たんぽぽ通信 Vol.85 

01 第7回HANAまつり開催しました!!

 

 4月17日、快晴の中今年もたくさんの方々にお越しいただいたHANAまつり!エスニック料理や楽食からの食べ物ブース、体験コーナーや雑貨の販売など盛りだくさんな一日となりました。今年はコスプレ集団も登場し会場はにわかに盛り上がりをみせました。 今回、HANAまつり実行委員をしていただいた伊藤洋子さんからメッセージをいただきましたのでご紹介します。『今年のHANAまつりも、とても気持ちのよい春の陽射しがいっぱいの1日となり、家族連れなど大勢のお客さんでにぎわいました。出店が昨年より更に13ブース増え、今年はわたぼうしホールやHANA 前も会場となりました。年を追うごとに来場者も増え、HANAまつりが地域の皆さんに定着してきたようで、嬉しい思いです。これからは、さらに手作りの良さ、あたたかさ、作り手の気持ちが伝わるHANAまつりをめざして、そしてたんぽぽにしかない手づくり市となれるよう、工夫を重ねていきたいと思っています。ご参加ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。』(HANAまつり実行委員 伊藤洋子)   

HANAまつり会場 ワークショップに参加する子どもたち沢山の人でにぎわう会場

  

02 毎年恒例 HANAのお花見!

 

今年は平城宮跡に行きました 当日まで桜がもってくれるかハラハラしましたが、散りぎわながらもかろうじて見頃、しかも快晴♪♪♪絶好のお花見日和となりました。(きっと、みんなの日頃の行いがよかったのでしょうネ)さて、お花見会場では、降りしきる桜吹雪に酔いしれる人もいれば、こっそり持ち込んだお酒に酔いしれる人もいたり、桜には目もくれず、たんぽぽ摘みに夢中の人がいたり…それぞれが、それぞれに楽しんでいたようです。でも、みんなが一番心待ちにしていたのは、やっぱりお弁当タイム\(^o^)/\(^o^)/満開の桜の下でいただく花見弁当は、格別のおいしさでした♪(仲井)

平城京跡にて おもいおもいに桜を楽しむ

 

03 アメリカに行ってきました!!!

 

会場にて

 

 

 

3月30日から4月2日に米国・タンパコンベンションセンターで開催された全米陶芸教育協議会(NCECA)主催のコンペティションに参加をしました。HANAからは、アートアドバイザー・清水啓一氏とスタッフ・藤井が渡航。「障害のある人の可能性をひらく陶芸活動」をテーマに、HANAの障害のあるメンバーとプロの作家の協同による創作事例とその意義について発表しました。45回続く大会で、障害のある人の創作事例が発表されたのは初めて!ということでした。また、大会は約70のテーマで世界的に活躍する作家の創作事例の発表やデモンストレーションのほか、ギャラリー展示などがフロリダ州の広範囲・約50ヶ所で開催され、総勢約30,000人以上が参加し、街のいたるところで賑わいをみせていました。今回の渡航に関してご協力いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。(藤井)

04 HANAギャラリーに、ロディ―がやってきた♪

アートセンターHANAギャラリー 5月の展覧会のご案内「WHITE RODY PROJECT」

会期 5月14日(土)~6月4日(土)日・月休日
※5月29日(日)は春咲きバザール開催のためオープン
11:00~17:00

 子どもたちの人気者、ロディをご存知ですか?「真っ白なこころでアート」をテーマに、エイブルアート・カンパニーのアーティストが描きおこした様々なロディを展示。会場ではかわいいがま口やバッグなど、WHITE RODYグッズを限定販売します。関連企画としてキットパスでロディを描こう! 5月28日(土)11:00~15:00 キットパスは、つるつるしたガラス面などにスムーズに描いて水拭きで簡単に消せる体にやさしい固形マーカー。春咲バザールの買い物帰りに、ちょっと立ち寄ってください。ギャラリーの大きなガラスにロディを描きませんか?(岡部)

主催:(株)ジャミー、(株)パルコ、エイブルアート・カンパニー協力:(株)パルコ吉祥寺店、エイブル・アート・ジャパン(A/Agallery)、たんぽぽの家アートセンターHANA

05 A/A gallery 第8回企画展澤井 玲衣子 展

 

展覧会ダイレクトメールの作品

 

2011年5月18日(水)~ 6月26日(日) 火曜休廊 11:00 ? 19:00

東京のA/Agalleryにて個展「澤井玲衣子展」が開催されます。 A/A galleryは、障害のある作家の作品を専門に扱う日本初のコマーシャルギャラリーです。今回は、澤井さんの水彩画から墨を使った表現、油彩などの作品が展示販売されます。澤井さんの力強い作品が、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
お時間あれば、是非足を運んでいただければと思います。 (松田)

A/A gallery

〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アーツ千代田3331 #208 エイブル・アート・ジャパン内 (旧練成中学校)
TEL.03-5812-4622 FAX.03-5812-4630 www.ableart.org  

