————————————————

artka-niigata02

◆EXHIBITION 展覧会◆ 新潟・滋賀・大阪の障がいのある人の表現展
日時:1月15日(金)13:00-17:00・16日(土)9:00-17:00・17日(日)9:00-13:00

◇出展
・アートキャンプ新潟(新潟)
「ひとや作品を発掘する」「発表する場をつくる」「創ることを共に楽しむ」「発信する」ということを軸に、新潟の障がいのある人の創作・創造活動を支援する団体。年1回の大規模な展示・販売イベント、福祉事業所への訪問、常設展示場の確保など、さまざまな活動を行い、新潟に新たな文化が芽生えることをめざしている。
・やまなみ工房(滋賀)
滋賀県甲賀市を拠点に活動するアトリエ。粘土・絵画・刺繍・織りなどの創作をはじめ、PR-yのプロデュースによるファッションレーベルの立ち上げや、やまなみ工房のアーティストが被写体となった写真集の発刊など、現在は世界各地へ活躍の場を広げている。
・アトリエコーナス(大阪)
あべのハルカスの近く、住宅街の一角にある築80年の町屋を改築してつくられたアトリエ。メンバーの作品は、公募展での受賞、パリのギャラリーでの展示など、国内外で評価を受けている。アトリエは創作の場としてだけでなく、町の集会に使われるなど日常的な交流の場となっており、つねに地域に開かれた場となっている。

◇ギャラリートーク
日時:2016年1月15日(金)15:00-16:30
・世界のアート/角地智史(アートキャンプNiigata事務局/新潟)
・世界のYAMANAMI「愛と変容」/山下完和(社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長/滋賀)
・町屋から生まれたアート/白岩高子(NPO法人コーナス アトリエコーナス施設長/大阪)

 

◆SEMINAR セミナー◆ 福祉をかえる「アート化」セミナー
日時:2015年1月16日(土)10:00-15:50

進行:森下静香(一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)

◯講演 障がい者アートを「ひらく」 (10:00-11:00/60分)
田野智子(NPO法人ハートアートリンク代表理事/岡山)
近年、注目を集めている障がいのある人の表現。90年代から、アーティストや高齢者など、多様な市民が出会い、繋がり、感性を交換する場を提供してきた実践をお聞きし、新たな文化の可能性を探ります。

◯セッション1 福祉の〝扉〟を「ひらく」 (11:10-12:20/70分)
山下完和(社会福祉法人わたぼうしの会 やまなみ工房/滋賀)
白岩高子(NPO法人コーナス アトリエコーナス施設長/大阪)
福祉の名のもとに立ちはだかる扉。それは、地域、人、行為、などさまざまです。ファッション業界へ進出し海外で高い評価を得ながらも、地域に根付いて活動を続けているふたつの施設の事例をもとに、これからの福祉のあり方を考えます。

◯休憩 (12:20-14:30/70分)

◯セッション2 地域を「ひらく」 (13:20-14:30/70分)
武田和恵(NPO法人エイブル・アート・ジャパン東北事務局/宮城)
角地智史(アートキャンプ新潟事務局/新潟)
自然災害、高齢化、過疎化など、日本の各地域では多くの課題を抱えています。そこで、アートの持つ根源的な力が見直されています。地域の問題に真摯に向き合い、取り組みを続けてきた事例をお聞きし、今後の地域のあり方を考えます。

◯セッション3 「ひらく」マネジメント 〜意識づくり、仲間づくり、モノづくり、仕組みづくり〜 (14:40-15:50/70分)
柴崎由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事/東京)
小林あかね(企画制作室Bridge/新潟)
障がいのある人のアートがもつ、得も言われぬ力。その魅力が多くの人へ届くよう、福祉施設スタッフだけでなく、デザイナー、行政や百貨店、販売店など多くの人が関わって、商品や製品が開発されています。新潟、東京、宮城でマネジメントに取り組む事例から、人やモノが繋がり、仕組みができるまでを考えます。