日本ボランティア学会、作家の平野啓一郎さんが特別講演

たんぽぽの家に事務局を置く「日本ボランティア学会」が、6月25日(土)?26日(日)、立命館大学(京都市北区)で大会を開きます。テーマは「不条理な世界、にもかかわらず」。3.11からの早期復興を祈りつつ、新しい市民社会像を語り合います。

特別講演に、作家の平野啓一郎さんが来場。また、グローバルに活動するフォトグラファや、東北大震災の被災当事者など、多様な立場から世界と向き合う人たちにご参加いただきます。だれでも参加できるオープンな学会で、現在参加者を募集中。詳しくは、学会のウェブサイトをご覧ください。

ウェブサイトはこちら

 

日本ボランティア学会2011年度大会

不条理な世界、にもかかわらず

──遠いところ、弱いところ、小さいところへ/から

会期
2011年6月25日(土)-26日(日)
会場
立命館大学 衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町)
実施主体
日本ボランティア学会2011年度大会実行委員会
【1日目】
エクスカーション 立命館大学国際平和ミュージアム
特別講演 〈今、ここ〉を生きるということ

社会を覆う閉塞感の中、私たちはどのように希望を見出すことができるのでしょうか。小説を通して現代人の生きづらさを見つめ続ける平野啓一郎さんと共に、絶望的な状況においてもなお世界を肯定し、他者とともに未来を創造するための〈今、ここ〉を見つめます。

平野啓一郎さん近影(公式サイトより/撮影:斎門富士男)平野啓一郎(作家)

1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。1999年、在学中に『新潮』に投稿した『日蝕』で芥川賞受賞。2008年『決壊』で芸術選奨新人賞を、2009年『ドーン』でドゥマゴ文学賞を受賞。 他の著書に『葬送』『顔のない裸体たち』『かたちだけの愛』など。関連サイト→公式ブログ
パネルディスカッション「遠いところ、弱いところ、小さいところへ」
【2日目】
一般演題
グループディスカッション「遠いところ、弱いところ、小さいところから」
  1. 私にできることは、なんだろう。-学生がみたTOHOKU
  2. 3.11以後の日本と私たち-今、何が起こっているのか
クロージングセッション
まとめにかえて