06 第36回わたぼうし音楽祭への道 Vol.2

「作詩の部」の選考会が行われました。

今回は全国から467作品もの応募が寄せられ、難航した選考の結果、入選詩8編が決定しました。現在、実行委員会では、入選詩にメロディをつける「作曲の部」、詩とメロディをセットで応募する「作詩・作曲の部」の作品を募集しています。あなたのメロディで、第36回わたぼうし音楽祭を演出してみませんか! 
たくさんのご応募、お待ちしています!   (浅井)


「作詩の部」入選詩、「作曲の部」「作詩・作曲の部」応募方法などはたんぽぽの家のホームページ、または応募要項をご覧下さい。→http://tanpoponoye.org/info/2011/02/36.html           

07 新コーナー HANA?ほっとひといきすてきなお店

たんぽぽ通信今号よりたんぽぽの家・アートセンターHANAの商品を置いていただいているお店を紹介する新コーナーが登場します。
アートセンターHANAでは日々、絵を描いたり、商品をパッケージして仕上げたり、それぞれのメンバーができる仕事をしています。そんなHANAで出来上がった商品を、いろんな出会いをきっかけに置いていただいているお店が全国にあります。これから1店ずつみなさんに紹介していきたいと思っています。
第一回目は 京都の北白川にある「ちせ」。
京都のゆったりお散歩道「哲学の道」の西にあるおしゃれな街北白川。そにある、ちいさなパン屋さんです。「ちせ」はアイヌ語でお家だそう。窓から見える店内には、国産素材にこだわったおいしい焼き立てパンや、手作りのジャムが並びます。あったかい光にさそわれてついつい入ってしまう、お家のような雰囲気のお店です。2階の雑貨スペースには、手編みのとんがり帽子、ひとつずつ丁寧につくられた生き物の結晶のような彫金アクセサリー。そんな中にたんぽぽの家の「おしゃれバード」「おしゃれにゃん」を並べていただいています。京都に行かれた際には、ぜひどうぞ。うきうきする手作りの商品とお店、そしてあたたかい笑顔の店員さんが迎えてくれます。 (北野)


ちせのHPはこちら(地図もご覧いただけます)   

 

 

 

08 ホームだより ホームプチプチプチ講座+コットンクラブコリアンデーな休日!

3月21日(月)ケアスタッフさんにちょっとした講師になってもらって皆で楽しむことを目的としたプチ講座を開催しました。今回は韓国通のケアスタッフさんの手ほどきを受けながら作る料理教室。
のり巻やチャプチェ(春雨の和え物)、チヂミなどを作りました。チャプチェやのり巻は韓国ではお祝いや遠足の時に作るものだとか。こんな小ネタも教えてもらいつつ、みんなで味見をしながらの2時間でした。
その後コットンクラブを開店し、マッコリを片手に料理やキムチを食べつつ韓流トークに花を咲かせました。壁一面に韓流ポスター、広い壁にはドラマを映し、どっぷりつかったコリアンデーとなりました。(松尾)

~講師になって下さった方からのコメント~

みんなに手伝ってもらい、メンバーさんも「自分も作ったよ」と言いながら食欲も増し、マッコリに頬を染め、ちょっと食べすぎ、飲みすぎのひと時でした。

09 東日本大震災におけるたんぽぽの家での復興支援について

このたびは、たんぽぽの家が実施させていただいております救援活動に、いちはやく御協力いただきまして、本当にありがとうございます。
スタッフの柴崎を始め、戸上、三輪竜郎、森下、竹谷が現地に入り、これからたんぽぽの家が何をしていくことができるのか、何をすべきなのかを現地でのボランティア活動を通して息の長い支援ができるように様々な方法を考えています。
急なお願いにもかかわらず、下着類や文房具類、おもちゃ、ぬいぐるみ、辞典、化粧品など、被災地の直接の要望に短期間で答えることができました。本当にありがとうございました。
皆さまの温かい行動に、心より感謝申し上げます。次号より、現地に赴いたスタッフからの報告レポートを随時掲載予定です。(家令)

たんぽぽの家が実施した活動 

〈救援期〉生活の再建に向けて、今、そのときに必要としているものを直接提供していきます。
・義捐金の募金活動を行い、日本赤十字社にお渡ししました(3月12日~/51,649円)
・宮城県石巻市のNPOや青年会議所、宮城県内在住のボランティアと連携し、避難所や自宅避難者が今、そのとき必要としているものを直接届けています。下着・靴下・介護用品・ゴム手袋 など。(3月24日~継続中)
・石巻市にある福祉避難所(障害のある人とその家族が避難)に介護スタッフを派遣しました。(4月6日~10日)
・宮城県特別支援教育の関係者と連携し、おもに沿岸地域にある特別支援学校の児童のニーズ調査を行い、必要時には支援を行う準備をしています(4月10日~)
・ぬいぐるみ/文房具類を仙台市で活動する「外国人の子どもサポートの会事務局」から南三陸町の避難所で生活する約30名の小学生から高校生までの子ども達のために送りました。(4月28日着)